HOME > > 平成18年3月号


創春館新聞 「さんぽみち」

 平成18年3月号

 0

3月号 もくじ

********** 今月のトピックス **********
鬼は外!福は内!!
ラウンドダンスってどんなダンス?
あかしあの里・わきあいあい便り
ゆめさき便り
投稿作品
********* 名倉院長の健康豆知識 *********
コダマさんへの手紙
*********** 3月の行事予定 ***********
********* 編集後記【あしあと】 *********



鬼は外!福は内!! ~各部署の節分のイベントより~

療養棟二階
 二月一日、療養棟二階において、節分のイベントを行いました。 まず、節分の由来についての説明があり、その後、年女・ 年男の入所者の方に前に出ていただき、年男代表の方に「招き入れたいこと」「追い出したいこと」を声高らかに宣言していただきました。  その後輪になって豆まきの開始となるのですが、そこに現れたのが凶暴な赤鬼と内気な青鬼!鬼の出現に入所者の皆様の闘志が燃え上がり、 掛け声がかかる前に鬼に豆を思いっきりぶつける方もいらっしゃいました。スタートしてからも、 皆様目を輝かせながら鬼達に豆をぶつけていました。なかには興奮して「鬼は内!」などと言ってしまう方もいて、 大爆笑のうちにイベントが終了しました。 鬼達を勇敢に追い払った皆様。今年は幸多き年になるでしょう。

1-1

 

 
療養棟三階
 療養棟三階では、二月二日に節分イベントを行いました。利用者の皆様に節分の由来の説明をすると「なるほど!」と納得される方もおり、 より深く節分という行事を理解し、身近に感じて頂けたのではないかと思います。 由来の説明後、 司会者の合図で鬼が登場すると利用者の皆様から一斉に歓声があがり、各自が持っていた落花生を「鬼は外!福は内!」と、 声を出しながら楽しそうに鬼に投げつけていました。 今年も鬼を払い、福を呼び寄せ、 利用者の皆様一人一人が健康で素晴しい一年を過ごせるよう心より願っています。

1-2

 

 

通所リハビリ
 通所リハビリでは二月三日節分のイベントを行いました。利用者の皆様に体の中の追い出したい鬼を大声で叫んで頂き、気合を入れた後 「鬼さんこちら手の鳴る方へ」の掛け声に登場した個性的な赤・青・白の三頭の鬼達めがけて「鬼は外ー!」 と豆を力いっぱい投げつけ鬼を退治しました。 また、職員手作りの恵方巻を使った変装ゲームや恵方巻早食い合戦では、 味を楽しむことなく一気にむさぼる変装職員の姿に利用者様の笑顔も絶えず、館内は笑いの宝石箱の様でした。 元気で楽しい節分会を行う事ができました。 


1-3



ラウンドダンスってどんなダンス?

二月二十日通リハのフロアにて初めてラウンドダンスの発表会が行われました。 「ラウンドダンスってどんなダンス?」 と多くの利用者様から質問がありましたが、アメリカから伝わったダンスで様々なステップがあり、 そのステップを覚えるのにも大変そうでしたが利用者様の中には一緒に踊る姿もみられました。また、ダンスの合間には手遊びや「涙そうそう」 などの曲に合わせた体操も含まれ、見せて頂くだけではなく体を動かしながら楽しむ事が出来ました。  教えて頂いた体操を今後リハビリに活かしていきたいと思います。

2



あかしあの里・わきあいあい便り 

A

グループホームあかしあの里III
 あかしあの里IIIでは、二月十四日におやつ作りを行いました。 たこ焼きの要領で、ホットケーキの生地にチョコレートを入れて作りました。皆さん、 率先してチョコレートを入れたりひっくり返したりと楽しんでおやつ作りに励んでいました。 自分達で作ったおやつは一段と美味しい様子で、 皆さんとても喜ばれていました。


グループホームあかしあの里I
二月十日に敷島公園へドライブに行って来ました。 二月のせいか人は少なかったのですが、穏やかな暖かい散歩日和でした。一台の車椅子は入居者の一人に押して頂き、あと二台はスタッフが押し、 敷島公園内の松林の中を散策しました。バラの消毒をしていた為、バラのアーチを右に折れ孔雀を見て、 松ぼっくりを拾いながら来た道を通り帰りました。 久しぶりのドライブでしたので、入居者の方も気分転換になられたと思います。 「とても良かったよ。」と言って下さったことがとても印象的でした。


グループホームあかしあの里II
 あかしあの里IIでは、 二月十四日と二月十九日に買物ツアーを行いました。「百円ショップ」にて日常で使うお箸や湯のみ等を自分で選んで頂き買ってきました。 二日目は「TUTAYA」で実用書や小説を見て回り自分の好きな本を買ってきました。 お店に入ると目移りさせながら真剣にそれでいて楽しそうに選んでいる姿がとても印象的でした。 普段はなかなか買物へ出ることがなく、 店内を見て回ることが新鮮だった様です。 この企画は思ったよりも好評でとても喜んで頂けた様でした。 又この様な機会をつくって行きたいと思います。


デイサービスわきあいあい
 デイサービスわきあいあいでは、 二月十四日にバレンタインデーのイベントとしてチョコレート作りを行いました。目の前で湯せんをしてチョコレートを溶かしていると皆さん、 珍しそうな表情で眺めていました。溶かしたチョコレートを型に入れ、利用者の方々にトッピングをして頂きました。 可愛く出来上がったチョコレートは、利用者の方にそれぞれ持って帰って頂きました。 女性の利用者の方々は家で息子さんやお婿さん、 ご主人に渡したことと思います。



ゆめさき便り

デイサービスセンター ゆめさき
 デイサービスゆめさきでは、三日の節分の日に豆まきを行いました。「鬼は外、福は内」と、 最近ではなかなか聞こえなくなってしまいましたが、ゆめさきでは大きな声で「矢代鬼」を退治しました。 そんなことでお腹も減ったので恵方巻作りをし、中の具材を七福神にみたて(ちくわ・かんぴょう・ごま・ツナ・たまご・でんぷ・きゅうり) 入れて巻きました。「昔は良く作ったよ」「こんなに沢山は具を入れないであるもので作った」などと話しをしながら、 作ったことのない職員は利用者さんに教えてもらいながらわきあいあいと作らせていただきました。 六~八日の映画上映会では、 「遠山の金さん」と「ハチ公物語」を上映しました。特にハチ公物語では、 飼い主とハチ公が別れる場面など涙される方々が大勢いらっしゃいました。遠山の金さんでは、 昔懐かしい俳優が出演していたこともあり皆さんとても楽しまれていらっしゃいました。  十四~十六日のおやつ作りではバレンタインデーということもあり、『ココア蒸しパン』を作りました。 初日は水分量を間違え少し硬めの生地となり岩石のような蒸しパンになってしまいましたが、 翌日からは昔懐かしい味わいのあるココア蒸しパンが出来上がり、皆さんとても喜んで召し上がっていただきました。 その他、 加藤さんの歌とお話の会や書道教室、二月の誕生日会など盛りだくさんの内容となりました。

D


グループホーム ゆめさき
 グループホームゆめさきでは、 二月十五日にびっくりドンキーへ外食に出かけました。 まだ寒い日が続く中、当日は春を思わせるような暖かな日で、車内でも皆さん「暑い、 暑い」と冷房を入れたくなるくらいでした。お店に入ると、既にハンバーグが並んでいました。 席に着くなり我慢できず食べようとされる方もいましたが、全員が席に着くまで待っていただき美味しくいただきました。食後には、 デザートにアイリッシュショコラをいただきましが、なぜかハンバーグより喜ばれており、 普段では見られない程の笑顔で全て飲み干していました。また、 入居者の皆さんに喜んでいただけるようなイベントを企画していきたいと職員一同考えております。



投稿作品 

文芸作品

大利根の 流れつづきて 去年今年
初富士を 遠く富士見村より 拝す
共住みの 親先に越き 初明かり
松飾り 松は山から 頂きて
前橋が 一日赤き 福達磨
今も師に 近寄りがたき 新年会
切干は 今も定番 母の味
吊るされし 新鮭塩を こぼしけり
年男 酒飲まずして 福は内
初すずめ だんだん増える 百日紅
                        羽鳥 公衛

一合の 米を研ぎつつ病む妻に 食するようと思案する朝
リハビリの 散歩の経の春のせて 冬草伸びて妻をはげます
病む妻を 初めて乗せし車椅子 梶棒おろか三度目の春
二人旅 することもなく過ぎて行く 介護の春はまだまだ遠し
真夜中に 起こして下さい妻の声 看取りし吾も老いたり辛し
           奥様の誕生日を迎えて  影山 えいじ

蝋梅は 花よし色よし 香りよし
水ぬるむ 童元気に 水遊び
                         星野 勇

立春と聞けど 雪まだ固し
                       大野 錦之



名倉院長の健康豆知識 

コダマさんへの手紙 

 コダマさん、ご無沙汰していますがお元気でしょうか。 卒業シーズンを迎えコダマさんが園医として活躍していらっしゃる幼稚園でも沢山の子供達がコダマさんのもとを巣立っていくのでしょうね。 暖かいコダマさんのまなざしで育てられた園児たちが、埼玉の田舎の空気を胸一杯吸い込んで、 明るく伸び伸びと成長していく姿が目に浮かぶようです。昨今の幼児教育の問題など、コダマさんのうんちくを是非拝聴したい今日この頃です。 先日当クリニックにハラさん(そう、チャールズ皇太子のハラさんです)の下で働いていた看護士さんが、求職の為にうちに来た時、 突然鮮明にハラさんとコダマさんの姿が記憶に蘇りました。 あれは医学部三年の頃だったのでしょうか? 今ではその時期さえ特定できない程長い時間が経ちましたが、当時群大病院前の南百メートル程の所に、 古ぼけた木造の瀟洒な一軒家に下宿していたコダマさんの一室に、私とハラさんが集まり、畳の上にあぐらをかき、黒光りした木製のテーブルに、 ずっしりと重い幅十センチ程もあろうかという、いかにも私達の挑戦を待っているかのような英語版ロビンスの病理学書を拡げ、 三人で必死に慣れない医学用語を解読していきました。今では十分で読めそうなものを当時は一時間から二時間位かけて読んでいったものです。 もう表紙もすっかり色褪せ、裏の扇はちぎれたため、セロハンテープでつなぎ止められた当時の本のページをめくってみると、 何と内科の大部分に赤線がひかれ、知らない単語には注釈が加えられているのでした。ここ数年は実務に追われ、 そうした学究的な時間が自分にもあった事をすっかり忘れていました。あれだけの分量を読んだのですから、 多分私達の勉強会は一年以上も続いたのでしょうね。そうそう、 いつもコダマさんが何かしらの珍しい茶菓子を用意して下さったのを思い出しました。ムシャムシャとがさつに茶菓子を頬張る私に対し、 いつもハニかんだ感じの貴公子ハラさんが、コダマさんのお菓子の由縁(いつも由縁のあるお菓子が用意されていましたね)に聞き入りながら、 うなずき、上品に口元にお菓子を持っていく姿も思い出しました。そうした貴重な遅咲きの青春の時間を作ってくれたのは、コダマさん、 あなたでした。ところでコダマさん、振り返ってみますととても不思議なのですが、 どうしてあなたは秘密結社のようなそうした勉強の集いに私を誘ってくれたのでしょう。 勿論私達三人とも一旦他の大学を卒業後群大医学部に再入学したという、共通の経歴があったにせよ、コダマさんは教職に就いた後身体を壊し、 その治療として断食療法を実施したところ、劇的に回復し、ある悟りとでもいったものを会得し、 それを是非医学に活かしたいと医学に志したと聞きました。いつも安物のつっかけを履き、 風に流されるように歩いていくあなたは日本版やせたソクラテスとでもいった雰囲気でした。 またチャールズ皇太子を上品にかつ病弱にしたようなハラさんは、東大法学部を卒業するという俊英でありながらも、 人を押しのけていくような世界では、余りにも繊細すぎる神経の持ち主と見受けられました。そうしたお二人の仲間に、 荒々しい運動家タイプの私のどこにコダマさんの琴線が触れるところがあって、私を誘ってくれたのか、 今振り返って自分の事を知るという点でもとても興味があります。貴公子ハラさんにはもう二十年近く会っていません。 精神科の医師として活躍されているというのは、風の便りで知っていますが、ハラさんの事ですから、 精神科というタフな神経が要求される現場で、どんなに悪戦苦闘されてきたのかは、コダマさんも随分心配されてきたのではないでしょうか。 しかしながらコダマさん、あなたの下宿で勉強した日々は、本当にかけがえのない日々であった筈なのに、 つい最近まですっかり忘却のかなたに沈んでいたのは一体どうしてなんでしょうか。恩知らずな自分自身を割り引いたとしても、 多分それはコダマさん、私達の記憶といったものは、それが暖かく豊かなものであればある程私達の無意識の深層に沈殿し、 私達の心の土壌となり、私達に力を与えてくれるもののような気がします。  私達の生き様は様々な無言の豊かであればある程気付かない愛情もしくは、思いやりによって支えられているというのが実情かもしれません。 ロビンスに関して言えば、今となって思い出されるのは胃潰瘍の章のみでした。コダマさん、ピロリ菌には驚いたでしょう。 まさか強力な胃酸の下で菌が生息しているなんて、私達の想像外の出来事でした。事実、 当時のロビンスの本にはピロリ菌の記述は痕跡すら見る事ができません。 ピロリ菌が胃炎や胃潰瘍ひいては胃癌などの要因の一つとなっているなんて誰も考えていませんでした。 コダマさん、 是非近いうちに三人でお会いして往時から現在に至る医学と医療について沢山お話ししましょう。
 


3月の行事予定

 

通所リハビリ
10日
芙謡会発表会
18日
民謡教室
20日
コールポプリコンサート
療養棟2階
1日
ひな祭り
8日
関先生の音楽教室
15・22日
梅見ドライブツアー
29日
誕生日会
療養棟3階
2日
ひな祭り
9日
買い物ツアー
16日
おやつ作り(甘酒)
23日
誕生日会
あかしあの里1
3日
ひな祭り
14日
ホワイトデー
20日
お彼岸(おはぎ作り)
21日
お誕生日会
29日
お誕生日会
日程未定
箕郷梅林見学
あかしあの里2
3日
ひな祭り
31日
お誕生日会
日程未定
おやつデー(びっくりドンキー)
日程未定
お花見ドライブ
あかしあの里3
3日
ひな祭り(外食)
12日
おやつ作り(道明寺)
21日
おはぎ作り
日程未定
梅見ドライブ
DSわきあいあい
3日
ひな祭り
日程未定
梅見ドライブいちご狩りおやつ作り
GHゆめさき
3日
ひな祭り
6~8日
おやつ作り
14日
消防訓練
15日
加藤さん歌とお話の会
16~18日
映画上映会
21~24日
ドライブツアー
27・28日
誕生日会
30・31日
書道教室
DSゆめさき
3日
節分
15日
外食ツアー
日程未定
誕生日会
ドライブツアー

 



 

編集後記

 さんぽみち三月号、いかがでしたでしょうか。 早いもので、もう暦の上で季節は春を迎えています。 朝晩の冷え込みも幾分緩んできたように感じるこの頃ですが、利用者様の送り迎えをさせて頂く道すがら、 とある中学校の前で信号待ちをしていると、校門の脇に植えられた桜の枝がほんのりと色づきはじめているのに目がとまりました。 この冬の例年にない厳しい冷え込みの中をじっと耐えてきた桜の木々は、その分だけ春には見事な花を咲かせるのだな、と思うとともに、 厳しい環境の中にあって弱音を吐かずに、目標を持って努力する人はやがて大きな結果を残すのだろう、と考えました。 迎える四月、 法改正により法人を取り巻く環境は大きく変わりますが、職員一同、柔軟に対応する努力を怠らず、 やがて来る春に皆様とともに大きな花を咲かせたいと思います。 今後ともよろしくお願い致します。

                         《広報委員 根岸 伸》