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創春館新聞 「さんぽみち」

 平成18年6月号


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********** 今月のトピックス **********
お母さんありがとう~母の日のイベントより~
敷島公園 バラ園にて思い出となるひとときを過ごしました
南橘婦人クラブによる民謡踊り発表会
富士たちばなクリニック硬式テニス部 今期、見事初勝利!
あかしあの里・わきあいあい便り
ゆめさき便り
投稿作品
********* 名倉院長の健康豆知識 *********
療養棟ワンシーン
*********** 6月の行事予定 ***********
********* 編集後記【あしあと】 *********



お母さんありがとう  ~母の日のイベントより~

療養棟三階
 療養棟三階では、五月十四日に母の日のイベントを行いました。 母の日ということで今回は女性利用者様を中心に、スタッフからカーネーションと日頃の感謝の気持ちを込めた一言、 感謝カードを贈らせて頂きました。利用者様からいつも沢山の事を学ばさせて頂いている事、一人一人の笑顔から元気・やる気を頂いている事、 これからも元気でリハビリを頑張って行きましょう等スタッフからの声を聞き涙をうかべる方もいらっしゃいました。母の日のイベントは、 皆様にとても喜んで頂けたようなので、また来年も行いたいと思いました。

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通所リハビリ
 通所リハビリでは、五月十三日(土)に「母の日を祝う会」を行いました。
 諸田師長による詩の朗読から始まり、折り紙でのカーネーション作り、「肩たたき」 の歌に合わせて男性職員から肩たたきのプレゼントを贈りました。
 カーネーション作りでは、出来上がりを楽しみに真剣に取り組まれ、出来上がったカーネーションは皆様へプレゼントさせて頂きました。 女性の方、男性の方にも大変喜ばれ、心温まる会になりました。創春館のお母さま方、これからもお元気で通われることを心より願っています。

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敷島公園 バラ園にて思い出となるひとときを過ごしました

療養棟二階
療養棟二階では、五月二十四日にバラ園へドライブに出掛けました。
当日はバラ園まつりの為、混雑していましたが天気も良く、赤にピンクに黄色に・・・ と色々な種類のバラを観賞し利用者様もとても喜ばれていました。
「普段なかなか外出する機会がないからバラの香りをたくさん吸ってきたよ!」と、 話される方やバラの花ビラで押し花を作りお部屋に飾られる方もおり、とても良い思いでになったのではと思います。

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南橘婦人クラブによる民謡踊り発表会

通所リハビリでは、五月十二日に南橘婦人クラブの皆様による民謡踊りの発表会がありました。 皆様それぞれすばらしい踊りを披露して下さり、利用者様もとても感心されているご様子でした。
 また、婦人クラブのメンバーで月に一度利用者の皆様に民謡を教えて下さっている先生方のお計らいで、利用者の皆様おなじみの民謡 「草津湯もみ唄」や「真室川音頭」をかけて下さり、利用者様をはじめ職員も婦人クラブの皆様と一緒になってステージ上で踊りを楽しみました。 覚えた踊りを披露する場を与えて下さった婦人クラブの皆様に感謝したいと思います。またのお越しを是非お待ちしています。

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富士たちばなクリニック硬式テニス部 今期、見事初勝利!

昨年度から群馬県実業団テニスリーグに初参戦し、見事五部を圧倒的な強さで制した我が富士たちばなクリニック硬式テニス部。 参戦二年目となる今年度は戦いの場を四部へと移し、五月三十一日に日本精工とのトーナメント一回戦に臨みました。  五部から昇格してきた我がチームに対し、相手は三部からの降格組で四部トーナメントの第一シード。 昨年までの相手とは明らかに格が違う相手に対してどう戦っていくかが焦点でしたが、 この試合のキーマンとなったのはダブルス二に出場した市橋でした。本来は昨年までダブルス一に出場してきた名倉院長・ 角田の黄金ダブルスが出場予定でしたが、体調が今一つな名倉院長にかわって「自分がやります」と志願。角田と組んだダブルス二に出場すると、 言葉通りのプレーを披露。途中「ん?」というようなプレーがあってもそんなことはご愛嬌、角田の的確なフォローもあって六‐〇、六‐ 三のスコアで快勝、見事周囲の期待に応えました。 続くシングルスに出場した滝沢も六‐一、六‐一で勝ち、 二勝〇敗で見事日本精工を破って準決勝進出を決めました。 この試合は結果的には県A級選手のエース根岸と元県A級選手の名倉院長という実力者二人を温存しながら第一シードのチームに圧勝したということで、 四部制覇に向けてチームの士気も俄然高まりました。 昨年度とは違い、四部は最初から八チームによるトーナメントの一発勝負、 選手全員がこれからさらに調子を上げ、次の準決勝、決勝とも勝てるよう頑張りたいと思いますので、今年も熱い応援を宜しくお願いします。


 

あかしあの里・わきあいあい便り

グループホーム あかしあの里I
 あかしあの里Iでは、五月十二日に渋川市白井 (旧子持村)にある子持村ふれあい館のそば屋に外食に出掛けました。朝からお天気も良く五月晴れの中、行ってくることができました。 そば屋では、そば打ちの職人がそばを打っているのを間近で見学でき、打ちたてのそばを食べてきました。そばの味はコシがあり、 とても美味しく打ちたてではないとこの食感は味わえないなと思いました。「おいしいね~ 今日ここに来ることができて良かったよ!」 と皆さんおっしゃっていました。帰りに道の駅にも寄り、農産物直売所でうどとふきを買い、夕飯にうどを食べました。 旬の物を食べられたことで二倍喜ぶお顔が見ることができました。

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グループホームあかしあの里II
 あかしあの里IIでは、五月十四日に母の日のイベントを行いました。 各テーブルに花を飾り、夕食前に日頃の感謝の気持ちを込め、ささやかなプレゼントをお渡ししました。
テーブルの花を見て『きれいだね~ 気持ちが和むね』と言ってくださり一人ひとりにプレゼントをお渡しすると『ありがとね・・・、 もったいないようだね』と笑顔で受け取ってくださいました。これからも自分の母親同様、 入居者の方にもいつまでも長生きしていただけるようスタッフも一生懸命頑張っていきたいと思います。そして、 楽しい想い出を残せるようイベントも考えていきたいとおもいます。


グループホームあかしあの里III
 あかしあの里IIIでは、五月十四日に母の日のイベントを行いました。 スタッフ手作りのカーネーションがついたカードをプレゼントし入居者の皆様、満面の笑顔を浮かべておられました。中には、 カードからカーネーションを手に取り、本物そっくりのカーネーションに感激されておられました。また、カードの書面をじっくり読まれ、昔、 子育てをされていた記憶を思い出されているのか深くうなずかれている方がおられました。昼食には、うなぎを召し上がり「おいしいね~」 と言っていただき、母の日を皆様で満喫することができた一日でした。


デイサービスわきあいあい
 今月は、端午の節句にちなんでこいのぼりのお土産を作りました。 職員が折り紙と割り箸を使って作ったこいのぼりに、うろこを皆さんの指で描いていただくというものです。はじめは 「スタンプ台のインクに指をつける」ということに戸惑うご様子でしたが、始めてしまうとなんのその!ペタペタ・・・ と指のうろこでこいのぼりの身体を完成させていただきました。
 また、五月はボランティアで「よろこんで、ブッチさん」に来ていただきライブが行われました。 懐かしい曲や楽しいお話を聞かせてもらい楽しく過ごせました。来月も、楽しみにしていただきたいと思います。


ゆめさき便り

デイサービスセンター ゆめさき
 デイサービスセンターゆめさきでは、五月もいろいろと行事が行われました。
 まず八~十日は、おやつ作りで、たこ焼き作りをしました。たこはもちろんですが、変り種で、ツナやチーズ、 チョコレートを使った物も作りました。甘いたこ焼き?!を作り、焼くところも皆さんに見てもらい、アツアツのたこ焼きを、 召し上がっていただきました。
 十六~十九・二十二日はドライブです。赤城神社の手前数キロメートルにわたるツツジを見に行きました。 いつの時代に植えられたのでしょうか。だいぶ昔に植えられたのか、木も大きく、鮮やかな赤のコントラストが広がっていました。 その横には黒松も並んでいて、とても見ごたえがあり、皆さんに喜んでいただきました。
 二十三・二十五・二十九日は誕生日会です。恥ずかしがる方、マイクを離さない方、それぞれでした。中でも、病気のため言葉が出ない方から、 話しが出来ない代わりに、メッセージを専用のパソコンで打ってきてくださいました。代読させていただくと、本当に心温まるもので、 思わず涙がほろりとしてしまうような場面も見られています。
 三十日は、加藤さんの歌とお話でした。月に一度、一つの題材をもとに、昔の歌をまじえて、解かりやすく話しをしてくださいます。今回は、 敗戦した日本を建てなおした偉大なる指導者、「吉田 茂」のお話しで、利用者の方も昔を思い出し、 その頃のお話をたくさんしてくださいました。
 過ぎてしまうとあっという間に駆け巡っていきました。五月晴れ、という日は、例年に比べると少なかったという今年の五月。それでも、 利用者様の笑顔で、晴れ晴れと過ごせたのではないかと思います。たくさんの感動を頂いたので、感謝すると共に、 また楽しんでいただけるように、職員一丸となって、努力していきたいと思います。


グループホーム ゆめさき
 グループホームゆめさきでは、五月三十日に外食・外出ドライブに行って来ました。当日は天候が心配でしたが雨も降らずによい天気でした。
 前橋福祉会館内の「とらっぱ」で食事をしました。入居者の方々も普段食べない五穀米を大変美味しくいただきました。 食後の飲み物も冷たくておいしかったです。
 その後は敷島のバラ園に行きましたが、丁度バラ園祭りが行われていました。そのため混雑しており車を止めるのも一苦労でした。園内は、 バラの香りに包まれており、満開の色とりどりのバラが、入居者様及びスタッフの目を楽しませてくれました。
  次回も楽しんでいただける企画を考えていきたいと思います。

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投稿作品


文芸作品

川柳
リハビリし おはよう言はれて 元気付く
介護士の 世話になります 先に言はれ
いやな事を 進んでやる 良き笑顔
おそいけど 病気になって 気を付ける
笑う門には福来る 笑の声する創春館


俳句
朝歩く 犬のゆくまま 朝の木の芽道
傘寿来て 顔を見合す 雛の前
五十男 縁談ありて 山笑ふ
村中の 畑踏み歩く 春の猫
花見して 一つ年とる 傘寿かな
夜桜や 老いてやさしき 夢を見し
花見への 誘ひ断はる 歩けぬ身
木蓮の とどく二階に 孫の部屋
野兎の 糞あちこちに 野焼あと
手作りの 寿司わすれない 母の味
               羽鳥 公衛 

腰痛む場所をこもごも語りいる 昨日と同じ妻との会話
足湯のたびに触れみる右足の 拇指に負いし電子あてやる
葉桜の散歩の経に春そめて 蓬は生えて鮮やか見ゆる
若き日の回想のみを語らへば 老いし証して妻をはげます
試歩伸ばす妻の杖音サンデーの 加速して齢すぎてゆく朝
                    影山 えいじ




名倉院長の健康豆知識 

療養棟ワンシーン 
 夕食前の一刻、老婦人達がベットで横になっている四人部屋に、比較的背が高く、お尻もツンと上がってスマートではあるが、 顔は間寛平を男前にしたような五十代の医師が半袖の白衣姿で口笛でも吹くような感じで入ってくる。
 医師:「みんな大丈夫。」と軽やかな抑揚で声をかける。みんな仮眠をとっていたのか返事がなく、医師がそれぞれの人の無事を確認し、 立ち去ろうとする時一人の老女(K子)むっくりと顔をあげる。
 K子:「ところで先生、先生のお父さんと私は生まれた年が同じだったよね。誕生会の時に先生が言ってくれたのでよく覚えているんだよ。」 医師その事をすっかり忘れていた心の動揺を抑えつつ、K子のベットに歩をすすめる。
 医師:「そうだったよね。明治四十三年だから九十六才かあ、ずい分長く生きてきたよね。」と言いつつ医師ベットサイドに腰をおろす。 K子斜め横向きに上体を起こしつつ、
 K子:「そうだよ先生、旦那が四十で亡くなったのだから、私があの世に行った時、 こんなに年とった私の姿を旦那が見分けられるか心配しているよ。だって先生が誕生会の時にそう言ったのだから。」 医師そんな事を言ったのかと心の中の冷や汗を抑えつつ、 医師:「姿、形は変わっても、心の魂はいつまでも若いのだからすぐに分かるよ。」 と手を握る。K子満面の笑みを浮かべ、
 K子:「そう言ってくれると嬉しいね。わたしゃあね、ずい分苦労したんだよ。満州から引き揚げてきたんだから。」
 医師:「へえー、いつ満州から引き揚げてきたの?」
 K子:「昭和二十二年だよ。旦那は死んで居ないし、子供三人引き連れて、チョンジン(清真)だったかね。ウルサン(元山)だったかね。 引き揚げて船に乗って佐世保に帰ってきたんだよ。」医師心から驚いたように、
 医師:「よく船に乗れたね。」
 K子:「そうだよ。船の中でも何人もの人が亡くなって、亡くなった人を運んでいく船を見送ったよ。私が連れてきた子供達を見て、 日本に連れて帰れないと思って満州に置き去りにするのもしのびないって自分の手で自分の子供達を殺してしまった人もいて、その人が、 わしは人殺しかもしれんなあと言っていたのを覚えているよ。」しばし二人共沈黙が続く。
 医師:「K子さんの実家はどこなの?」
 K子:「沼田さあ、私が満州へ行く時、母親がこっそり家の中の人目につかない所にひっぱって、 男の人は戦争でどうなるかも分からないからと一生懸命貯めてきた二百万円のお金を私にくれたよ。 わたしゃあそのお金を肌身離さず持っていたよ。 日本に帰ってきて三人の子供を誰一人欠ける事なく育て上げたんだから旦那に申し訳が立つというものさ。先生、 佐世保に着いてからだって大変だったんだよ。感染予防といってお尻にガラス棒で検査して、何日間も船に留め置かれたんだ。」 K子徐々に感情の高ぶりを抑えきれず、涙と共に言葉に詰まる。
 K子:「そしてね、船から佐世保に降り立つ時、二人の男性が私の両脇に手を通して支えてくれて…」K子慟哭
 K子:「その時言ってくれた言葉が忘れられないのよ。」しばし感情の高ぶりに言葉がでないK子。溢れる涙を手でぬぐいながら、
 K子:「その二人がね、私を支えながら佐世保の土、日本の土を踏みしめた時、『長い間ごくろうさん』て言ってくれたんだよ。 そんなごくろうさんという日本語をね、わたしゃあ一生忘れないよ。佐世保からどうやって引き揚げ列車に乗れたか、 お金はどうしたなんて忘れてしまったよ。上野に着くとね、駅のホームに沢山の黒い塊がごろんごろんとあるから何かと思ったら、 人がホームに寝ていたんだよ。列車を待っている時に駅員さんが待合室に入れてくれて、ナスの浅漬けとお茶を出してくれたんだ。 あのナスの浅漬けのおいしかった事、一生忘れられないよ。」K子笑いながら、
 K子:「浅漬けのせいで列車に乗り遅れそうになったよ。」
 医師:「そんなに苦しい時を乗り越えてきたんだから今は幸せだね。御家族のみなさんがK子さんに優しいのもK子さんの人徳だね。」
 K子:「そうだよ、今は感謝、感謝の気持ちでいっぱいさあ。」医師いい話の感動に浸りつつ療養棟を後にする。



6月の行事予定

 

通所リハビリ
3日
岩渕さんトークショー
9日
関先生の音楽教室
15日
ふれあいコーラスコンサート
19日
父の日のお祝い
21日
民謡踊り教室
26・27日
お誕生日会
療養棟2階
8日
買い物ツアー
11日
浅漬けつくり
18日
おやつ作り&父の日
21日
ドライブツアー(バラ園)
28日
誕生日会
療養棟3階
8日
買い物ツアー
15日
父の日イベント
18日
ドライブ
22日
おやつ作り
29日
誕生日会
あかしあの里1
18日
父の日
上旬
おやつ作り
日程未定
あじさい見学
あかしあの里2
4日
歯科検診
5日
外食ツアー
中旬
花見ドライブ
下旬
おやつ作り
あかしあの里3
13日
おやつ作り(いちご大福)
20日
紙芝居
日程未定
バラ園ドライブ&外食
DSわきあいあい
1・6・28日
パンバイキング
8日
「よろこんで・ぶっちさん」 ライブ
20~22日
あじさいドライブ& 父の日イベント
GHゆめさき
9日
誕生日会
15日
たこ焼きおやつ作り
21日
菖蒲園ドライブ
DSゆめさき
5~7日
映画上映会
15~17日
おやつ作り
19日
父の日のイベント
20・22・23日
誕生日会
26~30日
ドライブツアー

 



 

編集後記 

さんぽみち六月号はいかがでしたでしょうか? 編集スタッフも新しくなり、 ご愛読の皆様に楽しんで頂ける様にスタッフ一同元気いっぱい頑張ります。 私たちスタッフは日々、 利用者様をはじめ御家族の皆様や地域の皆様の力に支えられている事を忘れずに笑顔あふれる施設づくりに取り組んでいきたいと思っています。 利用者の皆様に喜んで頂き、思い出として心に残るイベントを企画し、この「さんぽみち」で伝えていきたいと願っています。

                         《広報委員 中澤 祥子》