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創春館新聞 「さんぽみち」

 平成28年7月号

 ・家族で楽しく田植えを体験

・今月の事業所便り

・行事予定

・院長先生の健康豆知識

・文芸作品

・リハビリコラム

・編集後記

  

家族で楽しく田植えを体験

五月二十七日、渋川市北橘町の佐久テニスコート場近くで、田植えを行いました。約一反三畝の荒れ果てた土地を、近所の農家の方にアドバイスを受けながら、除草し、土作りを行い、水が引き入れられるよう畦道を作るなど、そのほとんどを手作業で行い、やっとこの日を迎える事ができました。日頃、テニスコート場の管理を行いながら準備をしてもらった、吉野さん、内山さん、二人の御苦労は大変なものだったと思います。当日は、天候にも恵まれ、約五十名の職員とその家族が集まりました。子供たちは田植えの前から泥の感触を楽しみ、一通り泥遊びを楽しんだ後に田植えがスタートしました。横一線に並び苗を持ち、曲がらないようにロープに沿って苗を植える。植え終わると一歩後退し、またロープに沿って苗を植える。ひたすらこの作業の繰り返しになりますが、三列、五列と植え終わり、ふと田んぼを見直すと、一直線に植わっているはずの苗が、不思議なほどの凹凸が・・・。植え方があまかったのか、水に浮いてしまっている苗もあり・・・。また、慣れない中腰での作業に、足をとられ泥だらけになる人も続出しながらも、三面ある田んぼのうち一面をようやく植えることができました。職員たちからは「腰が痛い」「暑い」「もう十分」などの声が聞かれたものの、元気な子供たちの働きぶりもあり、どうにか全ての田植えが終了しました。機械で植えたような綺麗な水田ではありませんが、職員やその子供たちが自分たちの手で植えた水田はまた味のある風景となりました。田植えが終わると、今度は畑に移動して収穫作業のお手伝い。二人の管理人が育ててくれたじゃがいもをみんなで一斉に収穫してきました。途中にはヘビの出現もあり、現場はパニックに陥りましたが、自然の中での触れ合いに子供たちも大満足の様子でした。畑にはまだまだたくさんの種類の野菜が栽培されており、これから夏野菜の収穫も楽しめそうです。泥遊びに田植えに収穫にと、たっぷり体を動かした後は、クラブハウスに戻って、シャワーを浴び、お昼ご飯のバーベキューとなりました。準備してあったお肉や野菜も、焼きあがると同時になくなり、みなお腹いっぱい食事をしました。食後は院長先生による子供たちへの即興のテニス教室も始まり、佐久テニスコート場には笑いと歓声の絶えない一日となりました。また秋には収穫作業についてもこの場をお借りして報告できればと思っています。

 6月田植え③.JPG

 

・今月の事業所便り

 DSゆめさき  色彩々!紫陽花ドライブ

デイサービスセンターゆめさきでは、六月十三、十四、十七、十八日の四日間に分けて前橋市荻窪町のアジサイ公園にドライブに行ってきました。梅雨時にも関わらず、雨が降ったのは初日の十三日だけで、あとの三日間は晴天に恵まれ、紫陽花の花見を堪能する事ができました。雨が降っていた十三日以外の三日間は紫陽花のすぐそばに椅子を起き、そこで紫陽花を眺めながら皆でお茶を飲みました。青、ピンク、白と色彩々の紫陽花が咲き誇り、丁度、時期と重なり満開の紫陽花を見る事ができて、そこで飲むお茶は格別に美味しかったです。段々と日差しが強くなり、真夏日を超える日も多くなってきた六月ですが、紫陽花の美しさに「涼」を感じる事ができた四日間でした。

 dsゆめさき.JPG

 

 あかしあの里Ⅰ 楽しいドライブ

あかしあの里Ⅰでは六月二十四日に、あいのやまあじさい公園にドライブに出かけました。当日は、今にも雨が降りそうでしたが、出発しました。久しぶりの外出とあって皆様車に乗車すると「私、ドライブ大好き!」や「あじさい咲いてるかなぁ」「どこまでいくんだい?」など色々会話をしながら出発しました。公園に着き満開に咲いたあじさいを見て「うわー満開だ!」「きれいだね-写真!写真撮って」と皆様喜んで下さいました。しばらく見学し、帰りの車の中ではあじさいの話で盛り上がり、歌を歌ったり「次はどこ行くの?」と次の外出を楽しみにしてくださる方もいらっしゃいました。今後も皆様に喜んでいただける季節の行事を考えていきたいと思います。

 あかしあの里Ⅰ①2807.JPG

 

しらさぎ  美味しいおやつ

グループホームしらさぎでは、六月イベントとして、『餡蜜作り』と『紫陽花ドライブ』を行ないました。十三日の餡蜜作りでは、利用者と一緒に白玉を作ったり、果物を細かく切って頂きました。利用者様同士で助け合いながらどんどん作業が進んで行き、無事に下ごしらえを終える事が出来ました。午後に利用者様と作った餡蜜を提供すると、「お店で頼んだみたい」と好評でした。作りすぎた様にも見えましたが、自分たちで作った餡蜜は普段のおやつよりも美味しく感じたようで、綺麗に召し上がられました。十七日には利用者を連れて紫陽花ドライブとして、アイの山に行くと、綺麗に咲いた紫陽花が見れました。利用者様も「綺麗だね!」「満開だね!」と歩いていると、他施設の方々と合い写真と撮って一休み。紫陽花を楽しんで帰ると、利用者様に施設付近に咲いた紫陽花を差し上げると、満面の笑みを浮かべて「ありがとう」と言って頂けました。今後も利用者様が楽しめる行事を続けて行けるようにしたいと思います。

 しらさぎ②.JPG

 

春らんらん  あじさいの丘ドライブ

六月二十一、二十二、二十四、二十八、二十九日に、荻窪公園アジサイの丘へドライブに行って来ました。車内でも、「雨が止んで良かったね。」「この時期は、満開だから楽しみだわ。」と皆様会話が弾みます。天候は梅雨の中休み、約一万六千株の満開のアジサイを楽しみながら、園内を散策しました。「青も白もピンクも赤も、色々な花が咲いてたよ!。」「すごくきれいで、楽しかった。良かったよ―。」「いっぱい歩いたけど、アジサイがきれいだったから全然疲れなかったよ。」と、皆様笑顔でお話しされていました。毎日を素敵な笑顔で過ごしている皆様だからこそ、天候にも恵まれたんだなぁー。と思いました。来年も満開のアジサイを見にドライブに行きましょう。

 春らんらん2807.JPG

 

 ケアセンター朱咲  素敵なチャムさん

梅雨入りしてまだ間もない六月九日(木)。新しく朱咲の仲間に加わったチャムさんの母国ベトナムを利用者様に知っていただこうと、『チャムさんのお料理教室』を開催しました。ベトナムの民族衣装「アオザイ」を身に纏って登場したチャムさんの美しい姿に利用者様と職員、その場にいた全員から大歓声と大きな拍手が送られました。料理前には「ベトナム語講座」を行ない、挨拶等簡単なベトナム語をみんなでお勉強。メインのお料理は、ベトナムの一般的な家庭でよく食べられているという「チェー」というスイ―ツを作り、チャムさんの故郷の味を堪能しました。最後は、チャムさんが利用者様ひとりひとりと記念撮影をし、大盛況でイベントは終了。ベトナムをすごく身近に感じられるとともに、利用者様とチャムさんの心がひとつになった、素敵な一日になりました。

 朱咲7月料理教室.JPG

 

 あかしあの里Ⅲ  熊本復興支援

先月作成した旗を持って、熊本へ送るビデオレターの撮影に参加して頂きました。他の施設からも多くの利用者様が集まり、最初は緊張した様子でした。しかし、周りからも声を掛けられだんだんと緊張が解けて笑顔になっていきました。生憎の強風でしたが、それにも負けず力強く旗を振りながら皆さんで「ふるさと」を歌いました。撮影のため、歌の練習をしてきた成果が十分に発揮できたと思います。まだまだ、復旧が進まず苦労されている方が多いと思います。このビデオレターで利用者様の応援が熊本に届き、少しでも熊本の人たちが元気を取り戻して頂き、今回だけで終わらず、より多くの交流を広げられるきっかけになれば幸いです。

 あかしあの里Ⅲ2807.JPG

 

 通所リハビリ  父の日のお祝い会

通所リハビリでは六月二十日に感謝の気持を込めて父の日のお祝いをさせて頂きました。前半に父の日にまつわるお話しと物送りゲームを行い、後半は職員がトロンボーンの演奏を披露しました。物送りゲームは男性、女性利用者様、職員が共に力を合わせてボールを送るように学生服を送り着つけていくゲームです。学生服姿になった男女の職員に思わずニッコリでした。演奏会ではトロンボーンの演奏に合わせて歌いました。最後に手作りのようじ入れと利用者様の奥様がたくさんの時間をかけて作って下さったコマをプレゼントしてお祝いの会を閉じました。父の日のメッセージカードを紹介させて頂きます。

 

お 大きな心で包んでくれて

と 時には背中を押してくれて

う 受け止めいつも許してくれて

さ 支え励ましてくれて

ん 感謝でいっぱいありがとう 

 創春館通リハ7月記事.JPG

 

 GHゆめさき  「誕生日会で若き日に戻って」

グループホームゆめさきでは六月十四日に誕生日会を行いました。普段の会話の中で「昔はパン屋をやってたからね」とパン屋時代の話をしてくれることから、アンパンを作り誕生日会で皆に振る舞う事にしました。前日に職員と作っている時は、「昔よくやったからこんなの簡単だよ」と手つき良く作られていました。当日、利用者・職員から「美味しい」との声が出ると恥ずかしそうにされていましたが誇らしげにも見えました。今回だけでなく今後も行っていきますので、ゆめさきパン屋に遊びに来て頂ければと思います。

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 わきあいあい  あじさいさん有難う

六月中旬、デイサービスわきあいあいでは、「あいのやま公園」に紫陽花の花散策に出掛けました。あいにくの天気の日も有りましたが、紫・青・白などの色とりどりの紫陽花が、昨年より大きくなり、とても綺麗な花を咲かせていました。利用者様の中には、昨年よりも大きくなった紫陽花を見て「来年ももっと大きく育って、私達を喜ばせてくれるわね。」と嬉しい言葉を言ってくださる方も居ました。スッタフもまた来年、皆さんで綺麗な花を見学出来る事を楽しみにしています。

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 あかしあの里Ⅱ  「下田様のお誕生日会」

あかしあの里Ⅱでは、六月九日下田益太郎様のお誕生日会を行いました。当日はご家族様にもご参加頂き、盛大に行いました。まず始めに入居者様全員からハッピーバースディトゥユーの歌と大きな拍手を送りました。続いて職員からメッセージカードと、なんとなんと、職員手作りのケーキを贈呈させて頂きました。そして、ご本人にろうそくの火を消して頂き、「今日は突然にこのような会を開いて頂き本当にビックリしました。嬉しかったです。」とお言葉をもらいました。ご家族様にも喜んで頂けたようなので、とてもハッピーな気持ちになる、誕生日会ができました。次回も入居者様に喜ばれるイベントを開きたいと思います。

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クリニック通所リハビリ   父 の 日 の プ レ ゼ ン ト

 クリニック通所リハビリでは、父の日に男性利用者へスタッフよりメッセージカードを送らせていただきました。日頃頑張っているお父さんたちへ、感謝の気持ちを込めて一つ一つ一生懸命作らせていただきました。カードを渡すと、照れくさそうに「ありがとう」と受け取って下さり、とても嬉しかったです。時に厳しく時に優しく、私達スタッフへ接してくれる、クリニック通所リハビリのお父さんたちへ感謝の気持ちが届いているといいなと思います。

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 明月   「力では負けません!明月餅つき会」

明月では、梅雨真っ只中の六月、運営推進会議と共に利用者様の健康を祈願し、餅つきを行いました。午前中雲行きが怪しく、屋外で行えるか心配でしたが、職員や利用者様の日頃の行いが良く、お昼頃より晴れ間が覗いて来ました。最初に職員がリズムダイエット餅つきパフォーマンスを行いました。「よいしょー!」と利用者様が掛け声を掛けて下さり、運動不足の職員中心に汗を流しました。その後は、利用者様やGH御家族様に餅をついて頂き、清々しい晴天と共にたくさんの笑顔の花が咲き、楽しいひと時となりました。

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 涼風の家  思い立ったら吉日?

 六月十二日、涼風の家ではバーベキューを行いました。きっかけは職員の一言、「今日は天気の良いので、バーベキューしましょう。」から。ちょうど日曜日で入浴もなかったため、すぐに手分けして食材の仕込みや火おこしと準備をはじめました。午前中の業務も何とか終わらせて、十二時になる頃テーブルをベランダに出して、何とか準備が整いました。天気の良い中、今シーズン初の外で食べる食事は格別で、皆さんおいしそうに、召し上がっていただきました。やはり外で食べると気分もよいのか、普段食の細い方も、お肉を頬張ってしっかりと召し上がっていました。本格的に梅雨になってしまうと、外で食事もなかなかできないので、天気の良い時にできて、職員も入居者様も大満足のバーベキューとなりました。また楽しくバーべーキューをしましょうね!

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星辰の家  紫陽花見学

星辰の家では、六月九日から二十七日まで荻窪公園に紫陽花見学に行って来ました。良い天気が続き星辰の家の中庭の紫陽花も咲き始めたので、例年より早めに行きました。日当たりの良い場所の紫陽花は咲き始めておりましたが日陰の場所の紫陽花はまだまだでした。しかし利用者様は公園内の売店のアイスクリームのお蔭で喜んで頂けました。その後は悪天候が続き行けない日もありましたが無事に利用者様全員が紫陽花見学に行けました。これからも利用者様に喜んで頂けるイベントを企画して行きたいです。

 星辰の家6月田植え①.JPG

 

 療養棟三階  百寿おめでとうございます

療養棟三階では、六月に誕生日会を行いました。今回は、二名の誕生日者をお祝いしましたがなんと一人は百寿のお祝いとなりました。誕生日会ではいつものメッセージカードと百寿ということで職員が作った賞状も贈り家族の方がオカリナの演奏をしてくれました。それには利用者の方々も驚き満足されている様子でした。その後はカラオケを使ったイントロクイズをしました。最初の曲を少し流しただけで利用者の方はすぐに当ててしまい用意した曲以外にも問題を出すことになりました。クイズの後に皆さんで歌を唄い楽しくお祝いできたと思います。療養棟三階では、来月も楽しいイベントを予定したいと思います。

 三階 6月.JPG

 

 療養棟二階  楽しい♪イベント

療養棟二階では二十三日の水曜日、父の日イベントとおやつ作りを行いました。男性職員は女装し、その姿をみた利用者様は気持ち悪そうな顔をされていましたが、段々と見慣れたのか最後には記念撮影を積極的にされていました。又、おやつは父の日ということでおっぱいゼリー(父と乳をかけてみました)をつくりました。男性利用者様は喜んでいる方が多く美味しそうに召し上がられていました。その後はスナックの雰囲気を感じて貰う為に利用者様と職員でカラオケを唄い楽しい時間を過ごして頂きました。今後も楽しいイベントを企画していきたいと思います。

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・今月の行事予定

 

☆あかしあの里Ⅱ☆

7日 七夕

中旬 おやつ作り、流しそうめん

下旬 ドライブ

 

☆療養棟二階☆

6日 買い物ツアー

13日赤城神社ドライブ&おやつ作り

27日 お誕生日会

 

☆涼風の家☆

 4日 くらぶちこども園と交流会

23日 涼風祭

未定 おやつ作り

 

☆DSゆめさき☆

7日(木)~9日(土)七夕ドライブ

11日(月)アンサンブルそよかぜ

14日(木)、16(土)お誕生会

18日(月)~20(水)おやつ作り

21日(木)、22日(金)上映会

23日(土)久保さんカラオケショー

 

☆明月☆

 7日 七夕イベント

下旬 流しそうめん、花火大会

 

☆あかしあの里Ⅰ☆

8日  七夕祭り見学

28日  誕生日会

 

☆通所リハビリ☆

 5日 民謡踊り教室

7日 七夕イベント

12日 ノッポさんコンサート

18日 ひまわり楽団

19・21・25日 お誕生会

 

☆GHしらさぎ☆

 8日 七夕

月末 おやつ作り

 

☆療養棟三階☆

 6日 買い物ツアー

    PM七夕イベント

13日 ドライブツアー

21日 おやつ作り

28日 誕生日会

 

☆あかしあの里Ⅲ☆

  7日  七夕

13日  パンバイキング

30日  流しそうめん

日程未定 あじさいドライブ

 

☆GHゆめさき☆

7日 ぽらりす保育園七夕交流会

10日 七夕祭り見学

22日 誕生日会

30日 土用の丑の日(うなぎ)

未定  流しそうめん

 

☆わきあいあい☆

7,8,9日   七夕イベント

19,21日 麺提供イベント

 

☆春らんらん☆

 7、8、9日七夕飾り見学

20日誕生日会

22日笑いヨガ慰問

26日 利用者様リクエスト手作りお昼

 

☆朱咲の家☆

 7日・8日 七夕まつりドライブ

21日 かき氷パーティー&誕生日会

28日 絵本の読み聞かせ会

 

☆星辰の家☆

23日 流しそうめん

未定  誕生日会

 

・院長先生の健康豆知識

 

「暑い夏 汗にまつわる話」

 汗をかく季節になってきました。眠れないとか、便が出ないとか、自律神経の不調によると考えられる症状がありますが、汗をかくというのは、まさに自律神経の働きのあらわれそのものですね。「今から汗をかいて見せるぞ」と言って、全身に汗を流せる人はいません。しかし、「手に汗を握る」という言葉があるように、手のひらの発汗現象は独特のものがあります。手のひらでは、「手のひらに汗を出させるぞ」と言って、汗を流せる人はいる可能性はあります。というのは、手のひらと足の裏は、身体の他の部分と違って、身体の熱と関係なく、心の動揺によって、汗が多く出たりするからです。従って訓練すれば(梅干しを思い浮かべると唾液が分泌されるように、手に汗を握る場面を空想する事により)、手のひらや足の裏に汗を出させる事は可能な筈です。昔、手のひらを使った嘘発見器をだました犯人がいたそうですが、日頃そうした訓練をしていたようです。手のひらや足の裏にはいつも少しずつ汗が出ていて、それは、物をつかんだり、運動したりするのに滑り止めの役目を果たしているんだという話です。若い頃、デートで女の子の手を握ると紅潮した表情とともに、じっとり汗ばんでいた記憶があるような気がしますが、願望からきた妄想かも知れません。いずれにせよ、手のひらの発汗は心に大いに影響を受けるようですから、若い頃この事を知っていたら、もっと上手に女の子を口説けたかも、と、思う事もあります。

 ひるがえって夏の発汗は、身体が熱くなった時に出るものです。サウナに入るとよく分かりますね。吹き出すように汗が流れ出てきます。生理学的には、ずっと出てくるのではなく、全身から(手のひらと足の裏を除く)間隔をおいて、流れ出ているようです。日常的にも、汗をぬぐおうとハンカチを使う場面を思い出してみればそうですね。こうして身体が熱くなりすぎないように、汗によって身体を冷やしているのですが、これこそ自律神経のなせる術以外の何者でもありません。従って汗を流す事により、自律神経の調子を整えられるのでは?と、考えられますが、眠れないとか、便が出ないとかで悩む人達は、汗をかく事も苦手なようです。私が小さい頃は、扇風機も高価な電化製品でした。今ではどこの家にもクーラーがあって、今の子供達の中には、夏場でも汗を余りかかない子が多くいるようです。そんな子供達がどんな風に育っていくのか、心配でもあります。ある保育園では、夏場でも極力クーラーを使わないようにして、汗をかかせたら、他の園と違って、冬、風邪をひく子供がほとんどいなかったという話を聞いた事があります。自律神経と身体の抵抗力も密接につながっています。暑くなると、犬があえいでいる姿を見て、毛のない有難味を感じる事ができますが、もし、クーラーや防寒着のない時代であったら、そんな風に思わないかも知れません。いずれにせよ、私達の体温は、熱が作られる働きと、熱を逃がす働きのバランスの上に成り立っており、熱を逃がすのは、汗による蒸発と皮膚表面からの放散熱が中心なのです。そして、私達の身体は、大切な部分(脳、心臓、内臓等)を一定の温度に保つように働いています。暑い夏には、できるだけ血液が外の空気に触れるように手足に血液をまわし、汗をかくように促します。暑い日、元気な老人の腕に触れ、その暖かさに驚く事があります。そんな方は、年をとっても熱の産生が充分にあり、暑さ対策としての体温調節がしっかりできている方なんでしょうね。汗をかくのを日々の生活の目標にしてもいいし、体調の目安にしてもいいかも知れません。日々サウナに行って、たっぷり汗を流し、「汗をかいた後のビールは最高だ!」と、絶好調の人がいますが、むべなるかなという気がします。

 

 

・文芸作品

 

 最近は 年金減って 不安増す

 春風に 出かけてみたい 友の家

 一日の 余白に趣味の 絵を描く

           菅野 邦夫 様

 

 わが人生 昭和も遠く 故里も

 不器用に 生きて八十路や 峡の道

 谷川岳の 山連なりて 星月夜

 陸奥を恋ふ 鉄風鈴の 鳴りやまず

 夏足袋の ひと際映える 立行司

           影山 えいじ様

 

  『子供の命名あれこれ』

 子供が生まれて苦労するものの一つに名付けがある。誰しもその子が丈夫で幸せに育つようにと、より良き名前を付けたいのは人情で、神社や易者に相談したり姓名学の本を紐解いたり何かと苦労した人も多いと思う。大半は親か祖父のあたりが命名しているようだが、ただあまり凝りすぎて奇抜な名を付け、人に何というのかと一々聞かれたり「カナ」を付けないと読めないようでは子供が可哀想だと思う。子供の名付けも年代によって流行があると思うものも多い。大分昔になるが、自分の子供に「悪魔」と付けた酔狂者がいた。無論役所では受理されず改名したが、もしその子が大きくなって、「おーい、あくま、あくま」と呼ばれたらぞっとするだろう。いったい何を考えて付けたのか、それこそ悪魔のような親と思うでしょう。ある姓名学者の話だが最近の親達は、自分の大事な子供に面白半分に名を付けている。当時私も姓名学者の本を求めA社のは姓が○○画なら名はとても良し、B社の本は逆であった。画数はあまり参考にしていないがこの世の中には画数の多い人も少ない人もいる。最近では市の広報あたりで見たが、昔は多かった太郎や一郎、花子や美子などは皆無しに等しいものの近頃の子供の名前は読めないのが多く「彪空・ヒョウガ」 「愛・ユア」 「虹香・ユカ」などがあった。これからは「カナ」なしでは、まともに読めないのが多くなるだろう。楽しいような恐ろしいような気がする。ともかく子供の名付けは凝りすぎず、読みやすく覚えやすい名前が、その子にとって無難だと思う。しかし時代の流れは止めることもできずより良き名前を付けてやりたいものだ。やはり昔人かなぁ。次の名前読めますか?

(男) 結翔 真彩 干陽 莉緒 立喗 陽仁

(女) 愛來 麗那 橙和 日咲 心咲 心桜里

 

              影山 えいじ様

 

・リハビリコラム

 

   『理学療法について』

  理学療法という言葉は聞いたことがあると思います。理学療法は主に基本動作を回復させるためのリハビリです。怪我や病気で立ったり、座ったり、歩いたりという動作が思い通りに行かなくなった方を対象に行います。これらの動作が出来なくなるとトイレに行けなくなる、着替えが出来なくなる、外出が出来なくなる等の不便が生じます。体操や運動を行う事により筋力を強化しバランスや持久力等の身体機能を改善させることができます。また動作自体の練習を行い、能力を高めていきます。リハビリは理学療法だけではなく作業療法、言語療法と併せて行い、利用者の方々が自分らしい生活を送れるように目指していきます。

         理学療法士  齋藤 輝美

 

・編集後記

最後まで読んでいただきありがとうございました。七月、七夕ということで「皆さんの願いが叶いますように」…。どうぞこれからも元気にお過ごしください。

         創春館通リハ 佐藤直樹