HOME > > 平成29年7月号


創春館新聞 「さんぽみち」

 平成29年7月号

・トップ記事

・今月の事業所便り

・今月の行事予定

・院長先生の健康豆知識

・文芸作品

・リハビリコラム

・編集後記

 

グループホームしらさぎ特集

あなたの夢をかなえましょう。 (美味しい食事とウインドショッピング)

しらさぎで何をしてあげられるか、利用者様の意見などを聞いてきました。
施設での行事食、おやつ作りなど毎月計画し行なっていますが、利用者様より買い物に行ってみたいな、お寿司屋さんで寿司が食べたいな・・・など聞かれます。そこで職員間で相談し、気分転換、アクティビティーを目標に「あなたの夢かなえましょう」と題して計画を立てました。六月に入り第一弾「弾丸ツアーIN浜寿」と題して入居者様二名、職員同伴にて実施しました。まずは、腹ごしらえです。市内の回転寿司へ直行、席につき注文です。何が食べたい?うん、そうだね・・・マグロかな?。了解!マグロ二つ注文OKです。そんな感じで、次々とお腹の中へ・・・
 あ~美味しかった。もう食えない。入居者様は大満足でした。笑顔で応えて頂き職員も一安心です。腹ごしらえもそこそこに、今度はショッピングへ。衣料品店に向かい洋服のコーナーへ。似合う服は有るかな?様子をみていると、さすがは女性です、普段見る事の無い眼の輝きです。手に取り悩む姿がとても印象的でした。来て良かったと感じる光景でした。色々みて、喜ばれる言葉を頂き、また来ようネ。と話に花が咲きました。
 次回も、夢を叶えるべく計画を立てています。しらさぎ!!みんなで頑張ろう。

無題.jpg

 

    六月行事
一)あじさい見学に行って来ました。
 六月二十七日にあいの山湯(あじさいの丘)へ見学に行って来ました。天候は曇りでしたが、風が気持ちよく入居者様も楽しみにされていました。車内よりあじさいの花が見えると「綺麗だね」との声がきかれ、あじさいの丘を散策されている時には、花に顔を近づけ香りを楽しまれていました。見学中に犬の散歩をされている方とふれあう事が出来、施設では感じられない季節感を体感出来たと思います。自然よ有難うです。 

二)誕生日会みんなでお祝い。
 六月二十七日に誕生日会を皆さんでお祝いさせて頂きました。(八十三歳)になられましたが、まだまだお元気で、しっかり挨拶をされていました。職員からの色紙の寄せ書き、誕生日ケーキを目の前に感激され、いつもそうですが、笑顔をみられる時が職員として一番やりがいを感じる時ではないかと思っています。これからも、お元気で楽しい施設の生活を送られる事を、願っております。Yさん、これからもよろしくね。

 

 

 

 

今月の事業所便り

DSゆめさき あじさいドライブ

六月二十三日~二十九日の日程で荻窪公園あじさいの丘へ行って来ました。今年は花芽が少ないとの事でしたが色とりどりのあじさいが美しく咲く中、公園内を散歩したりみんなで歌を唄ったり、いつもとは違う景色の中で、いつもとは違う表情も見られ楽しく過ごす事が来ました。帰りの時間に近づくと『ずっと、ここにいたいわ』『帰りたくないね』と名残り惜しい気持ちの利用者様。また来年、変わらず美しく爽やかに咲くあじさいを見に来ましょうね。

DSゆめさき①.JPG

 

クリニック通所リハビリ     屋外歩行練習で感じる時の流れ・・

クリニック通リハに通われてから積極的に屋外歩行練習を行っているTさん!以前から、奥様と暇があればドライブに出かけられていたとのことで、病気になられた後でも、奥様と一緒に出かけたい一心で、いつも意欲的に歩行練習をしています。歩行練習開始当初は、季節の花が沢山咲いていた散歩コースも、現在は上武国道が通った為、景色が一変してしまいました。でも、Tさんの思いは変わらず、今も前向きに歩行練習を続けています。今後も、利用者様の希望達成のためにリハビリを行なっていきます。

クリニック通リハH29.7月号.JPG

 

わきあいあい    梅雨の晴れ間の散策へ

いつも明るいデイサービスわきあいあいからの報告です。
 六月になり、鬱陶しい梅雨の時期になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?今年は、梅雨入りの声を聞いてから、わきあいあいで紫陽花の散策に出掛けました。六月十九日より順々に利用者様とあいのやま公園へ行きましたが、どの日も天候に恵まれ、良い散策日和となりました。紫陽花は、水を得た魚とはいきませんでしたが、利用者の方は、楽しそうに笑顔で季節の花を愛でる事が出来ました。

わきあいあい.JPG

 

あかしあの里Ⅲ     冷たいおやつで夏を乗り切る

あかしあの里Ⅲでは六月二十四日、手作りおやつでフルーツサンデーを作りました。バニラアイスを沢山のフルーツでそれぞれお好きなように飾って頂きました。みなさん、色とりどりのフルーツを見てどれにしようか悩みながら飾って下さいましたが、気温が高いのでアイスがどんどん溶けてしまっていました。完成させると「早く撮って」と言われるので写真を撮ると、溶ける前にと思ったのか、ぱくぱく召し上がって下さいました。思ったよりアイスが冷たかったのか、一口食べて動きが一瞬止まってしまった方もいらっしゃいましたが、味は気に入って頂けたようでその後も嬉しそうに召し上がって下さいました。暑い季節、食欲もなくなってしまいますが、冷たいおやつで夏を乗り切って頂きたいです。

あかしあの里Ⅲ.JPG

 

ケアセンター朱咲   あじさいドライブ

六月十七、二十、二十二日の三日間に渡り、PMあじさいドライブに行って来ました。あじさいの開花状況に応じて荻窪公園、県庁裏の公園、前橋育英高校裏のサイクリングロードの3か所へ利用者様とあじさいを見に行きました。特に県庁裏の公園のあじさいが見頃でした。しかし、あじさいの開花時期が遅かった為、まだ所々咲いていない箇所もあったり、まだ花が小さかったりと今ひとつの中でのあじさいドライブでしたが、参加された利用者様も終始笑顔で歩きながら、「綺麗に咲いているね」「来て良かった」と喜びの言葉を頂きました。梅雨の時期ではありましたが、天候にも恵まれ、利用者様に季節感を肌で感じて頂けて嬉しく思います。

7月朱咲あじさいドライブ.JPG

 

菜摘荘   父の日のイベント

菜摘荘は六月十九日に父の日のイベントを開催しました。普段とは違い、菜摘荘の職員が腕を振るったシチューとサンドイッチで、昼食のおもてなしをしました。利用者様から「美味しかった。」「たまにはこういうのもいいね。」と喜びの声を頂きました。午後には、職員から男性利用者様に『日頃の感謝の気持ち』を込めて、メッセージカードを添えたプレゼントを贈りました。その後、ゲームで輪投げをしました。男性利用者様からスタートすると、見事な活躍で、他の利用者様の応援も加わって、大変盛り上がりました。皆さん自分の番になると真剣な様子で的を狙って楽しみました。先月の母の日に続いて、今回の父の日のイベントでも、皆様に喜んでいただけました。『ありがとう』のお言葉が励みになりました。今後も楽しいイベントを企画していきたいと思います。

菜摘荘7月②.JPG

 

あかしあの里Ⅱ 楽しいあじさいドライブ

あかしあの里Ⅱでは、六月十一日にあじさいを見にあいのやま公園へ外出ドライブに出掛けました。当日は天候にも恵まれ、とても過ごしやすい天気でした。咲いているあじさいは青や白など、きれいな色で皆さん感心されていました。車内からは前橋の街がよく見え「街が良く見えるわね。とてもきれい」等の声が聞かれドライブを楽しむことができました。次回も入居者様の笑顔がみられるよう企画したいと思います。

あかしあの里2 (1).JPG

 

通所リハビリ 父の日のプレゼント

創春館通所リハビリでは六月十八日の父の日に合わせて、男性利用者様にプレゼントをしました。喜んで頂けるよう、何をプレゼントしたらよいのか毎年悩みます。今年も悩みましたが、実用的で皆様必ず使用して頂けるものは何かと考え、通所の際に使用しているカバンにさげることができる名札をプレゼントすることにしました。名札のデザインですが、和柄のテープの上に利用者様の名前のテープを貼りつけ、周りにクローバーやお花の紙で飾りつけをしました。注意したことは可愛くなりすぎないことです(笑)。皆様、名札のプレゼントを気に入ってくださり、直ぐにカバンに付けてくださった方や、「つけてくれる?」と笑顔で職員に話しかけてくださる方もいらっしゃいました。皆様の笑顔や、カバンにさげられた名札を見る度、とてもうれしい気持ちになります。ささやかなプレゼントでしたが、大きな喜びを得ることができました。

創春館通リハ②.JPG

 

療養棟三階 お父さんたちへ愛を込めて

療養棟三階では二十九日に父の日とおやつ作りのイベントを行いました。皆さんにご両親の名前を伺ったところ、久々に思い出されていたようで思い出話と共に名前を教えて下さいました。女性の方が多く参加して下さったので、おとうさんはどんな人だったかを伺うと昔のイメージでは厳しいと思っていましたがとても優しいとほとんどの方が口をそろえて話していました。昔も今も時代背景は違えども子供に対しては変わらないのだということが解りました。暑い日々が続いている事もあり涼しい気分を感じられるあんみつを作り皆様に提供しました。さっぱりと食べられておかわりされる方もいらっしゃいました。会の最後には男性利用者の方々にネクタイを付けて普段とは少し違った雰囲気で、正装を感じられるいでたちの写真を撮ったメッセージカードを送呈させて頂きました。おとうさん、いつまでも元気でいて下さいね。療養棟の息子、娘たちより。

療養棟3階7月イベント写真①.JPG

 

明月 あじさい公園へ

 伊香保ケアセンター明月では、あじさいドライブを六月二十六日から、渋川市にあるあじさい公園へ出掛けてきました。県外、県内よりバスで観に来られる方も多いだけあって、とても綺麗な花を観ることが出来ました。利用者様からも「生まれて初めて観る美しさです」「心に残るイベントだねー」等、様々な感想を頂きました。ただ残念な事に梅雨の為、天候が小雨や曇天だったので、足元が悪く少人数でのイベントとなってしまいました。今後も楽しく、また利用者様が笑顔で、心に残るイベントを企画して行きたいと思います。

明月7月号②.jpg

 

春らんらん    あじさいドライブ

六月十九・二十・二十一・二十三日であじさいドライブに出掛けてきました。天気はまずまず。荻窪公園にある『アジサイの丘』に向けて出発です!!道中は新しく開通した上武道路を走り、「創春館がこんなに近くに見えるぞ!」「お~!道が広くなったねぇ!」と感激され、車内でも景色を見ながらドライブを楽しそうに話が盛り上がっていました。アジサイの丘へ到着。今年はあじさいの量は少なくあまり咲いていなかったのですが、彩りのあじさいはとても綺麗に咲いていました。散策して「外の空気は気持ちいいね!」「色々なあじさいの種類があるのねぇ。」「来てよかった!」とあじさいを見入り笑顔がとても楽しそうでした。梅雨の季節を感じるドライブになりました。

春らんらん②.JPG

 

GHゆめさき    お誕生日おめでとうございます

六月二十六日ゆめさきでは八十三歳を迎えた利用者様のお誕生日会を行いました。海外旅行が大好きだった本日の主役はアロハシャツの出で立ちで登場され、一年に一度の大切な記念日をお祝いさせていただきました。洋風のお祝い膳にてお祝い後、余興のはじまりです。職員の二人羽織に皆様大ウケ。「そこじゃないよ!もっと上!」等と見てる方も一緒になり、皆で笑いあって楽しいお誕生日会になりました。これからも、一人ひとりのお誕生日がその方にとっての特別な思い出となるような企画を考えていきたいと思います。

GHゆめさき.JPG

 

涼風の家    父の日にはおっ〇いプリンを・・・

 十八日、涼風の家では父の日のイベントを行いました。世間では母の日に比べ、やや忘れられがちな日ですが、涼風の家には男性入居者様が二人いらっしゃるので、母の日には何もしてあげられなかったお返しに盛大?にお祝いしました。利用者様に職員の手作りのプレゼントを贈呈すると、うれしいような照れたような表情をされ、喜ばれていました。毎年涼風の家では父の日にかけて、おっ〇いプリンを手作りおやつで提供しているのですが、今年のプリンは今までになくいい出来栄え(男性職員が作ったからでしょうか?)でした。女性の入居者様には一つ、男性入居者様には二つを盛り付けて提供すると、あまりの出来栄えに皆さんニコニコ(ニヤニヤ?)しながら召し上がっていました。これからも元気にお過ごしください、お父さん!

 1.jpg

 

あかしあの里Ⅰ    いっぱいのあじさいを

 あかしあの里Ⅰでは六月二十三日に関根の公園にあじさい見学に出掛けました。近くではありますが久しぶりの外出に、部屋で過ごすことが多い入居者様も「どこに行くんだい?」と出てこられ、一緒に出掛けることが出来ました。天気も良くあじさいも見頃で「きれいだね」「外に出るのも楽しいね」と喜んでくださいました。また、あずまやもあり、「今度はお茶やお茶菓子持って来たいね」という声もありました。今後も外出できる機会を作っていきたいと思います。

あかしあの里Ⅰ③.JPG

 

 星辰の家    紫陽花ツアー

星辰の家では、毎年恒例の荻窪公園あじさいツアーと六月の誕生日外食ツアーへ行って来ました。今年のあじさいも立派に咲いていました。利用者様も「キレイだね」「素敵だね」とニコニコでした。あじさいの後はソフトクリームを食べました。「なかなか食べないからうまいよ」と皆様喜んでいました。誕生日ツアーでは近所のお蕎麦屋さんへ。普段あまりご飯を食べない方も「ほんと美味しいよ」とお蕎麦一杯をペロリ。喜んで頂きました。お出掛けをして利用者の笑顔を見るといつも「喜んでもらえて良かったな」と思います。少しでも利用者様に喜んで頂けるようにイベント企画をしていきたいと思います。

星辰の家②DSC00131.JPG

 

療養棟二階    男性陣「ハイ、ポーズ♪」

 療養棟二階では六月十四日(水)に父の日のイベントを行いました。男性利用者のみなさんにYシャツとネクタイを着用して頂き、一人一人記念撮影会をしました。カメラを向けるとなんだか恥ずかしそうな笑みを浮かべながらも、昔を思い出すのかなんだか誇らしい表情をされていました。デジカメで撮影した画像を液晶で見て頂くと、とてもうれしそうな顔をされており、思い出に残る一枚が撮影できたのではないかと思います。女性利用者はと言うと、その日はおやつ作りも兼ねており「あんみつ作り」を行い、わいわいと楽しい一日となりました。

療養棟2階②.JPG

 

今月の行事予定

☆春らんらん☆
6・7・8・9日 
   七夕祭り見学ツアー
16日 お誕生会
19日 手作りお昼食
29日 荒牧町納涼祭

☆療養棟二階☆
5日 買い物ツアー
12日 ドライブツアー
19日 おやつ作り
26日 お誕生日会

☆菜摘荘☆
7日 七夕のイベント
上旬 あじさい見学

☆DSゆめさき☆
3日 お誕生日会
4日 七夕会
6日~8日 七夕ドライブ
10日 クラリネット          コンサート
13日・14日 上映会
15日 久保さんカラオケショー
17日・18日 おやつ作り
21日 お誕生日会
24日~26日 流しそうめん
27日 お誕生日会

☆療養棟三階☆
5日 買い物ツアー  
20日 おやつ作り
27日 誕生日会

☆GHゆめさき☆
6日 ぽらりす七夕交流会
9日 前橋七夕祭り見学
17日 流しそうめん
25日 土用の丑の日
未定  誕生日会

☆涼風の家☆
7日 オカリナ演奏会
   七夕イベント
10日 お誕生日会
18日 くらぶちこども園交流会
26日 オレンジカフェ

☆GHしらさぎ☆
7日 前橋七夕祭り見学
中旬 おやつ作り

☆あかしあの里Ⅲ☆
7日 七夕
16日 手作りおやつ
24日 お誕生日会

☆あかしあの里Ⅱ☆
9日 外食&ドライブ
7日 七夕会
18日 高橋様 誕生会
下旬 おやつ作り

☆わきあいあい☆
   七夕祭り散策

☆通所リハビリ☆
8日 七夕
14、20、22日 誕生会
18日 ケーナサークル鳥と風

☆朱咲の家☆
6、7日 七夕祭りドライブ
18日 明星幼稚園児慰問
25日 誕生日会&お菓子作り

☆あかしあの里Ⅰ☆
7日  七夕
10日  誕生日会
中旬  流しそうめん
28日  誕生日会

☆明月☆
GH 
中旬 流しそうめん
DS
誕生会
合同にて
5日 七夕イベント

☆星辰の家☆
6日 七夕交流会
中旬 誕生日会
28日 流しそうめん

院長先生の健康豆知識

癌についての雑感
 

 先月(六月)この欄で乳癌の話をしたのですが、同じ月に小林麻央さんが乳癌で亡くなられました。三十四才で二人のお子さんを残しての死でした。幼い息子さんの姿が、一瞬、十七才の時父親を亡くした自分の姿と重なりました。胃癌末期だった父親の余命が、幾許もないと聞かされましたが、実感できませんでした。それでも、親孝行するのは今しかないの一心で、十キロ以上の自転車通学路を遠回りして、病院に度々見舞いました。しらふの時は、滅多に笑わない父親の嬉しそうな笑顔が思い出されます。もう治療方法がないからと、家に帰ってきてからは、お腹が痛いと、のたうちまわる父の姿を見て、夜中、数キロ離れた医者の所まで、自転車で薬を貰いに行った事もありました。色んな神様にもすがりました。学校の敷地内の教会に入り、長椅子に座って、目の前のキリスト像に向かって祈ったこともあります。神様は助けてくれませんでした。今のところ、幸せな事に、神様に心からお願いしたのは、それが最初で最後でした。麻央さんの死が、その時の思いをよみがえらせました。そんな悲しい思い出は、大なり小なり、誰にでもあるものなんでしょうね。私のまわりには、十分長く生きた人が沢山いて、中には「私の命、あげられるものなら麻央さんにあげたいよ」と、言う方もいます。十分長生きして、もう生きているのが面倒くさくなったと言うのでしょうね。私にも何となく分かる気がするのですが、分かるようなそんな年になってきたという事でしょうか。やっぱり、やりたい事、やらねばならない事があるからこその人生かも知れません。「見落とされた癌」という題の本を、元ボクシング世界チャンピオン、竹原慎二氏が出版しました。オシッコが近かったり、血尿が度々出たのに、膀胱炎、前立腺炎という診断で、膀胱癌が見落とされ、最終的に癌と分かった時には、膀胱を全部取らなくてはいけない状態だった、という経緯を綴ったものでした。麻央さんも最初、乳腺炎という診断で、後に癌だったと分かったそうです。癌は「私はここにいますよ」とは言ってくれません。見つけ出すのです。見つけ出しにくい所に隠れている場合もありますし、癌とは分からないような顔をした癌もあります。そんな事から、沢山の癌発見器具や方法が考え出されてきたのですが、それでもお二方のように見落とされる方がいます。「主治医を信じていたのに裏切られた」という気持ちは分かりますが、裏切られたと言われた医者にだって言い分はある筈です。しかし、結果が悪ければ、医者は裁判にでもならない限り、黙って非難に耐えるしかありません。人の命に関わるという事はそれ程重く、医者の仕事というのはそういう仕事なんです。常に自戒しなくてはいけません。元世界チャンピオンは、膀胱は全部取る事になりましたが、自分を助けるのは自分しかないんだと悟り、医者を換え、真摯に病と向き合い、今のところ、順調に回復されているようです。そうです、医者を選ぶのも、医者を選んだのも、結局のところ自分なんです。人生の選択と同じです。父親が亡くなったのは、どこの大学に行こうか考えていた時だったので、もう大学へは行けないのかなぁと思いました。「お父さんは保険が嫌いだったから、何の保険も入っていなかったの」という、母親の言葉を、うらめしく思ったのを憶えています。それから親子共々、誰の助けも借りず、一生懸命生きなくてはならなくなりました。陰ながら様々な人達の助けがあったのでしょうね。何とか今迄生きてきました。つらい事や悲しい事は、無いに越した事はありません。努力によって幾分でも防ぐ事ができるのであれば、その為に頑張るのです。その方法は自分で見つけるしかありません。もしくは、神様が見つけてくれる、そんな幸運の為に頑張ろうと考えているのです。

文芸作品

DSゆめさき利用者様
つゆ晴れて 青葉かがやく 夏の雲
富士見より 青葉にぬれて 夏が来ぬ
            大巾 義幸様

創春館通所リハビリ利用者様
村は過疎 空き家の庭の びわ熟す 
            工藤庫男様
五月雨や 迎え傘来る 露天風呂
            影山きぬ子様
      ※月刊デイ投稿作品

 

小山幸夫様.JPG

 

天野譲様.JPG

 

リハビリコラム
 

脊椎の役割
 
 脊椎(背骨)を横から見ると真っ直ぐではなく、頸椎(首の骨)が前、胸椎が後ろ、腰椎が前というようにS字形のカーブを描いています。脊椎は椎骨という骨がブロックを積み重ねた構造になっていて、間にクッションの働きをする軟骨性の椎間板を挟んでいます。椎間板があるおかげで、ある程度伸縮性があって曲げたり伸ばしたりの動きが行え、身体にかかる衝撃を吸収して和らげるというクッションのような役目も果たしてくれています。しかし、背中が丸まってしまうと脊椎が真っ直ぐになってしまうため、首や腰などに痛みが出現することがあります。普段から自分の姿勢を確認してみてはいかがでしょうか?                                                                   理学療法士 中里 拓也

 

編集後記

今月のさんぽみちはいかがでしたでしょうか?今年は梅雨に入っても雨らしい雨も降らず涼しかったり、急に暑くなったりとおかしな陽気が続きますね。涼風の家では家庭菜園で野菜を作っていますが、陽気のせいなのか、なかなか育ってくれません。野菜作りをしてみて四季の天気のありがたさを改めて感じるようになりました。それでは来月号のさんぽみちも宜しくお願いします。

                                                                                                                           涼風の家  板垣 剛