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創春館新聞 「さんぽみち」

 平成22年2月号

2月号もくじ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・
・特集!委員会紹介
・今月の事業所便り
・今月の事業所行事予定 
・文芸作品
・名倉院長の健康豆知識
・ボランティア紹介
・栄養課便り
・編集後記
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特集!委員会紹介

 

 当法人では利用者の皆様に、より安全、快適に過ごしていただくため、 部署の垣根を越えた様々な委員会活動を行っています。毎月新聞の発行やホームページの更新を行っている私達広報委員会のほかにも、 たくさんの委員会があります。今月号では利用者の皆様の前には、普段なかなか姿をみせることの無い、そんな『縁の下の力持ち』 の活動を紹介したいと思います。

勉強委員会

 勉強委員会では、 ほぼ毎月に一度のペースで職員を対象とした勉強会を開催しています。
会の内容は介護・医療の分野に関することが主です。業務に役立つ知識を学び、より良いサービスの提供に活かすことを目的としています。
 また、施設運営についての説明会を開き、勤務していく上での疑問解消の場として活用したり、時には法人おすすめの映画を上映したりと、 バラエティに富んだものとなっています。働く人が豊かであることが、良い介護・看護につながるという法人の理念のもとに、今後も委員一同、 ニーズに合った内容を企画していきたいと考えています。
                         勉強委員会委員長     根岸 伸







食事サービス委員会

 食事サービス委員会の主な活動は、利用者の皆様においしく安全な食事を提供できるように、栄養課と連携を取りながら活動しています。 お正月のイベントメニューとして、おせち料理を提供したところ、好評とのお話があり、今後も季節にちなんだイベント食や選択メニューなど、 充実したお食事を提供できるよう、心がけていきたいと思っております。また、見た目や食べやすさに配慮し、 器の種類や介助皿の大きさを変更し、より皆様に食事を楽しんで頂けるよう改善させていただきました。これからも楽しく、 おいしいお食事を召し上がっていただけるように、創意工夫していきたいと思います。
                    食事サービス委員会委員     長淡島 雅俊





親睦委員会

 私たち親睦委員会は、 職員の親睦を図る為にソフトバレーボール大会・ボーリング大会・職員旅行・忘年会等を行っています。法人内の施設数も増え、 他部署の職員とは普段あまり顔を合わす機会がないのが現状です。その為、 親睦委員会が主催するイベントが職員同士の親睦を図る良い機会となっています。これからも職員が一致団結し、 より良いサービスを行っていけるよう職員間の親睦を図っていきたいと思います。
                    親睦委員会委員長     石神 幹俊



行事企画委員会

 行事企画委員会では、毎年秋に行なわれている「感謝祭」 の準備を4ヶ月前から行なっています。その年の「テーマ」や、どうしたら利用者様やご家族様に楽しんでいただけるかなど、 何度も何度も話し合って決めています。毎年感謝祭前日は、夕方から委員以外のスタッフも参加し、壁面やステージの飾りつけ・ テントなどの準備を行い、当日を迎えています。当日は感謝祭が円滑に行なわれるよう、行事企画委員はリーダーとして活動しています。 感謝祭開催後は反省会を開き、「こうにしたら良かった」「もう少しこうすべきだった」など反省点が出され、 次回の感謝祭に引き継がれています。
                    行事企画委員会委員長     近藤 千恵子





環境美化委員会

 環境美化委員会では、季節に応じた植栽や花壇の清掃活動をしています。利用者の皆さんに花や樹木をとおして、 季節感や楽しみを感じて過ごしていただけるように心掛けてきました。また活動の中で利用者のご家族様より、 花の苗をたくさん寄付していただきました。
 利用者の方々とも花を見て話題が弾み、花の手入れにも参加していただきました。 今後も皆さんに花を楽しんでいただける活動を続けていきます。
                    環境美化委員会委員長     小山 和子







その他の委員会

 この他にも、看護職員を中心として、インフルエンザやノロウィルスなどの感染予防対策などを行っている感染・ 褥瘡予防委員会、各部署の所属長クラスを中心とした、安全対策、危機管理などを行っているリスク管理委員会、 各施設の防火管理者や男性職員を中心にした自衛消防隊等があります。
 こうした縁の下の力持ち達の地道な活動によって、これからも利用者の皆さんが、日々、安全、快適に過ごされますよう願っています。
                    広報委員会委員長     板垣 剛




今月の事業所便り

 

 ケアセンター朱咲   特大カルタで新年会

 ケアセンター朱咲では、11日に小規模・ グループホーム合同で新年会を行いました。福笑いをしたり、職員による二人羽織りをしたりと笑いが絶えませんでした。また、 手作りの特大上毛カルタを行い、皆様一生懸命に取り組まれました。おやつにはケーキ作りをして、 出来上がってすぐに無くなってしまうほど、美味しそうに召し上がられました。楽しい時間があっという間に過ぎていきました。
 今年も良い年でありますように・・・





 涼風の家    色とりどりのまゆだま作り

 涼風の家では、9日に繭玉作りを行いました。利用者様は「お正月だね。」「おめでたいね。」と話しながら、 慣れた手付きで楽しそうに丸めておられました。丸めおえて、今度は枝に付ける作業!皆様「ここらへんかねぇ?」と迷いながらも、 赤や緑の色鮮やかな繭玉をきれいに飾ることが出来ました。





 あかしあの里Ⅲ   どれにしようか? 寿司バイキング

 28日、あかしあの里Ⅲでは寿司バイキングをしました。皆さんに好きなお寿司を選んでいただき、昼食に食べてもらいました。 すぐ決まる人と、迷ってなかなか決まらない人と、各自の個性がでています。「今日はごちそうだね。」「おいしいね。」の声と一緒に、 大満足の昼食でした。





 デイサービスゆめさき    初詣ドライブ

 デイサービスセンターゆめさきでは、4日から8日の4日間、初詣に出掛けました。初めの3日間は原之郷・富士原神社へ出掛け、その後、 石井・珊瑚寺~赤城大鳥居~時沢神社を回るドライブを楽しみました。また8日は敷島・小石神社に出掛け、その後、初市を前日に控え、 飾りつけなどをしている街中を車中から見学し、ゆめさきに戻りました。4日間とも天気は良いものの外は寒く、 ゆめさきに帰ってきてから飲んだ甘酒がとても好評でした。
 19、20日はデイサービスゆめさき開設6周年のお祝いを行いました。これからも10年、 20年と皆様に愛される施設にしていきたいと思いますので、皆様宜しくお願いいたします。





 伊香保ケアセンター明月    楽しい新年会

 明月新年会を1月16日土曜日にデイサービス・グループホーム合同で行いました。お忙しい中、中沢議員にお越しいただき、あいさつ・ 乾杯の音頭とともにスタートしました。 手作りの食事を提供し、メインイベントは餅つきです。「よいしょっ!」の掛け声に合わせ、 利用者の方に順番でついていただき、なかには「もう一度やりたい」と言われる利用者の方もいて楽しまれました。「最高に楽しかったよ!」 という声が一番嬉しく耳に残りました。





 3階療養棟   大正琴でおめでとう

 3階療養棟では28日、お誕生日会を行いました。2名のお誕生者の方を皆で祝い、大正琴の演奏にそって歌を唄いました。 コメントをいただく時も感無量と涙するシーンもあり、利用者様の素敵な一面を垣間見たお誕生日会となりました。『感動するね』 『どうもありがとうございます』など喜びの声も多く聞かれ、大きな拍手にて閉会となりました。
 感動と感謝のお誕生日会となりました。





 わきあいあい    おやつ作りの出来栄えは?

 ディサービスわきあいあいでは、4日に総社神社に初詣に出掛けました。暖かな日で、皆様それぞれのお願いをし参拝して参りました。 15日には皆さんでふかし饅頭を作りました。「なつかしいねぇ~」と言われとても楽しそうでした。お味は・・・? 聞かぬが花・・ と言う事で。





 グループホームゆめさき   美味しいまゆだま作り

 グループホームゆめさきでは13日に繭玉作りをしました。昨年も制作したこともあり、皆で手際よく行う事が出来ました。 色も2色から3色に増やし、綺麗な繭玉が出来ました。周りで見学していた利用者の方も綺麗に出来たなあと誉めてくださり、 皆で枝に刺し飾りました。残った繭玉はおやつに頂き、皆様喜んで下さいました。皆で楽しみながら出来た行事でした。





 星辰の家   新年会と餅つき

 星辰の家では5日に新年会と餅つきを行いました。
餅つきでは「よいしょ、よいしょ」の掛け声や手返しに利用者様も拍手して喜ばれました。同時におしるこを利用者様と作り、 甘酒とおしるこをいたただきました。
 また、利用者様の今年の抱負を聞いたりお正月の歌を歌ったりと楽しいひと時を過ごしながら新年を迎えることができました。 北嶋主任も父親になる年です。元気で丈夫な赤ちゃんが生まれますように!!





 2階療養棟   第1回 療養棟杯笑顔コンテスト

 2階療養棟では、入所者、職員全員のとびっきりの笑顔写真をエレベーター前に飾り、事前に投票して票の多かった入所者・ スタッフの3組のペアで20日に笑顔コンテストの決勝戦を行ないました。決勝戦に出場した3組のペアは、特技の披露(もちろん終始笑顔で) や大会における意気込みを発表し参加者の票を1票でも多く集めようと必死でした。コーラを一気飲みし、ケツ文字で今回のテーマでもある 「えがお」と描いた某女子スタッフや、 甲子園に行けなかった悔しい気持ちを思い出しながら野球のユニフォームで校歌を熱唱した某男性スタッフ・・・。
 メガホンを使い大きな声で声援を送る入所者・・・そして、接戦の末・・・第1回笑顔コンテストのグランプリが決まり、 優勝したペアには金メダルが贈呈されました。笑顔コンテストなだけに最後まで参加された方全員が笑顔で、とても賑やかな会となりました。 今年一年この笑顔で頑張るぞ!!!





 クリニック通所リハビリ   男性だって負けてません!

 クリニック通所リハビリでは、先月号で女性の手芸作品を取り上げさせていただきましたが、男性も負けてはおりません。 男らしい職人技で木彫りを手がけてくれています。利用者の方が自ら使用する鉛筆立てやパズルゲームから、 大作では入口にある大きな看板があります。お1人での作品は1つも無く、皆で彫ったパーツを組み合わせた共同作品となっています。 それだけに繊細な部分やダイナミックな部分、それぞれの方の個性が表れている味わい深い作品ばかりです。 これからもどんな作品ができるか楽しみです





 あかしあの里Ⅱ   青柳大師へ初詣

 あかしあの里Ⅱでは8日、18日、20日の3回に分けて前橋青柳大師へ初詣に行ってきました。本堂の場所が階段のため、 行ける方は本堂までお参りに行っていただき、行けない方には、下でのお参りになりました。出発前までは気の向かない入所者の方もいましたが、 行かれた方全員心を込めて参拝をすることができ、行き帰りの車内では周辺の景色を眺めたり、楽しく無事に行って来る事ができました。 3日間とも天気がよく、外出日和でした。
 今年も楽しい一年になるように職員も頑張っていきたいと思います。



 創春館通所リハビリ    祝! 介護川柳授賞式

 先日、通所リハビリ宛にメールが届きました。行間から温かさのにじみ出るようなメールは、㈱トンボのキラク川柳の方からでした。
 以前、さんぽみちに介護川柳に応募し、団体賞をいただいたという記事を掲載しましたが、その後、表彰状を持って社員の方が、 遠く岡山県から駆けつけてくださったのです。通所リハビリでは、盛大な表彰式を準備してお迎えしましたが、 その時の様子をキラクのホームページに掲載したことと、感謝の気持ちが記されていました。利用者の皆さんの励みになる企画と、 遠方より足を運んでくださったことに、こちらこそ感謝しています。
 次回のキラク川柳の応募は3月1日から始まります。利用者の皆様とともにスタッフも、前回にも増して応募に向けて張りきっています。 (授賞式の様子はキラクのホームページでご覧下さい。)





 グループホームしらさぎ   2度目のお正月

 しらさぎでは、穏やかで、落ち着いたお正月を迎える事ができました。昨年ついたお餅を食べ、おとそを飲み、書初めをして過ごされました。 5日には 餃子を作りお昼にお腹いっぱい食べ大満足でした。吉田ホーム長のお腹がこれ以上大きくなりませんように!





 あかしあの里Ⅰ   初詣には初鮨?

 グループホームあかしあの里Ⅰでは5日に地元の日輪寺へ入居者全員で初詣に行って参りました。 早いもので21世紀も10年目を迎えミレニアムも一昔前となってしまいましたが、入居されている皆さんには「10年なんてまだまだ短い」 と言った感じで、お参りをする姿には堂々たる貫禄さえ感じられました。
 帰りにはテイクアウトのお寿司を買いホームにて新年会を行いました。今年一年の健康と無事をお祈りしながら美味しいお寿司に舌鼓を打つ、 入居者の皆さんと職員一同でした。






今月の事業所行事予定

 

☆ケアセンター朱咲☆

 3日 節分会
未定 誕生日会


☆ケアセンター星辰の家☆

 3日 節分&誕生日会
24日 たこやきパーティー



☆GHしらさぎ☆

 3日 節分(豆まき)
中旬 誕生日会
   (ドライブ・外食)


☆涼風の家☆

 3日 節分・豆まき
10日 お誕生日会
未定 外食ツアー


☆ケアセンター明月☆

10日 DS・GH合同食事会

DS
 3日 節分
13日 バレンタイン
    ドライブ
    誕生日会
    外食ツアー

GH 
 3日 節分
14日 バレンタイン
    映画上映会
    ドライブ


☆GHゆめさき☆

 3日 節分
 7日 家族会
20、21日 誕生日会



☆デイサービスゆめさき☆

 3日 節分
11~13日 映画上映会
15~17日 おやつ作り
24、25日 誕生日会



☆あかしあの里Ⅰ☆


 3日 豆まき
14日 バレンタインディ(おやつ作り)
月末 外食予定


☆あかしあの里Ⅱ☆


 3日 節分
 7日 誕生日会
未定 おやつ作り
    外食


☆あかしあの里Ⅲ☆


 3日 節分 豆まき
16日 手作りおやつ あんみつ
25日 パンバイキング
未定 外食&ドライブ


☆わきあいあい☆


 2日 豆まき
 5日 餃子作り
 9日 パンバイキング
11、12日 バレンタインディ(チョコづくり)
25~27日 お誕生会&饅頭作り


☆通所リハビリ☆


 3日 節分会
 5日 晃峰会発表会
 8、9、10、12、18日 誕生日会
16、17日 群大附属中学生職場体験
20日 南橘フォークダンス発表会
22日 水野先生のハーモニカ教室
24日 ぽらりす保育園お遊戯会
26日 ちぎり絵教室


☆療養棟2階☆


 3日 節分
17日 おやつ作り(恵方巻き)
24日 誕生日会


☆療養棟3階☆

 3日 大正琴の慰問
 4日 豆まき、恵方巻作り
18日 浅漬け作り   お茶会
25日 誕生日会




 文芸作品

 

 雪降りて 庭に小さき 靴の跡
            高橋 三佐男様

 梅もどき 松の青きに 南天赤く
 あじさいの 冬咲きの花 しとど咲く
             星野 武司様

 建国記念日 一日静かな 住宅地
 伝来の 恵方巻 その色・形
             河村 義郎様

 すこやかに 次の会う日を 楽しみに
        秋深みゆく 一日終えたり
 山茶花の 花白々として 咲きさかり
        好みし夫の うしろ姿見ゆ
             能勢 三千子様

 明月は 休みと聞いて 紙まるめ
     獅子にまきしは 昨日の如し 
             柳澤 照子様

 老の坂 杖をたよりに 登り坂
             小野沢 キミ様

 おはようと 声かけようか 考える
             小渕 喜久雄様
 
 
 今月もたくさんの作品をありがとうございました。また来月もお待ちしています。



名倉院長の健康豆知識

 


   「母との別れ」(1)

 私の母が1月14日(木)夜9時20分亡くなりました。1月6日に満90歳の誕生日を迎えたばかりでした。 「お正月のすぐ後なのでいつも忘れられてしまうのよ」と言っていましたが、今年のその日はおめでとうと声をかけても、キョトンとして 「私いくつになったの?」と力なく聞くほど衰弱していました。本当は嫁いで以来、必死になって守ってきた家(夫や舅、姑を最後まで看取り、 およそ30年間独りで生活してきた家)で最期を迎えさせたかったのですが、 一昨年12月入所以来お世話になっていた創春館で息を引き取ることとなりました。入所以来うちのスタッフを始め、 有形無形の沢山の方々の励ましの言葉や、温かい思いやりをいただきました。ここに紙面を借りて御礼申し上げます。

 1月13日未明、息が苦しいとのことで呼ばれたときには、来るべきものが遂にきたかという思いでした。 急速に進む呼吸状態の悪化から姫路にいる姉たちには、今すぐ駆けつけても間に合わないだろうから、遺体を迎える準備をと話したのですが、 治療の甲斐あってか(苦しい、苦しいと呻く母親を見ながらの無力な自分の姿に、しみじみ「医者は肉親の治療は出来ない」 という格言が思い出されました)、必死の治療に呼吸状態も悪いなりに安定し(大量の酸素療法は必要でした)、 今なら間に合うと姉や孫たちに招集をかけました。夕方になると酸素量も少なくてすむようになり、間に合った姉たちが 「良くなってお家に帰ろうね」という呼びかけに頷いたり、簡単な会話も出来ていましたが、やはり全身で呼吸している状態は同様でした。

 医者として、入所以来ずっと恐れながらも待ち構えていた事態が起きたのです。一昨年12月姫路の自宅のベッドで手をつき、 その際右上腕骨を骨折したと聞き、入院先の病院へ駆けつけました。長く介護が必要なら、 こちらへ連れてくる算段をしようと考えていたのですが、まだ独りで生活を再開できる可能性もあると判断し、帰りました。 その後数日して骨折の大もとの原因は、多発性骨髄腫にあると内科医から連絡が入ったとき、直ちに治療と介護の全てを、 創春館でやると決断すると共に、私の中でくっきりと母の寿命が区切られ、穏やかな老衰でと願っていたものを、 何とも厄介な病気にかかってしまったなあと暗澹たる気持ちになりました。私が入った群大第3内科は、主に血液、腎臓、 膠原病疾患を研究している科でしたから、研修医時代、何人かの多発性骨髄腫の患者さんを診てきました。いずれの方も腰椎の圧迫骨折で、 調べてみたら骨髄腫という方々で、徐々に進行していく貧血、腎不全、高カルシウム血症などがあり、治療で一時的に病勢は食い止められますが、 治療困難な骨痛に悩まされながら、数年後には訃報に接することとなりました。現在では新しい治療法も開発され、長く生きられる方もいますが、 高齢の私の母などの場合、治療してもしなくても寿命とは関係なく、大多数の方が3年以内に亡くなられているのを確認するとともに、 残された人生を、できるだけ苦痛のない人生にしてやろうと決心しました。

 この病気は形質細胞という血液中のリンパ球の一種が癌化したもので、正常な形質細胞は私達の身体を感染症から守る働きをしている為、 癌化=正常な形質細胞がなくなる、という図式にて、大多数の方が感染症(主に肺炎)で亡くなります。またこの癌化した細胞は、 骨を溶かす細胞に活動を強力に働きかけ、骨をつくる細胞にはその働きを止めるように促す、そうした物質を分泌するものですから、 骨がスカスカになり、極端な場合、ちょうどプレスでブリキ板を打ち抜いた様な空洞が骨のあちこちにつくられます。

 スタッフの力を借りて、入院先の病院からワゴン車に乗せて入所させて以来、毎月の血液検査にて癌細胞が確実に増えていき (癌が生産する血液中の蛋白の一種γ・グロブリンを測る事で増えているのが分かります)、貧血が進行するのを確認する月日でしたが、 幸いな事に、近くの整形外科で診ていただいたところ折れていた骨がくっつき、それに伴うように、 入所以来訴えていた腕や胸の痛みを訴えることは少なくなりました。骨折は治る望みはないだろうと考え、 骨の痛みには最終手段として麻薬なども使ってみましたが、吐き気のみで効果なく、さてどうしたものかと悩んでいただけに、 ひどい痛みに親子共々悩まずに済んだことは望外の救いとなりました。血液の癌とはある面では残酷なもので、 白血病の人でも貧血さえ改善してやれば、外見上は何等健康な人と変わりはないのですから、「お母さん元気そうですね」と言われても、 病気の今後の過程を予想できる身であってみれば、何とも返事のしようがないのでした。また分け隔てなく治療する責任がある立場であれば、 人目につく所では1人だけに話しかけることもできず、夜も7時頃4人部屋のカーテンで身を隠し、 声をひそめもっぱら聞き役にまわっているのでした。

 うちのスタッフ達は、院長の母という厄介な存在にもかかわらず、ごく自然体に親身で、 それでいて他の入居者の方々と区別することもなく世話を焼いてくれました。(つづく)




ボランティア紹介

 

  「小川音楽教室」

 今月紹介させていただくのは、榛東村で教室を開かれている、小川音楽教室です。教室のメインはピアノですが、それ以外にもドラム、ギター、 管楽器など色々な楽器の演奏を学ぶことができ、子供だけでなく大人のための教室も開いています。
 これまでにも、いくつもの施設でボランティアの演奏を行っているとのことで、こちらでの演奏もピアノだけでなく、歌あり、踊りありの、 とても素晴らしいものでした。利用者の皆さんも一緒になって踊ったり、手を叩いたり、 中には子供達の演奏に涙ぐんで喜ばれている方もいらっしゃいました。素敵な演奏をありがとうございました。





栄養課便り

 

  「笑いで健康に!」

 皆さんは日々笑っていますか?「笑い」は生活習慣病と深い関係があります。
生活習慣病の原因として塩分や脂肪分の摂り過ぎがありますが、最も関係しているのが「ストレス」です。そのストレスを解消できる特効薬が 「笑い」です。笑うと血圧を下げ、心拍数も減るので心臓や血管の負担を軽くし、楽にします。 皆さんも毎日忙しい生活の中で楽しく笑える事をたくさん見つけて健康な体をつくりましょう。(ちなみに私の笑顔は僕に勇気と希望と夢、 そして元気を与えてくれると彼から言われています。(笑))
                    栄養課     大平 知穂



編集後記

 

 今回のさんぽみち如何でしたでしょうか。各委員会の活動内容を紹介しましたが、各委員長中心に盛り上げ活動しています。 特に私達広報委員は毎月の活動なので、同じ内容にならないよう各委員からの声を一つ一つ拾い上げ、一つの作品にしてきました。 これからも各委員会が盛り上がり、私のお腹が盛り上がらないよう頑張りたいと思います。
                    伊香保ケアセンター明月     平林 徹