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創春館新聞 「さんぽみち」

 平成19年10月号

10月号もくじ
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療養棟3階☆便り
通所リハビリに水戸黄門参上
各部署より
名倉 院長の健康豆知識
・・・『女性的脳と言われるもの(Sさんへの手紙)』・・・
感謝祭まであと一ヶ月!
文芸作品
・・・・・・・・・・・・・・・・・・編集後記・・・・・・・・・・・・・・・・・・




 

療養棟3階☆便り



療養棟三階では九月十七日が敬老の日という事で十九日に敬老会を行いました。 今年の敬老会では実習に来ていた群大生によるギター演奏に合わせて歌を歌ったり、手拍子をしたりとおおいに盛り上がりました。 利用者様からは「ありがとう」「上手だね」とお言葉を頂き、なかには感動して涙を浮かべる方もいらっしゃいました。
 又、今回の敬老会では利用者様お一人お一人に職員が心を込めて貝の形のカードを作り、そこに感謝の気持ちを一言添えて手渡しました。 渡した際に「ありがとう」とのお礼の言葉を頂いたり、とても嬉しいのか大事に首から提げられていたりと皆さんに喜んで頂くことが出来ました。
 来年も皆さんと敬老の日を迎え、今年以上に笑顔で楽しく過せれば嬉しく思います。
     
     ※十月行事ト予定※
  四日 おやつ作り(ホットポテト)
 十一日 買い物ツアー
 十八日 運動会
 二五日 誕生日会

さんぽみち写真0012




























 

通所リハビリに水戸黄門参上



九月十五日、銭太鼓クラブさくら会の発表会がありました。太鼓と聞いて大きな和太鼓を想像していた利用者さんがほとんどでしたが、 バトンの筒の中に五円玉やワッシャーを入れたものを太鼓のバチに見立て振って音を出すという説明があり、 銭太鼓のカシャカシャと小気味良い音と踊りを堪能しました。
 敬老会とお月見会の行事では、職員による「水戸黄門」の寸劇をさせて頂きました。職員は役になりきり、館内大爆笑でした。
「これにて一件落着!かっかっかっか~」


さんぽみち写真0013























 

各部署より

《わきあいあい》
 敬老会の行事やコスモスが満開に咲くようになり、いよいよ秋を感じさせる季節になってきました。 コスモスを見に出かけた時は一人一人の表情も笑顔へと変わり素敵なひと時を過ごせました。

   <10月のイベント>
 17日 焼き芋大会
 23日 誕生会 
         団子作り
 25日 運動会

   

《涼風の家》
 9月21日お彼岸のおはぎ作りを行いました。入居者の皆さんが蒸したもち米を器用についたり丸めたりして下さいました。完成したごま・ きなこ・あんこの3種類のおはぎを皆さん嬉しそうに召し上がっていました。
   
   <10月のイベント>
 園芸・畑作り(晴天日)
 紅葉狩り(晴天日)
 


   
《療養棟2階》
 2階療養棟では大胡町にあるグリーンフラワー牧場に行ってきました。天気にも恵まれ、 久しぶりの外出とあって皆さんとても喜ばれていました。
  
   <10月のイベント>
 10日 ドライブツアー
 11日 買い物ツアー
 17日 おやつ作り
    (ホットポテト)
 24日 運動会
 31日 誕生日会


《 あかしあの里Ⅰ》
 9月4日昼食にパンバイキングをしました。何種類ものパンを用意して、小さく切って並べて、 入居者の方にお好きなパンを選んでもらいました。皆さん目をキョロキョロさせながら真剣に選んでいる様子でした。 パンが好きな方が多かったせいもあり、皆さんに満足していただけたようでした。

      <10月のイベント>
 9日  お誕生日会
 10月中 十三夜(おやつ作り)
 下旬 外食


《あかしあの里Ⅱ》
 9月14日に利用者の方々と一緒にサンドイッチを作りました。最初は、サンドイッチは作り慣れていないため戸惑い気味でしたが、 長年作ってきた家庭料理の感が戻ってきたのかスタッフもビックリするほどの手馴れた感じに出来ました。 これからも利用者の方々と一緒に楽しく過ごして行きたいと思います。

    <10月のイベント>
   上旬 花火大会 
   中旬 運動会・外食・秋桜見学 
   下旬 おやつ作り



《あかしあの里Ⅲ》
 あかしあの里Ⅲでは、9月28日に入居者M様の白寿のお祝いをしました。
大きなイチゴのケーキを見て、皆さん目をキラキラ輝かせていらっしゃいました。 次回は百賀のお祝いを盛大にできれば良いなと職員一同思っています。
    
    <10月のイベント>
 7日 おやつ作り
 日程未定 運動会・外食

 

《デイサービスゆめさき》
 10~12日「昭和の記録」上映会15日つつじコーラスの慰問では馴染みある曲を披露してくださいました。21、21日おやつ作りでは、 栗を剥いて加工して作った栗生クリームをどら焼きで挟み美味しく頂きました。24,26日の誕生日会では、 開会時に誕生者にくす玉を割ってもらい、盛大に行いました。    

  <10月のイベント>
 11~13日 上映会
 15~17日 おやつ作り
 22~25日 運動会
 25,26日 誕生会



《グループホームゆめさき》
 9月26日、十五夜のお団子作りをしました。ワイワイガヤガヤお団子を丸める手を見つめる瞳のなんと輝いてること!また、 その表情の嬉しそうなこと!団子が茹で上がると「あらぁ!美味しそう!」と歓声が一斉に上がりました。それを食べると、「美味しい!」 と歓喜の瞬間が訪れました。秋の一日楽しいひと時を共有出来た我々スタッフも心温まる時間でした。

       <10月のイベント>
  日程未定 外出・外食
  日程未定 運動会



《明月》
 9月17日(月)敬老会を行い、慰問やエレキギターの演奏会がありました。初めて聴かれる方、昔の事を思い出し懐かしそうにしている方、 ギターに合わせダンスをする方等皆さん楽しんでいたようでした。

   <10月のイベント>
DS 3・10・26日 誕生会 
   24日 運動会
   27日 押し花教室

GH 紅葉ドライブ 未定 





 

 

名倉 院長の健康豆知識


・・・『女性的脳と言われるもの(Sさんへの手紙)』・・・

Sさん、毎日のリハビリ頑張っていますね。先月リハビリルームに朝の挨拶に立ち寄ったところ、車椅子にピッタリお腹が挟まった様な(?失礼) 西田敏行の目を細くして、少し(大分?)髪を薄くした様なTさんが「先生がこの前話した講演『男性的・女性的脳』について、 Sさんがよく聞き取れなかったのでメモにでも書いて欲しいと言っていました。」と、ほんのりと上気したまんまるの笑顔で伝えてくれました。 自分にも辛い障害がありながら、Sさんの訴えに真剣に耳を傾け、その思いを叶えてやろうというTさんの優しい心根に感動し、 Sさんへの手紙として今度『さんぽみち』に書いてみますよと約束したのでした。
 『嘘つき男と泣き虫女』という男女の脳の違いについての翻訳本にこの様な一節がありました。 「女が口やかましく文句を言う時の最大の過ちは問題点の取り上げ方だ。『あなたはゴミを出してくれたことなんかないし、 服だって脱ぎっぱなしだし、週末になると私は家の中を綺麗にしようと身を粉にして働いているのに、 あなたときたら一日中座ってテレビを見ているだけ…ほんの少しでも誠意が有るんだったら暖房機を修理してよ!』 男にとってこういう言葉は蚊の大群にひっきりなしに刺されているようなものだ。 身体のあちこちが食われて痒いのに蚊を叩き潰すこともできない。」まるで日頃の自分の思いを代弁しているかの様な一節で、 遠く離れた異国の亭主も同じ様な悩みを抱く事があるんだと思わずニンマリしてしまいました。しかし、冷静に考えてみれば、 そうした内外の日常ドラマは一つの型であってそれをもって男性は男性型の脳を持ち、 女性は女性型の脳を持っているからだという理由付けには疑問です。むしろ男性・ 女性的脳という性の区別よりはある種の典型的な感情及び行動をとる脳の型がいくつかあり、そのパターンの一つとして仮に男性的・ 女性的という名称を付けたという方が本質を突いているように考えています。 私が日常よく感じる女性的脳のパターンは先に述べた一節もそうですが、例えば美味しい料理に対する貪欲さ、 もしくは美味しい料理を目の前にした時の女性の目の輝きとそれを口にした時の喜びの嬌声等はまさに女性的脳の典型の様に思います。
 三年前うちの熟女職員三名(諸田春代・竹代・山中文江)を引き連れて夏の北海道旅行に行きました。 本妻と二人の愛人を連れた団体に見えるかしらん、誰が本妻?等と大騒ぎの楽しい旅行でした。借りたレンタカーを運転していた時の事です。 驚かせてやろうとわざと急ハンドルを切った時、日頃落ち着いた風のY女史が「ヒエ~ッ」というとても色っぽい悲鳴を上げたのです。 ああした悲鳴等も女性の仕草として身に付けたものではなく、女性に本来備わっている咄嗟の脳の反応と考えているのですが、如何でしょうか。 その後その声を聞きたくて何度も急ハンドルを切り車内は爆笑に包まれたのでした。また、同じ旅行で富良野のラベンダー畑に行った時、 余りの花の美しさに圧倒された女性陣は恍惚状態に陥り、M女史などは畑の中で右往左往し迷子になってしまいましたが、 あれなどは後から振り返りますれば、本人は必死に否定していますが、花に陶酔し桃源郷を彷徨っていたに違いありません。 (この文章を書いている朝のニュースに現職警察官が下着泥棒で捕まったとの報道がありましたが、男性は下着に陶酔する様です。)
 先日には、大学時代の後輩の女性達と話をする機会があり女性的脳について盛り上がりました。 女性の脳の構造は脳梁という左脳と右脳を結ぶ部分が発達していて、その為女性は延々と長話ができるという説があるのですが、 彼女達三人はおしなべて長話が苦手で、ある一人は要点をメモ書きにして電話をしそれで充分だし、 旦那さんに仕事の事等で話し掛けられると鬱陶しくて仕方がないと言うのです。 更に聞くと三人共美味しい物を食べてもそれ程感激しないとの事で、一般的に男性型脳と言われるタイプなんだねと話したものです。
 Sさん、私もそろそろ高齢者の仲間入りをする時期が来て、生きていくエネルギーを探さなければならない年齢になってきました。 こんな感慨はエネルギーに満ち溢れた若い頃には想像もできない事です。社会的地位やプライドにしがみついて生きて来て、それが失われた時、 枯れ果てた様に黙々と食事をする男性と、ペチャクチャと楽しそうに話ながら食事をする女性とを比較して、 生きていくエネルギーの源になるのが食べる事の喜びと感謝、 美しいものへの感動等極めて動物的とも言える本能に対する正直な慈しみであると思えてきたのです。
 Sさん、こんな取り留めのない漫談風の話が講演の主な内容でした。Sさんは言葉がご不自由で、 日々の生活はまるで私などが突然英語圏に投げ込まれた風で、早口で話されると理解しづらく、また自分の思いをうまく表出できないのですね。 私などは何日も人と話さずにいても平気なのですが、 それでも自分の頭の中ではひっきりなしに会話が行われている為に孤独感は無いのでしょうね。Sさんのもどかしさは、 他者との会話の交通の不便さではなく、→ 自分の頭の中で様々に想起される感情、情熱、知性等が整理されないもどかしさかも知れませんね。 Sさん、創春館の中では言葉はいりません。 Tさんの様な優しいリハビリ仲間や職員との間では目と目が合うだけでもう会話が成立しているのです。 そうした会話のいらない温かい家族の様な関係を私達は求めてきたのであり、実現しつつあるのです。




 

感謝祭まであと一ヶ月!



いよいよ、今年の感謝祭開催まで、あと一ヵ月を切りました!感謝祭お知らせ記事も今回が最終回となります。今回は、 現時点までに決定している催し物や模擬店の詳しい内容をお知らせ致します!催し物は、赤城夢幻太鼓の皆様です。腹の底にズシンと響く、 太鼓の重厚な迫力をお楽しみ下さい。続いてはこちらも大人気!ぽらりす保育園の園児によるお遊戯の披露です。 心温まる可愛い笑顔との触れ合いが楽しみです。今年は八木節とだんべえ踊りを職員が踊ります。利用者の皆様も一緒に体を動かしましょう! また、各部署対抗、のど自慢大会も行われます。どんな美声が響くのか、当日が待ち遠しいですね。そして、模擬店のメニューは…☆祭りの定番 「焼きそば」☆味には絶対の自信「カレー」☆上州名物「焼きまんじゅう」☆お腹も心もあったまる「豚汁」☆お子様に人気「綿菓子・ チョコバナナ」☆祭りのお供に「各種飲み物」☆意外とハマる「輪投げ&スカットボウル」これらの模擬店が出店予定です。
 最後になりますが、日頃お世話になっている皆様への感謝の気持ちを、このお祭りで少しでも表せたらと考えています。職員一同、 皆様のお越しを心よりお待ちしています。お時間とご都合のよろしい方は、是非ご来館下さいませ!
富士たちばなクリニック感謝祭でお会いしましょう!





 

文芸作品



濃く藍を 重ねて西の空の雲 
  東に薄く 秋の月影

足早に 月を掠めて 去る雲の 
  すすきの映える 仲秋の月  
                     高橋三佐男

富士ヶ峰へ 登る小径を 蟻渡る

蜃気楼 かすめたりしは 謎の奥
                     小林 利衛

庭の隅 たった一輪の色褪せて 
  淋しく咲けり朝顔の花   
                     石坂松代

霧流れ行く眼の下の谷間谷間に
黄葉赤葉燃ゆるが如き紅葉も
見え隠れして美しく渓流の音かすかなり
                     影山 えいじ




 

編集後記



群馬県出身の首相として四人目の福田康夫内閣総理大臣が誕生しました。年金問題や自衛隊による海上給油問題、格差社会、 カネと政治の関係等問題が山積みであり、組閣人事や手腕についても各方面から賛否両論あるようです。
 また、ライオンヘアーの元首相が掲げた郵政民営化が現実となり、いよいよ一日から開始になりました。黒猫やペリカン、 飛脚等と熾烈な競争が繰り広げられるのでしょうか?
 親方日の丸の時代は終わり、高度情報化の波が押し寄せ、世の中は刻一刻と変化をしています。「温故知新」という言葉から、 先人達の知恵や文化を大切にして新たな創造をすることが良いようです。
 守り続けるものと変えなければならないものとを明確にして、他力本願から自力本願へ意識変革を行い、行動に移す時期かもしれません。
                                         <広報委員 貝瀬 敦彦>