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創春館新聞 「さんぽみち」

 平成13年6月号

 6月号 もくじ

*********** 今月のトピックス ***********
端午の節句に柏餅づくり
お母さん、ありがとう! ~母の日のイベント~
*********** 名倉院長の健康豆知識 ***********
乳癌の話
*********** 投稿作品 ***********
*********** 6月の行事予定 ***********
*********** 編集後記【あしあと】 ***********
  
 

 

端午の節句に柏餅づくり

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 端午の節句の行事として、グループホームあかしあの里、デイサービスわきあいあい利用者合同で、柏餅を手作りしました。
 普段はつい買って済ませてしまう柏餅も、案外簡単に作れる物なんですね。材料は上新粉、白玉粉、砂糖、あんこ、柏の葉。作り方は、
1)上新粉と白玉粉を混ぜた物にお湯を入れ、砂糖を加えて耳たぶくらいの硬さに練る。
2)1を蒸す。
3)蒸し上がったら、直径10~15センチくらいに円く薄く伸ばす。
4)真ん中にあんこを入れ二つにたたみ、柏の葉で包む。
5)再び蒸し器に入れて蒸す…………できあがり!
皆さんも是非作ってみてください。
  さて、私達が作った柏餅の出来はどうだったでしょうか?
まず午前中は、円く薄く伸ばし、あんこを入れて蒸すまでの作業をしました。スタッフが上新粉に入れるお湯の量を間違ったのでしょうか、 何故か硬くて、伸ばしても伸ばしても、なかなか伸びません。みんな必死な顔で、スプーンを使ったり手の平で押したりと、 やっとも思いで薄く伸ばしました。「本当にできるのかな?」なんて、少し不安な声も……。頑張ってお腹が空いたのか、「ちょっとお味見」 と隅っこを食べる人、間にあんこをはさんでもらい、また「ちょっと味見」なんていう人も………。 そして柏餅はみんなに見守られて再び蒸し器の中へ………。
 午後、蒸し上がった柏餅に柏の葉を巻き、おやつの時間に登場しました。思ったよりおもちが軟らかく、柏の匂いもほんのり香り、 売っている物に引けを取らない出来栄えでした。なんだかんだ言っても、手作りの物は美味しい! 無事にできあがった柏餅に、 みんな笑顔で舌鼓を打っていました。
 


 

お母さん、ありがとう! ~母の日のイベント~

療養棟
 5月に入り、暖かい日も多くなって、過ごしやすい季節となりました。
 療養棟では、5月13日に母の日感謝の会を行いました。入所者の皆さんに、 「いつまでも女性らしさを忘れずに素敵なお母さんでいてください」という気持ちを込め、 日頃はなかなかできないお化粧やマニキュアをしていただき、記念写真を撮ったり、 男性の方からは女性の方へのプレゼントとしてカラオケを歌って頂いたりしました。
また職員からのプレゼントとして、母の日にまつわる詩の朗読、 そして手作りのカーネーションの置物とメッセージカードを皆さんに贈らせていただきました。
 入所者の方の中には、涙を流される方や、「今日の涙はダイヤモンド!ありがとう!」という素敵なコメントを下さる方など、 皆さんにとても喜んで頂けてようでした。私達職員も、日頃忘れてしまいがちな感謝の心を再確認できたような気がします。
 若い頃、そして現在にわたって家族のために全力で頑張ってくれているお母さんに、感謝感謝です。お母さん、ありがとう!

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通所リハビリ
 5月12日、通所リハビリでは母の日のお祝いとして「カラオケ・かくい芸大会」が開かれました。今回は母の日のイベントということで、 女性の方のみの披露となりました。カラオケでは自慢の歌声を、かくし芸ではハーモニカや大正琴の演奏、 化粧をしてのドジョウすくいなどを披露してくださいました。他の利用者の方も一緒に歌ったり、笑ったりと楽しく過ごされていました。その後、 利用者と職員みんなで炭坑節を踊り、盛り上がりました。最後に職員から歌と手作りのカーネーション、メッセージカードが贈られ、 皆さんとても喜んでおりました。
 当日かくし芸や歌を披露された方々は、数週間前から練習を重ね、当日は着物に着替えたりと、私達職員も驚かされました。利用者・職員共々、 楽しく過ごせたイベントとなりました。そして最後に「お母さん、ありがとう」

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名倉院長の健康豆知識

【乳癌の話】  nyugan
  私の信頼する同期の外科医が、今年中に乳癌検診を中心としたクリニックを開業予定しています。 乳癌を専門とするクリニックは未だ数が少なく、できれば近くで開業して欲しかったのですが、 残念ながらさいたま市の近くで開業するとのことです。
 近年、わが国では乳癌の罹患患者数の増加が続いています。その主な原因は食べ過ぎ、特に動物性脂肪の摂りすぎといわれています。その他、 乳癌にかかりやすい人は、出産数が少ない人、初産年齢が高い人、授乳期間が短い人などといわれております。したがって、 肥っていてこれらの条件に合う人は注意が必要です。
 私の友人は、乳癌の早期検診(触診と画像診断)を得意とし、身近なクリニックで早期に乳癌を見つけたいと意欲に燃えています。
 風呂に入った時など、じっくり鏡の前で乳房の対称性・変形・乳頭・乳房及慮の変化を観察、触診し、少しでも変なところがあると感じたら、 積極的に専門医で受診することが大切な時代になってきています。 


 

投稿作品

『男の激情』   滑倉堅男
 人の一生という長い時間の経過の中で、つかの間のきらめくような経験、何回も何回も思い出しては、 心がほのぼのと温かくなるような思い出はそんなに多くはありません。「サッちゃん」との一日の出来事は、そんな思い出の一つです。
 舞台は淡路島が東に遠望できる明石市の小高い場所です。あれは確か私が小学校1年生で、「サッちゃん」が小学校5年生だったと思います。 記憶は変容しているに違いありませんが、目のクリッとした都会的知性を感じさせる、まるで目の前に突然現れた妖精のようでした。
 岡本家が社宅に越してきたその日、岡本幸子さんと私は出会いました。大人達が引っ越しでザワザワしている背景から、 サッちゃんが突然私の目の前に現れ、「この近くに川はないの?遊びに行きましょうよ!」と、そんな風に私を誘ったのです。 突然の美少女からの大胆な提案に、私はその時から夢の中へ入りました。瀬戸内海気候では風は吹きません。川面にキラキラ光る日の光の中で、 私達二人は小石を拾い始めました。「これはね、はちまき石っていうの」、 サッちゃんは真ん中に赤い線の入った石を見つけて私に教えてくれました。「これはおむすび石、これがだんご石、これが……」、 サッちゃんは石を拾い上げては次から次へと石にまつわる物語を話してくれました。
 爽やかな春の風、思いもかけない小石の物語、まばゆいような女の子と並んで座っていること、優しい声の音色、 これら全てのものが私を言葉にならないメルヘンの世界へ誘い、幼い私は生まれて初めて強烈な男からのリビドーを経験したのです。 サッちゃんとの思い出はそれきりですが、何度も思い出しては、甘美な夢に浸ることのできる、大切な思い出の一つです。
 

 

6月の行事予定

 

療養棟
デイケア
グループホーム
デイサービス
6日 誕生日会
14日 買い物ツアー
17日 父の日感謝祭
27日 ドライブ
   (フラワーパーク)
11~15日 おやつツアー
20日 コールポプリ
21日 関さんの音楽教室
25日 誕生日会
28日 誕生日会
30日 誕生日会
他に父の日のイベントを計画
8日 ドライブ
  (渋川スカイランドパーク)

 


 
 

編集後記

 創春館新聞『さんぽみち』6月号、いかがだったでしょうか?
 皆様、当館のホームページをご覧になったことがありますか?6月より『ヘルパステーション創春』『デイサービスセンターわきあいあい』 が新たに追加されましたので、機会がありましたら、是非ご覧下さい。
 さて、6月に入り前橋も梅雨入りしました。毎日はっきりしない天候が続き、気分も体調も湿りがちですね。当施設では、 利用者の皆様に気分だけでもパッと晴れるよう、職員全員で頭を抱えながら色々な企画を検討しております。私達職員は、「外は雨でも、 館内は利用者の皆様の笑顔で雲一つない明るい施設に」をモットーに頑張ります。