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創春館新聞 「さんぽみち」

 平成29年6月号

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・リハビリコラム

・編集後記

 

伊香保ケアセンター明月特集

「新年度会」

平成二十九年度の新年度会を、五月十八日(木)デイサービス・グループホーム合同にて盛大に実施する事が出来ました。午前の部では、水澤うどん、松島屋の会長様に指導して頂き、手打ちうどんを作りました。利用者様からは、「力を入れるのが難しい」「足で踏むのは気持ちいい」など、全員で混ぜたり、伸ばしたりしながらうどんを作りました。昼食はお母さん弁当も作成し、「親子煮の鳥肉の固さがちょうどいい」「漬け物は、朝漬けだねー!」等、またうどんの評価も「足踏みだからコシが違うネ!」「もちもち感がいいし、長いね~」等、嬉しい評価を頂きました。午後の部は、新人職員の挨拶と意気込み発表・クイズ大会を行い、オヤツの時間には、寒天や、クリームを自分の好きな量で調整しながらクリームあんみつを作りました。甘い物が大好きな利用者様は、器いっぱいに寒天をよそり、黒蜜、あんこをトッピング、最後に、ソフトクリームみたいに綺麗な白い巨塔を生クリームで仕上げられました。皆様それぞれに好きな具材を好きな量で食べられていました。「甘い物には緑茶が良いな」と楽しい時間を過ごす事が出来ました。また今回は、グループホームの利用者様もデイサービスで一緒に過ごされ、いつも以上に交流ができました。 利用者様は、「いつもこの様なイベントが出来るといいな~」と話され、催し物や、外出などではなく、全員で一つの物を作り食べる事や、美味しい物を食べ、ゆっくりした時間を過ごす事の楽しみを味わわれたようです。今後も利用者様が笑顔で手や口が出せるような、心に残るイベントを企画して行きたいと思います。

明月6月号①.JPGのサムネール画像

 

今月の事業所便り

星辰の家 藤のお花見ツアー他

五月の爽やかな風に誘われて、星辰の家では西片貝町にある須賀野園へ藤のお花見に行って来ました。大きな藤棚から垂れ下がる白や紫色の花房はとても見事で、利用者様達も「綺麗」「いい香り」と嬉しそうな様子でした。有意義な時間を過ごして頂けたと思います。五月十二日には「ぐんまちゃんと祝う端午の節句」を開催しました。ぐんまちゃんが登場すると皆様一斉に笑顔。一人ずつ握手をし、手作りの兜を被り「こいのぼり」を唄ったり玉入れをし、笑顔がたくさん見られるひと時でした。

H29 6月 星辰の家①.JPG

 

ケアセンター朱咲 伝説の腹話術師が登場!!

五月二十五日(木)の午後、誕生日会&腹話術ショーを開催しました。職員が扮した大きな人形の登場に利用者様は少々とまどっていましたが、ショーが始まると拍手喝采!!みなさんとても喜ばれていました。ショーの内容は、人形のみっくんへの質問コーナーから始まり、声が遅れて聞こえる衛星中継、ものまね(小林旭、淡谷のり子など)、吉本新喜劇でお馴染みのすち子の乳首ドリルへ。そして最後はみっくんによる尺八とピアニカの演奏。まずは尺八で「さくらさくら」と「黒田節」を奏でると利用者様全員で大合唱。続いて、ピアニカで「ハッピーバースデー」を演奏し、五月に誕生日を迎えた利用者様をみんなでお祝いしました。外はどんよりした曇り空でしたが、朱咲の中は笑顔の花が満開でした。

朱咲6月誕生日会①.JPG

療養棟三階 一致団結!

五月十七日、十八日、十九日の老健作品展に向けて利用者様数名と職員で力を合わせて花紙で貼り絵を作成しました。手先の器用な利用者様は真剣なまなざしで色鮮やかな桃色の花紙を丸めて作業に取り掛かり、あっと言う間に貼り絵の材料が集まりました。日々の生活の中、レクリエーションの時間帯で、目標達成に向けて職員と一緒におしゃべりを交えながら取り組み、参加人数の多い日は、作業分担して皆で協力しました。作品の文字は施設名である創春館から、創春という素敵な言葉を貰い、最後に金の額縁を取り付け、豪華な看板へと仕上がりました。参加者一同喜びと達成感で心がいっぱいになりました。

療養棟3階老健作品展完成写真.JPG
 

あかしあの里Ⅰ 『私が主役よ』

五月六日に誕生日会を行いました。おやつの時間に合わせ、ケーキと歌、ささやかながら色紙とプレゼントをさせていただきました。他の入居者様からもお祝いの言葉をいただき、誕生日のご本人も笑顔が見られていました。盛り上げてくださる方、私の時もお願いねと言われる方、毎月ケーキ食べたいという方など色々で、楽しい誕生日会にすることが出来ました。また、喜んでいただけるよう頑張っていきたいと思います。

H29.6月あかしあの里Ⅰ③.JPG

涼風の家 五月はイベント盛りだくさん

五月の涼風の家は、イベントが盛りだくさんでした。五月といえばまず思い出すのが、端午の節句と母の日ですが、この日はどちらも職員の手作りおやつでお祝いしました。端午の節句では草餅を作り、皆さんに召し上がっていただきました。そして、職員の手作りの兜をかぶっての記念撮影。皆さん良い笑顔をされていました。母の日には、ケーキを作ってお祝いです。こちらはスポンジ生地を焼くところから、クリームでデコレーションするところまで、入居者の皆さんにも手伝っていただきました。割烹着を着ていただくと、不思議と背筋もピンと伸びて、手分けをしながらケーキ作りを楽しまれたようです。もちろんお味の方も大満足の出来で、美味しく召し上がっていました。そしてささやかながら、職員から手作りカードをプレゼントをすると、皆さんとても喜ばれていました。そして三日と七日には慰問による大正琴とフルートの演奏会が行われました。どちらも地元の倉渕で色々な機会に演奏されている方々で、素敵な演奏でした。入居者の皆さんも一緒に歌を歌ったりしながら演奏会を楽しまれました。そして、三十一日には今シーズン初めてのバーベキューも行いました。当日は天気も良く、外で焼きながら食べるお肉は格別で、皆さんあっという間に召し上がり、焼くのが間に合わないほどでした。久しぶりのバーベキューで大変喜ばれ、素敵な笑顔が見られました。
 このほかにも、すっかり恒例となったオレンジカフェや、毎年行っている涼風菜園での野菜作りも大忙しでした。マルチ貼りや支柱をたてたり、慣れた手つきでドンドン作業して下さり、職員が手を出す暇がないほどです。今年はきゅうり、茄子、トマト、ピーマン、スイカに加え、去年失敗したメロン、白菜、キャベツ、レタス、ネギにジャガイモと。まるで八百屋が開けそうな勢いで苗を植えました。美味しい野菜が出来るように皆さんと一緒に育てたいと思います。

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あかしあの里Ⅱ 魅惑の癒しドライブ

あかしあの里Ⅱでは、五月十四日に外食とドライブを行いました。当日は天候にも恵まれ、とても過ごしやすい天気でした。まず始めはドライブをしてから吉岡温泉に行き良い風景の中しばらくの間、皆さんで足湯を楽しみました。そのあと回転寿司を食べ帰居しました。次回も入居者様の笑顔がみられるよう企画したいと思います。

あかしあの里Ⅱ 1.JPG

しらさぎ 九十九歳白寿を皆でお祝い

五月六日に誕生日会(白寿を皆でお祝い)と題ししらさぎ初の九十九歳白寿のお祝いを利用者様、家族の皆様合同で開催しました。大正、昭和、平成と時代の流れの中、力強く生きて来られ、現代の私たちには想像も出来ない出来事を経験され頑張って来られました。お祝いの中で、小林様がお生まれになった年の出来事を紹介させて頂きましたが「こんな事が有った」「そんな物が作られたんだ」など、びっくりする出来事が沢山有りました。色紙を差し上げ、ケーキには白寿のプレート、綺麗な生花。これからももっと長生きしていただきたいと乾杯の歌「Kさんバージョン」を生ギターで全員熱唱され本当に想い出に残る誕生日会でした。百歳目指しこれからも長生きして下さい。ファイト!

しらさぎ6月写真①.JPG

通所リハビリ 玄人裸足の職員が大勢います

毎月たくさんの慰問ボランティアの方々にお越し頂きますが、創春館にも玄人裸足の特技を持った職員がおり、利用者様の前で披露させて頂いています。五月は三回も機会がありましたので、紹介させていただきます。『変幻自在のエンターテイナー、ノッポさんこと手塚さん』、トロンボーン演奏だけでなく、ハーモニカやコンピューター音源を駆使して、幅広いレパートリーで素敵な演奏を披露して下さっています。『魅惑の流し、ギター侍こと鵤木さん』、エレキギターの腕前はもちろんのこと、アコースティックギターの演奏と渋い歌声で昭和歌謡史を歌い上げるその様は、利用者様の方の中にも隠れファンが多いとか。『七色の声を持つ貴公子、栗原さん』、ご利用者に作成して頂いた紙芝居舞台で子供からお年寄り、男女や動物の声まで使い分け、情緒たっぷりに物語に引き込んで下さいました。前出の手塚さんの効果音も相まって、楽しませて頂きました。鵤木さん、栗原さんは他部署の職員ですが、快く出演して下さいました。創春館っていいな。

創春館通リハ6月写真.JPG

わきあいあい 「バラの香りに誘われて」

五月二十三日から二十七日まで、敷島バラ園の花見散策を計画しました。しかし、雨の日でも有り利用者様全員をお連れすることが出来ませんでした。天気に恵まれた日には、利用者様と花や香りを楽しんで来ました。赤やピンク、オレンジ、黄色、白と色とりどりの薔薇の花に感激しながら「薔薇の花の色が違うと香りも違うね」と利用者様は、色とりどりの花に近づき香りも楽しまれていました。いつもながら見事に大輪の花を咲かせてくださる職員の方々に感謝して、バラ園を後にしました。

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あかしあの里Ⅲ 母の日に日頃の感謝を込めて

五月一四日に母の日のお祝いを行いました。日頃の感謝を込めて、プレゼントとメッセージカードを皆さんに送りました。「何時もありがとうございます」と伝えると「こちらこそ」と、笑顔で返して下さいました。スタッフからのプレゼントのほかに、娘さんや息子さんたちからプレゼントが届いた方もいらっしゃり「気を遣ってくれてありがたいねぇ」と嬉しそうに言われていました。ご家族が面会に来て下さった利用者さんは、小さいひ孫ちゃんの姿を見て何度も「可愛いねぇ、可愛いねぇ」と言われており、何よりのプレゼントだったと思います。普段あまり見たことが無い皆さんの「優しいお母さん」の姿を垣間見ることが出来た母の日でした。

あかしあの里Ⅲ6月.JPG

春らんらん 母の日イベント

五月十七日の昼食は『母の素朴な田舎飯』をイメージして、職員手作りのけんちんうどん、梅しそご飯、塩昆布とキャベツの浅漬け、季節の果物を頂きました。皆様、喜んで召し上がって下さり、けんちんうどんの野菜のたっぷりしみ出た汁も全部飲み干していました。「お母さんがよく作ってくれたなぁ。」「やっぱり美味しいねぇ。」「お上品なけんちんだね。」と懐かしそうに話ていました。そしておやつは、みんな大好き甘~いデザートです!丸い形のアイスクリームに生クリームがたっぷりのミニパフェを食べて「わぁ~すごいわぁ!」「美味しいねぇ。」とお顔がほころんでいました。最後に、女性利用者様に日頃の感謝を込めて、職員が心を込めた手作りのメッセージカードをプレゼントさせて頂きました。利用者様には「きれいねぇ。」「ありがとう。」と喜んで頂けたようで職員にも笑顔が溢れた母の日のイベントになりました。

春らんらん6月写真②.JPG

療養棟二階 五月のお楽しみ会

療養棟二階では、今月誕生日者がいなかった為お楽しみ会を行いました。三種類のゲーム「スリッパとばし・タオル掛け・落ち葉かき」を行い、いつもと違う利用者様の姿が見え、とても笑顔で積極的にゲームをされる様子が見られていました。中には、張り切りすぎて「疲れた」という方や応援で声を出し過ぎて喉が痛いという方もいました。また、職員も一緒にゲームに参加しましたが利用者様の方が上手く、職員が笑われる事もありました。これからも利用者様が楽しく出来る事を職員一同考えていきたいと思います。

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GHゆめさき 恒例!! 家族会小旅行

五月二十八日、毎年恒例となっています、家族会小旅行に行って来ました。昼食は、高崎の観音山ファミリーパークにて、新緑の木々の中バーベキューを行いました。青空の下、目の前で焼かれていくお肉に皆さん食欲をそそられ、いつも以上に食が進んでいる様子でした。昼食後は、観音山で散策をしてきました。ご家族の方と一緒に、思い思いに参道の茶屋で休憩したり、参拝したりと過ごしました。普段、車椅子を使用している方も、『せっかく近くまで来たんだから。』と、意欲的にご家族の方と共に階段を歩いて登りお参りされていました。家族の力を感じる場面でした。ご家族の皆様、ご理解ご協力ありがとうございました。これからも、皆さんに楽しんで頂ける企画を考えていきたいと思います。

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DSゆめさき 赤城へ!ツツジドライブ!!

五月八日~十一日の日程で、赤城へツツジドライブに行って来ました。暖かかったゴールデンウィーク後で咲き具合が心配でしたが、ちょうど見ごろの色鮮やかなオレンジ色のつつじに囲まれ、気持ちの良い時間を過ごせました。そのツツジは、赤城神社につながる参道で約三㎞程あり、約四〇〇〇株のヤマツツジが松並木の根元一杯に植えられており、利用者様の声は弾み、たくさんの笑顔ありで歌も唄いました。午後の限られた時間であっという間ではありましたが、赤城神社まで足を延ばし、車の中ではありましたが、手を合わせてきました。四日間何事もなく無事に行って来られ、よいツツジドライブになりました。

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クリニック通所リハビリ 夏の訪れを前に・・・           

クリニック通所リハビリは、とても日当たりが良いところです。冬には、お日様の光でほんわりと暖かくなり、外で風が吹いていても過ごしやすい室内となります。しかし、夏には、その日差しのために気温がぐんぐんと上昇しエアコンを強めにしなければならないことが多くなります。そこで、救世主(救世物?)として南側の窓に、グリーンカーテン(作り物ですが…)をつけてもらいました。これで、日差しがかなり和らぎ、過ごしやすくなります。見た目にも、とても作り物とは思えず、涼しくなった感じがします。今年の夏は、猛暑の予想が出ていますので、グリーンカーテンを活用して乗り切っていきたいと思います。

クリニック通リハH29.6月号②.JPG

今月の行事予定

☆DSゆめさき☆
5日 上映会
6日 久保さんカラオケショー
7日・8日 おやつ作り
13日 富士見フォークダンス様
16日・30日 お誕生日会
19日 原東カラオケ愛好会
21日 フラサークル リノ様
22日 父の日 
   ゲスト 富士見民謡会様
23~29日  あじさいドライブ

☆あかしあの里Ⅲ☆
16日  手作りおやつ
27日  お誕生日会
未定   紫陽花ドライブ

☆療養棟二階☆
7日  買い物ツアー
14日 父の日(おやつ作り)
28日 誕生日会

 

☆療養棟三階☆
6月 イベント
7日 買い物ツアー
22日 父の日 おやつ作り
29日 誕生日会

☆わきあいあい☆
20日~23日 紫陽花の花見散策

☆GHしらさぎ☆
上旬 おやつ作り
下旬 あいのま紫陽花見学

☆星辰の家☆
11日 富士見中学校演奏会見学
23日 おやつ作り
27日 お誕生日外食ツアー
中旬 紫陽花ツアー

☆GHゆめさき☆
8日 誕生日会
11日 バラ園外出
18日 父の日イベント
25日 紫陽花見学
未定  誕生日会

☆涼風の家☆
 3日 お誕生日会
 9日 倉渕中福祉体験
18日 父の日イベント
28日 オレンジカフェ
30日 民謡慰問

☆あかしあの里Ⅰ☆
中旬  ドライブ
下旬  おやつ作り

☆通所リハビリ☆
1日 南橘リコーダーの会
10日 アロハエンジェルス
15、20、21日 お誕生会
19日 富士見ハーモニカクラブ
24日 ひまわり楽団
29日 マルラニ(フラダンス)

☆朱咲の家☆
6日 誕生日会
16日 父の日
下旬~ あじさいドライブ

☆明月☆
GH
初旬 誕生会
18日 父の日イベント
DS
2.6.8.16.21日 誕生会
17日 父の日イベント
合同にて
23日 音楽療法慰問

☆あかしあの里Ⅱ☆
11日 外食&ドライブ
下旬 おやつ作り

☆春らんらん☆
14日 父の日手作り餃子イベント
19・20・21・23日 あじさいドライブ
22日 荒牧町ともしびコーラス慰問

院長先生の健康豆知識

その乳房とりますか?
 

 一般の方にはなじみが薄いかも知れませんが、医学の世界では遺伝子なしでは論文一つ書けないという状況です。アンジェリーナ・ジョリーという、中年以降の男性なら必ずや知っている有名なアメリカの女優さんがいます。エキゾチックな瞳と抜群のプロポーションで、アクション映画の主人公なのですから、世の男性達の心を奪うのも無理はありません。ブラッドピットという、これまた有名な俳優と結婚した事でも有名となりました。
 そんな彼女が、四十才になるかならないかという年齢で、手術で、両方の乳房をとってしまったというのですから、世界に衝撃が走りました。乳首と乳輪は残せたので、あとは詰め物をすれば、外観は変わらないというのですが、夫の立場からするとどうでしょう、目の前のごちそうが、イミテーションに変わってしまった訳ですから、触る気が失せてしまうかも知れません。大概の男にとって乳房はあこがれの存在で、私の知り合いでオッパイ大好きな男がいました。その男にとって顔は二の次だったようで、ごく普通の女の子でも、胸がゆっさゆっさすると一発で参ってしまうのです。私もオッパイが大好きだったようで、なかなか母親のオッパイから離れないので、父親が母の胸に墨でへのへのもへ字を書いたそうです。あんなに好きだったおっぱいを、それ以来吸わなくなったと、酔っぱらった父に散々からかわれました。母の胸に黒々と書かれた文字は、白い豊満な乳房と共に、鮮明に乳児の頃の記憶として覚えています。記憶するには幼すぎる年齢なので、父親の言葉から自分の記憶にしてしまったのかとも思っています。
 話が脱線しました。アンジェリーナの事でしたね。何でも、彼女の祖母が卵巣癌で、四十代で亡くなっており、母親も乳癌で五十六才で亡くなったというのです。乳癌になる遺伝子はよく知られており、彼女の場合、祖母や母親からその遺伝子を受け継ぎ、その遺伝子があると乳癌になる確率は八十七%、卵巣癌になる率は四十%あるというのです。そうした確率から、乳癌の予防として、乳房組織をとってしまったというのですが、すぐには理解し、納得できる結論ではありません。遺伝子検査は高価な検査ですから誰もが簡単にやる検査とは思えませんが、今後母親とかが乳癌だった人は、お金があれば受けようとするでしょうね。そして、癌遺伝子があったとしたらどうしますか?
 かつては、遺伝子で定められたものは拒みようのない宿命のようなものだと考えられていました。年々薄くなっていく頭頂部を眺めながら、父親の頭を思い浮かべます。父親の頭髪の遺伝子が私に伝わっているのは確実です。胴長、短足にしたって父親由来です。年をとって、いくらかよくなりましたが、上口唇がむくれているのは母親の系統です。自分の身体を眺めてみれば、遺伝子の働きがよく分かります。しかしです。最近の研究でこうした遺伝子も変わる事が分かりました。一卵性の双子でも、その性格は違ってくる事でも明らかなように、です。環境が遺伝子の働きを変えるのです。私の頭頂部も大事に扱ってやれば、生えてくる可能性だってあるという事です。
 アンジェリーナさんは沢山の子供を産んでいます。古い知識ですが、多産の母親は乳癌のリスクが減ると習った事があります。発癌に至るには、沢山の過程があり、様々な因子が関係します。癌を予防する生活習慣にトライするのも賢明な方法かと思えますが、母親のつらい闘病生活を眺めてきた彼女には、切除するしか心のやり場がなかったのかも知れません。
 両親、親類、家族がどんな病気にかかり、どんな病気で亡くなったのかは、大切な情報です。遺伝子がその病気を確実に伝える場合もあります。病気を予防するには遺伝子の事も考えなくてはいけない、そんな時代になってきているのです。

 

文芸作品

真竹の子天に向いて鎧着て

妻が見る地図に終着駅がない

笑顔みせ聞き役となる介護の日

何事もプラス志向で長く生き

春炬燵やがて一人となるふたり

            影山えいじ 様

 DS明月利用者様

明月 6月 作品.JPG

句・・矢野マサ子 様
       書・・霜田タケ 様

創春館通所リハビリ利用者様

鈴木福一様.JPG

 

青木照幸様.JPG

リハビリコラム
 

【足裏のヒ・ミ・ツ】
  人間が安定して立ったり歩いたりできるのは、足裏に大きなヒミツがあります。足裏には、地面からの情報(床の固さや形状など)を受け取る感覚器官が多く存在し、受け取った情報を脊髄や脳へ届け、バランスを保つ機能が働いています。この器官は、怪我や筋力低下、老化などの変化により上手く働かなくなります。また、この器官は特に足指に多く存在しています。皆さんは、足指じゃんけんができますか?足指で物が掴めますか?足指を大きく動かすことは、足裏の筋肉や皮膚が動き、感覚器官を刺激することになります。足裏や指を指圧するものいいですね!日頃から足指や足裏をシ・ゲ・キ♡してみてはいかがでしょう。理学療法士 狩野和子

編集後記

 

 

今月号のさんぽみちはいかがだったでしょうか?最後まで読んで頂きありがとうございます。年が明けてもう半年になりますが皆様如何お過ごしでしょうか。暑い日が続いておりもうすぐ夏になるのだと実感します。今年の夏は今まで以上に暑くなる年だと言われていますので体調には十分に注意してください。来月号もよろしくお願いします。リハビリ 中里拓也