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創春館新聞 「さんぽみち」

 平成22年11月号

11月号もくじ
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・秋の大運動会真っ盛り!
・今月の事業所便り
・院長先生の健康豆知識
・文芸作品
・今月の行事予定
・投稿コラム
・季節便り
・編集後記
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 秋の大運動会真っ盛り!

 

涼風の家  倉渕の秋は表で大運動会



十月を象徴するかのような秋晴れの空のもと、涼風大運動会が行われました。利用者様による宣誓から始まり、 パン食い競争、宝探しゲーム、玉入れなどの競技が行われました。中でも特にパン食い競争は大盛り上がりし、 スタートの合図が鳴る前からお目当てのパンにまっしぐら…という場面もありました。また、 お昼には地域の食材を使用した手作り弁当も美味しくいただきました。青空と倉渕の山々の鮮やかな緑、 そしてまさに涼風に包まれて笑顔の絶えない一日となりました。


療養棟二階   車椅子でレッツゴー! 誰が一番でしょう





 療養棟二階では十月二十日に秋の大運動会を行いました。まず、紅白のチーム代表者による選手宣誓で幕開け。 利用者種目として玉入れ・お菓子取り競争・紙風船割り競争、職員種目として飴玉探し競争・乗り物競争を行いました。お菓子取り競争は、 紐に吊るしたうまい棒を口や手で取ってゴール。 一位でスタートしてもお菓子が吊るしてある紐がゆらゆらと揺れてしまうというハプニングもありました。飴玉探し競争では、 顔を真っ白にしてやっとの思いで飴を口にしてゴールするスタッフもいれば、一発で飴を口にしてゴールするスタッフもいて利用者の方々は終始、 お腹を抱えて笑っていました。「あんなに顔を真っ白にしちゃって!!」「来年は頑張るぞ!!」との声が聞かれ、 秋の大運動会は幕を閉じました。

今月の事業所便り

 


創春館通所リハビリ  大 運 動 会 は 大 盛 況


 
 十月六~九日の四日間、創春館通所リハビリ恒例の運動会を行いました。フロアーに赤組・白組の大きな輪ができ、対抗戦の開始です。 最初の種目は「玉入れ」。童心にかえった利用者様は、真剣にカゴを目がけて玉を投げ入れます。一方、 こぼれ落ちた玉を拾い集める職員も必死でした。二種目めは「応援合戦」各チーム変装を凝らし、鳴り物を工夫し「三三七拍子」 「フレーフレー○○組」といった具合に、団結力を競いました。院長先生の愉快な判定に、笑いのうずがまきおこります。三種目めは、 日替わり競技(六日せんべい食い競争・七日スプーン競争・八日花摘み合戦・九日風船割り競争)でした。八日に行った「花摘み合戦」は、 騎馬戦の帽子をはぎ取る楽しさを味わっていただこうと考えた競技で、 危険がないようにビニールシートに貼りつけた紙の花を写真のように職員が身につけて摘みとっていただく競技です。皆様夢中で、 一瞬にして勝敗が決まってしまいましたが、利用者様から「準備が大変だったね。」と、ねぎらいの言葉をいただきました。 今回の運動会で利用者様 職員共にいい汗をかき、日頃のリハビリの成果を発揮するよい機会となりました。 院長先生からいただく表彰状と優勝旗に特別な重みを感じていただけたと思います。


 明月  紅白の華が咲いた



 いよいよ毎年恒例の運動会を十月十一~十三日の三日間開催いたしました。
今回も利用者の方々・職員が紅組・白組と分かれての点取り合戦であり、猪突猛進の雰囲気の中で、真剣な眼差しで競技に向かっていました。 競技では「玉入れ」・「棒渡し」・「トイレットペーパー綱引き」・「パン食い競争」の四種目でしたが、やはり一番の盛り上がりは 「パン食い競争」でした。利用者様一人一人の顔つきも必死で、大口を開けてパンをくわえようとする方や、 なかなかくわえる事が出来ず素早い手つきで取ってしまう方もいました。皆様満面の笑みが見られ、盛大な運動会の三日間でした。


ゆめさき 秋の大運動会



  ゆめさきでは十一日~十四日までの四日間に『ゆめさき秋の大運動会』を行いました。今年はチーム名を上毛三山から取り、 赤城と榛名の二チームに別れて競技を行いました。競技種目は大玉運び・応援合戦・玉入れ・パン食い競争の四種目で争いました。まず、 各チームのキャプテンによる選手宣誓にて大運動会が開幕し、どの競技においても接戦が続き、 両チームとも相手チームには負けじとばかりに白熱されている様子が数多くみられていました。また、 一番の盛り上がりをみせたのが最終競技のパン食い競争でした。どの方も手を使いたい気持ちを抑えながら、 必死に口だけでパンをくわえようと奮闘されていました。中には、やはりズルをして手を使ってパンを取られる方もいましたが、 それはそれで笑いもおき、楽しい競技となりました。最後にチームには関係なく利用者様全員でフォークダンスを踊りました。 普段なかなか他の方と触れ合う事が多くない利用者様ですが、その時は恥ずかしながらも他の方と手を繋ぎ合い、 徐々に慣れてきたのか最後の方にはとても良い表情をされてダンスを踊られていました。四日間を通して、 日頃のリハビリの成果を存分に発揮した大運動会となりました。


 わきあいあい 連日の大運動会



 十月二十日~二十二日の三日間かけて、わきあいあい大運動会を行いました。ロープの先にパンを付けて巻き取る、パン取り競走では、 皆さんハッスルしてパンを巻き取っていました。応援も白熱して、赤チーム・白チームとも自分のチームの方を一生懸命応援していました。 玉入れ・ボーリング・風船バレーなどいろいろなゲームを行い、いつもは、おしとやかな皆さんもこの日ばかりは、 大きな笑い声で頑張っていました。運動会の記念にメダルと賞状を持ち帰って頂きました。


 GHしらさぎ  秋の大運動会



 しらさぎ、ゆめさき合同の秋の大運動会を、十三日しらさぎホールにて開催しました。各代表二名の入居者が元気に選手宣誓を行った後、 賑やかで勢いのある応援合戦や、玉入れ、パン食い競争、借り物競争の三種目を競い合い、 みんな目をキラキラ輝かせて楽しんでいらっしゃいました。お昼には、自家製のお弁当と、 ゆめさきから頂いた二百個以上の餃子をお腹いっぱいに頂きとても満足された様子で「楽しかったよ」との声がたくさん聞かれました。 今回初めて、合同での運動会でしたが、ゆめさきの入居者の方との交流がはかれてとても思い出に残る、活気のある楽しい運動会でした。


クリニック通所リハビリ 文化祭へ作品を出しました



 クリニック通所リハビリでは、創春館通所と合同で、地元の南橘地区主催の文化祭に利用者様の作品を出展致しました。昨年に引き続き、 二回目の出展となりました。普段のレクリエーション活動で楽しみながら作り上げたもので、どれもすばらしい作品です。 自分の作品を見てもらうことが利用者様の励みになり、 この展示を通じて地元の方々に施設の取り組みを少しでも知っていただく機会となれば幸いです。


あかしあの里Ⅰ コスモスが一杯でした




 十月十一日に炭酸まんじゅうを作りました。生地をこねてもらったり、生地の中にあんこを入れてもらったりと入居者様と一緒に楽しみながら、 作れました。お店に出せるぐらい、綺麗に出来上がっていたので、また作りたいと思いました。
 十月二十五日・二十七日には、コスモス見学に行って来ました。車椅子の方が多いため二回に分けて昼食前に行って来ました。ベンチもあって、 歩く人も休む事が出来、花を摘んだり写真を撮る事が出来ました。久々に、外出が出来た為「わぁ!嬉しい・綺麗」などの声が聞かれ、 雨も心配されましたが、出掛ける頃には晴れて、「皆さんの声が天に届いたんですよ。」とスタッフが言うと「そうかねぇ」と喜んでいました。 コスモスに触れて、秋の気配を感じて頂けて良かったと思いました。


療養棟二階  誕生日に優しい音色



 十月二十四日に十月生まれの方の誕生日会を行いました。院長先生よりお祝いの言葉を頂き、 ご家族様とスタッフからのメッセージカードを贈呈し、全員でバースデーソングの合唱をしました。会の後にはスタッフによるハンドベルで 「アメイジング・グレイス」の演奏を行いました。ハンドベルはとてもやさしい音色で、その音色に皆さん聞き入っている様子でした。 中には感動して涙を流されている方もおりました。私もそのうちの一人です(笑)


明 月 オバケがやってきた



 十月三十日にハロウィン・パーティーを開催させていただきました。会場の彩りもカボチャのオバケ・ コウモリのぬいぐるみ等少し怖い雰囲気の中で、職員一人一人オバケになりすまし、 時には全身包帯のミイラ男等と個性的な格好で盛り上げていきました。やはり、ハロウィン=カボチャのイメージの方も多く、 今回は手作りカボチャのケーキを女性職員心を込めて調理しました。利用者の方々も、心のこもったケーキを堪能し「これは、 カボチャが入ってるでしょう。」・「濃厚で美味しい。」等の声も聞かれました。利用者の中には少しビックリした方もいましたが、 職員の顔を見ると安心したように笑顔が見られ、ほのぼのとしたハロウィンとなりました。


涼風の家  みんなで芋ほり大会です



 十月十九日、涼風の家ではサツマイモ掘りを行いました。期待に胸をふくらませ芋掘りを行ったのですが、 思ったより少ない量しかとれませんでした。犯人は・・・モグラでした。それでも採れた芋は美味しく頂くことができました。 来年はモグラ対策を考えて芋作りをしたいと思います。


ケアセンター朱咲 陶芸教室



 ケアセンター朱咲では十月二十八日に利用者のご家族の方がボランティアで陶芸教室を開催して下さいました。 今回はクリスマスにむけてリース作りを教えて頂きました。ひいらぎの型をぬき、 様々な飾り付けをされていて利用者様の個性を見る事ができました。『どんなのが出来てくるのか楽しみだね』と利用者様同士で話されていて、 皆様とても楽しまれていたようです。出来上がりは一ヵ月後との事で皆様いまから待ち遠しい日々です。今回このような機会をつくって頂き、 とても感謝しています。


通所リハビリ    ピーナッツ人形って??




 午後に行っているレクリエーションのご紹介をします。手芸のテーブルでは、現在ピーナッツ人形を作っています。 その名の通りピーナッツに手や足を付け、洋服を着せます。足にはちゃんと立てるように針金を使っています。マフラーや帽子にリボン、 ちょっとひと工夫して、利用者様それぞれの感性が光ります。少し細かい作業ではありますが、 出来上ったかわいい作品に皆さま目を細めておられます。また粘土細工のテーブルでは、現在お正月に向けての飾りや来年の干支「卯」 を作成しています。これからもたくさんの作品を創春館内に飾っていきたいと思います。


あかしあの里Ⅱ  誕生日会



 あかしあの里Ⅱでは、十月二十三日に誕生日会を行いました。 職員の車椅子用の座布団と誕生カードの祝い品に涙ぐまれて感謝の言葉を何回も職員に言ってくださり、とても喜ばれていました。 偶然にも職員が踊っている時にご家族の方が来られ、一緒に笑って頂き、楽しい一時を過ごす事ができました。 今後も入居者はもちろん家族の方も楽しめるイベントを企画して行きたいと思います。


療養棟三階  楽しい秋の運動会



 療養棟三階では、七日に秋の運動会を行いました。競技種目は、借り物競争、あめ玉探し競争、そして運動会の定番の玉入れの三種目です。 借り物競争では、「ぬいぐるみ」、「本」など判りやすいものから、「マヨネーズ」(!)や{きれいなお姉さん」(女性職員は全員そうです。 )など色々な札があり、大盛り上がりでした。あめ玉探し競争(粉の中にある飴玉を、手を使わずにとるお馴染みのやつですね)では、 職員も一緒になって顔中真っ白にしながら大健闘でした。玉入れでは赤白両チームとも真剣に玉を投げ入れていました。
また来年も楽しい運動会を、皆さんといっしょに迎えたいと思います。


院長先生の健康豆知識

 


      年をとっても元気な身体づくり

 今月は南橘地区婦人部連盟主催の妙齢(多くは七十才以上?)の女性たちを前に講演する予定です。 「年をとっても元気な身体づくりという事で、それにまつわる体操や運動の仕方を教えて下さい」という注文がつきましたが、 はてまたどうしてそんな難題をこの私にと思いましたが、「話をして貰うなら名倉先生がいいわよという声が圧倒的に多かったものですから」 という担当の女性の言葉に思はず鼻の下を長くしてt即座にいいですよと答えてしまったのでした。 しかし女性達の前で話をするのはなんとも心地よいものです。こちらを見つめる瞳がまるで乙女のようにキラキラ輝き、 そのまなざしにアイドルスターになった様な気分になるのです。そうした沢山の瞳との出会いを予感して、今からワクワクしているところです。 中学、高校、大学と全く女性にもてなかった私には、「女性の点数が高い男」という言葉が逆トラウマの様に作用し、有頂天にさせるのです。 閑話休題。話の枕は、戦後の日本人が失っていった生活様式の変化から始めようと考えています。衣服では和服を着る女性が少なくなりました。 パン食が増え、卓袱台を囲む食事という光景は滅多に見られなくなりました。それに伴い、日常正座する事もなくなり、 お坊さんのお経を正座して聞くのが大変な苦行となってきました。また便器はほとんどの家庭で洋式になった為、 しゃがむ動作が少なくなりました。「腰のすわり」という漠然とした言葉がありますが、実は戦後の日本人は、こうした生活様式の変化とともに、 この「腰のすわり」も失っていきつつあるというのが、話の続きです。相撲では「股割り」が大切だと言われますが、 同じ内容を指した言葉と思われます。「腰のすわり」=長く正座ができる、という図式が思いつきましたが、この正座の為には、 まず膝の痛みや変形が無いことが必要です。次に疲れない正座の為には骨盤および仙骨の上に腰椎が均等にまっすぐ乗っかり、 頭から腰椎にかけて背筋がピンと伸びている必要があります。女性が年をとっても肩凝り、腰痛、膝痛などに悩まなくてもいい身体とは、 ピンと胸を張った正座が長くできる身体というのが、生活様式の変化から見た老いても元気な身体という話の結論です。そして昔の人は、 背筋をピンと伸ばす必要のある和服や洗濯などの労働、和式トイレで何回もしゃがむ事や、 日常的な正座などで無意識のうちに老年期のリハビリを行っていたという話をします。ああ、そうそう、私のよすゑばあさんが、 幼い私を連れて近所の店に買い物に行く途中、突然草むらの方に隠れていったら、目にもあざやかな赤い腰巻をひょいとまくり、 ちょこんと坐って小用をたし、紙でふくこともなく数回腰をふって何食わぬ顔で草むらから出てきた話は、 そんな現代の老人にとっては難しいであろう動作が、昔の人はいとも簡単にできたとい事で笑いを誘うネタにしたいと考えています。
 最後に、先に述べた昔の日常的な生活様式および動作を参考にしながら、 老年期にも元気でいる為の身体づくりにはどんな運動や体操が大切かという話をする予定で、準備をすすめていますが、 立派な老人になりつつある自分自身や、当施設のリハビリにも参考になるような講演にしたいと考えています。 そして具体的な体操や運動については、後日皆様方に実演でお見せしたいと思います。


文芸作品

 


・朝やけが 日出るまでも 光り居り

・秋しとど 黄色の波に はださわぐ 
              星野 武司様

・声細き 妻とはなりぬ 夜の秋

・声若き ヘルパーなりし 秋の初め
              上岡 錦斎様

・赤とんぼ 乱れ飛ぶ空 テロありし
     秋の前線 秋のまえぶれ
             影山 えいじ様

・秋の日に ゆずを取りに 楽しくて
             小竹 喜代子様

・ハエたたき 振り上げてるぞ
          早よ逃げろ 
              小林 隆一様

  今月も沢山の投稿ありがとうございました。次回も宜しくお願い致します。


 

今月の行事予定

 


★明月GH★
お菓子作り ドライブ 映画上映会
DS・GH合同紅葉狩り週間(8日~13日)

★創春館通所リハビリ★
 2日 芙謡会 民謡発表会
 8日 さくら筝 琴の演奏会
15日 民謡踊り教室 
19日・20日 お誕生会
27日 アロハエンジェルス フラダンス発表会
29日 浅先生ちぎり絵教室

★涼風の家★
 5日 紅葉見学ドライブ
23日 やまなみ祭り
未定 おきりこみ作り

★あかしあの里Ⅰ★
 5日 おやつ作り
17日 鍋パーティー
29日 バーミヤンで外食ツアー

★ケアセンター朱咲★
 5日 誕生日会
30日 誕生日会
紅葉ツアー

★療養棟三階★
 3日 大正琴慰問
10日 文化発表会
11日 買い物ツアー
18日 おやつ作り
25日 誕生日会

★明月DS★
誕生日会 ドライブ お菓子作り
DS・GH合同紅葉狩り週間(8日~13日)

★GHゆめさき★
 7日 誕生日会
10日 外食ドライブ
23日 お楽しみ食事会
25日 合同ドライブ(GHしらさぎ)

★星辰の家★
 3日 焼き芋大会
 8日~14日 甘味ツアー
15日~19日 紅葉ドライブ
23日 誕生日会

★療養棟2階★
10日 笑顔コンテスト
11日 買い物ツアー
17日 おやつ作り
24日 誕生日会

★GHしらさぎ★
10日 誕生会
中旬 ゆめさきとピクニック
下旬 紅葉を見にドライブ

★あかしあの里Ⅲ★
 5日 誕生会
16日 手作りおやつ(どら焼き)
26日 運動会
日程未定 ドライブ&外食

★わきあいあい★
 1日~ 6日 小菊ドライブ
 8日~13日 紅葉ドライブ
18日・26日 誕生日会
25日 すいとんパーティー

★DSゆめさき★
 5日 ブッチーライブ
 4日~10日 紅葉ドライブ
15日~17日 映画上映会
18日~20日 おやつ作り
24日 誕生日会


投稿コラム

 

「国定一家の形成」     坂本正之助

 前回お話しました忠治は、幼い頃から我鬼大将で十四・五才から酒や飯盛女を自由にする生活にあこがれた。 それが出来るためには金がいる。 そこで忠治は金がいるのでまず博打場をひらいて寺銭という手数料をとる貸元になる事だと貸元は縄張りという勢力範囲を持つ親分である。 それにはやはり腕が立たなければならないそうで、忠治は思いたつと隣村(現 赤堀町)赤堀市場村の道場「練武館」を訪ねた。 本間仙五郎応吉馬庭念流に入門した。本間念流と呼んでいた忠治は、立派な長屋門を入ると左手に道場があった。 四十なかばの年頃である本間先生がいた。最速忠治は「隣村国定村から参りました忠治と申します。よろしくお願い致します。」と挨拶をすると、 顔つきは柔和で穏やかな口調で「よく来なすった。撃剣をやるのかね。」忠治は「へえお賴申しやす。」と頭を下げた。そして忠治は 「あっしやしがねえ極道者でござんすが、入門させて下せえやせ。力のつづく限り稽古いたしやす。」先生は「いいだろう。」 と入門をさせてくれた。忠治はその日から連日本門道場へ通った。はじめは木刀だったが、二ヶ月後竹刀をとっての稽古が許された。 忠治はめきめきと腕を上げて二年後十七才で免許皆伝となった。現在の四段の腕前である。 ここで忠治は免許皆伝を期に自分の縄張りを取る事を考えた。それには親分を持つ事である。そこで忠治が関東きっての親分大前田栄五郎である。 大前田栄五郎は博徒田島栄五郎(侠客 大前田栄五郎である)厩橋「前橋」の賭博として勢多郡大前田村「現 宮城村」 生まれ寛政五年一七九五年生まれで忠治より十七才年長で忠治の才を見込んで兄弟分の盆を交わしたともある。 いづれにしても忠治一家の形成と縄張りには栄五郎の息がかかっているのである。 関東三千人もの幹部を持つ栄五郎の傘下の忠治一家はめきめきと頭角を現し、関東一円に名を高めていった忠治は、当年十八才であった。 後日をお楽しみに。


季節便り

 



創春館の庭に、きれいな黄色とエンジ色の菊の花が咲いている事を御存知ですか。高津戸峡の近くの、 ながめ公園の菊人形に使われる菊と同じものです。また、富士見町が推奨して道路わきにきれいに並んで咲いている菊の花も同様なものです。  この菊は、創春館の利用者の方が、菊の苗を今年作ったものを頂いきました。それを創春館の周りに植えました。 毎年今時分になると米野街道に咲く菊の花を見ながら送迎をし、あの菊が創春館に有ったらいいなといつも思っていましたが、 今年はその望みがようやく叶いました。創春館の利用者の方々は、口を揃えてきれいだね。といって菊を眺めています。 五月のころから十一月の今日この頃まで半年近く丹精込めて来たかいがありました。来年は、 もっと沢山の苗を作り創春館の周り中に咲かせてみたいと思います。

編集後記

 

 さんぽみち十一月号の記事はいかがだったでしょうか?。前回の明月・星辰の家の開設記念特集どうでしたか、 楽しそうな様子の写真も掲載されていて一度、両施設へ見学に足を運んでみられてはいかがでしょうか。
 今回は、運動会や散歩など外へ出たくなる季節のイベントが盛り沢山となりました。空や風や山に目を向けると、 自然が変化しながら人の目を楽しませてくれるとしみじみ感じられます。
最近は、急に気温が下がる事も多く、風邪等引かないよう体調管理に気を付けてください。また、食欲の秋なので、 食べ過ぎには気を付けてください。これからも、よろしくお願いします。
                            広報委員  飯野 雅実