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はじめに

 院長挨拶

1996年4月3日『医療法人 富士たちばなクリニック』は船出をしました。
あまり頭の良くない船長と優秀な乗組員という構成でしたが、
抜群のチームワークと明るさで、今までなんとか航海を続けることができました。
振り返れば私達団塊の世代は、青春のリビドーに目覚める頃、
ビートルズをはじめとするグループサウンズの洗礼をうけました。
神に代わるマルクス主義がまだその魔力を有し、
私達の思春期・青年期は
「愛」「真理」「革命」などという言葉で彩られたものになりました。
ポール=ザンの「青春時代が美しいなどとは誰にも言わせない」という言葉に
狂喜したのも青春時代の1ページでした。

時代は移り、私達団塊の世代も中年以上の年代になり、
老後を真剣に考える時期に来ています。
年輪を重ねるという事はつらく悲しい過程なのか、
年老いても安心して生活できる、そういうコミュニティーが作れないかという課題から、
私達の航海が始まり、高齢化社会を乗り切る先駆者たるべく努力してまいりました。
老人デイケアを実践し、介護老人保健施設『創春館』および
グループホーム『あかしあの里』を建設し、
訪問看護ステーション『あかしあ』も開設しました。

しかしながら私達の挑戦は、まだ始まったばかりです。
私達が今必要としているのは、重なる人生の痛みを和らげ、
重荷を分かちあい、悲しみを共感し合う、豊かな人間関係です。
そうしたコミュニティーを創造する時代の一翼を担おうと、

今私達は一歩を踏み出した所です。
皆様の御声援を心よりお願い申し上げます。


                                                       富士たちばなクリニック院長inchou
                                                                            名倉隆夫