2023年9月号 真夏の【わきあいあい】イベント特集!

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真夏の【わきあいあい】イベント特集!

真夏の【わきあいあい】イベント特集!

  わきあいあいでは、コロナ感染というリスクを出来るだけ避ける為、大きなイベントは難しく、利用者の皆様にいかに楽しく過ごして頂けるかと日頃から考えています。
やはり、外へ出かけることが、一番の気分転換になると思いますが、感染リスクを考慮し、きっと二番目に気分転換になるのは美味しい物を食べられる事だと思い、その機会を作るようにしてきました。

 七月七日に七夕祭りを行いました。二週間前頃より七夕祭りに向けて飾り作りをしました。
折り紙を折れる利用者様には、手伝って頂き、お花紙で色とりどりの花を作り、短冊に願いを書いたりしました。
「健康に過ごしたい」「お金持ちになりたい」と利用者様、職員共にもそれぞれ願い事を書きました。
七夕の星空のような可愛いキラキラとしたゼリーを召し上がって頂きました。
また、暑い日が続く為、そうめんを茹でて、何種類もの薬味を取り揃えて思い思いにつけダレを作り、そうめんを食べました。
暑い時にのど越しの良いそうめんはとても美味しく皆様のお箸も進み、いつも以上に食べた方もいて、涼を楽しみました。
好評だったのでまた行っていこうと思います。

 八月十四、十五日でお盆イベントとして、おはぎ作りを行っています。
あんこをたくさんはんごろしにしたご飯につけて、皆さん嬉しそうに口に頬張る姿が見られていました。
あまり普段は話をしない方も頷いたり、大きな口を開けて召し上がっている姿は「美味しい」と言葉に出さなくてもその感情が伝わってくるものだと職員一同が皆感じる程でした。

 今後も出来る限り皆様が楽しめるデイサービスであるように頑張っていきたいと思います。

 

 

今月の事業所便り

朱咲の家 八月お誕生日会

 八月のお誕生日会では皆さんでミニゲームを楽しみ、職員の手作りデザートでおもてなしをしました今回行ったゲームは「うちわで風船玉入れゲーム」です。
皆さんにうちわを持っていただき、そのうちわを仰いで風を送り、風船を風の力で指定のカゴ(ゴール)に入れるゲームです。
なかなか言う事の聞かない風船に皆さん四苦八苦されていましたが協力してやっとゴールできた時の達成感は感慨深いものがありました。
手作りデザートは夏らしくさっぱりとした果物ゼリーを提供しました。
皆さんで交流を深められ、有意義なお誕生日会となりました。

朱咲の家
八月お誕生日会

朱咲の家
八月お誕生日会

 

菜摘荘 スイカ割り

 菜摘荘では、八月十三日スイカ割大会を開催しました。
当日は、気温三十五度、暑さに負けず、集中力、団結力(食欲?)を発揮し、スイカ割りに挑みました!
 第一弾は、スイカボールで軽く手慣らしのはずが、大勢の声援の中、一生懸命にスイカボール叩きに白熱して、本物のスイカ割りまでの時間も押し迫ってしまいました。
代表者様にスイカ割りを託し、スイカに一刀両断かと思いきや大きなスイカは割れず、第二弾(十五日)にスイカは持ち越しでした。
 おやつに用意したスイカは甘くて水分たっぷりで、甘くて美味しいね、種もなくて食べやすいよ、夏だね〜など笑顔いっぱいのひと時を過ごしました。

菜摘荘 スイカ割り

 

春らんらん 納涼祭

 今年の納涼祭は、八月二十二・二十三日の二日間で行いました。
準備体操を兼ねた東京音頭で体を動かした後、皆さんの自作のうちわを使ったゲーム開始です。
二十二日は、うちわで仰いで一攫千金ゲームです。
おもちゃのお札をうちわで仰いで虫取り網で集めます。
「あんまり仰ぐと取れないよ!」と皆さん必死にお札を集めていました。
二十三日は、うちわで渡してお手玉・ボール運びリレーです。赤組、白組に分かれて、椅子に腰かけたまま、うちわにお手玉を乗せて、隣の人に送り、落とさないように次々にゴールまで運びます。
「あぁー、落っこちちゃった!もう少しでゴールだったのに。」と皆様わぁわぁと大興奮。
結果は赤組の勝利でした。
ゲームを楽しんだ後は、屋台のかき氷、焼きそば、チョコバナナを召し上がり、暑さも吹き飛ばすほどの納涼祭になりました。

春らんらん 納涼祭

春らんらん 納涼祭

 

あかしあの里Ⅲ みんなで力を会わせてスイカ割り!

 あかしあの里Ⅲでは八月二十七日スイカ割りを行いました。
大きなスイカをご覧になると、「大きいスイカだね」「スイカ割りするの?」と興味津々なようです。
スイカを囲んで座り、じゃんけんで順番を決めてから挑戦!力いっぱい棒を振り上げてスイカに当てることは出来ますが、なかなか割れません。
順番に叩いてゆき、一人の利用者様の番でスイカにひびが入ると「やったあ!」と、とても喜んでいらっしゃいました。
昼食の時に一緒提供すると「甘くて美味しいね」「10年ぶりに食べた」など嬉しそうに召し上がってくださいました。
                

あかしあの里Ⅲ みんなで力を会わせてスイカ割り!

あかしあの里Ⅲ みんなで力を会わせてスイカ割り!

 

快晴 夏の風物詩

 住宅快晴では、八月十二日の土曜日に、十九時から二十時頃まで行われた前橋花火大会を、数名の利用者様方と一緒に、二階のカフェから観覧し、色とりどりの花火に酔いしれ、楽しいひと時を過ごしました。
色とりどりの花火は15,000発程上がり、観覧された利用者様は、「花火は夏の風物詩だし、とても綺麗でいいね。」と凄く喜ばれていました。
また来年も前橋花火大会を多くの利用者様と観覧し、楽しんで喜んで頂けたらと思います。

快晴 夏の風物詩

快晴 夏の風物詩

 

院長先生の健康豆知識

「キリンの首と血流の話」

 
私達の身体の中を血液がどのように流れているかについて、一般の人が関心を抱く事なんてないでしょうね。
1628年にウイリアムハーベーが血液循環を発見して以来、「心臓はポンプであり、ポンプの力によって血液が循環する」というのが、揺るぎない真実として捉えられています。
しかしそうした真実とされる説にも疑問を感じる現象は多々あります。
昔、一緒にテニスをやっていた50代の男性が「私の心臓は半分しか動いていないのですよ。」と言いながら、ごく普通にテニスをやっていた事があります。
半分しか動かない心臓でよく動けるものだと驚いたものです。
また高齢の人でひどい不整脈があり、ポンプとしてはほとんど壊れているような心臓でも、普通に生活できている人も沢山います。
私達の血液の流れが心臓のポンプで維持されているなら、このような生活は説明がつかないのではないでしょうか。
そんな心臓のポンプの力というものを考える時、思い浮かぶのはキリンの首ですね。
あの高い頭まで血液を送り込む心臓はどんな心臓だと興味を抱きます。
キリンの心臓の筋肉の厚さは8㎝位だそうです。
人間の場合、約1㎝位が標準ですので8倍位になります。
しかし体重は1000㎏を超えるというのですから、筋肉の厚さという点では、それ程厚くもないと言えるでしょう。
そして、8㎝の厚さの筋肉のせいで、心臓の内腔は狭く、一回に送り出せる血液の量は、多くないそうなのです。
そんな心臓であれば、キリンは首を上下するたびに、貧血やめまいを起こしそうですが、そんな事はありません。
キリンの首の血流という点を考えてみても、血液循環というものを「心臓のポンプの力」とは別の視点から眺めてみる必要があるのではないでしょうか。
恐竜の場合も同様ですね。
20m以上はある全身にポンプで血液を送り出そうというのでは、どれ程の大きさの心臓が必要なのでしょう。
「実は恐竜の心臓は8つあったんだ」という説を唱えている学者もいるようですが、心臓がポンプと思っていれば、そんな風に考えるのももっともですね。
恐竜の心臓の化石は残っていず、真実は闇の中ですが、キリンの首と心臓の事を考えるとそんなに沢山の心臓がなくても血液循環は問題ないように思います。
近頃は「血圧と心臓の関係」について盛んに喧伝されていますね。
キリンの首の血圧は収縮期250mmHg、拡張期は200mmHg前後と言われています(キリンの首にカテーテルを入れて計った人がいるんですね)。
そして、地球上で最も高血圧な生き物として知られているようです。
一般に血圧=一回の心臓の拍出量×血管の抵抗とされています。
先程述べましたようにキリンの心臓の拍出量はそれ程多くない訳ですから、キリンの血管の抵抗値はとても高いそうです。
そんな事を考えると、キリンの首の循環を主に維持しているのは、心臓のポンプの力ではなく、首の血管の抵抗だという事に思い至ります。
専門的な話になってしまいました。
血圧と心臓そして血管の抵抗については稿を改めてお話したいと考えています。

 

頑張り屋職員紹介

リズキア ソニア アストリディア(介護職)

所属 あかしあの里Ⅱ
エピソード 2022年8月にインドネシアから来日して頑張っています。
初めの頃は日本語が難しかったようですが、今では上達して明るい笑顔で入居者様と接しています。
仕事はとても丁寧で真面目にやってくれています。
最近夜勤デビューをしたのでますます頑張ってほしいです!

 

リハビリコラム

「疲労とは?」

 今年も長い猛暑が続いていますね…日々の中で何となく体がだるい、重苦しいなどの疲労を感じる方もいると思います。
リハビリを行う時にも注意が必要ですが、ヒトはどうして疲労を感じるのでしょう。
 疲労感は、「痛み」や「発熱」と同様に体を守るための大切なサインです。疲労感を合図に休息をとり、体をもとの状態にもどしています。私たち療法士も、この疲労感を目安に運動負荷の調整を行っています。
疲労には肉体的なもの、精神的なものがあり、無理をし続けているとダメージが重なり様々な症状や病気の原因になってしまうので、毎日の疲れをその都度解消することが大切です。
 疲労回復には十分な睡眠、栄養バランスの良い食事がとても重要です。また疲れるからと活動量が極端に減ってしまうと逆効果になってしまいます。翌日に疲れが残らない程度の適度な運動や、よく笑うことも効果的と言われています。
 しかし、いくら体を休めても回復しない時や日常生活に支障をきたす場合は、体に異常がある可能性があるため医師に相談が必要です。
 毎日快調!とまではなかなかいきませんが、疲れを積み重ねないように心掛けたいですね。

 

理学療法士 神道志保

 

文芸作品

涼風の家 デイ利用者 阿久津昌子様作品

涼風の家デイサービス利用者 阿久津昌子様作品

 

編集後記

 創春館さんぽみちは今回もお楽しみいただけましたか?
まだまだ暑い日が続くようですが、残暑を乗り切り皆様体調に気を付けて今後も楽しく創春館グループで過ごしていきましょう。

デイサービスわきあいあい 吉野紀子