HOME > > 平成21年8月号


創春館新聞 「さんぽみち」

 平成21年8月号

8月号もくじ
・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・
・ 子供たちとのふれあい日記
・七夕の催しを子供たちと一緒に
・涼風の家に小さなお客様がいっぱい
・グループホームしらさぎ開設一周年となりました
・名倉院長の健康豆知識
・リハビリ便り
・ボランティア紹介
・お知らせ
・各事業所行事予定
・文芸作品
・編集後記
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

子供たちとのふれあい日記

 

 榛名養護学校の皆様との交流会

 7月1日(水)毎年恒例の榛名養護学校の交流会がグループホームあかしあの里・ディサービスわきあいあいとの間で行われました。
最初に生徒さん達一人一人が元気良く自己紹介をして下さいました。その様子を皆さん楽しそうに目を細め、 ご自分の孫を見守っている様なやさしい眼差しで皆さん見ていらっしゃいました。両施設からは、 この日の為に練習してきた歌を一生懸命唄ってお返し出来ました。ゲームでは、生徒さんが間に入り、少しばかり緊張ぎみでしたが、 始まると直ぐに馴染まれ楽しまれていました。
 最後にささやかなプレゼントをお渡しすると、とびきりの笑顔で受け取っていた生徒さん達の姿が印象に残っています。 お返しのプレゼントも頂き交流会は終わりました。僅か1時間ほどの交流会でしたが、あかしあの里の入居者の方々、 わきあいあいのご利用者の皆さん、そして一緒に居た職員全員が、交流会に参加して下さった生徒さん達のパワーを頂き、 これからの暑い夏を頑張って乗り切っていけそうな、そんな素敵な交流会でした。






七夕の催しを子供たちと一緒に 


 7月7日、ぽらりす保育園の七夕会に療養棟の入所者12名が参加しました。30度を超える暑さの中でも、元気いっぱいの園児達は、 かわいらしいお遊戯を見せてくれたり、一緒に手遊びをしたりと、七夕会を賑わせてくれました。
 短冊にはどんな願い事を書きましたか?という保育士さんからの質問に対して「最近ちょっと体調を崩して悩んでいたが、 今日の七夕会で元気をもらい早速願い事が叶ったよ」と喜ばれている方や、お別れに園児から手作りのネックレスをプレゼントされ、 涙を流して喜ばれている方がいたりと、入所者にとって思い出に残る素敵な七夕会になったのではないかと思います。
 ぽらりす保育園から創春館に帰る車の中、プレゼントされたネックレスを片手に来年の七夕を今から楽しみにしているみなさんの姿は、 織姫と彦星以上に七夕を待ち遠しく思っているように見えました。






涼風の家に小さなお客様がいっぱい

 

 7月7日、涼風の家に小さなお客様が来所されました。倉渕こども園の園児14名です。
園児達が「こんにちは!」と元気良く入って来ると、利用者の皆さんも嬉しそうに笑い、迎い入れました。 利用者の皆さんを挟むように園児が座り、まず一人一人自己紹介をし、好きな食べ物を発表しました。続いて、全員で手遊び唄を歌い、 利用者の皆さんの後ろに園児が回り、肩たたきをしてくれました。「気持ちが良いよ~。」と園児に声を掛ける方や、嬉しそうに笑顔で答える方、 涙を流して喜ぶ方もいました。とても和やかな光景でした。その後、おやつに地元のお豆腐屋さんからいつも頂いている、 おからを使った手作りの『おからかりんとう』とジュースを、「美味しいね、美味しいね♪」と、一緒に食べられました。 楽しい時間はあっという間に過ぎ、お別れの際には、園児と利用者様とが、お互いに見えなくなるまで手を振り続け、お別れを惜しみました。 普段見る事の出来ない利用者様の表情が見られたりと、とても良い交流会になりました。







グループホームしらさぎ開設1周年となりました。

 

     しらさぎ1周年記念イベント

 6月1日にしらさぎは開設1周年を迎えました。
感謝を込め、ご家族の皆様を招待し、6月20日に1周年記念パーティーを開催しました。
当日入居者様はパーティーのケーキ作りを楽しまれました。
昼食は10種類の手作りバイキング形式でご家族様と一緒に取り分けて、楽しく団欒されていました。お腹も満腹になり、 幸せな気分になったところでビンゴゲームで盛り上がりました。ビンゴされた方にはささやかですがプレゼントをさせて頂きました。 最後に懐かしい歌を合唱され昔を思い出したかのように歌われていました。
サプライズで、入居者様のひ孫さんが保育園で習った歌と踊りをお披露目をしてくださり、 入居者様はその愛らしい姿に笑顔がこぼれ温かい気持ちになったようでした。また、ひ孫さんは入居者様一人一人の胸に抱きつき、 たくさんのエネルギーを分けていただきました。お子さんとの触れ合いもいい刺激になったと思います。
入居者様の笑顔から、やっぱり家族と一緒に過ごすことが一番だと思いました。私達一同もご家族様と交流でき、より一層きずなが深まりました。 これからも楽しい施設になるよう盛り上げていきたいと思います。







 

 名倉院長の健康豆知識

 

   膝、 腰の痛みとサギ師について

 群馬テレビ愛好家の方も沢山いらっしゃるとは思いますが、私の場合、夏の高校野球県予選が中心で、 たまにチャンネルを合わせると、その種のコマーシャルを頻繁に流しているのか、 ヒアルロン酸やコラーゲン、 はてまたサメ軟骨のエキスと称する商品の宣伝によく出くわします。 老いても元気な方々の生活ぶりが紹介され、 このエキスのおかげでゲートボールしても膝や腰が痛くなりませんとか、 階段の昇り降りがこんなに楽に出来るようになりましたと、 晴れやかな顔で登場するのです。 そうした場面が繰り返し放映されるのですから、大ていの人は、 ちょっと試しに買ってみようかしらと思うのでしょうね。 画面に登場する人達はいかにも善良そうな方々で、 とても悪い人には見えませんが、そして本人達もまさか自分がと思っているでしょうか。 サギの片棒を担いでいるのです。 今回はそんなサギについてお話しします。

 日本人はよくお人好しだと言われますが、実際のところ、私自身も4,5年前タイで財布をスラれ、痛感しました。 ジャカルタの寺院めぐりをしようと、沢山の車がひしめきあう大通りの横を単独行動で歩いていたんです。突然背後で、「すいませーん、 すいませーん」という日本語が聞こえてきました。タイ語であれば気にも留まらない程の声でしたが、何せ異国での日本語ですから、 耳が犬の様にくるっと回る感じで、音の方角を探りました30m程後方の、歩道と接するあたりのタクシーの窓から、 女性が手招きして叫んでいたのです。何がおきているのか突差には理解できず、硬直した様に立ち止まり女性の方を見ていたのですが、 女性はひどくあわてている風に「すいませーん、すいませーん」とこちらに呼びかけていました。正直、 若くて可愛い女性だったらすっと足が動いたかも知れませんが、年の頃なら40代中頃、いかにもタイやインドネシア、マレーシア等で見かける、 面長で色黒の異国情緒たっぷりの女性だったものですから、しばらくは足は動かなかったのです。しつこい手招きに恐る恐る近づくと、 地図をとり出し、指差しながら、「今朝空港に着いて、タクシーで来たのですが、ここはどこですか?」 と聞きとりにくい英語で息せき切って矢次ぎ早に聞いてくるのです。今から考えるとそんなに大あわてで話す事でもないのですが、 一種のパニックの渦に巻き込む方法なんですね。こちらだって人に教えるどころではない為、もどかしいやり取りを繰り返していたら、 タクシーの中で話しましょうと招じられ、さすがに入る時には一瞬警戒しましたが、タクシーでもあり、 色仕掛けの誘惑に負ける筈のない女性だった為入り込みました。車内でも同じ調子で、ここはどこ、あなたの泊っている所は、 今からそこに行ってもいいか?など、脈絡のない英語が続いたのです。結論から言いますと、タクシーの運転手と女性はグルであり、 女性はちょっとメモ用紙をといって、私の手持ちのバックを開けさせ、バックに手が伸びた時はさすがに警戒しましたが、 それがスリの手だとまではパニックの渦の中で気付かず、暑い車内で汗が噴き出してきた私に、後部座席のティッシュをすすめ、 目を離したすきに財布を抜き取ったのです。余りに話が進まず腹を立てた私が、もういいですと毅然と外に出たのですが、その時、 私の方を見てニヤッと笑った女性の顔、動き出したタクシーからバイバイと言いつつ晴れやかな顔で手を振ったのです。 降りて1分もたたないうちに目が覚め、財布を抜き取られた事に気付いたのですが、どうしょうもありませんでした。 お人好しで頓馬な私を嘲笑するあの女性の笑顔が、今でも時々思い出され、もう一度あの場所に変装して挑戦し、 再度あらわれた彼女にペンキのスプレーでも塗りたくって復讐したいと、あり得ない空想に闘志を燃やしているのです。

 世の中には、人の優しさや弱さにつけ込む輩がいます。私のタイやオレオレ詐欺などは優しさにつけ込んだ例ですし、最初に紹介した、 膝や腰の痛みに効くといった商品を売り込む人達は、人の弱みにつけ込んでいるのです。しかし、 これ程沢山の日本人がサギに引っかかるという事は翻って考えてみれば、圧倒的日本人は、サギ師が身近にいるとは思っていないのですね。 嘘をつかない筈のテレビで、あんなに人の良さそうで、元気なお年寄りが、私はサメ軟骨のお陰で膝がよくなり、こんなに元気ですと言われれば、 大ていの人は信用するでしょう。私にしたって、どこも痛くない為サメ軟骨は買いませんが、同年輩の男性が 「私はこの帽子で女性にもてています」とテレビで上手に宣伝されれば、帽子の一つも買うかも知れません。サメ軟骨やヒアルロン酸、 はてまたコラーゲンの宣伝が、どうしてサギなのか、ご説明しましょう。 年とともに、各関節を構成する軟骨はすり減り、 クッションの役目をするコラーゲンの減少は、関節面の弾性を失う事になり、潤滑油の役目をするヒアルロン酸の減少は、 滑らかな関節の動きを阻害します。これらは、老化に伴う正常な変化です。そして正常な変化だからこそ、老化が防げないように、 避けられない年令による変化なのです。テレビでは「膝や腰が痛いのは、関節を構成する軟骨(コンドロイチン硫酸とコラーゲン)、 ヒアルロン酸などが不足しているから、それら不足しているのを補えば痛みから解放される」と言っていますが、 それらを食品として摂ったからといって、不足分が解消される訳ではないのです。老化の全ての問題は材料の不足ではなく、 製造工場自体の老朽化にあるのです。関節内に直接ヒアルロン酸を注入するのは理屈としては効果がありますが、これとて、 ハゲた頭にのりで毛をくっつける程度のもので、いずれは涸渇し何度も注入する事になります。 これらの行為はアメリカでは医療行為としては認められなくなりつつあります。食品として摂取されたコラーゲンや、ヒアルロン酸等は、 胃の中に入った後消化酵素によりバラバラにされ、アミノ酸として吸収されます。コラーゲンなどは消化されにくく、 まして消化酵素も少なくなっている高齢の方であれば、身もふたもない話ですが、大部分が吸収される事なく、 便として排泄されてしまうでしょう。しかも運よく吸収されたアミノ酸にしても血液に乗って全身に運ばれる事になり、 特別に関節に向かって運ばれる訳ではないのです。またコラーゲンやヒアルロン酸を食べて得られるアミノ酸は魚や肉、 その他どんなタンパク質にも含まれる普通のアミノ酸であり、わざわざそんなエキスを摂る必要は全くないのです。現代の日本の食生活は、 栄養素から見た場合、どんなに粗食の方でも食卓に十分すぎる程の質と量の食事が並んでいる状況です。こうした状況に、 あなたにはまだ追加の卵が必要ですと高価な値段で売りつける人があらわれたらどうしますか? サメ軟骨やヒアルロン酸などを売っている人はその卵を売っている人なのです。その人に全く必要でないものを買わせるからこそサギ師なのです。 少しはサギ師の手口が理解できたでしょうか。サメ軟骨やヒアルロン酸などは必要ないばかりか、 時にはアレルギー反応などの害を及ぼすから注意しなければいけません。老化に伴う膝や腰の痛みは大部分が老衰による変化ですが、 そうではなく、病気といっていい異常な変化があり、病的な変化にはしっかりした医療的治療が必要ですし、 痛みから解放される可能性があります。医療資源の乏しかった頃のお年寄り達は関節の痛みとそれに伴う運動制限を「だましだまし」 という言葉で表現し、生活を維持してきました。残念ながら(?)老化をお金で防ぐことはできません。 コツコツと絶え間のない筋力維持が必要です。我がクリニックではそうした努力をされている方々が沢山います。 素晴らしいリハビリスタッフと一緒に、共に助け合い、励ましあい、避ける事のできない老化に伴う苦労を分かち合おうではありませんか。


リハビリ便り

 

  嚥下障害について
         言語聴覚士  上田吏江子
 嚥下障害とは、疾病や老化などの原因により、飲食物の咀嚼や飲み込みが困難になる障害をいいます。老化によっても起こり得る訳ですから、 誰でもが直面する可能性のある身近な障害ともいえます。その為、食べる為に必要な筋力や機能の維持に日頃から心掛けることが大切です。 嚥下機能の維持向上のリハビリとして、嚥下体操というものがあります。これは、 障害の予防から機能回復まで幅広く使用されるリハビリメニューの一つです。嚥下体操の一部を簡単にご紹介しますので、 ご自身の健康に是非お役立て下さい。
1.首を前後左右等ゆっくり動かす。
2.肩をゆっくり上げて、力を抜いてストンと落とす。
3.口を大きく開けて閉じる。唇を横に引いて前に突き出させる。
4.舌を前後左右に動かす。
5.腹式呼吸で深呼吸をする。


ボランティア紹介

 

   吉岡町を拠点に活動する、吉岡町銭太鼓寿会が、7月8日明月へ慰問にいらっしゃいました。
硬貨が入った筒を振り、にぎやかな音をだす銭太鼓、利用者様も銭太鼓を借りて一緒に(きよしのズンドコ節)など踊って唄って、 夢中で手拍子をしたりと大変盛り上がりました。
「もっとおどって~。」と利用者様からのアンコールに、衣装換えをして応えてくださり、サービス満点の寿会の皆様でした。 職員も大変勉強になり、今後のレクリエーションの参考にしたいです。
 なお、7月16日発行の渋川ヒューマンに掲載されてます。




お知らせ

 

毎年恒例の感謝祭の日程が決まりました。今年も去年と同時期の、夏が終わり秋の気配が感じられる、9月27日(日)に開催いたします。 今年のテーマは只今、委員一同で考え中です。前年同様、職員だけではなく利用者の皆様にも楽しく参加していただける催しをめざし、 委員一同でいろいろ企画しております。今年も恒例の各種イベントを行います。 もちろん大好評の模擬店も開店いたしますので楽しみにしていてください。イベント・ 模擬店については只今企画を練っている段階なので決まり次第発表していきたいと思います。


★ 各事業所行事予定 ★

 

 ☆涼風の家☆

8日 涼風2周年記念・納涼祭
12日 おはぎ作り
22日 くらぶち夏祭り
未定:夕涼み会
未定:かき氷の会
未定:涼風駄菓子屋さん


 ☆グループホームしらさぎ☆

 6日  ゆめさき合同食事会
中旬 流しそうめん
下旬 群馬の森 博物館見学



 ☆ケアセンター朱咲☆


日数未定 白玉作り
     ドライブ


 ☆デイサービスゆめさき☆

3~ 5日 おやつ作り
13~15日 映画上映会
17~21日 納涼祭
25,28日 誕生会
29日 絃の会(慰問)


 ☆星辰の家☆

12日 かき氷会
20日 誕生日会
30日 第1回納涼祭



 ☆療養等3階☆

 5日 小池先生の大正琴
 6日 花火
13日 うどん作り
20日 買い物ツアー
27日 誕生日会



 ☆療養棟2階☆

5日 うどん作り
12日 百賀のお祝い会
20日 買い物ツアー
26日 お誕生会
30日 納涼祭


 ☆グループホームゆめさき☆

 6日 外出
15日 おはぎ作り
23日 誕生会


 ☆通所リハビリ☆

 4日 芙謡会発表会
 8日 光友会発表会
13日 まむれ太鼓発表会
17、18、20日 お誕生会
26~29日 納涼祭
(29日 ヴィクトリー川田とブルーサウンズコンサート)



 ☆わきあいあい☆

13日 バーベキュー大会
15日 パンバイキング
17日 かき氷り大会
27日 ケーキ作り&お誕生会
※ 毎週金曜日はドライブ予定



 ☆デイサービス明月☆

18、31日 誕生会
日数未定 流しそうめん


 ☆グループホーム明月☆

日数未定 流しそうめん(DSと合同)  ハーモニカ慰問



 ☆あかしあの里Ⅰ☆

 
2日 日輪寺祭り参加
 8日 前橋花火大会鑑賞
12日 流しそうめん
25日 花火大会&スイカ割り


 ☆あかしあの里Ⅱ☆

2日 日輪寺祭り参加
 8日 前橋花火大会鑑賞
15日 おやつ作り(おはぎ)
※ 納涼祭&花火大会 未定


 ☆あかしあの里Ⅲ☆

2日 日輪寺祭り
11日 花火大会
12日 誕生日会
25日 手作りおやつ(水ようかん) 


 

文芸作品

 

目覚めれば 緑緑に かこまるる  
六月や 今朝も晴れたる 空なりし 増田静江

リハビリの時をきざむは
    ハヤクもあり オソクもあり
                藤林 秀夫
天の川 天まで届け 我が願い
                坂本 正之助


編集後記

 

今月号はいかがでしたでしょうか?
楽しんでいただけましたでしょうか?今年の梅雨はぐずぐずと長引きまだまだパッとしない日々が続いております。 皆様体調をくずされないようお気をつけくださいませ。また、食事・水分・睡眠をしっかり取り、熱中症や夏バテを予防しましょう! これから夏本番です。皆様が元気で楽しい夏が過ごせるよう願っております。これからも『さんぽみち』よろしくお願いいたします。            高橋 利枝