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創春館新聞 「さんぽみち」

 さんぽみち5月号

さんぽみち5月号もくじ

・春らんらん一周年!

・リハビリ便り①

・今月の事業所便り

・吾輩はジータである。

・院長先生の健康豆知識

・行事予定

・リハビリ便り②

・文芸作品

・編集後記

 

 

   おかげさまで春らんらん1周年!!

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 初夏のようなお天気の5月1日、『春らんらん』は皆様の温かいご支援により1周年を迎え、感謝祭を開催することができました。

当日は利用者様そのご家族様、自治会やお世話になった地域の方々にも参加していただき、施設内の見学後に職員手作りの軽食や余興を披露し、楽しい時間を過ごすことができました。開設当初は利用者様も職員もお互いに恥ずかしそうに接する姿もありましたが、今では余興前に緊張している職員を見て「大丈夫だよ、頑張りな。」と、利用者様が優しい言葉をかけてくださったり、感謝祭の献立の相談や味見をお願いする場面も見受けられ、この1年間を本当の家族のように過ごせてこれたことを大変嬉しく思いました。

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まだまだ未熟な『春らんらん』ですが、皆様に愛されるよう大きく成長して行きたいと思っておりますので、これからも変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。

                                                                                     春らんらん職員一同

 

リハビリ便り①

 創春館通所リハビリより

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 町田きんさんは平成二22年の秋、体調の悪化により1ヶ月間入院生活を送りました。退院時に体重は約半分の33㎏にまで低下し、立っている事も出来ないほど体力が低下してしまいました。

平成23年の2月から創春館の通所リハビリに通い、現在ではヘルパーを利用しながらの家事動作と、短距離の杖歩行が出来るようになり、体重も45㎏になりました。

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「やって貰うばかりじゃなくて、自分でも何とかしなきゃいけないと思うことが大事。色々あるけど、みんなが励ましたり、助けてくれるから良くなったんだよ」と、きんさん。

意欲的にリハビリに取り組まれ、前向きな考えのきんさんは職員にも多くの元気を与えてくれています。

 

今月の事業所便り

 ケアセンター朱咲

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 ケアセンター朱咲の家では、小規模・グループホーム合同で4月9日から数回に分けて二子山公園に桜を見に出かけました。満開の桜を見て「綺麗だね」「今日は来て良かったね」と笑顔で皆様とても満足されている様子でした。桜の花を見ながらお菓子を食べて、桜の木の下で記念撮影を撮りました。写った皆様の表情は桜の様に明るい笑顔であふれていました。利用者様の笑顔が沢山咲き誇ったドライブとなりました。

 

 創春館通所リハビリ

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  通所リハビリでは、4月12日~18日までの1週間、お花見ドライブにでかけました。例年よりも開花が遅れた事により、桜の開花を心待ちにされていた利用者様がたくさんいらっしゃいました。最初の4日間は、桃木川から敷島公園へその後県庁周辺を周り、群大前の桜を眺めて帰るというルートでした。後半の3日間は、桃木川から国体道路の桜並木をぬけ北橘関水周囲をまわり、富士見の珊瑚寺の桜を眺めて帰るコースでした。満開の桜に拍手をして喜ばれる方や、桜吹雪に風情を感じるとしみじみ語る方もいらっしゃいました。ご家族とでかけることのできない方もおられ年に1度のお花見ドライブは、利用者様にとってかけがえのない思い出となったことと思います。 

 

 GHゆめさき

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 GHゆめさきでは4月8日、るなぱあくに出掛けました。

 今回は自由参加で、ご家族にも声を掛け3組のご家族も一緒に行かれました。当日は天気も良く、外出日和でした。イベントがあり、混雑していましたが2名の方が職員と遊具に乗り楽しまれ、当日休みの職員が場所を確保してくれており、皆でお弁当を食べました。その後は自由時間で公園内を散歩し、露店でチョコバナナを買って食べたりフルーツあめ、今川焼きなどを食べ皆楽しまれておりました。残念ながら花はまだ咲いておらず、花見とはなりませんでしたが、皆「花よりだんご」で美味しい物を沢山食べれて良かったと思います。

 

 春らんらん

 アロハラブリーズの慰問コンサート

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 4月11日、春らんらんではハワイアンバンドのアロハラブリーズの皆様に慰問コンサートに来ていただきました。昔懐かしの歌謡曲から始まり、オカリナ演奏やフラダンスなどで、あっという間の1時間が過ぎてしまいました。利用者様も、曲の間に合いの手を入れたり、一緒にフラダンスを踊ったりと、とても楽しい時間が過ごせたようです。

 

 療養棟3階

春のお茶会

平成24年5月号療養棟3階春のお茶会.JPG

 療養棟3階では4月5日に「春のお茶会」を開催しました。希望する利用者様には抹茶をたてて水ようかんと共に召し上がって頂きました。背景にはダンボールと色紙で作った桜を飾り、職員による舞踊(?)を披露したり、実際、屋外では桜は三分咲きくらいでしたが、ダンボールと色紙の創春館の桜はいち早く満開になりました。お披露目した時は「きれいだね~」「桜が見れて良かったよ」などの声がきかれ皆さんとても楽しそうでした。

 

 療養棟2階

職員撮影のお花見試写会

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 四月といえばお花見ですね。療養棟2階利用者様に国の花でもある『桜』を見てもらうために、お花見試写会を行ないました。職員が前橋市内の桜の名所に出向き、撮影した色々な桜や風景を鑑賞しました。『あ、知ってるよ、ここ』『県庁が映ってる』など知っている場所や、『綺麗だね~』『満開だ』など、桜や風景を絶賛する声が多く聞かれました。こんなに喜んで頂けるとは予想外でしたが、四季にあった上映会ができ、毎日がお花見になりそうな、そんな療養棟2階です。

 

 クリニック通所リハビリ

これもリハビリ!!

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 クリニック通所リハビリでは、利用者様それぞれの身体機能やご自宅での様子などを定期的に評価し、その方に合った内容を個別リハビリとして実施しています。時には、リハビリの一環として、屋外歩行や草むしり・庭作業なども取り入れて行っています。あまりにも集中し過ぎて、時間を忘れてしまいそうになることもありますが、外の空気にふれ、季節を感じる事ができ、リハビリ終了時には、皆様気持ちの良い汗をかいています。

 

 星辰の家

 お花見・外食ツアー

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 4月9日~13日に、お花見・外食ツアーに行ってきました。渋川市道の駅こもちとこもち庵で、そばや定食を堪能してきました。外食ではいつもと違う雰囲気を味わって頂き、

利用者も大変喜ばれていました。外食の後は、車で前橋の敷島やグリーンドーム周辺をドライブしました。桜を眺めながら写真を撮ったり、ジュースを飲んでお花見を楽しまれました。

 利用者様も満開の桜を見て「きれいだねぇ」と話され、春を感じることが出来たと思いました。

 

 明月 

毎年来るのが楽しみです。

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 明月では、毎年この時期 キジ、ツバメ、鶯、などたくさんの野鳥が飛来します 。ツバメは明月玄関前に巣をつくり、利用者様を迎えてくれてます。春遅き明月では、ようやくポカポカ陽気になり、外出の機会が増えてきました。花見、お買物、鯉のぼり見学、毎日遠足気分。利用者様からのリクエストに応えてこれからも、春を満喫していきます。

 

 わきあいあい

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 4月21日(土)、お誕生日会のイベントとして回転ずしの「かいおう」へ外食と榛東村へお花見に出掛けました。今年は桜の開花が遅れたため、満開の桜を見る事が出来ました。天候にも恵まれ、皆で桜並木を散歩し、お寿司でお腹も満腹になり、思い出に残る1日になりました。

 

 DSゆめさき

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 デイサービスゆめさきでは、4月16日、17日とお花見を実施しました。ゆめさきの裏に大きな桜の木が2本あり、お昼ご飯を持ってお花見をしました。桜も満開でお天気にも恵まれとてもよいお花見ができました。いつものお花見ドライブとは違いゆっくりとした時間を過ごすことができました。また来年もみなさんでお花見ができるといいですね。

 

 GHしらさぎ

雨にも負けず??

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 グループホームしらさぎでは4月11日に花見ピクニックを企画していましたが、あいにく朝から雨が降ってしまったので、急遽花見ドライブに変更して、花見に出かけました。利用者様は車の中より、「綺麗、綺麗」と大変喜ばれて、笑顔も見られ楽しんでいる様子。施設に戻り、用意したおにぎりやから揚げなどの入った弁当をひろげて昼食にしました。ピクニックではありませんでしたが、利用者様は楽しまれた様子で安堵いたしました。暖かくなったらまたピクニックを企画して楽しんでいただきたいと思います。

 

 涼風の家

ロイヤルオークでバイキング

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 涼風の家では、4月17日介護相談員の方の紹介により、倉渕にあるゴルフ場、ロイヤルオークの昼食バイキングに行ってきました。バイキングには50種類もの料理があり、今日だけは・・・と好きな物を好きなだけとっていただき大変満足されていました。レストランからコースを見渡すとたくさんの桜が咲いており、お花見気分も味わうことができました。普段行く機会のないゴルフ場ですが、地域の方の協力によって行く事が出来ました。今後もより一層交流を深め、入居者様が充実した生活を支援して行きたいと思います。

 

 あかしあの里Ⅱ

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 あかしあの里Ⅱでは、4月18日にお花見ドライブにでかけました。珊瑚寺というお寺にお花見に行き、その途中にも沢山の桜が満開に咲いていて、とても綺麗でした。入居者の方も「桜が満開でちょうどよかったね」と言っていて車の中でもとても楽しそうでした。珊瑚寺では、たくさん桜の木があり、満開の桜を見る事が出来ました。写真は、1本だけあるしだれ桜の下でとりました。天気も良くてとてもお花見日よりだったので、とても楽しんで頂けたようでした。

 

 あかしあの里Ⅲ

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 4月15日にお花見へ行ってきました。車中から菜の花畑の一面の黄色の絨毯が見え盛り上がり、日輪寺の境内の桜を眺めて満面の笑みをカメラにおさめることができました。今年はなかなか桜が咲かず、あわただしいお花見になってしまいましたが、ちょうど見頃で「きれいねぇ。」「桜はいいわね。」としばしの桜見物を堪能できました。帰りにはお約束の団子を購入し、「花より団子」で楽しい春の1日でした。

 

 あかしあの里Ⅰ

暖かくなってきたので・・・

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ようやく暖かくなり、ホームの周りの花が綺麗に咲き始めたので、日常的にお散歩に出かける機会を増やしました。今まで気づかなかった場所にもとても綺麗な花が咲いている事にみなさん驚いていました。元々お花が好きな入居者様が多いので、お花の名前を教えていただきながら一緒にお散歩をするのは職員も楽しく、毎日出かけられたらいいなぁ・・・と思っています。入居者様が日常生活の中で楽しみを見つけられるように、これからもお手伝いしていきたいと思います。

 

 

 

 

 吾輩はジータである

      そしてまた貴方に恋している            東郷 彦四郎

    

         第16章 「甲子園への道(序章)」

 

 山を登り、いくらか見晴しのいい地点に到達した時、ああ、あんな風な道を登ってきたんだなあと感じる瞬間があります。年をとり、自分の人生を振り返る地点に立つと、誰でも必ず、あの時、あの人に会っていなければ、とか、あの時、入学試験に落ちていなければ、とか、あの時、父親が死ななければ、とか、あの時、子供ができなければ、とか、そんな瞬間、時間、出来事、めぐり合わせがあるものです。しかし、そんな色々な偶然に翻弄されながらも、その瞬間瞬間に自分の人生を自分で選択してきたのも事実です。

 あの時、リンさんは結婚を選択しなかった。あの時、石川が訪ねて来なければ、あの時、見る事の可能性の少なかった真一最後の手紙を持って来なければ、リンさんは多分結婚していた。相当高い確率でそうしていた。呉服屋の矢代ではなく、群大教育学部助手の田中と。田中は清潔感と誠意の漂う男だった。歩く姿勢もしゃきっとして格好よかった。しかし、その店では矢代も負けていなかった。

 しかし、二つの点で違っていた。矢代が金持ちで田中が貧乏だった事。矢代がこっそりと「今度二人で映画に行きましょう。」と誘いかけたのに対し、田中は「リンさんとお付き合いさせていただきたいのですが…」とリンさんの寄宿する叔父さんに許しを請うた事。リンさんは貧乏が好きだった?否、新潟から前橋に出てきたリンさんも、上州の女になっていた。たとえ貧乏であったとしても、自分が働いて家計を援ける事に生きがいを感じる女性だった。その方がいいと考える女性だった。そして、堂々と開けっぴろげに交際を申し込んできた田中に好感を持った。「田中さんが付き合いたいと言っているけど、どお?私はとてもいい人だと思うけど。」という叔母さんの言葉に、これでリンも結婚できるとの、安堵と喜びの響きを感じとったリンさんも、すんなりと、付き合ってもいいかな(当時、付き合うとは、結婚を前提とするという事である)と考えていた。

 その時に石川が来た。石川がおもむろに取り出した、しわくちゃで薄茶色に変色した真一の手紙と、リンさんへと表書きされたなつかしい真一の文字を見た時、自分があっという間に、忘れかけようとしていた戦時中に舞い戻ってしまったかのような錯覚を覚えた。初めて会った石川の、朴訥とした山口弁から洩れ出る真一の思い出話を聞いていると、忘れかけていた真一との思い出が、圧倒的な存在感をもって、走馬灯のようにせまってきた。さらに、田中や矢代の存在が、遥かかなたに霞んでいくように感じられた。

 「未だに、帰ってこられた自分が山口にいるのは心苦しい気がして、もう戻るつもりはありません。知人の紹介で何とか福島に職が見つかりそうです。そちらへ向かいます。」と言う石川を見送り、ひっそりと真一の手紙の文字を追った時、自分は真一の妻だったという思いが、自分でも突然で、驚くような意外な思いが湧き起こった。「叔母さん、有難いお話で申し訳ないのですが、田中さんの話、断らせていただきます。」と、きっぱりと叔母さんに告げた。そうしてリンさんは結婚を見送った。それからしばらくしてリンさんは叔父さんの家を離れ、敷島公園近くのアパートで独りで生活していた。リンさんには二人の兄がいた。二人共兵役に就いたが、無事戦地から帰る事ができ、長兄は新潟で家業の農業を継ぎ、次兄は新潟から高崎に出て、工務店を経営するようになっていた。五つ年上の次兄は、独り身のリンさんの将来を心配し、自分の仕事柄、家賃収入の入るアパートでも作ってあげようと考えていたが、丁度その時、高崎で新設される高校の野球部の寮を作らないか、との話が舞い込んできた。

そして、リンさんがその寮の管理と賄いをする事となった。昭和三十八年の事である。リンさん三十八歳、高校の名を東京N大二高という。学校は、高崎から吉井へ抜ける街道沿いにあり、小高い丘陵地帯に建つ校舎からは、北に観音山、東に烏川をはさんで、高崎城があったあたりまで見渡せた。リンさんの寮は、高崎観音山の南西、学校との中間点あたりにあった。五人の野球部員を受け入れる為の部屋と、広い食堂を備えた木造平屋建ての建物だった。

 学校開校後すぐに創設された野球部には、新一年生十五人が入部、そのうち埼玉や月夜野、はるか草津等の通学困難な生徒達五人が、リンさんの寮に入る事になった。五人はそれぞれ入寮時期は違っていたが、母親と一緒にあいさつする姿は、いずれも少年の面影を残し、いがぐり頭と運動選手らしい身体からは、既に男の匂いを発散させていた。

 野球部は軍隊みたいな所かしら?と、リンさんは思った。一週間もすると、俯き加減に小さな声でおはようと言っていた生徒達が、リンさんの姿を見つけると、すぐに立ち止まり、身体をそらすように直立して「おはようございます!」と叫ぶような大きな声で挨拶するようになったのである。リンさんはそんな風に挨拶されるのは初めてだったので、気恥ずかしい様な、嬉しい様な何とも変な気分になった。また、ある日の夕食時、監督のS藤が初めて寮に来た時の生徒達の対応にも驚いた。それ迄にこやかに食事をしていた彼等が、監督の姿を見つけると、跳びはねる様に立ち上がり、五人全員がさっとS藤の前に整列し、一斉に「ちわーっ」と叫び、お辞儀をしたのである。お辞儀を受ける監督は、と見ると、それはリンさんより年下の二十代後半の青年であった。青年ではあったが、野球で鍛えあげたがっしりとした体型と、百八十センチはあろうかという長身、長身でも不均衡な、普通の人の一.五倍はあろうかという顔と頭、ぶ厚い上下の口唇、それらが合わさった異形の姿が、他を圧倒するかのような存在感を醸し出していた。

 「この度は生徒達が大変おせわになります。」と低い声で話しかけられた時、リンさんはその優しい笑顔に思わずほっとしたような喜びを感じた。

「学校は甲子園を目指してくれと言っています。私もそのつもりで監督を引き受けました。ここにいる生徒達も、甲子園を夢見て遠くから来てくれました。宜しくお願い致します。」

「はい、分かりました。」と、力強い宣言に気圧されるように応えた時、リンさんの中で、甲子園という言葉が、大きな響をもってこだましてきた。あの時、上野で真一と野球の真似事をして遊んだ時、あの時、高崎で子供達が野球をしているのを一緒に見た時、真一は、確か甲子園という言葉をあこがれるように話していた。そんな状況が思い出されてきた。甲子園という言葉に何だか元気が湧いてくるような気がした。朝早く起きて生徒達の朝食と弁当の用意をする。昼は沢山の掃除と洗濯。夜は八時には食べられるようにする。そんな風な日常で、リンさんの甲子園を目指す野球部寮の生活が始まったのである。

 

 

院長先生の健康豆知識

     『血液循環について』

 

 別に謙遜している訳ではないのですが、日頃から私には人に自慢できるものがないと考えていたんです。人に見せて得意になれるような収集物もありませんし。しかし、1つ見つかったんです。余りに嬉しかったので報告したくなりました。

 それは私の心臓です。胸部レントゲンで見る私の心臓は、ほっそりとエレガントな佇まいでした。若い人並に、心臓の上から下に伸びる大動脈が、美しいと形容したい程、まっすぐ伸びやかに下りているんです。私位の年になると、大抵は心臓はどてっとしたひょうたん型になり、動脈硬化の進んだ大動脈は、いくらかカーブを描くものです。元々、心臓は、発生学的には1本の管から出来ており、1本の管の原型に近い程、本来の心臓の形と言っていいと思います。私の心臓はどうしてこんないい形が維持できたんだろうと、にんまりすると共に、改めて、こんな事もしみじみ考えました。90も100も生きている人を当り前のように見ていますが、よくも心臓は毎日こんなにも動き続けられるな、疲れないのだろうかという感慨です。私の心臓からは疲れた素振りがうかがえないのです。どんな教科書でも、心臓はポンプと形容され、いかにもダイナミックに血液を送っているイメージで語られます。ポンプならもっと疲れていい筈なのに、果たして心臓はポンプだけでいいのだろうかという疑問が湧いてきました。ポンプで形容されるイメージは、水を放出するイメージであり、確かに心臓は血液を送っていますが、その血液はどこか外へ飛び出る訳ではなく、閉鎖された血管の中を巡っています。従って、実際のところは、心臓の働きは、ドミノ倒しの様に、循環させる最初の起点にすぎないのではないかとも考えられるのです。いわば循環を維持する協調運動の重要な1セクションに過ぎないと。

 血液の循環は、大きく分けて、脳、筋肉、内臓、腎臓の四つに分けられます。安静時に流れる血液は、脳に約15%、内臓に約20%、腎臓に約20%、筋肉に約25%位と考えられています。それが運動をすると、内臓や腎臓に行く血液が止められ、筋肉や皮膚に85%近くの血液が流れます。そのように私達の身体は様々な状況に応じて血液の配分を調合しています。そして、強度な運動時には、計算式では、心臓のポンプ作用だけでは必要な血液量を賄えてないと言うのです。心臓以外の血液を循環させるメカニズムが必要だと分かってきましたが、未だ解明されていません。運動すると、心臓が疲れて運動したくなくなる筈ですが、確かに疲れるのですが、それは不快な疲れではありません。運動でたっぷり汗をかいて熟睡した後の、あの爽快感は何に起因するのでしょうか。運動で心臓が疲れると考えるのは正しくないようです。心臓が止まる事が死に直結する訳ですから、心臓は血液の循環において重要な役割を担っているのは当り前の事です。しかし、心臓は循環の1パーツを担っているに過ぎないと考えるのも、大切な視点だと考えています。心臓が血液を送り、次に送る準備をしている時、その時、心臓ではなく血管全体が循環させようとする圧力、それが血液循環に大切な役割を果たしています。この圧力は動脈の柔軟性であり、その柔軟性は運動によって維持されると考えられています。「血のめぐりの良さ」は血管の弾力性に依存し、それは運動によりもたらされるのです。「血のめぐり」がいいからこそ、私の心臓はエレガントでいられていると思うのですが、その割には、頭のめぐりは余りよくなさそうです。

            

今月の行事予定

☆あかしあの里Ⅱ☆

 5日 端午の節句

13日 母の日

未定 外食

 

☆GHしらさぎ☆

 2日 イチゴ狩り

 5日 端午の節句

 6日 お誕生日会

 

☆療養棟二階☆

10日 買い物ツアー

16日 母の日 催し

23日 お誕生日会

30日 おやつ作り

 

☆あかしあの里Ⅰ☆

 6日 お誕生日会

 9日 ドライブ

下旬 外食ツアー

 

☆明月☆

GH

13日日 母の日

17日 合同もちつき大会

19日 誕生日会

DS

7日 誕生日会

14日 母の日

17日 合同もちつき大会

19日 読み聞かせ

 

☆春らんらん☆

 1日 1周年記念祭

 5日 お誕生日会、

    母の日イベント

 

☆通所リハビリ☆

 5日 端午の節句

10日 民謡踊り教室

14日 「母の日」のお祝い

17・19・21日 お誕生日会

23~25日 老健作品展見学ドライブ

 

☆朱咲の家☆

 1~4日 こいのぼりドライブ

 5日 柏餅作り

11、12日 ハンカチ作り

20日 合同お誕生日会

 

☆わきあいあい☆

 5日 端午の節句

 8,9日 母の日のお祝い

24日 おやつ作り

 

☆星辰の家☆

中旬 母の日

下旬 お誕生日会

 

☆療養棟三階☆

10日 買い物ツアー

17日 母の日 

24日 おやつ作り

31日 お誕生日会

 

☆あかしあの里Ⅲ☆

13日 母の日

15日 外食&新緑ドライブ

22日 手作りおやつ

   (水ようかん)

 

☆DSゆめさき☆

 3日 お誕生日会

 4日 避難訓練

 5日 端午の節句

 7日~9日 つつじドライブ

12日 お誕生日会

14日 母の日のお祝い

17日 滝卓也コンサート

18日 原東カラオケ愛好会慰問

24日~26日 おやつ作り

28日、29日 映画上映会

30日 久保さんカラオケ

 

☆GHゆめさき☆

5日  端午の節句

13日 母の日イベント

18日 バラ園ピクニック

27日 家族会旅行(華蔵寺公園)

 

☆涼風の家☆

17日 よもぎの会慰問

未定 おやつ作り

未定 昼食バイキング

 

 

リハビリ便り②

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  クリニック通所リハビリから、在宅生活を送りながら週3回リハビリに通われている小倉富夫さんを紹介します。

 小倉さんは、脳出血を発症され3ヵ月の治療を終えた後、昨年の五月からクリニック通所リハビリをご利用されています。

一年前は左手に力が入りにくく、細かな動きも苦手とされていましたが、現在は「雨の日に傘を持つこともできるようになったんだよ」とお話ししてくれました。

 また、良い姿勢の維持と体力をつけるために行っていた屋外歩行でも歩行が速くなり耐久力も向上したことを実感されています。

今後の目標として、杖なしでも安全に歩けるようになることを目指しリハビリに励んで頂いています。

これからもスタッフ一同お手伝いをさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。

 

 

 

文芸作品

 芝桜 娘とながむ 足をとめ 

         しばしみとるる その美しさ

                      原田 かづヱ様

 

 与へしは 神か仏か 楽しき夢 

          長々見たり 忘れじとせむ

 

 必ずや 己に帰すと 今に知る 

          喜寿を迎へて 想ふは多き

                      今井 ミチエ様

 

編集後記

 春の訪れが日に日に色濃くなり、赤や黄色の花を見ながらの通勤、心なしか笑顔で通っています。今月号はいかがでしたでしょうか? GHしらさぎでは職員の異動もあり人数も増え、新体勢で利用者様が笑顔で過ごせるよう、より一層のサービスを提供していきたいと思っております。宜しくお願い致します。

                                                                                      GHしらさぎ  広報委員 高橋 葉子