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創春館新聞 「さんぽみち」

 平成12年11月号

 11月号 もくじ
*********** 今月のトピックス ***********
●みんな頑張った!秋の大運動会 happa
●ハーモニカの音色ににっこり
●土屋さん歌集『紅の葉』を出版
*********** 名倉院長の健康豆知識 ***********
アルツハイマー病について
*********** おしらせ ***********
新しい職員が加わりました
*********** 11月の行事予定 ***********
*********** 編集後記 ***********



みんな頑張った!秋の大運動会!

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通所リハビリ
 通所リハビリでは10月13・14・15日の3日間、運動会を行いました。
 大会の半月前からレクリエーションの時間を利用し、看板やボンボン、応援道具、玉入れの玉、地引網競走の道具などを、 利用者と職員が協力して制作に励み、運動会気分を盛り上げてきました。
 大会当日はまず院長先生の開会の挨拶に始まり、次に利用者を代表して2名の方による選手宣誓が声高らかに宣言され、ラジオ体操の後、 紅組と白組に別れて協議が開始されました。
 競技は玉入れ、重い段ボールをみんなで引く地引網競走の団体競技と、パン食い競走、借り物競走の個人競技が行われ、 いつにない真剣な表情で競技に取り組んでいらっしゃいました。その後、各組の団長と職員が中心となり、応援合戦が繰り広げられ、 両組とも甲乙つけがたい盛り上がりをみせました。最後に職員対抗によるリンゴの皮むき競走とジャンケンゲームが行われた後、 炭坑節をみんなで一緒に踊り閉会となりました。
 翌週、院長先生から運動会で特に活躍した人に賞状が授与され、運動会のすべての行事が終了しました。 来年もまた楽しい運動会が開催できるよう、皆さんと協力しあい、頑張りましょう。

 

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療養棟

 10月25日、2階ホールにて『第3回創春館大運動会』が開催されました。
 開会の挨拶、院長先生の挨拶、「がんばりまーす」の言葉がとても印象的な新井カオルさんの選手宣誓に続き、ラジオ体操……ラジオ体操は 「皆さん何年ぶりにやるのだろう?」といった感じで、少々とまどっているようにも感じられました。
 いよいよ競技の開始です。チーム対抗(利用者全員参加による)玉入れを行いました。赤・白・黄・緑の4チームに別れ、 1チーム16名前後の利用者とスタッフの応援団長、副団長が一致団結し、白熱した闘いとなりました。
 次はパン食い競走です。3試合まで主に車椅子の方に参加していただき、利用者同士で対決しました。 車椅子をこぐのが早くてもパンを上手く取れず悔しい思いをされた方、「大好きなパンが食べられる!」と張り切られた方、 走るのに一生懸命になりすぎてパンを取り忘れた方……チームの代表として出られた選手の方は様々だったようです。
 結果、優勝したのは『黄色チーム』でした。チーム代表として田村さんがトロフィーを受け取り「ありがとうございます」と一言。 くす玉が割られ、中から『日本一』の文字が。笑顔の方、思わず涙してしまう方、いつもより体を動かして疲れた表情の方… と皆さんの表情は様々でした。しかし勝敗に関係なく「楽しかった」との言葉をたくさん聞くことができました。 チームや競技中の写真をたくさん撮らせていただきました。写真は2階廊下に張り出す予定になっておりますので、ご覧になって下さい。 皆さんのステキな笑顔が見ていただけると思います。
 


ハーモニカの音色にみんなにっこり

 10月11日、デイルームにて地域ボランティアの方々によるハーモニカの演奏会が行われました。
会場には通所リハビリの方をはじめ、療養棟の入所者の方も会場に訪れ、ハーモニカの演奏を鑑賞されました。 演奏前に1曲ごとにわかりやすい説明があり、参加者の皆さんもハーモニカの演奏に合わせて手拍子をしたり、歌を歌ったりして楽しみました。 最後の曲が終わっても、会場からアンコールの拍手が鳴りやまず、拍手に答えて数曲演奏してくださいました。
 今回の演奏では独奏や合奏、変わった大きさや色々な種類のハーモニカの演奏が行われ、その度ごとに詳しく説明していただいたので、 沢山のハーモニカの知識を得ることができたようです。
 1時間ちょっとの演奏会でしたが、ハーモニカの優しい音色と懐かしい曲の数々に、 参加された利用者の方々はとても良い表情をされていました。

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土屋さんが歌集『紅の葉』出版 

療養棟に入所中の土屋君代さんが、以前からの趣味を活かして歌集を出版されました。ご家族の方が「卒寿のお祝いに」 と作成されたそうです。本の題名は『紅の葉(べにのは)』。とても奇麗な写真で飾られています。ぜひ、 皆さんにも読んでいただきたい一冊です。作者土屋さんにお話をうかがいました。 

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▼:『紅の葉』ご出版おめでとうございます。
土屋さん:ありがとうございます。 若い頃から書いていますが、先生もなく、いつも一人で書き留めておいたもので、上手にできたものではありませんから、 読んで頂けて有り難いと思います。
▼:この本を作られた事で、一番の苦労はどんなことでしたか?
土屋さん:一番悩んだのは、誤字が多いことでした。自分では思ってもいない事だったので、幾晩か眠れない日が続いてしまいました。
▼:この本はお孫さんの装丁とのことですが、とても奇麗に仕上がっていますね。
土屋さん: 本当に。孫が作ってくれて、二人でこの1冊ができたことをとても喜んでおります。
▼:最後にこの本の制作にあたっての感想をお願いします。
土屋さん:私は、 一人で楽しんでいればそれでいいと思っていたので、本当は本を作るなんて思ってもいませんでした。 でもせっかく息子達が言い出してくれたので出版させていただく事になりました。今は本当に良かったと思っています。想い出になりますから…。


  母の手
  子供達を次ぎ次ぎに
  抱っこしたりおんぶしたり
  大きくしてきた
  この手
  小さくて節くれだって
  傷だらけのこの手
  皆んなが次ぎ次ぎに大きくなって
  思い思いに巣立っていく日
  人知れず涙を拭いた
  この手、母の手
            『紅の葉』より抜粋
 

 名倉院長の健康豆知識 

【アルツハイマー病について】 
 日常診察中、患者さんから「最近、 物忘れがひどくなったんだけど、アルツハイマーでは?」という質問を受けることが多くなりました。 アルツハイマー=地方という意味で使っているのだと思いますが、ここでアルツハイマー病について簡単に説明したいと思います。 地方には大きく分けてアルツハイマー型痴呆と脳血管性痴呆の2種類があります。2つを分ける特徴的な事は、アルツハイマー型では、 麻痺や感覚障害、歩行時のふらつき等の症状を起こさないことです。したがって、脳梗塞の発症にともなって生じてきた痴呆症状は、 アルツハイマー病型痴呆では無いと考えることができます。
 最近、アルツハイマー病の早期診断、早期治療が大切になってきました。しかし、 医療関係者でも臨床的な特徴からアルツハイマー病の早期診断をするのは難しいのですが、日常的な側面で家族の人が見出すためには、 以下の点に注意してください。
 (1)今日は何年何月何日、もしくは何曜日等の時間の見当がつかなくなること。
 (2)数分もしくは数時間前に覚えたはずのものが思い出せないこと。
 以上(1)(2)はアルツハイマーでも極めて早期で軽症の健忘症候群の時期といえます。しかし、次に被害妄想、 特に物盗まれ妄想が生じてきた時には、大いにアルツハイマー病を疑ってください。
 アルツハイマー病は原因不明で誰にでも起こりうる病気です。早期に見つけるためには、いつか私も、 いつか自分の家族にもという用心が大切でしょう。



おしらせ 新たに職員が加わりました! 

新たに職員が加わりましたので、紹介いたします。

■新入職員アンケート
1)名前:常木尚子 2)配属先:通所リハビリ介護員 3)趣味・特技:だんべえ踊り 4)創春館の第一印象:建物はきれいで広い。 職員の人も若くて明るい。キビキビお仕事をしている。 5)自分の性格を動物に例えると?:のんびりゆっくりしているから牛かな? 6) 利用者の皆様に一言:皆さんの顔と名前を早く覚えて、反対に私の名前と顔を覚えてもらいたいです。 そして皆さんが創春館を楽しみに来館できるようにお手伝いができたらと思います。 
 

 

11月の行事予定

 

療養棟
デイケア
9日  買い物ツアー
15日 誕生日会
16日 ドライブ
中旬から下旬 もみじ狩り・県庁見学
8~11日 もみじ狩り
11日  うたとお話の会
17日 うたとお話の会
18日 ちぎり絵教室
27日 うたとお話の会

 

編集後記

創春館新聞「さんぽみち」11月号はいかがだったでしょうか?
今回は運動会の記事を掲載してみました。年に一度の運動会、皆さん楽しんでいただけたでしょうか?療養棟では1日、 通所リハビリでは3日間にわたって開催されましたが、普段は足腰が痛いと言っている利用者の方々も、 この日ばかりは痛みを忘れ真剣に競技に取り組んでいました。皆さんとても輝いて見えましたよ。 来年もまた一緒に運動会で盛り上がりましょうね。
 さて、ここ何ヶ月か新聞委員の諸事情やパソコンの具合により『さんぽみち』の発行が遅れ気味です。この場を借りて深くお詫び申し上げます。 来月号からはまた気合いを入れ直して頑張りますので、皆様、宜しくお願いいたします。