2023年2月号 快晴特集!

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快晴特集!

デイトレセンター Kaisei お正月クイズコーナーと「笑顔」の大切さ

 早いものでお正月もあっという間に終わり二月になりました。二月四日は立春です。立春とは季節を表す二十四節気の最初の節気で暦の上では春が始まる日です。同時に旧暦では一年の始まりを指す日でもあります。寒さの中にも春のきざしが感じられてくる頃です。立春以降初めて吹く強い南風を春一番と呼びます。「早く桜の咲く季節が来ないかなあ」と思う今日この頃です。まだまだ寒い日が続きますので体調を崩さないようお気を付けください。
 さてデイトレセンターKaisei(かいせい)では期間限定新春クイズコーナーを作りました。お正月にちなんだ三択クイズ、なぞなぞ、難漢字、間違い探しなどたくさんのクイズをご用意いたしました。クイズは脳機能を活発に活動させ、脳全体の活性化につながり、認知機能や記憶力、判断力、注意力が養われ、結果として認知症予防にも効果があると言われています。ここで問題、第一問お正月なぞなぞ「大人があげるのはお年玉では子供があげるのは?」第二問、お正月難漢字これ何て読む「御神籤」答えは最後。クイズコーナーの前には利用者様が集まり「この答え何だっけ」「難しいなあ」「この問題おもしろいねえ」などの声が聞かれ談笑される様子も見られました。コロナ禍の中、人と会う機会が少なくなると、自然と笑うことも減ってしまいます。高齢者の方の心と体の健康に役立つのは「笑顔」です。

 笑うことは気持ちを前向きにすることだけでなく、高齢者の生活を豊かにします。笑いは筋肉の緊張を緩め、心身をリラックスさせる効果があり、身体にも様々な良い影響があると言われています。今回クイズコーナーを通してたくさんの「笑顔」を見ることができました。また利用者様同士の交流を深める機会となり、とてもうれしく思います。これからも利用者様が季節を感じながら「笑顔」が見られるような楽しいイベントを行っていきたいと思います。
「最後にクイズの答えです。」第一問「凧(たこ)」第二問「おみくじ」

快晴特集!

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住宅快晴

 サービス付き高齢者向け住宅快晴では現在、夜勤専従の職員も含めて二十二名の職員が居てその内の七名が外国人の職員です。入居者様は一階が十一名、二階が二十四名の合計三十五名の入居者様が各居室にて生活されています。月曜日から土曜日まではほとんどの入居者様が法人内の各デイサービスをご利用されています。住宅快晴はイベントやレクリエーションはありませんが、入居者様方々はご自分のペースでのんびりと過ごされています。何と言っても住宅快晴の一番のおすすめの場所は二階にあるカフェで、景色がとても綺麗に見れます。今はコロナ禍でなかなか皆様で集まってコーヒーを飲んだりできませんが、コロナが収束したら、カフェで入居者様が楽しんで喜んで頂ける様な事を企画していきたいと思います。

快晴特集!

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今月の事業所便り

春らんらん お誕生日会&餅つき大会

 一月十九日に、春らんらんのテラスで餅つき大会を開催しました。外の風が冷たいので、餅をつくのは職員で、利用者様にはホールから声援を送って頂きます。お一方、「俺も手伝うよ!昔はよくやったからさ。」と、勇敢な利用者様と共に、「よいしょー!よいしょー!」の掛け声に合わせて杵をついて、ほかほかと湯気の上がったお餅がつきあがりました。お餅は、あんこときな粉で召し上がって頂きます。職員が餅をちぎって美味しくするまでの間に、一月の誕生日者を皆さんでお祝いしました。「祝ってもらったり、お餅もついてもらえて幸せだよ。」と大喜び。 やっぱり、つきたてのお餅は美味しくて、「おかわり!」の声がたくさん聞かれ、お腹も心も大満足な一日を過ごして頂きました。

春らんらん お誕生日会&餅つき大会

春らんらん お誕生日会&餅つき大会

 

ケアセンター星辰の家 手打ちうどんを作ろう

 利用者様と「うどんと蕎麦どっちがすきか」と何気ない会話から「私は蕎麦の方が好きだけど、うどんはよく打ってたよ」と昔うどんを打っていたことを教えてくれたので、是非一度そのうどんが食べてみたい!とのことで一月二十五日にうどん作りをしました。「高校生の時によく手伝わされてやったけど最近は全然」とおっしゃるも手際の良さは健在で職員は思わずみとれてしまいました。見ていた利用者様も「できることをやるよ」と野菜を切ってくださり野菜いっぱいの美味しいうどんを皆で召し上がりました。

ケアセンター星辰の家 手打ちうどんを作ろう

ケアセンター星辰の家 手打ちうどんを作ろう

 

朱咲の家 お雑煮・お汁粉・お誕生日会

 年が明けてしまえば、日が経つのはあっという間。お正月から大分過ぎてしまいましたが、一月二十日(金)お雑煮&おしるこ会&お誕生日会を行いました。職員の有志からのお餅は、柔らかく良く伸びてとても美味しいと利用者の皆さんも大満足。いつも小食の方も「足りない!おかわりが欲しい!」と言って下さるほどでした。おやつには白玉でおしるこ。皆で白玉団子をまるめ、大きさ形も様々ですが皆さんワイワイと準備を楽しんでいただいたようです。ゆでている間に一月お誕生日を迎える方々を皆でお祝い。当日お誕生日の方もおり、大変盛り上がりました。利用者様の笑顔も多く、お正月を味わっていただけました。

ケアセンター朱咲 お雑煮・お汁粉・お誕生日会

ケアセンター朱咲お雑煮・お汁粉・お誕生日会

 

あかしあの里Ⅰ あかしあ神社で初詣

 あかしあの里Ⅰでは、一月七日土曜日に毎年恒例の初詣イベントを行いました。コロナウイルスが流行する前は近所の神社まで出向いて参拝していましたが、現在は外出が難しい状況になってしまったため、職員が手作りした神社でお参りすることになりました。『あかしあ神社』と書かれた鳥居に向かって皆さん一人ひとり真剣に参拝されておりました。きっとご利益があるはずです。参拝後には皆さんでお汁粉を食べて温まりました。お餅の代わりにお麩を使ったお汁粉で、柔らかくて食べやすいと皆さんに好評でした。

あかしあの里Ⅰ あかしあ神社で初詣

あかしあの里Ⅰ あかしあ神社で初詣

 

あかしあの里Ⅱ 福笑い楽しみました

 あかしあの里Ⅱでは、一月十二日に新年会を行いました。今年の新年会では今年も笑って一年を過ごしましょうという事で、福笑いを行いました。おかめやひょっとこの顔に目や鼻などのパーツを好きなところに配置してもらいました。
 皆様「ここかい?」「こんな感じかい?」などと言いながら笑顔で行っている姿がありました。できあがった顔を見て皆さんが笑って楽しまれている様子が印象的でした。笑いは免疫力を高めると言いますので、皆様と今年一年笑って過ごしたいと思いました。

あかしあの里Ⅱ 福笑い楽しみました

あかしあの里Ⅱ 福笑い楽しみました

 

あかしあの里Ⅲ 初詣を行いました

 あかしあの里Ⅲでは一月九日、あかしあの里特設神社で初詣を行いました。鳥居と賽銭箱をご覧になって「これは、何ですか?」と言われてしまいましたが、「ここで初詣をしましょう」と説明すると、皆さんすんなりと受け入れて下さいました。お賽銭を投げ入れて手を合わせ真剣にお参りをして下さいます。「何をお願いしましたか?」と尋ねると「健康で過ごせますように」とか「元気で長生きが出来ますように」といった内容でした。少しずつ世間の状況も変わってきているので、春にはみなさんでお花見が出来ると嬉しいです。

あかしあの里Ⅲ 初詣を行いました

あかしあの里Ⅲ 初詣を行いました

 

グループホームゆめさき ゆめさき新年会

 一月二十三日グループホームゆめさきでは新年を迎え初めての大きいイベントとして新年会を行いました。会の始まりは獅子舞の勇壮な舞からです。獅子舞がフロアに出てくると利用者の皆様から拍手が起こりました。獅子舞に頭を噛まれると邪気が払われると言います。利用者の皆様全員、獅子舞に噛んでもらい大変喜ばれておりました。その後は職員が仮装した歌謡ショーが催されこちらも大変好評でした。今年一年もみんなが明るく幸せに過ごせるように、一緒に楽しいイベントをしていきたいです。

グループホームゆめさき ゆめさき新年会

グループホームゆめさき ゆめさき新年会

 

デイサービスセンターゆめさき 新年会

 令和五年。令和になってもう五年目に入りました。コロナ禍で不自由な生活を強いられていたここ数年ですが、新しい年を迎えゆめさきでも良い年になるよう願い、新年会を開催して男性職員、女性職員が着物を着て二人の司会で楽しく始まりました。絵馬に書いた今年の抱負を発表したり、一人一人おみくじを引き、大吉・中吉・吉とありがたい楽しい言葉の書かれたくじを榊につけて願いを込めました。職員余興ではにらめっこをして負けた方は顔に墨で書かれ、にらめっこの変顔に、墨で書かれたおかしな顔に皆様大爆笑!「笑う門には福来る」で良い年の始まりとなりました。今年も一日一日変わらず元気に過ごせますようにとゆめさき神社へのお参りで会を締め、良い新年会になりました。

デイサービスセンターゆめさき 新年会

デイサービスセンターゆめさき 新年会

 

菜摘荘 新年会

 菜摘荘では、一月二十日に新年会を開催致しました。新しい一年の始まりを祝いつつ、気持ちを新たにするという会になりました。昼食にカレーうどんとさつまいも、杏仁豆腐を頂きました。利用者様の大好きなうどんは、身体の芯から温まり、美味しかったです。お替りという利用者様もいて大満足でした。レクでは、玉転がしゲームで盛り上がりました。十球の玉を百点の穴を目掛けて転がすゲームでマイナスの所もあって難しく、あ~というため息をつかれて悔しがる方、見事命中され喜ばれる姿がとても良かったです。まだまだコロナ禍が続いていますが、菜摘荘では、新たな気持ちで元気に楽しく安心して生活を送って頂けるようにお手伝いをさせて頂きたいと思います。

菜摘荘 新年会

菜摘荘 新年会

 

伊香保ケアセンター明月 今年も笑顔で過ごせますように

 明月では、一月二十七日に新年会のイベントを開催しました。午前中は利用者様と「けんちんうどん」と「浅漬け」の具材の野菜を一緒に切りました。交代で順番に具材を切って頂いたのですが、皆様さすがの包丁さばきです。昼食にはメンチカツやおいなりさんも作成。また職員が腕によりをかけ作った、ウサギの形をしたピンクと白のかまぼこ、黒豆も皆様に召し上がって頂く事ができました。午後には、スタッフによるマジックショーや獅子舞などで、新年の始まりにふさわしい催し物を行いました。獅子舞には利用者様の手や頭を噛んでもらい、縁起の良い和やかな時間を過ごし、笑顔で新年会の幕を閉じました。

伊香保ケアセンター明月 今年も笑顔で過ごせますように

伊香保ケアセンター明月 今年も笑顔で過ごせますように

 

しらさぎ 新年一月一日お誕生日会

 新年明けましておめでとう御座います。GHしらさぎでは、新しい年と共にお誕生日会で正月御膳、赤飯、手作りケーキと豪華な食事から始まりました。
正月早々、おめでたいと話しながら皆さん完食され大変満足されていました。二日には、書き初めを行い入居者様のお一人様は、ラブレターの様な言葉を書かれ「愛の告白」に一同感激させて頂きました。今年も笑顔で元気に過ごして頂けるよう、お手伝いさせて頂きます。宜しくお願い致します。

しらさぎ 新年一月一日お誕生日会

しらさぎ 新年一月一日お誕生日会

 

涼風の家 みんなでお祝い、お誕生日会

 一月二十日、涼風の家では入居者様のお誕生日会を行いました。当日は午前中からお祝いのための準備に始まりました。イチゴの美味しい季節でもあり、せっかくなので皆さん沢山食べられるようにと、イチゴたっぷりのゴージャスな(?)二段のケーキにしてみようという事で、頑張ってみました。作ったのは、もはやケーキ作り担当と化してしまった(?)インドネシアの女性職員二人です。回を重ねるごとに腕をあげて、出来栄えは最早パティシエの領域に到達しつつあります。そして、午前中にはお孫さんからのメッセージ付きのお誕生日プレゼントも届きました。クリスタルガラス付きのオルゴールで、ライトをつけると、中にバラが浮き上がるようになっていて、とてもきれいです。午後になり、お誕生日会が始まり、皆さんからお祝いの言葉をかけられると、涙ぐんでいらっしゃいました。それからみんなでバースデイソングでお祝いして、仲のいい入居者様から色紙のプレゼントをお渡しすると、とてもいい表情で喜ばれました。涙あり笑顔もありのとても良い雰囲気のお誕生日会となりました。これからお元気でお過ごしください。

涼風の家 みんなでお祝い、お誕生日会

涼風の家 みんなでお祝い、お誕生日会

涼風の家 みんなでお祝い、お誕生日会

 

介護老人保健施設 創春館 通所リハビリテーション 一年の健康を祈って

 一月十三日に新年会を行いました。師長の挨拶、乾杯により会はスタートとなり、落語やジェスチャーゲームなどを行いました。職員による落語は人気があり、皆さんとても楽しみにして下さってます。「介護士にしておくのはもったいないね」「上手だね」などの声が聞かれています。ジェスチャーゲームも楽しくでき、利用者様と職員の笑い声があふれる時間となりました。また、通リハのカラーである白のダルマの目を利用者様に入れてもらい、今年一年元気に過ごしていけるようにお願いしました。

介護老人保健施設 創春館 通所リハビリテーション 一年の健康を祈って

介護老人保健施設 創春館 通所リハビリテーション 一年の健康を祈って

 

富士たちばなクリニック 通所リハビリテーション 忘年会すごろく会

 クリニック通所リハビリでは、昨年末に毎年恒例の忘年会と、すごろく大会を行いました。すごろくの目には、体操や最近嬉しかったことなどを聞く項目も入れてあります。すぐにゴールできる方や、なかなかゴールできない方もいて一喜一憂されていました。先に上がった五名には日用品などの景品も選んでいただきました。笑顔で一年を締めくくり、新しい年を迎えることができました。

富士たちばなクリニック 通所リハビリテーション 忘年会すごろく会

富士たちばなクリニック 通所リハビリテーション 忘年会すごろく会

 






今月の行事予定

 

 

 

☆グループホームあかしあの里Ⅰ☆

2月上旬 節分イベント
中旬 バレンタインイベント(手作りおやつ)

 

☆グループホームあかしあの里Ⅱ☆

2月3日 節分
2月14日 バレンタインデー
下旬 手作りおやつ

 

☆グループホームあかしあの里Ⅲ☆

2月3日 節分
2月14日 バレンタインデー
18日 お誕生日会

 

☆デイサービスわきあいあい☆

2月3・7日 節分

 

☆グループホームゆめさき☆

2月3日 節分
未定 おやつ作り

 

☆デイサービスセンターゆめさき☆

2月3日 節分
2月8・18日 お誕生会
2月13・14・15日 上映会
2月23・24・25日 お楽しみおやつ

 

☆伊香保ケアセンター明月☆

グループホーム明月
未定 節分、おでんパーティー
デイサービス明月
未定 節分、バレンタイン

 

☆涼風の家☆

2月3日 節分イベント
2月14日 バレンタインイベント(おやつ作り)
未定 小栗の里ひな祭り見学

 

☆グループホームしらさぎ☆

2月3日 節分行事
下旬 おやつ作り

 

☆ケアセンター星辰の家☆

2月上旬 節分
未定 おやつ作り

 

☆春らんらん☆

2月3日 節分
22日 誕生会&おやつ作り

 

☆菜摘荘☆

2月3日 節分
下旬 誕生日会

 

☆朱咲の家☆

2月9日 節分
2月20・23日 お誕生日会

 

新入職員紹介

小山 温美

所属 創春館リハビリ
趣味 音楽鑑賞
施設について感じた事 利用者の方やスタッフの雰囲気が明るくていい。
利用者の皆さんに一言 リハビリを通して皆さんとより良い関係を築けていけたら嬉しいです。これからもどうぞよろしくお願いします。

 

院長先生の健康豆知識

生活様式の変遷と仮想現実 (バーチャルリアリティー)

 私達団塊の世代は、戦後日常生活の様式が劇的に変化していく中で、人生を歩んできた最後の世代とも言えるかもしれません。
 幼児期、車は走っていましたが、舗装されてない道も多く、デコボコ道をバスに揺られた経験もしました。
テレビを見たのは小学校低学年の頃だったでしょうか、家にテレビは無かったので、プロレスを見る為に、金曜日の夜、散髪屋へ髪を切りに行きました。外では沢山の人が店内のプロレスを食い入るように見ていました。
夜十一時頃までテレビに夢中になっていたら、「坊や、もう遅いからお帰り」と言われたのを覚えています。
便器は勿論和式で、いわゆる「ぼっとん便所」で、大きな便をしようものなら、便槽内に貯まった汚水からのはねかえりに中止しなければならず、あわててお尻を浮かせたものでした。
お尻をぬぐう紙にしたって、小さく切られた新聞紙でした。
新聞紙をくしゃくしゃにして、柔らかくして使っていたのでした。
今では古い昔の話になってしまいました。
畳から椅子の世界に移行するのは中学に入ってからの事でしょうか。
膝の関節が固くなり、正座もできなくなった現在の身体をみると、畳の生活というのは、下半身の強化という点では、優れた生活と言えるのではないか、と、思うようになりました。
昔の人達は死ぬ迄和式便所を使えていたのですからね。
洗濯にしたって随分変わりました。
洗濯板を作った経験のある最後の世代ではないでしょうか。
小学生の頃洗濯機が出てきたのですが、当時は洗い終った洗濯物をローラの間に挟み、手でローラを回し水を絞っていました。
結構力のいる仕事でした。
人生の楽しみにしても、ラジオからテレビに、映画にと、音は勿論映像の世界が拡がる経験をしてきました。
そんな日常生活の変遷を振り返ってみますと、私達の生活様式というのは、どんどん身体が楽になり、快適なものになっていく方向に進んでいくんだなあ、と、実感されます。
こうした方向性は全ての人に共通する願いであろうと考えられます。
今では和式便所の方がいいという人はほとんどいません。
しかし、人生の楽しみ方という面ではどうでしょう。
生活が豊かになっていくと共に、人それぞれに様々な楽しみ方があらわれてきました。
昔は大晦日には家族みんなで紅白歌合戦を見るのが当たり前でした。
今ではバラバラです。
同性婚というのも認められそうです。
スマホやパソコンの世界で、まるで現実の世界に生きているかのように生活している人がいます。「僕にはミグちゃんという恋人がスマホにいるから、生身の女性とは結婚したくない」という男性がザラにいる世界が始まろうとしています。
スマホの中の恋人は、美しく永遠に優しくしてくれますから、そんな伴侶と共に人生を楽しむ事も可能ですし、そんな人を咎める理屈はありません。
仮想の世界に住んでいる若者には、いつか現実の方から手痛いしっぺ返しが来るかもしれません。
いくら仮想の世界で生きていても、食べて、排泄するという現実からは逃れられません。
翻って、老人にとって仮想の世界はどうでしょう?
思うように身体が動かせず、生身の生活にはそれ程夢を持てなくなる存在になってみれば、仮想の世界で若返ったり、素敵な恋人を作ったり、冒険したりできるというのは、素晴らしい体験ではないでしょうか。
韓国ドラマに生きる女性などは、もう既に一部仮想の世界に生きているのです。
今後仮想の世界がますます充実してくれば、年をとっても老後を楽しめるという希望を抱いています。
仮想現実(バーチャルリアリティー)は、老人にこそふさわしい世界だと考えています。
その為に、頭だけはしっかりしておこうと策略を練っているのです。

文芸作品

強くあれ それが幸福の 合言葉
年賀状 思い出します 住所録
              祥之

 

リハビリコラム

作業活動風景(折り紙手芸・三角パーツ)

 今回は、作業活動として折り紙手芸をしているところ紹介します。
足は第二の心臓と言われるほど、血流の多い場所となっています。そして、手は第二の脳と言われているほど脳と密接に関係があります。とくに指先を動かすことで脳が活性化されることがわかっていて、認知症予防にも脳の活性化にも最適です。
写真で作業を行った方は、自宅での日課として折り鶴を折ることが多い方で、今回の活動にも積極的に参加されていました。

作業活動風景(折り紙手芸・三角パーツ)

作業活動風景(折り紙手芸・三角パーツ)

慣れない三角パーツを折る動作は声掛けが必要でしたが、夢中になって取り組まれて、分からない所はスタッフへと聞き、確認しながら行っていました。
 今回はエコ目的もあり、リサイクル紙を使用しましたが、色付き折り紙や綺麗なチラシ、お菓子の包み紙などでも作ることができます。

作業活動風景(折り紙手芸・三角パーツ)

ご興味のある方は、指先のトレーニングや頭の体操だと思って、指先を動かしてみてはいかがでしょうか。
 

作業療法士 真野 拓磨

 

お詫び

 十二月中旬から一月中旬頃まで、創春館療養棟においてコロナウィルスの感染拡大と蔓延が生じてしまい、療養棟二階・三階においてはイベントの実施と記事の作成に至ることが出来ず、一月号と二月号の記事の掲載が出来なかったことを読者の皆様ならびに関係者各位に謹んでお詫び申し上げます。                            

広報委員会

 

編集後記

 将棋界では羽生善治棋士と藤井聡太棋士の新旧交代をかけた7番大勝負が開催されており、野球界ではサッカーに続き3月より世界大会が開催されます。将棋の結果も野球の開催もどちらも楽しみです。3月号のさんぽみちも宜しくお願い致します。

創春館療養棟 庭田憲明