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表彰状を頂きました！

厚生労働大臣表彰を受賞！

当クリニックの院長が多年の老人保健施設事業により、厚生労働大臣表彰を受けました。
院長は、「この表彰は、私を支えてくれている職員、そして利用者様とそのご家族の皆様の協力と支援の成果であり、クリニックに関わる全ての人達と共に喜びたい」と、話していました。
今後も地域の福祉サービスの向上にみんなで力を併せて邁進していくつもりです。皆様方の御支援ご鞭撻をお願いいたします。

 

今月の事業所便り

菜摘荘　紅葉ドライブ♪

菜摘荘では十八日(月)から二十六日(火)にかけて前橋市の嶺公園へ紅葉ドライブへ行って来ました。
毎年恒例の十一月のイベント行事なので利用者様は「楽しみだな。」、「早く紅葉ドライブに行きたいな。」等と声が聞かれ、とても楽しみにされていました。

当日になり、送迎車で目的地の嶺公園へ出発しました。車内では職員との会話も弾みました。
現地では職員と共に散策し、赤や黄色など色とりどりの景色や紅葉を見てきました。普段、なかなか見れないので利用者様からも、「とても綺麗だね。」と言われ、素敵な笑顔が沢山見られました。

残念なことに、日によっては天候が悪い日もあったため、車内から紅葉を見て頂く事もありましたが、利用者様の素敵な笑顔が見られたので良かったです。
写真撮影をした後は、利用者様が楽しみにされていたおやつを食べに、道の駅大胡グリーンフラワー牧場に向かいました。
到着しておやつを購入し、召し上がって頂きました。焼きまんじゅう、パン、おまんじゅう等、色々な食べ物が沢山、販売されていて利用者様も「何を食べようかな。」と迷いながらも好きな食べ物を召し上がって頂きました。
「普段、食べられないからとても美味しいよ。」ととても喜ばれていました。

菜摘荘に戻ると「また来年も紅葉ドライブに行こうね。」と笑顔で喜ばれていました。これからも季節に合ったイベントを企画して行きたいと思います。

 

介護老人保健施設 創春館 療養棟二階　水餃子作り！

十一月十三日に二階の食堂で水餃子作りをしました。
水餃子の生地を一から作り、中身の餡はキャベツをメインで少し牛のひき肉を入れていきます。
生地は小麦粉を、七キログラム使用しています。利用者様の餃子を包むスピートが早く、生地を伸ばすのが追い付かなくて「早く早く。」と急かされることもありました。
餃子は約三百個も作りました。茹であがった水餃子を皆さん「美味しい。」と言いながら召し上がってくださり、おかわりをする方も多くいらっしゃいました。

利用者様の笑顔が多くみられ、充実した時間を過ごすことが出来ました。これからも利用者様の生活が充実出来るような行事を職員一丸となって考えていきたいです。

 

富士たちばなクリニック 通所リハビリテーション　ついに！ポテトサラダ完成！

クリニック通所リハビリを利用されて約三年。
左手で色鉛筆を持って、やっと頑張って仕上げた塗り絵にはじまり、次々と素敵な手芸作品を左手で完成されてきたNさん。今回は退院後から目標であった、調理についに挑戦しました。
ご自身でカッティングボードを購入し、それを利用して野菜の皮むき・カットに挑戦！左手で丁寧に細かくできました。そして、抜群の味付け、はじめての調理実習とは思えない程の器用な仕上がりでした。

次の調理にも自信を持って臨んで欲しいと思います。次のチャレンジにも乞うご期待を！！

 

春らんらん　紅葉ドライブ

今年は予報より早く紅葉が始まった様で、月末に予定していたドライブを、急遽、十一月五・六・七・八・十一日に早めて、渋川総合公園へ行ってきました。

車の中から色づく木々を眺め「もうすっかり秋だね。」「赤城山もだいぶ色づいてきたね。」と、外出行事は好評で、会話も盛り上がっていました。
渋川総合公園へ到着し、車から降りると「外は気持ちいいね！」「だいぶ紅葉してきたね。」「いい眺めだから、何時間でもいられるよ！」と、とても喜んで頂けました。

冬が近づくにつれ、どんどんと寒くなりますが、手洗い・うがい、良い睡眠、美味しい物と水分を摂って、体調を崩さない様に元気に過ごしましょう。

 

グループホームしらさぎ　今月のおやつは？

十一月十四日、利用者様と一緒におやつ作りを楽しみました。今月は、バナナクレープです。
作りながら、「美味しそうだね。」と笑顔で昔話にも花が咲き、「おまんじゅうを作ったり、芋をふかしたりして食べて、美味しかったんだよ。」と楽しそうに話されていらっしゃいました。
お茶とバナナクレープを頂きながら、口の周りに生クリームを付けている利用者様に、隣の席の利用者様から「白いヒゲが生えているよ。」と言われ、笑顔で楽しまれていました。

これからも利用者様に楽しんで頂けるよう、職員一同心掛けたいと思います。

 

ケアセンター朱咲　紅葉ドライブ

ここ最近の秋はとても短く、また忙しく毎日を過ごしていると紅葉を楽しむタイミングも難しくなりました。
そんな中、朱咲の家でも秋を少しでも楽しんで頂こうと紅葉ドライブを企画しました。場所は水沢観音。この日は風が少し冷たく感じたものの、行く道中でもモミジをはじめ、桜の木やけやき、イチョウと色とりどりの紅葉がとても綺麗で、利用者様も声をあげて喜ばれていました。
水沢観音に到着し本堂に向かうと、不思議と近づくほど風も止み、自然に囲まれ厳かな雰囲気の中、建物と後ろに映える綺麗な紅葉を静かに楽しむことができました。

四季を感じられる機会をこれからも大切にしたいですね。

 

介護老人保健施設創春館通所リハビリテーション　遂に完成しました！

利用者様に長期間取り組んでいただけるようなプロジェクトを考える「三か年計画」。私の参加する大型作品の作成グループでは、この度二年の紆余曲折を経て、移動式木製ラックを完成する事が出来ました。
元棟梁でいらっしゃった男性ご利用者様を中心に、塗装業をされていた方や日曜大工の得意な方など、たくさんの方がこの二年の間に参加してくださいました。
出来上がったときの皆さんの顔は私も含めて達成感に満ちていました。とても使いやすいラックで、さっそくご利用者様の手荷物を置かせて頂いています。
また暖かくなるころに次の計画を立てましょう。

 

グループホームあかしあの里Ⅲ　旬の食材でおやつ作り

あかしあの里Ⅲでは十一月二十八日、手作りおやつで「芋もち」を作りました。
芋もちを作りますよと伝えると嬉しそうな表情で「そう、美味しいですよね。」と言って下さり、蒸したさつま芋を潰す作業を手伝って下さいました。
柔らかいのですが量がたくさんあったので皆さんしっかりとマッシャーを持って力を込めてつぶして下さいました。
フライパンで焼き上げておやつの時間に提供すると「おいしいね。」「柔らかくて食べやすい。」と喜んでいただけました。
甘いのが苦手な方もさつま芋の自然な甘さは気に入って下さったようです。

旬のおいしい食材を使って、季節を感じて頂きながら、またおやつ作りを楽しんで頂きたいです。

 

グループホームゆめさき　バラ園散策

十一月に入り、前橋のバラ園のバラが咲いたとの便りが届きました。
三日、曇り空ではありましたが、暖かな日にバラ園に出掛けました。全員での参加とはなりませんでしたが、参加出来た皆様は「わー綺麗ね。」「久しぶりにバラ園に来たね。」と笑顔であり、パンフレットを手にバラを見たり、匂いを嗅いだりと短い時間ではありましたが、楽しいひとときを過ごして頂けたと思います。

楽しみ過ごして頂ける外出となるよう、今後も職員一同頑張って行きたいです。

 

デイサービスわきあいあい　紅葉狩り

わきあいあいでは、十一月十四日(木)と十六日(土)に紅葉狩りへ出掛けました。天気も良く利用者様も大変、喜ばれていました。当日は、少し寒さもありましたが日差しがあり、もみじにいちょうの葉などがとても綺麗でした。
利用者様も色とりどりの紅葉にとても喜び「綺麗だね。」「このもみじは、真っ赤だね。」と話をされています。紅葉の下で写真を撮ったり、お茶を飲んだりと短い時間の中で秋を感じて来ました。

一段と寒くなる中、わきあいあいでは、明るく元気に楽しく過ごしています。今後も季節を感じる企画をしていきたいと思います。

 

グループホームあかしあの里Ⅱ　懐かしい蒸しパン

あかしあの里Ⅱでは、十一月十四日に、手作りおやつで、ホットプレートを使って、蒸しパンを作りました。
入居者様に材料を混ぜてもらい、型に流しいれて蒸すこと十分くらいで、ふっくらとした蒸しパンが出来上がりました。
周りで見ていた方達は、湯気が上がっているパンを見ると、「わぁ～美味しそうだね～。」と目を輝かせていました。
おやつに出すと、皆さんぺろっと召し上がってしまいました。

次回も、皆さんの輝く笑顔が見られるように、企画したいと思います。。

 

グループホームあかしあの里Ⅰ　運紅葉ドライブ！レッツゴー！

あかしあの里Ⅰでは、十一月十六日（土）に嶺公園に紅葉ドライブにでかけました。外出するのは皆様楽しみの様で、ほぼ全員の方が出かけられました。
車の中では、地元の風景を楽しみながら、懐かしい懐かしいと話しながら現地へと車を走らせました。

嶺公園到着時、真っ赤な紅葉がとても綺麗で、車内では「わぁ～綺麗。ちょうど見頃ね。」と歓声がわきました。紅葉で囲まれたトンネルを抜け、景色が見渡せる場所で皆さんで記念撮影をしました。

季節のものを一緒に見て楽しんで、喜んで頂きたいと思います。

 

伊香保ケアセンター明月　ハロウィンイベント・おにぎり作り

グループホームでは、十月三十一日ハロウィンイベントという事で、お昼ご飯はハロウィンカレーを作りました。
世代的に馴染みのないイベントですが、可愛くできたカレーに「食べるのがもったいないね～。」と、とても喜んで下さいました。

デイサービスでは、お天気の良い日には積極的に戸外でリハビリを取り入れたりして、過ごしています。
ある時は、利用者様と一緒に具だくさんおにぎりやすいとんを作り、青空の下　戸外で召し上がっていただきました。
利用者様は「外で食べると気持ちがいいねぇ。」「久しぶりにおにぎり食べるとおいしいね。」と会話もはずんでおりました。

 

涼風の家　今年も頑張って作りました

涼風の家では、十六日昨年に引き続き家族会を開催しました。
今回はバイキング形式での食事として、お好きな物を自由に取っていただき、ゆったりとお食事とコミュニケーションの時間をくつろいで過ごして頂きたいとしてみました。

管理者の挨拶で会が始まり、涼風職員総力を挙げての気合の入ったお食事を召し上がっていただきました。もちろん全て入念に下拵えをしてきた手料理です。お食事を召し上がっていただきながら、ご家族一緒に記念撮影や、この一年の思い出の写真をムービーにして上映し、皆さんにご覧になっていただきました。
普段なかなかご家族そろってのお食事が出来ないので、入居者様の笑顔が多く見られました。

最後に記念写真をお土産としてプレゼントとして会は終了となりました。

 

デイサービスセンターゆめさき　ゆめさき紅葉ドライブ

十一月一・五～七・九・十一日で渋川総合公園に紅葉ドライブに出掛けてきました。
お昼頃、ゆめさきを出発し渋川方面へ。途中、渋川市の「夢庵」にて昼食を摂りました。利用者様には事前にメニューを決めて頂き、皆さんドライブ前からとても楽しみにされていました。
いざ、夢庵に入ると皆さん会話も弾み、美味しいお食事に舌鼓を打たれていました。普段、中々外食できない方も多い為、大変喜んで頂けました。

伊香保に近くなると赤く紅葉した木々が見え始め、秋の深まりを感じる事ができました。総合公園に到着すると黄色く色付いたポプラの樹が出迎えてくれ、公園の広場でお茶とお菓子を食べながら、会話に花を咲かせ、遠くに眺める赤城山の景色を見ながらゆったりと過ごす事ができました。

ドライブ期間中は天候にも恵まれ、車窓からの景色も楽しむ事が出きて、特別な時間を利用者様と過ごす事ができました。

 

ケアセンター星辰の家　星辰の家紅葉ドライブ！

十一月五日から一週間に渡り赤城山にある「木の家」を目的地として利用者様に秋の景色を楽しんで頂こうと紅葉ドライブを企画しました。
お天気にも恵まれ、少し肌寒くなってきた秋の空気を感じて頂きながらの紅葉ドライブでした。赤城の木の家に向かう車内では「昔、この道をマラソンで走ったよ。」「この道は懐かしいな。」など、昔を思い出しながらお話しをされている利用者様もいらっしゃり楽しいひと時でした。

目的地である木の家に近づくと普段の景色と一変し赤・黄・オレンジに色付く山の景色に「綺麗に紅葉しているね。」と利用者様から嬉しそうな声が聞かれました。
木の家に到着し、根の前に広がる紅葉を見ながらお茶とお菓子を召し上がって頂くと「良い時期に連れて来て貰って良かった。」「ありがとう。」と利用者様に大変喜んで頂きました。

利用者様に秋の季節を感じて頂けて、とても良かったと思います。

 

介護老人保健施設 創春館 療養棟三階　楽しかったお買い物

療養棟では十一月六日に二階三階合同で富士見のベイシアにて、買い物ツアーを行いました。
参加利用者の皆様は久しぶりの外出を楽しみにされている様子がみられていました。
お店に着くと食べ物や飲み物等たくさんの物があり、目移りして「何を買おうかな。」「これはいくらかな。」と迷っている様子もありましたが、徐々に慣れてこられ「これにしたよ。」「美味しそうだから買ったよ。」「いくらだったよ。」と表情よく話される姿が多く見られました。

今後も活動的で楽しまれる外出を企画していきたいと思っています。

 

今月の行事予定

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新入職員紹介

 

 

院長先生の健康豆知識

胃癌とピロリ菌

　
振り返れば、彼が私のクリニックにやってきたのはちょうど昨年の今頃、十二月初旬の頃でした。
テニスを通じて三十年以上親交のある人ですが、久しぶりの邂逅でした。
「久し振りだねえ、元気そうだけど、また花粉症の薬？」と軽く言うと、笑顔はなく「そうじゃなく、ここ一週間位胃のあたりが痛くて来たんだ」と応えました。
触ってみると、胃から食道あたりにかけて圧痛があり、少し硬い触感がありましたが、病気とは縁遠いスポーツマンという先入観があった為、日頃鍛えている腹筋の硬さだろうと判断しました。いかにもエネルギッシュな外観と症状から、逆流性食道炎の可能性が高い旨を告げ、症状が続くようなら内視鏡検査のできる所を受診するよう話をしました。そしてその時、久しぶりに年明けの正月にテニスをやろうと約束したのです。

正月のテニスでは、彼のプレーは六十を過ぎた年齢を感じさせない動きで、日頃の鍛錬を感じさせるものでした。心地良い汗をかいた後、初老の男達の間で会話が弾みました。彼に「その後、お腹の調子はどう？」と聞くと、「実は貰った薬を飲んでも、お腹の痛みが続くので。近所の医者で内視鏡検査を受けたんだ。そうしたら、精密検査が必要と言われ、病院を紹介されたところなんだ。来週受診する予定だよ」と言うのです。
その後しばらくして私の携帯に彼からメールが入りました。「自分は今、病院に入院しています。胃癌でした。手術したら癌が腹膜まで散らばっていて、そのまま閉じました。忙しいのにご迷惑とは思いましたが、これ以上どんな治療をしたらいいのか伺いたくて連絡しました。東京へ行ってでも先端医療を受けてみようと思ってますけど、どこへ行けばいいのやら。月曜日に退院になるので伺おうと思っています。」という内容でした。衝撃でした。

自分の理屈では、胃がんのリスクは極めて低い筈の人でした。生活習慣病とは無縁の人でした。あの時のお腹の硬さは癌の硬さだったのです。ふらりとやってきた彼が末期癌の状態であったとは、想像すらできませんでした。
癌の原因として挙げられているのは。生活習慣によるものが六～七割、感染症によるものが二～三割だそうです。
感染症由来の癌としては、肝炎ウイルスによる肝臓癌、ヒトパピローマウイルスによる子宮頸癌などが有名です。そして、それに加えるに最近では胃に棲むピロリ菌が胃癌発癌の要因になると認定されたのです。
このことが意味するのは、どんなに健康的な生活を送っていても、胃の中にピロリ菌が棲んでいれば癌になる可能性があるという事です。
普通の細胞が癌細胞になるのには、遺伝子の変更が必要です。ピロリ菌はそんな事できっこないと思われていたのですが、遺伝子を操作する事が分かってきたのです。したがって胃癌予防にはピロリ菌撲滅が必須条件であるという事になってきたのです。

私は三十五年前、大学院で食習慣と胃癌の関係について調査研究しました。その時食塩の摂りすぎやタバコ、日本酒などの食習慣が胃癌の要因として考えられました。
しかし、最近の研究によるとピロリ菌が棲んでいれば、食塩を摂ればとる程相乗的に発癌するが、ピロリ菌が棲んでいなければ、いくら食塩を摂っても胃癌にはならないと報告されています。極論すれば、胃癌に関する限り、ピロリ菌さえいなければ、どんな生活習慣でも胃癌になる確率は低くなるというのです。
昔の私の研究成果は、ピロリ菌が棲んでいるという前提で成り立つ研究だったのです。大きな意識の変革が必要なようです。勿論、健康的な食生活がピロリ菌を予防もしくは、増殖するのを阻止するのは間違いないようですが。
友人の胃癌は、スキルス胃癌といって、胃の表面ではなく内部にジワジワと進行していく性質があり、初期にはお腹が痛くなったり黒い便が出ることも少なく、内視鏡検査でさえ発見しにくいものです。自覚症状が出た時には、既にガン性腹膜炎を併発していることが多いのです。
胃癌の場合、自覚症状は当てにならないようです。ピロリ菌感染があるのかどうかを調べる事が大切です。そうすれは、胃癌を予防することができるのです。

友人のピロリ菌について、詳細は分かりませんが、年代的には感染の可能性が高い年代に当たります。彼の死と共に、彼と戦った幾多の試合の思い出も語り合うことができなくなりました。お互いに認め合った仲でした。残念無念としかいいようがありません。
 

文芸作品

爽やかな　秋晴れ浮き雲　榛名山
　相間の里に　籾焼く煙

涼風の　家は静かに　時流れ
　ゆったりとして　心安らぐ

涼風の　家の窓より　眺めたる
　榛名の峰は　空にくっきり

秋晴れの　せせらぎ公園　明るくて
　窓辺に響く　子等の歓声

涼風の家　デイサービス利用者
阿久津　昌子様

 

リハビリコラム

骨密度と運動の関係

骨には、負荷がかかるほど骨をつくる細胞が活発になり、強くなる性質があります。
年齢とともに運動量が低下すると骨密度も低下してしまう為、散歩や買い物などでよく歩く事や、家事仕事でこまめに体を動かすなど、日常の活動量を増やす事を心がけて下さい。

運動といっても、必ずしも高負荷な筋トレが求められるわけではありません。
家でもできる運動として「開眼片脚立ち体操」があります。体重を片脚ずつに乗せると両脚立ちよりも負荷がかかり骨密度改善と筋力強化につながるとされています。
ふらつく時は何かにつかまり転倒しないように行ってみて下さい。

他にもカルシウムやカルシウムの吸収を促すビタミンＤの多く入った食事を心がけて摂る事や日中は外に出て日光に当たる事などが大切です。

作業療法士　倉澤 誠

 

編集後記

今月号のさんぽみちは、いかがでしたか。
早いもので今年もあと一か月となりました。自然災害が多く先月には今までにない、大規模な台風十九号が各地で大きな被害をもたらしました。各部署・皆様も準備・対策に苦労されたのではないでしょうか。また、このような災害に備え、チームワークが大切になってくると思われます。
残り一か月、皆様無事に過ごせるといいですね。　　　

グループホームゆめさき　廣田千恵