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創春館新聞 「さんぽみち」

 創春館さんぽみち6月号

 

・特集「頑張れ!東洋大学野球部」

・各事業所便り

・院長先生の健康豆知識

・行事予定

・文芸作品

・編集後記

 

 

 

若さ爆発☆熱闘期待!

 

頑張れ!東洋大学野球部

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 平成二十六年度、東都大学野球春季リーグ戦真っ只中の東洋大学硬式野球部、高橋昭雄監督以下選手らを励まそうと五月八日、応援フラッグ贈呈式が開かれました。東洋大学硬式野球部は、東都大学野球連盟に所属し、OBには三十人以上の現役・元プロ野球選手を輩出した大学野球界の名門チームです。縁あって当クリニックはずっと同野球部を応援しています。

 午後に東洋大学川越キャンパス野球場であった応援フラッグ贈呈式には、高橋監督、黒川将貴主将、山崎和人副主将、石井謙三郎主務が出席。名倉院長が「若さ 爆発 ☆ 熱闘 期待!」と述べ、高橋監督に創春館利用者様、職員の熱い応援メッセージが書かれた手作りの応援フラッグを手渡しました。高橋監督からは、「本来、若い選手が高齢者の方を励まさなければいけないのに、応援していただけることはとても光栄であり、がんばりたい。」とのお礼の言葉、今季ベンチ入りメンバー全員の名前入りのサイン色紙を頂きました。

 九月から始まる秋季リーグも東洋大学野球の活躍を期待し、応援したいと思います。

 

応援旗ができるまで!?

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 院長先生のアイディアから始まった、応援旗作り。頼まれてみたものの、誰も旗を作ったことのある職員などいません。業者に頼めばいいのでしょうが、それでは高く(ウン万円?)つきすぎます。やはり、早くて、心のこもった、しかも安く!!(まるで何かのキャッチコピーのようです。)という事で手作りがいいだろうという事になりました。そこで応援旗制作委員会?が急きょ結成(?)されました。「何で作ればいいの??」「シーツとか使っちゃう?」「マークや文字は?」「紙を切りぬいてスプレーすればいいんじゃない?」いろいろなアイディアが出されたなか、市内の手芸屋さんで生地を買い、パソコンでデザイン。

そのデザインをもとにしてアイロンプリントで生地に転写していきました。みんな初めての作業でなれないことの連続でしたが、何とか完成。それにみんなで祈りを込めて寄せ書きをしてもらい、出来上がった応援旗がこれです 東洋大学2 (480x360).jpg

 

今月の事業所便り

 

 あかしあの里Ⅱ

心を込めてプレゼント

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 あかしあの里Ⅱでは五月十日、母の日のイベントを行いました。当日は職員が、心を込めて作ったメッセージカードに、各担当職員が日頃の感謝の気持ちを込めて言葉をつづり、一人一人にお渡ししました。また、御家族からも、お花が届いたり、ひ孫さんを連れて面会に来居され、談笑されたりと、皆さん嬉しそうでした。午後には、おやつ作りも楽しみ、とても充実した一日になったようでした。入居者様からも「ありがとうね」ととても感謝されました。職員としても、とても嬉しい一日となりました。

 

 DSゆめさき

思い出に残るドライブ

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 五月七日から十三日までの四日間、赤城三夜沢につつじドライブへ出掛けました。好天に恵まれつつじも満開でした。利用者様からは、何年も連れて来てもらっているけど今年が一番きれいだよとおっしゃって頂き、皆様感動されていました。また、お日様の下で食べるおやつは格別だったようで、皆様から笑顔がこぼれ会話も弾んでいました。地域の写真家の方との出会いもあり、皆で記念撮影をして良い思い出となりました。ドライブ中は歌を楽しそうに唄う方や、景色を楽しまれている方もいて、それぞれの利用者様が思い出深いドライブとなりました。

 

 あかしあの里Ⅲ

母の日イベント

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 五月十一日に、母の日イベントを行いました。スタッフが用意したカードとカーネーションの花束をプレゼントすると、「私にくれるの。」「もらっていいんかい。嬉しいねぇ。」と喜んでくれました。それぞれカードを持っていただき、記念撮影させていただきました。なかには母ではない方もいますが、「女性の日です。」と伝えるとにんまりされ、「ありがとう。」と言ってくださいました。三時のおやつにみなさんが大好きなケーキをお出しして、今年も良い母の日を過ごしていただけました。

 

 明月

毎日お祭り!高崎イオン!

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 明月では「高崎なんて何十年も行ってないな~」という声を受け、高崎イオンへ出かけてきました。まずは駐車場の車の多さに「ここは祭りでもやってるんかい?」と驚かれていました。中に入ってフードコートの賑わいにも「ひっくり返りそうだよ~」と目を丸くされ、そばやうどん・ビックマック等それぞれ好きなものを食べてからショッピングを楽しまれました。

 また、毎年恒例の野菜作りも始まりました。今年もきゅうりとトマトから定植し支柱を立てました。例年同じ場所で作っている明月では連作障害に悩まされることも多く、今年は頑丈な接木苗の「夏すずみ」を使用しました。成育不良に悩まされることなく過ごせればな…と今から夏が心配な明月でした。

 

 クリニック通所リハビリ

母の日 涼しそうな手作りストラップ

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 クリニック通所リハビリでは、母の日にビーズとおはじきで作った手作りストラップを女性利用者の方々にプレゼントしました。ビーズやおはじきといった身近にある物を材料として作りました。見た目も涼しそうでこれからの季節にピッタリです。皆様に手渡すと、「わぁ、きれいだね。」「どこにつけようか?」等々、とても嬉しそうに受け取って下さいました。早速バッグや杖、シルバーカーに付けて下さっている方もいらっしゃいました。来月は父の日です。男性利用者の方々、お楽しみに!

 

 療養棟三階

リコーダーで奏でるお誕生日会

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 療養棟三階では、五月二十九日にお誕生日会を行いました。お誕生者の方々はいつも元気で明るく、職員がいつも元気を頂いているような気がします。お誕生日会もそのように活気があり明るいイベントになりました。まずはお誕生者の方と司会者が、「今日は何の日」の内容を一緒に発表しました。とても元気良い声が聞かれていたので、皆さんを和ませてくれたような気がします。次に、南橘リコーダーの会の方々が演奏して下さり、それに合わせて皆さんで歌を歌い、リコーダーの音色に酔いしれていました。「ふるさと」の曲を歌い、何かを思い出されたのか、涙を流している方もいらっしゃいました。素晴らしい演奏を聴くことが出来、皆さんの良い気分転換になったのではないか、と思います。

 

 わきあいあい

若葉眩しい榛名ドライブ

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 わきあいあいでは、五月二日に榛名方面へドライブに出掛けました。この日は、青空で若葉がまぶしく絶好の行楽日和でした。心地良い風が吹き初夏の榛名山を楽しむ事が出来ました。展望台では、子持山・赤城山・遠くに谷川岳が一望でき「素晴らしい景色だね」と利用者の方々から口々に聞かれました。今度は、赤城山にレッツ・ゴー!!

 

 涼風の家

母の日に手作りカーネーション

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 涼風の家では、母の日にスタッフの手作りのカーネーションを贈りました。赤やピンクのカーネーションを見て「とてもきれいだね」と喜んで頂きました。そして、今まで頑張ってこられたお母さん達の手形をとらせて頂き、お花と一緒に飾りました。最後に肩もみのサービスと日頃の感謝の言葉を伝えさせて頂き、皆様、少し照れながらもとても嬉しそうな笑顔が見られました。

 

 療養棟二階

ものまね紅白歌合戦!!

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 療養棟二階では五月のお誕生日会で四名のお誕生日者のお祝いをしました。なかには九十九歳の白寿を迎えられる方もいらっしゃいました。また、職員の出し物として「ものまね紅白歌合戦」を行い、美空ひばりや清水あきらなどに扮した職員がそれぞれの組の勝利をかけて熱唱しました。結果は・・・、紅組の優勝!

皆様からの大拍手もいただき盛り上がるお誕生日会となりました。

 

 春らんらん

ザ・マジックショー 春らんらん

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 春らんらんでは五月二十四日マジックショーの慰問で大いに盛り上がりました。まずはハンカチの中から赤や黄色のお花が次々に出てきて『わぁ!!』と歓声が上がり、利用者様引いたトランプカードと同じカードを見せられて『こりゃまた、すごい!!』と拍手喝采。次に畳んだ新聞紙にお水を注いでも、それを逆さまにしても漏れてこないマジックには関心しきりでした。最後に、目の前で膨らませた風船に針を刺しても割れないどころか、その風船をちょちょいのチョイっと犬の形にしてプレゼントして頂きました。『不思議だねぇ』『どうやったらあんなことができるんだい?』『はぁ~ッ』と狐につままれたような利用者もいらっしゃいました。ときにはこんなドキドキ感も素敵に若返りそうですね。

 

 しらさぎ

 着ぐるみ?は暑かったです

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 グループホームしらさぎでは、五月のイベントとしてお誕生日会、母の日イベント、おやつ作りを行いました。お誕生日会では九十六歳になられた利用者様に、着ぐるみを着た職員と利用者様全員でお祝いをして、大きなケーキと大好きな猫のぬいぐるみをプレゼントされて喜ばれていました。母の日では職員による手作り手毬寿司を召し上がり、久々のお寿司においしいとの声がたくさん聞かれました。また、歌や壁掛けの写真のプレゼントのも喜ばれ、楽しいイベントになりました。おやつ作りでは、よもぎもち&饅頭を手作りして、たくさんあんこの入ったおやつを召し上がり、喜ばれていました。次のイベントも皆さんで楽しめたらと思います。

 

 星辰の家

端午の節句と演歌ショー

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  五月五日の子供の日、星辰の家では柏餅風ホットケーキを作り利用者様にトッピングをして頂きました。餡子がとても好評で「おかわり」と言われる方もいました。新聞紙で作った兜をかぶって頂き記念写真を撮りました。最後に皆様で「こいのぼり」の歌を歌い楽しんで頂きました。また、五月十二日には慰問イベントが行われました。演歌歌手の方々が来られ、利用者様も一緒に歌える懐かしい歌や踊り等を披露して下さいました。利用者様も表情も明るく熱心に聞いている方や、「生の歌はいいわ、感動したわ」と涙ぐむ方もいました。今後も利用者様に楽しんで頂けるイベントを企画していきたいと思います。

 

 ケアセンター朱咲

前橋公園、バラ園

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 気候も暖かくなり野花も咲き始めた今日この頃、朱咲では五月二十七、二十九、三十日にお弁当を持って前橋公園で昼食を食べバラ園へお花見に行きました。公園内の休憩所にて「こういう所で食べるのも新鮮だね」と、普段とは違った環境で食べる事に喜ばれていました。

バラ園ではバラを始め沢山の花が咲いており「キレイだね」「こっちもキレイだよ」と、花見を楽しまれていました。天候にも恵まれ、利用者様に喜んでいただいて良い思い出になりました。

 

 あかしあの里Ⅰ

 お腹一杯の家族会

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 あかしあの里Ⅰでは、五月二十五日(日)に家族会を行いました。グループホームに隣接しているウッドデッキの広場を会場に、入居者様とご家族の皆様一緒にバーベキューで昼食会。炭火で焼いた焼肉・魚介類はとても好評で、「美味しいね~」「食べ過ぎちゃうね」と喜びの声をたくさん聞くことができました。皆様で写真を撮ったり、談笑されたりと楽しく和やかな雰囲気の家族会となりました。

 

 GHゆめさき

富岡製糸場へ・・・

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 五月二十五日、家族会を兼ね世界遺産登録目前の富岡製糸場へ小旅行に行ってきました。連日のようにTVで放送せれているように、当日も大賑わいでした。製糸場で実際に使っていた糸取りなどの道具を目の前で見学することが出来ました。初めて見学する人が多く、真剣に説明を聞かれていました。当日は天候にも恵まれ暑いくらいでした。見学が終わると、皆さんかき氷やアイスを食べられ涼まれていました。ご家族の方との時間も作れ、楽しいひとときを過ごせたのではないかと思います。これからも、ご家族の方との楽しい時間を過ごしていただけるように、このような機会を続けて行きたいと思います。

 

 通所リハビリ

 母の日の会でハラハラドキドキ

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 五月の第二日曜日は母の日。創春館通所リハビリに通われているお母様に永年の労をねぎらい楽しんで頂くため、五月十三日火曜日「母の日を祝う会」を開催致しました。

まず、利用者様に「お母様との思い出」を語って頂きました。優しく、時には厳しくいくつになっても、どれだけ時が流れても、お母様との思い出は鮮明で、改めて「母の偉大さ」を感じ、胸が熱くなりました。

「お母さん ありがとう」続いて、お母様方に喜んで頂けるものを…と職員が落語を披露しました。終始笑いがこぼれ、「上手いねぇ、大したもんだ」とお褒めの言葉も頂きました。そして、昭和の笑いと言えばドリフターズ!?という事で職員が「ひげダンス」を披露。本家本元と同じ演技にハラハラドキドキ・・・。グレープフルーツのヤリ刺しが成功した時には、沢山の拍手と歓声が上がりました。

会の後半には、利用者様に三味線と歌で「東京音頭」「北国の春」「炭坑節」を演奏して頂き、利用者様とスタッフで踊りの輪をつくりました。心も体も暖まる、笑顔、笑顔のひとときでした。創春館のお母様、どうぞこれからもお元気にお過ごし下さい。

 

         いつまでも 思い出浮かぶ 母の顔 

                        鈴木 福一 様

 

今月の行事予定

 

☆通所リハビリ☆

 3日 水野先生のハーモニカ教室

 5日 アンサンブルそよ風

14日 アロハエンジェルス

16日 父の日を祝う会

17~19日 お誕生会

21日 CORRYさんの演奏会

24日 寿会踊りの発表会

27日 ウクレレ演奏会

28日 はれる家ゴスペルコンサート

 

☆あかしあの里Ⅰ☆

4日 敷島ドライブ

10日 お誕生日会

13日 おやつ作り

    (蒸かし饅頭)

26日 紫陽花見学

 

☆あかしあの里Ⅲ☆

5日 ドライブ&外食

13日 お誕生日会

17日 手作りおやつ

日程未定 夢を叶えるツアー

 

☆GHゆめさき☆

上旬 あじさい見学

 8日 お誕生日会

15日 父の日

下旬 外出

 

☆療養棟三階☆

12日 買い物ツアー

19日 父の日&おやつ作り

26日 お誕生日会

 

☆あかしあの里Ⅱ☆

 3日 バラ園ドライブ

15日 父の日 おやつ作り

30日 お誕生日会

 

☆涼風の家☆

中旬 父の日

下旬 おやつ作り

 

☆星辰の家☆

 6月上旬 お誕生日会

 6月下旬 あじさい見学ツアー

 

☆療養棟二階☆

11日 おやつ作り(炭酸饅頭)

12日 買い物ツアー

25日 お楽しみ会

 

☆GHしらさぎ☆

 6日 お誕生日会

中旬 紫陽花ドライブ

下旬 おやつ作り

 

☆明月☆

上旬 ツツジ、ポピードライブ

14日 父の日イベント

17日 三味線尺八慰問

 

☆わきあいあい☆

12~14日 父の日イベント

16~20日 赤城山つつじドライブ

 

☆春らんらん☆

あじさい見学

父の日

お誕生日会

 

☆朱咲の家☆

 8日 お誕生日会

15日 父の日

下旬 あじさいドライブ

 

☆DSゆめさき☆

 2~4日 オヤツ作り

16日 富士見歌謡連盟様慰問

17日 父の日イベント

18日 フラサークル・リノ様慰問

21日 フォークダンスクラブ様慰問

23日 原東カラオケ愛好会様慰問

25日 お誕生日会

26日 富士見民謡会様慰問

27日 久保のぶゆきカラオケショー

28日 上映会

 

院長先生の健康豆知識

 

 

 

 

 「血液循環と血圧(一枚の胸部レントゲン写真から)」

 

  先日、若い頃から群馬のテニス界では名の通った男の人が来院され、胸部レントゲン検査を行ないました。六十五才の現在に至る迄、ずっとハードな運動をされてきた方です。レントゲン写真で写し出される、こんな方の心臓のシルエットは大きいと思われますか?

私は小さい筈と想像して写真を見ました。以前から、持続的なハードな運動の為には、効率のいい血液の循環が必要で、その為には心臓のポンプ機能の役割は小さい筈だと考えていたのです。予想していた通り、小さな心臓のシルエットを見て嬉しく思いました。そこで、血液の循環と血圧について書いてみる事としました。

 血圧の値については、みなさん関心が高いようです。最近では、日本人間ドック学会が血圧の正常値の上限を上げると発表し、日本医師会が、そういう事を言ってもらうと、医療の現場が混乱して困る、と批判する騒ぎがありました。そんな血圧についてですが、「血圧ってどういう意味があるの?」と問われ、正確に答えられる人は少いのではないでしょうか?、昔、私も看護学生に血圧について講義し、血圧は、心臓の送り出される血液と、末梢の血管の抵抗によってつくられる圧力である、と話しましたが、当時は、「血圧の意味」についてまでは、思い至りませんでした。

「血圧の意味」、それは、「私達の身体を、血液がスムースに循環する為に必要な血管の圧力」と考えています。心臓と血管が織りなす、この絶妙の圧力によって、私達人間や、全ての動物の循環と生命が維持されているのです。死ぬ前には徐々に血圧が下がり、血圧ゼロは死を意味します。スムースな血液循環の圧力=血圧は、当たり前のようですが、動物の種類によっても、そしてまた私達人間同士の間でも様々です。

全身麻酔をかけられたゾウの血圧は270㎜Hgあったそうですし、七面鳥の血圧は300を超えるそうです。翻えってトカゲなどは14位しかないそうです。若い女性で上が70位の血圧の人は沢山いますし、同じ年代でも100を超える人もいます。

したがって、血圧について重要な問題は、個々の値ではなく、その血圧が、その人の血液循環にとって適切かどうかという事になります。元々、私達の身体は、血液の循環がスムースに行なわれるように作られています。いつまでも若々しい人は、このスムースな循環が維持されている方です。

しかし、生活習慣病や様々な要因が重なって、スムースな循環が障害される人がでてくるのです。適正な血圧を判断する一つの方法は、胸部のレントゲン写真です。一枚の胸部写真は、肺の病気だけでなく、心臓のシルエットも見せてくれます。そのシルエットの姿によって、血液循環の状態がうかがえます。心臓は血液循環を写し出す鏡でもあります。小さな心臓は、心臓に負担の少ない、良好な循環の証しとなります。冒頭紹介した男の方の場合、循環システム及び血圧は問題なしと判断できます。もし心臓のシルエットの拡大がみられたら、心臓自体に問題がない場合、血液循環に問題ありと考え、スムースな循環の為の方策を講じると共に、血圧管理も必要となってくるのです。

最近、私は健康管理で一番に気を付けるのはスムースな血液循環であると考えています。あなたの血液循環の障害となってるのは何ですか?と、問いかけてみて下さい。よく血管は道路に例えられますが、血液循環は、身体の隅々にまで酸素を運ぶ宅配便のようなものでしょうか。肥満の方は、沢山の酸素を求める家々(脂肪細胞)に、酸素を運ぶ宅配便で集荷場があふれかえり混雑している状態です。(その為、集荷場=心臓、が大きくなります。)ストレス一杯の人は、沢山の検問所で車が停止されている状態です。宅配便が効率よく酸素を運べない為、そのひずみがやはり集荷場=心臓、にひずみとなってあらわれます。運動不足の人は、効率の悪い宅配便会社のようでしょうか。もっとシステムを強化すれば(もう少し運動すれば)、上手に酸素を宅配できる方々です。翻えって、血液循環のいい人とは、身体の隅々まで効率よく酸素を運べている方です。集荷場に車がとどこおる事はありません。こうして考えてみると、血圧の薬は、この酸素宅配システムの効率を高める為にあると考えていいでしょう。無駄な宅配便車を廃し、道路を二車線から三車線に拡幅し、検問を止めさせるのです。

もしあなたの身体の酸素宅配便会社が効率よく働いているなら、あなたの血圧は正常と言われるものより少々高くても、問題ないのです。血圧はいつも血液循環とセットで考えられるべき問題です。

昔、チャングムという韓国のドラマがありました。そこでは、チャングムという医師のような女官が、脈をみるだけで診断するのですが、昔は、そんな方法で血液循環の状態を判断し、色々な病気の診断をしていたのかも知れません。

現在では、一枚のレントゲン写真をみるだけで、その人の血液循環について、ある程度の事は言えます。定期の健康診断で、我がスタッフの胸部レントゲン写真を眺めながら、将来この人は、動脈硬化がすすむかも知れないなどと、やきもきする日もあります。病気になる前の血圧管理もとても大切なのです。

 

文芸作品

 

春眠に 床をはなれる このつらさ

 

 澄みきった 空を見上げて 散歩する

 

 リハビリに ウグイス鳴いて 春の日に

            菅野 邦夫 様

 

 

 創春の 笑顔が迎える 車いす

 リハビリで ゆかに手が付く 春うらら

            影山 きぬ子 様

 

 クリニック 窓辺にうつる 木立ちたち

        初夏の息吹を かもしだす

               トーリン様

 

 生きゆくも 花も宿命と うえなえど

         新聞で見る 明日の運勢

 

 

車椅子 頼るたつきに ありなれて

        杖にて歩み 日々忘られず

 

 

若き日は 七十までは 生あれと

       希いし我は 八十路にのぼる

               影山 えいじ様

 

編集後記

 

 今月号のさんぽみちはいかがでしたか。

 新年度になり広報委員も新メンバーとなりました。皆様に喜んでいただけるような新聞作りをしていきたいと思います。文芸を寄稿してくださっている皆様ありがとうございます。

 六月に入り、蒸し暑い日が続いています。熱中症にならないように、体調管理に気をつけていきましょう。

 今年度もさんぽみちをよろしくお願いいたします。       

        広報委員長  山田 泰恵