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創春館新聞 「さんぽみち」

 平成21年7月号

7月号もくじ
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・ケアセンター朱咲(すざく)オープン!
・朱咲の家の内覧会
・名倉院長の健康豆知識
・各事業所行事予定
・今月のボランティア紹介
・老健作品展見学に行ってきました
・文芸作品
・リハビリ便り
・編集後記
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ケアセンター朱咲(すざく)オープン!

 


雨に咲くあじさいが目に映える7月1日、前橋市南町に「ケアセンター 朱咲(すざく)」が開設しました。
前橋駅のすぐ西に位置するこの場所からは、県のシンボル群馬県庁が望め、通勤通学の人々からは、活気とにぎわいが存分に感じられます。また、夕刻に路地裏を歩くと、ご近所同士顔馴染みのせいか、誰もが笑顔で挨拶を交わし、温かみと懐かしさを感じる場所でもあります。
こうした環境で、利用者の皆様に安心し過ごしていただける場所作りの努力を行い、一日も早く信頼される場所となれますよう、努力したいと考えています。
「朱咲」の由来は、方位四神のひとつ、南の守り神「朱雀」から来ています。この場所が皆様にお守りと感じていただける日が来ることを目標に、職員一同頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いします!!

「ケアセンター 朱咲」 前橋市南町1~12~7
(事業内容)
・グループホーム 朱咲の家(入居定員9名)
・小規模多機能ホーム 朱咲の家(登録定員二25名)
電話番号 027-289-3100
  FAX 027-289-3101






  私たちがお手伝い致します


朱咲の開設に当たって他事業所からの経験豊富な職員とやる気に満ちた方々が集結しました。
管理者 城田 康則
(小規模多機能ユニット)
小田島 加代子 原澤 求 島田 康裕
荒谷 佳奈子 岩間 久美 伊藤 宣明
阿部 勇命 閑野 愛 市岡 聡子
七尾 由美 関口 淳子    奥谷 勇介
(グループホーム朱咲の家)
池野 眞由美 内山 美枝子 森 優子
向田 光穂 飯村 裕子 黒岩 綾
福井 恵里子





広びろとしたフロアー新しくて光り輝いていて大声で歌えばさぞかし響くことでしょう。隣にある降下線の音もほとんど響かないのでいっぱい歌っていっぱい笑っても近所からのクレームは大丈夫!



小規模多機能ユニットのお風呂です。徹底的に安全を追求して作られたものですので安心してゆっくりとお風呂に入ることが出来ます。自宅でお風呂に入ることが難しい方でも大丈夫です。



1階にある総合キッチンです。毎日の朝、昼、夕食はここで作られます。衛生管理、栄養管理が整った食事が提供されます。2階にも台所があり、和、洋、中問わずに季節にあった料理を食べることができます。


小規模多機能ホームとは

住み慣れた家、地域で安心して生活できるように、「通い」を中心に必要に応じて「泊まり」「訪問」を組み合わせて利用できる在宅介護サービスです。25名の登録制のため家庭的な雰囲気の中で楽しく過ごすことができます。また、年中無休なので、いざという時にも対応可能で安心して在宅生活を送ることができます。必要に応じていつでも泊まりのご利用が可能です。今、泊まりが必要ない方でも、安心してご利用いただけます。

(ご利用対象者)
・前橋市在住の方。
・要介護認定において、要介護1~5の認定を受けた方。

朱咲の家は前橋第一中学校と前橋女子高等学校の中間辺りにあります。




朱咲の家の内覧会

 



7月1日のオープンに先駆けて6月24日(水)に医療法人富士たちばなクリニックの職員を対象に内覧会を行いました。今までの自然いっぱいの中にある事業所とは違い、前橋の街の中という雰囲気の新しい事業所を見学しようと、法人内の各事業所から大勢の職員が参加して、理事長からの挨拶、事務長の乾杯、そしてこれから「小規模多機能ホーム・朱咲」を盛り立てていく職員の紹介が行われました。恒例?となったデイサービスゆめさきからの「朱咲」と書かれたお花紙作品の看板が城田管理者にプレゼントされたり、そのお礼にと「朱咲」の職員の皆さんが余興を披露してくれたりとても楽しく賑やかな内覧会となりました。





 

 名倉院長の健康豆知識

 

「若さを保つ十ヶ条(最終回)」

若さを保つ為の最後のお話です。書き始めようとして、ふっと、今さらながら「若さを保つ」ことってどういう事なのか、反省しました。若い頃アイドルと呼ばれた人達が、精一杯整形したに違いない顔をテレビ等で見かけると痛々しい気分になりますが、そうした、老いていく肉体を否定する生き方を勧めているのではなく、老いても心豊かに生活されている数多くの先輩方の意見をまとめ、「老いても輝くいのち」について考えているのです。
先日、甲子園に何度も出場したことのある有名高校野球部の壮行会に招待されました。100名を超える部員達の正真正銘のキラキラ輝く瞳と、鍛えあげられた肉体から発散される熱気から、こちらまで顔が紅潮する思いでした。若者達のあふれんばかりの「若さ」を味わいながら、「いのち」をいただいた様な気持ちになりました。
(八)若い人との交流に努める。
リハビリに通ってこられる方々は、いつまでも若いんです。これには、うちの若いスタッフとの交流が与って力があると考えているのですが、僭越でしょうか。考えてみても下さい。会えば、あそこが痛い、ここが痛い、あそこの病院にかかっている、もう死んでしまいたい、お墓はどう、法事はどうなどと話す友達と、彼女をどう口説こうか、あそこへ旅行に行きたい、あんな服やバックが買いたいなどと話す友達とどっちの友達が楽しいか。元気なお年寄りの方には、若い友達が沢山いるようです。若い友達を持つように努力しましょう。そして(少し下賎な言い方ですが)「いのち」を頂くのです。その為には若い人に尊敬されなければなりません。前回お話した様に身なりも大切ですが、洗練された上品な言葉遣いも勉強する必要がありそうです。「恐れ入ります」「失礼ですが」などの言葉を入れると上品な感じがしますと教えられた事があります。若い人の名前を覚え、名前で呼ぶ事も大切だそうです。そして、人生の年輪を重ねたればこそ、若い人達のよき聞き手になれる筈です。そうしたよき聞き手の役割から若い人達との交流が生まれるのです。
 
(九)女性的感性(右脳の働き)を養う。
以前、この欄で、女性達がいかに旅というものに感激し、深い感動を味わうかについて、話をしました。脳科学者にして、脳梗塞を患い、左脳の機能を損傷した女性は、自身の経験から「深い内なる安らぎは、右脳にある神経学上の回路から生じるものだと、心から信じるようになりました。この回路はいつでも機能しており、いつでもつなげることができます。・・・もし右脳の機能の奥底で感じる気持ちを一言で選ぶなら、わたしは『喜び』というでしょう」と述べています。彼女のこの右脳の感覚こそ、美味しいものに舌鼓を打ったり、美しい景色や花々にうっとりするそうした感覚なのです。こうした喜びと幸せに満ちた感覚こそ「いのち」=若さの源なのです。
(十)うつ症状の克服。
やっと最後の項目に辿り着きました。うつ症状とは、不愉快な気分が一定期間持続する症状です。身体の不調があったり、対人関係でつまづいたりして、気分が落ち込んだりすることがありますが、数日間してケロッと忘れたりするのはうつ症状ではありません。それは正常な反応です。医学的にうつ症状とはもう少し重篤なものです。憂うつな気分と何をしても楽しくなく、喜びを見出せないような日常生活が続き、食欲不振、不眠、疲労感、あせり、そして死んでしまいたいなどの感情がまとまって長期間続くのです。近親者の喪失をきっかけとしてそうした症状に悩まされ、遂には認知症に至る方を数多く見てきました。こうした方々に効果的な薬はなかなか見つからず、時の経過と共に癒されるのを見守るしかないのです。私達の記憶の中枢である海馬の細胞は再生することが知られていますが、同時にこの細胞は耐え難いストレスには非常にもろい事も知られています。若いころには、再生できた細胞も、高齢になると持続するうつ症状に回復不能となるまで痛めつけられるというイメージです。したがって、認知症にならない為には、日頃からストレスに耐える準備とストレスを克服できるだけの脳力を養っておく必要があります。
今迄3回にわたって述べてきた若さを保つための方法は、同時に認知症にならない為の対策でもあり、ストレスを克服できる脳力を養う方法でもありました。「若さ」とは「いのち」とは何かを考えていただき、死ぬまで自分というものを見失わない生き方を模索している方々の一助にでもなればと願っています。


★ 各事業所行事予定 ★

 

☆あかしあの里Ⅰ☆
1日 榛名養護学校交流会
7日 七夕(おやつ作り)
8日 ドライブ(白井宿紫陽花見学)
24日 御誕生会


☆あかしあの里Ⅱ☆
1日 榛名養護学校交流会
3日 バラ園見学
7日 七夕
日時未定
デザートバイキング
おやつ作り
夏の壁画づくり


☆あかしあの里Ⅲ☆
1日 榛名養護学校 交流会
7日 七夕
24日 誕生日会
30日 手作りおやつ(水ようかん)
日程未定 外食


☆通所リハビリ☆
2日 チェロと電子ピアノ演奏会
3日 さくら筝演奏会
7日 七夕
15~17日、20日 お誕生会
23日 南橘ハーモニカクラブ演奏会
25日 ノーム・ザ・オカリナ演奏会
27日 民謡踊り教室
29日 ちぎり絵教室
31日 水野先生のハーモニカ教室


☆わきあいあい☆
1日 誕生日会
7日 七夕祭り&ブッチーライブ
10日 パンバイキング
18日 ギョーザ作り
21日 ブッチーライブ
23日 パンバイキング
28日 たこ焼きパーティー


☆療養等2階☆
8日 おやつ作り
9日 買い物ツアー
22日 外食ツアー
29日 誕生日会



☆療養等3階☆
7日 ぽらりす保育園七夕会
9日 買い物ツアー&おやつ作り
23日 夏祭り風館内買い物ツアー
30日 誕生日会


☆デイサービス明月☆
7日 七夕祭り
8日 銭太鼓(DS,GH合同)
25日 伊香保中学吹奏楽部演奏(DS,GH合同)


☆グループホーム明月☆
8日 銭太鼓(DS,GH合同)
10、15日 誕生日会
25日 伊香保中学吹奏楽部演奏(DS,GH合同)


☆グループホームゆめさき☆
5日 誕生会
7日 七夕の催し
18日 流しそうめん
26日 納涼祭 家族会


☆デイサービスゆめさき☆
7日 七夕の催し
16~18日 おやつ作り
20~22日 映画上映会
31日 誕生会


☆涼風の家☆
1日 七夕飾り
7日 倉渕こども園慰問
未定 うぐいすサロン
買い物ツアー



☆グループホームしらさぎ☆
9日 七夕祭り見物
月末 ドライブ


☆星辰の家☆
13日 七夕会 フォークグループ「デンキくん」(ボランティア)七夕ライブ予定
20日 流しそうめん


☆ケアセンター朱咲☆
法人の新しい事業所として仲間入りしました。これからは、ケアセンター朱咲らしい行事をたくさん企画していきたいと思います。        ご期待下さい!!


今月のボランティア紹介

 

さくら筝

今回は、〝さくら筝〟の堀口泰子様、芝喜代子様のご紹介です。 主に桐生市での施設や幼稚園での演奏、小学校の課外授業で琴に触れる機会を作られるなど、幅広い活動をされています。 前橋市での活動は創春館のみだそうで、年に3回、通所リハビリで演奏されています。弦の奏でる繊細な音色は、 合奏によりさらに深く心に響いて、いつも利用者様や私達を和ませて下さいます。元々、同じ教室に通われていたお2人は、 5年ほど前からさくら筝として活動を開始されました。「合奏が楽しい」「やってみたいわね」と、始められたのがきっかけでしたが、お互いに良きパートナーと出会えたことが一番と笑顔で話されていました。今でも毎週1回は一緒に練習をされ、呼吸を合わせての合奏に時間を忘れるそうです。お2人にとって生活の一部という琴・・・。 「やっていて良かった。琴にめぐり会え、パートナーにめぐり会え、(創春館の)皆さんとめぐり会えて良かった。」 との言葉が印象的でした。さくら筝の演奏は、桐生市の明治館喫茶室でも聞くことができるそうです。機会がありましたら、 琴の生演奏を皆さんも是非お楽しみ下さい。



老健作品展見学に行ってきました

 

県下の老人保健施設作品展(以下:作品展)が県庁1階の県民ホールで、6月25日(木)~27日(土)にかけて開催されました。各施設の作品が会場に所狭しと飾られ、訪れた人々の目を楽しませていました。当施設でも今年は天気をモチーフとした4枚の絵「晴れ(太陽)」「曇り(雲)」「雨(傘)」「雪(雪だるま)」をつなぎ合わせて1つの作品となるものや、今年の干支である牛の作品などを出品しました。大きな会場の中、作品がきれいに飾られているところを見ると利用者の方々は「あれは私たちががんばって作ったものだね」と嬉しそうに指を差されていました。
会場を後にするときに作品展に来てどう思ったのか利用者の方にお聞きしたところ「私たちも精一杯がんばって作品を作ったけれども他の作品も素晴らしくて驚きました」と眼を丸くして答えてくれました。
作品の中には、上毛カルタの1枚を絵にしたものや人がくぐれる程のアーチ型になっている大作など、素晴らしい作品がたくさんありました。その中に自分たちが作った作品が飾られているところを見ることは大きな達成感と喜びにつながったのではないかと思います。そのような感情を利用者の方々との作品づくりの中で作り上げることができたことをとても嬉しく思いました。



文芸作品

 

定年の 夫に贈る 浴衣かな

深夜便 まくらの中を 電車音

腰痛に 日夜のなげき 菜種梅雨

逝きし人 思い出しのぶ 菜種梅雨
奈良 久良子

ひとりごと

いつも笑顔を忘れずに
いつもやさしい言葉を忘れずに
いつも楽しく生きて行く
そんな心を忘れずに
そんな人になりたくて
長い歳月生きて来た
あと何年生きるやら
でも 前向きに世の中を
一人ぼっちじゃあないんだと 心に刻んで
世の中の波にのまれず 逆らわず
素敵な人になるんだと
自分の心に言い聞かせ 一度だけの
人生を 楽しく 楽しく 生きて行こ
高橋 三佐男様

朝起きて 交わす笑顔の おもいやり

雨の中 一輪さいた あじさいの花
後藤 勝彦様


リハビリ便り

 


  失語症と構音障害の違い     言語聴覚士 大竹 彩

「失語症と構音障害は何が違うの?」と質問されることがあるので、今回は違いについて書きたいと思います。
以前、それぞれについて書きましたが、構音障害は筋肉の麻痺により呂律が回らないといった症状が出ます。それに対し失語症は、麻痺ではなく言葉を理解する力(聞く読む)、言葉を表出する力(話す書く)といった言葉の全ての側面が障害されます。ポイントは、構音障害は呂律が回らないという症状がでますが、人の話を聞いて理解することや読む書くといったことは障害されないということです。例えば構音障害が重度な方には、代替手段として文字盤が有効ですが、失語症の方は文字を読む書くことに障害があるため、文字盤は代替手段にはなりません。絵や写真等の方がコミュニケーションが取りやすいと考えられるのです。



編集後記

 

今月は当法人の13番目の新しい施設「朱咲」の記事を中心に掲載しました。小規模多機能ホームはこれからますます需要が高まることと思います。職員の熱気とアスファルトの熱気がとても印象的でした。近くに御寄りの際は是非ご覧下さいませ。グループホームしらさぎも1周年を迎えることが出来ました。これも皆様のお力添えのおかげです。ありがとうございました。今回号から新聞に携わる職員が若干ですが変わって増えました。より一層いいものを作っていくことには変わりありませんので、この新聞を御覧の方からの率直な感想をお聞かせ願いたいと思います。皆様の声がこのさんぽみちを変えるかもしれません。より読みやすく、より分かりやすく、より興味を持っていただけるような新聞を作っていこうと思いますので今後とも宜しくお願いします。この新聞が皆様の手元に届くころには梅雨は明けているでしょうか?夏本番を迎えるにあたって食欲の低下、熱中症、脱水などが懸念されます。食べられる時に食べて、小まめに水分を摂取してこの例年以上の熱い夏を乗り越えて実りの秋を迎えましょう。この新聞を御覧の方々や家族の方、皆様お気おつけくださいませ。私も子供と一緒にプール焼けして逞しくなれれば? また来月号を楽しみにお待ちくださいませ。
矢代 歩