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創春館新聞 「さんぽみち」

 平成27年4月号

・富士たちばなクリニック杯テニス大会

・各事業所便り

・行事予定

・院長先生の豆知識

・文芸作品

・編集後記

富士たちばなクリニック杯テニス大会

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みんなで手にした!

 まだ肌寒さ残る3月、渋川市北橘町にあるテニスコートで、第1回富士たちばなクリニックテニス大会が開催されました。法人全体の部署を八チームに分け、各チームから選ばれた精鋭たちが、栄えある第1回優勝の座をかけた熱戦を繰り広げました。テニス経験者の利き手使用禁止や、テニスの後になぜかランニング勝負が行われるなど、富士たちばなクリニックならではの変則ルールをものともせず、トーナメントを勝ち抜いた二チームによる決勝戦が行われたのが、まだ記憶に新しい3月29日でした。5ペアによる対決はいずれも決勝戦にふさわしく、最後まで目を離せない接戦が続き、力と熱を帯びたボールと声援がテニスコートを飛び交いました。そんな中、勝負を分けたのは〝団結力〟でした。お揃いのオレンジのTシャツに身を包み、手作りの横断幕を掲げての応援。チーム全員で手にした優勝に、その場にいた全員から惜しみない拍手が贈られ、背中に書かれた『夢前』の二文字が輝いて見えました。こうして、第1回富士たちばなクリニックテニス大会は、ゆめさきチームの優勝でその幕を閉じました。

 

 予選トーナメントのエキシヴィジョンマッチ

 3月8日、富士たちばなクリニック杯テニス大会のグループA予選大会が行われました。当日はあいにく小雨の降るコンディションのなか予選が行われましたが、試合が進むにつれ、天候も回復していきました。各チームとも経験者から初心者(なかには人生初めてテニスラケットを握った人も!)まで、様々な選手が選出されていましたが、どのチームもなかなか見ごたえのある(まぁ、そうじゃないのも…)ゲーム展開で、白熱した応援や歓声が聞かれたり、大爆笑の渦となったり、楽しい雰囲気で試合が行われていました。準決勝トーナメントのある一試合、観戦に来ていた院長先生が、試合中の選手の不甲斐ないプレイを見て、ジッとしていられなくなったのか、見るに見かねたのか、突然の選手交代となりました。残念ながら院長先生の参戦もかなわず、そのゲームは敗戦となってしまいました。しかし、そのままでは消化不良の院長先生、富士たちばなテニスランキング(そんなのあったの?)上位の二選手との真剣勝負が始まりました。それまでハンデがあって思うように試合のできなかった選手たちも、この時ばかりはフルスイング。「TVで見るテニスの試合の音がする。」と周りからは妙な関心をする声も…。見ごたえのあるゲームに、院長先生やテニス経験者の実力を思い知ることができました。これを機会にテニスを始めてみたくなった職員もいるのではないでしょうか?

 

今月の事業所便り

 

あかしあの里Ⅰ 

ふるさとを想いながら

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 あかしあの里Ⅰでは3月1日にお誕生日会を行いました。誕生日者様のご家族にも参加していただき、東北地方の郷土料理の「まめぶ」や「がっくら漬け」などを作り、ご家族様と一緒にお祝いしました。ご本人様、ご家族共に「懐かしい」と喜んで下さり、誕生日者様への一言では、感極まり涙ぐみながら、何度もお祝いの言葉を言われている入居者様もいらっしゃいました。簡単ではありますが、喜んでいただけるお誕生日会を行えて良かったとおもいました。

 

涼風の家

ひな祭りとお姫様

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 涼風の家では3月3日にひな祭りを行いました。利用者の方々が、かわいい陶器のおひな様に「かわいいおひな様、どうぞ食べて下さいね。」とひなあられをあげました。それからみんなでひな祭りの歌を歌い、ひなあられを食べました。ところで、涼風の家のおひな様2体のうち1体は八重垣姫です。八重垣姫は歌舞伎の代表的なお姫様(三姫:雪姫、時姫、八重垣姫)の1人で、もとは人形浄瑠璃で上演されていたものが、歌舞伎としても上演されるようになったとのことです。実在の人物ではないようですが、お話では上杉謙信の娘で、いいなずけの武田勝頼の命を救うため、諏訪明神の白狐の助けをかり、凍った諏訪湖を渡って「諏訪法性の兜」を届けたそうです。涼風の家にもお姫様方(八姫:9名のうち8名の利用者様が女性)がおられます。皆様ますますお元気で美しく、そしてお笑顔で過ごされております。

 

春らんらん

 民謡慰問

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 3月23日に『上州船尾会』の皆様が慰問に来て下さいました。日本の民謡の唄と演奏から始まり“芸者ワルツ”“さざんかの宿”を舞う女性の指先にまで艶気を感じ、あやしいピンク色に染まりかけた春らんらん。『素敵ぃ~!』『色っぽいぞぉ~!』の歓声で温かい笑いを誘い、気分が変わったところで、船尾会の教室に通っている職員が中心になって、花笠音頭を披露しました。最後に三味線と尺八でバースデイソングを演奏していただきながらお祝いの色紙をお渡しすると、感極まって涙する方もいらっしゃり、さくらの開花を前に、温かい空気に包まれて笑顔の花が咲いた春らんらんでした。

 

わきあいあい

豪華絢爛のひな飾り

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 3月下旬に梅見行事を兼ねて、臨江閣を見学して来ました。大河ドラマで「花燃ゆ」も始まり、沢山の見学者の方が来館していました。2階の大広間では、古き良き時代のお雛様が、きらびやかに飾られて、私達の目を楽しませてくれました。「こんな古いお雛様をよく保管しておけたね!」と女性の利用者様からは、声が上がりました。この前橋の歴史に触れる機会に皆様も是非、臨江閣に出掛けてみては、如何でしょうか。

 

星辰の家

雛祭り会と誕生日会

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 3月2日に雛祭り会を行いました。紙皿を使用し、ゆらゆら雛を作り、おやつに菱餅の代わりに3色ゼリーを食べていただきました。菱餅の3色には意味があるようで、緑色は健康・長寿、白色は清浄、桃色は魔除けと言う説があるようです。ゆらゆら雛は利用者様が個性豊に作って頂きました。仕上がりには満足され利用者様の笑顔を見る事が出来ました。誕生日会は四名の利用者様をお祝いしました。ケーキを用意し食べていただきバースデーカードをプレゼントすると大変喜んでいただきました。これからも利用者様に喜ばれるイベントを企画していきたいと思います。

 

あかしあの里Ⅲ

楽しいひな祭り

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 3月3日にひな祭りを行いました。スタッフの「今日は何の日ですか。」の問いかけに、最初は「知らないよ。」「わからないわ。」と言っていた入居者の方々も、「今日は3月3日です。」のヒントに声をそろえて「今日はひな祭りだ。」と答えてくださいました。子供の頃の思い出や子育てをしていた時の思い出を、皆さんに語っていただき、最後はひな祭りの歌を唄いました。昼食にはチラシ寿司、おやつにはさくら餅をいただき、ひな祭りを堪能していただきました。

 

通所リハビリ

☆さくら筝ひな祭りコンサート☆

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 3月4日、1日遅れの「ひな祭り」のイベントを開催しました。この日の為にお雛様を飾り準備してきました。いくつになってもひな祭りはワクワクするイベントですね。この日を楽しみにされていた方もいらっしゃると思います。今回はさくら筝の方々をお呼びしてのひな祭りコンサート。箏の演奏を聞くと春の温かい日を想像させれるのは私だけでしょうか(笑)?是非皆さんに箏の演奏を聞き春を感じて頂こうと企画しました。当日は、着物を召された2人の先生にお越し頂きました。はじめに箏についてのお話をしてくださいました。とっておきのお話をご紹介します。それは「箏」と「琴」の違いです。皆さんお分かりでしょうか?「箏」と「琴」どちらも「コト」ですが、まったく違う楽器です。大きな違いは「柱(じ)」と呼ばれる真ん中にたくさん立っているブリッジがあるかないかです。「琴」は柱がなく絃を押さえる指のポジションを変えることで音の高さが変わる楽器。これに対して柱を動かす事で音の高さを変えるのが「箏」です。私自身もとても気になっていたことだったのでとても勉強になりました。箏にさらに興味が湧いたところで演奏会スタート。はじめに「野路の梅」、「土人形」と筝曲を2曲演奏して頂きました。箏の二重奏が織り成す音色に皆さんさっそくくぎづけとなりました。当日の暖かい天候とも相まって会場はあったかな雰囲気となりました。続いて、「うれしいひなまつり」や「春の小川」「おぼろ月夜」といった童謡や唱歌の演奏。皆さんおなじみの曲といったこともあり、口ずさんだり体でリズムをとっている方がいました。その後、「紫衣の雪」、「ジャパネスク」といった筝曲を2曲演奏して頂き演奏終了。その後突然のアンコールにも応えて頂き、10曲程の演奏して頂きました。琴の演奏はいくら聴いてもまったく疲れず、癒されっぱなしの1時間でした。利用者様も「きれいだったね」、「楽しかったよ」と満足そうでした。あっという間に演奏会も終了。その後、ひな祭りの由来やひな祭りにちなんだクイズをいくつか紹介させて頂き、ひな祭りコンサートも終了となりました。演奏会の後はお待ちかねのおやつタイム!ひな祭りという事で、もちろん雛あられと甘酒をご用意いたしました。演奏会の余韻に浸りながら皆さん美味しそうに召し上がっていました。今回はさくら筝の方をお招きしての箏の演奏会ということで男性、女性どちらの方にも満足して頂けたと思います。これからも利用者様に季節を感じて頂ける楽しいイベント企画していきたいと思います。

 

 クリニック通所リハビリ

クリニック通リハ、きれいになりました!

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 3月の初旬からクリニックの診療所・通リハ建物の外壁の塗装工事が行われました。工事中は足場が組まれていたので出入り口が狭くなり、また、ペンキのにおいが鼻についたり、いろいろとご迷惑・ご不自由をおかけしてしまいました。利用者様のご理解・ご協力もありまして、半月後にはきれいにお色直しをした建物になりました。現在、クリニック南側に建設中の上武道路が完成したら、通る車からもきれいに見え、目立つのではないかと思います。私達スタッフも、気分を一新して新年度を迎えたいと思います。

 

 GHゆめさき

元気プロジェクト!

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 GHゆめさきでは、『元気プロジェクト』と題しまして、午後の時間を使い運動を行っています。エアロバイクや足こぎ、ボールやタオルを使った運動を楽しみながら行えるようにしています。入居者様、一人ひとりが目標を決め、達成出来るように取り組んでいます。スタンプカードを作り、参加した日はスタンプを押してもらえ溜まったポイントに応じてご褒美がもらえるシステムです。その為、今まであまり運動に参加されなかった方も、「来たよ~」「いつ始まるの?」と、楽しみにされているようです。毎日行い習慣付けることで、筋力アップや便秘解消に繋げていけるように続けていきたいと思います。

 

 DSゆめさき

桃の節句にて、衣装替えしてみました!

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 3月3日に利用者様と一緒にお雛様のお祝いを行いました。最初は桃の節句の由来のお話。すると「へえー、知らなかった」「こんなことが昔にあったんだね」と皆様もビックリされることが多々ありました。その後は、お内裏様とお雛様の着物に衣装替えです。写真撮影をしていると、「似合う」の声に、照れている利用者様もいらっしゃいました。着替え終えた利用者様からは「恥ずかしい」「こんなの着るのなんて初めてだよ」「着物なんていつ振りかしら?」と声が聞かれました。次に利用者様はお内裏様とお雛様の折り紙作成に入ります。真剣な眼差で、なかなか難しいと言いながら試行錯誤。折り終えると「出来た!」と作品を見せてくれました。「楽しかった」と話しも弾まれたご様子です。最後に桃の節句に合わせた桜餅を皆様でいただきました。「美味しかった」や「おかわり!」とのたくさんの声をいただきながら、記念に残る一日となりました。

 

 しらさぎ

それぞれの3月3日

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 GHしらさぎでは、3日にひな祭りイベントを行いました。入居者の皆さんにお内裏様とお雛様の着物(もどき?)の衣装を着ていただき、記念撮影を行いました。ちょうどそこに、あるご家族の面会があり、「今日は親父さん(入居者様のご主人)の命日なんだよ。」というお話がありました。伺うと戦時中、南方の戦線で3月3日にお亡くなりになったとのことでした。その入居者様は戦後、女手一つでご家族の方々を守って頑張ってきたそうです。優しい笑顔がとても素敵な方で、我々職員もお話を伺うまで、そんなご苦労をされてきたとは思いもよりませんでした。これからもご家族の方々と一緒に、精一杯お世話をさせていただきたいと思います。

 また、28日には3月生まれの方のお誕生日会を行いました。バースデイケーキのロウソクの火を吹き消していただき、みんなでバースデイソングを合唱すると「こんなに盛大にお祝いをしてもらえるなんて、久しぶりだよ。」と、満面の笑みでお言葉をいただきました。みなさんこれからも元気でお過ごしください。

 

 あかしあの里Ⅱ

嬉し恥ずかしお誕生日

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 あかしあの里Ⅱでは3月17日に涌澤様のお誕生日会を行いました。当日はご本人に『本日の主役』という、たすきを掛けていただき、いつもよりいっそう目立っていただきました。そして、みんなでハッピーバースデーを歌い、お祝いさせていただきました。恥ずかしそうでしたが、嬉しそうな表情をされていました。ご本人様はいつも穏やかで、職員の方が癒されています。これからも、毎日を元気良く、健康で長生きしていただきたいです。

 

 ケアセンター朱咲

ホワイトデーにハーモニカ演奏会

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 ケアセンター朱咲では、3月14日のホワイトデーに慰問の方々によるハーモニカ演奏会を行ないました。曲を聴きながら、懐かしい童謡や演歌をみんなで一緒に唄い、盛り上がりました。また誕生日の方へむけて“ハッピイバースデイ”の曲を吹いていただき、お誕生日の利用者様が感激されておりました。「上手だね。」「演奏よかったね。」との声が利用者様からあがり、笑顔も見られ皆様とても楽しい時間を過ごす事ができました。

 

療養棟三階

楽しいひな祭り

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 療養棟三階では3月5日にひな祭り、おやつ作りのイベントを行いました。ひなまつりについてお話をしたり、「嬉しいひな祭り」を利用者皆様で合唱しました。お話の中では、ひな人形を飾っていたころを思い出していただき「私の家は七段飾りだよ!」など楽しそうな利用者様の声を聞く事が出来ました。桜餅作りでは、お餅の中にあんこ入れたり、丸めたりして桜の葉に乗せいろいろな形の桜餅ができました。利用者様の中にはとても大きく一口では食べられない様なものや、不思議な形をしたものまで利用者皆様、個性あふれる桜餅を作ることが出来ました。

 

 明月

FMラジオ番組で放送されます!

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 明月ではラジオの公開収録の慰問が行われました。前橋シティFM、毎週金曜日、14時から放送されている「駒あき子の思い出の扉」という番組の公開収録で、事前に利用者皆様から若かりし頃に聞いた思い出の曲をリクエストして頂き、その中から数曲、歌手の駒あき子さんに歌っていただくというものでした。収録当日、ラジオのスタッフの方や衣装を着た駒あき子さんに、最初は緊張した面持ちの皆様でしたが、収録が進んで行くにしたがって、思い出の曲が沢山聴けることと、また、駒あき子さんの美しい歌声に次第に笑顔が増え、とても楽しまれている様子でした。最後に、駒あき子さん、利用者様全員で記念撮影をして、終わりました。この収録は、4月24日の金曜日の午後14時から放送される予定なので是非、聴いてみてください。

 

 療養棟二階

お誕生日会

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 3月25日(水)療養棟二階ではお誕生日会を行いました。今月は百寿を迎えられる利用者様がおられ、いつも以上に祝いムードも上がっています。誕生日者紹介、ご家族様の祝辞と進み、百寿の利用者様に創春館オリジナルの祝い状として賞状をお渡ししました。大正・昭和・平成とこれからも悠々しくお元気に過ごされることをお祝いしつつ、今後も楽しい誕生日会を行って行きたいと思います。

 

今月の行事予定

 

☆わきあいあい☆
 8~10日 芝桜見行事
10日 お誕生日会
 

☆GHゆめさき☆
5日 花見(前橋公園)
9日 花見(ゆめさき裏庭にて)
29日 花見(白井宿)
 

☆春らんらん☆
 5日 沼田公園川場田園プラザ遠足
27日 江戸芸かっぽれ慰問
30日 思い出写真たて作り
 

☆療養棟二階☆
 1日 買い物ツアー
15日 おやつ作り(茶布しぼり)
29日 お楽しみ会

 

☆DSゆめさき☆
2~8日 お花見ドライブ
10、21日 お誕生日会
13~15日 おやつ作り
18日 田口町寿会 慰問
22日 久保さんカラオケショー
23日 上映会

 

☆あかしあの里Ⅲ☆
 9日 お花見ドライブ
15日 手作りおやつ
23日 パンバイキング

 

☆通所リハビリ☆
 1~7日 お花見散歩
15、17、21、23日 お誕生日会
20日 前橋アコーディオンサークル
24日 レッドシャトー
30日 民謡踊り教室

 

☆あかしあの里Ⅱ☆
上旬 日輪寺にお花見&散歩
未定 パンバイキング等

 

☆朱咲の家☆
上旬 花見ドライブ
18日 尺八演奏会
23日 4月お誕生日会

 

☆GHしらさぎ☆
 2日 お花見ドライブ
 4日 おやつ作り

 

☆あかしあの里Ⅰ☆
上旬 桜花見
下旬 出前パーティー

 

☆療養棟三階☆
1日 買いものツアー
16日 おやつ作り
30日 お誕生日会
 

☆星辰の家☆
上旬 お花見ツアー
下旬 お誕生日会
 

☆涼風の家☆
14日 お花見ドライブ
 

☆明月☆
 8日 手品慰問(合同)
16日 お花見ドライブ(GH)
18日 新年度会(合同)
20日 ウクレレ慰問(合同)

 

 

院長先生の健康豆知識

 

    「便秘対策(Ⅱ)」

 

 前回の便秘の話では、私達の身体というのは、自分達の身体を守るように働いている筈だから、便を貯めるという事には、何か意味がある筈だと書きました。例えば水分調整のためとか、身体の保温のためとか。便秘は老廃物を溜め込む事であるから、癌になりやすかったり、血流や代謝の悪化が起きると言われますが、本当にそうなのかはっきりした証拠はありませんが、誰もがそんな事を言うんですね。そんな意見に慣らされた人からすれば、便が出ないという事に、そんなに目くじらを立てる事はないんじゃないかという話は、とんでないという筈です。現に便が出なくて悩んでいる訳ですから。しかし、客観的に見れば、便秘で入院する人はいないし、特別な人でない限り、糞づまりでイレウスになる人も滅多にいません。また、便が出なくて困っているのであれば、食べられない筈だとも思うのですが、便秘に悩む人で何食も食を絶つ人を見た事はありません。便秘治療の専門家と称する人は、まず3食をしっかり摂る事であると言いますが、胃から大腸に至る消化管の運動は空腹の時に起きるという事実と、どう向き合うのでしょう。

 私達の経験からすると、体調不良やストレスがあると快便が得にくいというのは確かな事実です。例えば、突然のストレスがかかると、スパッと便通が悪くなりますが、これなどは、まるで自分達の身体が、自動的に便を出す事を忘れさせているんじゃないかと疑わせる反応です。ひょっとして便をしている時は、最も無防備の状態だから、太古の昔、敵に襲われる危険の記憶が無防備な排便をストップさせるのでは、と想像をたくましくするのですが、あながち飛躍した想像ではないかも知れません。それが証拠に、安心感のあるリラックスした時に、便意を催すのは事実です。年をとると、こうした便意も感じなくなるんでしょうか。私個人としてはもう少し年をとらないと分からない話です。「医者は80になるまでいい医者にはなれない」という言葉がありますが、蓋し名言だと思います。

 口から肛門に至る消化管は外に開かれた臓器です。それが証拠に、間違ってコインや石を飲み込んでも肛門から排泄されます。消化管の壁は私達の身体の内であり、管の中は、外界という訳です。管の中の内容物を吟味し、自分達に必要な物を吸収しようと消化管の壁は頑張ってくれている訳です。大腸では腸内に住む大腸菌が外から消化吸収を手伝ってくれています。したがって、腹部の異和感というのは、まるで自分の家に入って欲しくない人が入ってきたり、居坐ったりするために起きる症状と言えます。いくら便が貯ったって、それが自分にとって異和感のない便であれば、そんなに不愉快ではないと考えられます。反対に、変なガスを産生する便であれば不愉快と感じるように。したがって、便秘で困っている人が第一に考える事は、自分の身体に異和感を感じないような、食事内容と調理の仕方を考える事です。これはとても個人差のある問題です。便秘治療の困難さは、こうした個人差に対応できない事です。現代人はいつも食にありつけるため、食事を摂るという事に鈍感になってしまっているのではと思います。自分の身体に合う食事とはどういうものかと考える事が、便秘対策の第一歩となるでしょう。

 

文芸作品

 

 春の山 さくら一輪 咲き誇る

 

 恋の群れ 泳いで渡る 五月空

     あかしあの里Ⅰ 小山 たみ子様

 

 

 懸賞を 受くる力士の あの仕草
   「心」の文字を 書いていただく

 

 境内に重ね合ひたるあまたなら
     受験の絵馬に 日の当りくる

 

 たまさかの病いに臥せる妻さびし
       一椀の粥に 涙こぼしつ

 

 孫の名と同じみずきの 花とりて
       押し花にして 春を送りぬ

 

 連れ添ひて早や五十年か 襞深き
    妻の掌夕べに 見つむわれ
         影山 えいじ様

 

 

 水温む 釣糸たらす 太公望
   水面の影に しばし見惚れて

 

 ウトウトと昼寝を誘う 春の陽の
     背中丸めて 陽溜り探し

 

 雲雀鳴く俺らの畑にも春が来た
     菜の花のびて 季節満喫

 

 陽溜りの垣根のみどり 色満ちて
   夏呼ぶつばめ 影をあらわし
         高橋 三佐男様

 

 春告げる 河津桜が 咲きほこる

 

 友からの 電話で我は 声弾む

 

 春の味天ぷら揚げるふきのとう

         菅野 邦夫様

 

編集後記

 

 今月のさんぽみちはいかがでしたか?この号が発行されている頃には、皆さんに別れと出会いが訪れているかと思いますが、私事ですが、卒園式と卒業式に出席して切なさと感動を味わい、入学式で初々しさを感じることが出来ました。約30年前の自分の卒業式、入学式の事は覚えていませんが、人の変化を見る事が出来るのは、とても幸せだと思いました。親としての特権ですね。5月号は各事業所の花見の様子が盛りだくさんで紹介する予定です。来月号もお楽しみに。
          広報委員 矢代 歩