平成20年3月号

3月号もくじ
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・わきあいあい★便り
・日頃の運動不足解消に
・各部署より
・名倉院長の健康豆知識
・小規模多機能居宅介護&グループホーム地鎮祭
・文芸作品
・編集後記
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わきあいあい★便り

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二日に、節分のイベントとして豆まき大会を行いました。当然の事ながら鬼が現れて利用者の方々に襲い掛かったのですが、今年は鬼のほかに予想外のクマ・カッパも現れました。利用者の方々は思い思いに精一杯豆を投げ、一年の厄をおとし福をよび込みました。
さらに、もう一つお伝えしたい事があります。それは、百四歳のお誕生日を迎えられた方がいる事です。毎年利用者の方々の誕生日をお祝いしていますが、さすが百四歳にもなりますと積み重ねられた年輪の重みを強く感じさせられる思いがします。
節分で福をよび長寿のお祝いをさせていただく事をありがたく感じられます。これから先も末永く誕生日のお祝いをさせていただける事を願っています。

 

日頃の運動不足解消に

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恒例になりました法人職員のボーリング大会を二月二十二日に開催しました。
今年も多数の職員に参加していただきましたが、例年と違って、ペア戦を試みてみました。一投ずつ交互に投げてスコアを競い合いましたが、個人戦とは違って、いかに相手を補うことができるかが勝敗の鍵だったようです。思うようにスコアが伸びなかったり、逆にペア戦ではいい成績を出せたりと面白い結果が出ました。個人戦は男女共に療養棟の職員が高成績を出し、若手に負けじと院長先生が日頃の運動の成果を発揮され3位に入りました。ペア戦は個人成績上位者でなかった方々がいいスコアを収めていました。この日の為に練習してきた方や、久しぶりにボーリングをする方と様々でしたが、他の部署の職員との交流を図ることが出来て、日頃の運動不足の解消にもなり、参加して下さった方々が楽しんで頂けてとても良かったです。
最後に多くの方々の協力の下、無事に終える事が出来たことをここにお礼申し上げます。ありがとうございました。

親睦会 矢代 歩

 

 

各部署より

《わきあいあい》

☆3月イベント☆
3日 おひな祭り
4、18日 ブッチーライブ
7日 たこ焼きパーティー
11日 梅見ドライブ
13日 誕生日会
24、29日 パンバイキング

《療養棟》
2階では、3日に豆まきを行ないました。スタッフが鬼になり、利用者様が鬼に向かってたくさん豆を投げていました。皆さん大きな声で楽しそうに投げて、最後には利用者様と写真撮影を行いました。3階でも2日に豆まきを行いました。大きな声で元気良く豆をまく姿が見られ、皆様とても楽しんでいる様子でした。
☆3月行事予定☆
2階 3階
2日ひなまつり 6日ひなまつり
13日買物ツアー 13日買物ツアー
19日おやつ作り 20日おやつ作り
27日誕生日会 27日誕生日会

 

《デイサービスゆめさき》
2日に節分会を開き、豆まきして今年一年の厄払いをしました。 11~13日はバレンタインデーではおやつ作りとしてチョコ入りまんじゅうを作り、映画上映会を行ないました。 2月は6名の方がお誕生日を迎えました。

☆3月行事予定☆
3日 ひなまつり
4日  富士見歌謡連盟
ひまわり会慰問
13~15日 おやつ作り
17~19日 上映会
27・29日 誕生日会

《グループホームゆめさき》
2日に豆まきをしました。鬼を追い出し、滑稽な福の神がGHゆめさきにやって来ました。その後皆で南南東を向き大声で笑い今年の幸福を願いました。そして太巻きを作り賑やかな節分を過ごしました。 10日には2人の方のお誕生会を家族の方とともに行いました。握り鮨と手作りケーキ、ハンドベル演奏でお祝いしました。

☆3月のイベント☆
3日 ひな祭り・太巻き作り
未定 外出・外食
未定 ハンドベル演奏会

《あかしあの里Ⅲ》
あかしあの里Ⅲでは、4日にスタッフが鬼になり豆まきを行ないました。今年も健康で1年を過ごせる様、一生懸命鬼に豆(チョコレートで代用)を投げました。

☆3月のイベント☆
3日 ひな祭り
15日 お誕生日会
20日 手作りおやつ(ぼたもち作り)

《あかしあの里Ⅱ》
2月25日に利用者3人の合同誕生日会を行ないました。当日はケーキも用意してスタッフ・利用者全員で誕生日を祝いました。スタッフが代表でプレゼントを渡すと大変喜んでくれました。
☆3月のイベント☆
3日 おやつ作り
未定 誕生日会
未定 梅見ドライブ
未定 フラワーアレンジメント

《 あかしあの里Ⅰ》
あかしあの里Ⅰでは13日にお誕生日会を行ないました。ホームからのプレゼントにお誕生日者の方も大変喜ばれ、みんなで楽しくお祝いすることが出来ました。
☆3月のイベント☆
3日 ひな祭り
20日 おはぎ作り
21、29日 お誕生日会
未定 梅見ドライブ

《明月》
2月2日 ケアセンター明月では、DS、GH合同で節分の豆まきを行いました。職員、利用者様代表が鬼の仮装をしてフロアーを逃げ回り、大きな声で、「鬼は外、福は内」と豆を投げていただきました。伊香保では、まだまだ雪が残っており、外出機会が少ないので、いいストレス解消になりました。
☆3月のイベント☆
14日 誕生日会
20日 牡丹餅作り
26日 ハーモニカ慰問

《通所リハビリ》
1日遅れでしたが2月3日、節分会を行ないました。鬼に豆を投げ「鬼はぁ外」の声と一緒に鬼を追い出し、今年一年の健康と幸せを祈願しました。

☆3月のイベント☆
3日 ひな祭り
4日 まむれ太鼓
13日 民謡踊り教室
19~22日 お誕生会
26日 芙謡会
29日 睦会発表会

《涼風の家》
3日に豆まきを行いました。笑いありの楽しい行事となりました。8、25日、誕生日会を行い、スタッフの寄せ書きと、特別メニューでお祝いをしました。
22日、おやつ作りでおやきに挑戦し、粉をこねたり、丸めたりと、
利用者様も手伝ってみんなでおいしく頂きました。
☆3月のイベント☆
2日 ひなまつり
23日 誕生日会
中旬 秋間梅林見学(未定)

 

 

名倉院長の健康豆知識

「内緒の話」
私の実家、姫路の隣に宝殿というJR山陽線の駅があります。ドイツ人がびっくりする名前です。というのもホーデン(HODEN)はドイツ語で男性の精巣のことですので、列車が止まり駅員が高らかにホーデン、ホーデンとアナウンスした時ドイツ人が腰を抜かしたと、中学時代の英語授業中ベルギー人神父がニンマリと話していました。昨年永年勤続のお祝いに職員とバリ島に行った時には、島の地図の真ん中上部にキンタマーニという名の有名な山を見つけ、新婚早々のうら若き乙女H高さんの恥らう姿を見たいと思い、こんな山があるよと指し示したら、そうなんですよ、さっき地図を見ながらT田がニヤニヤしていましたよと、これまた婚約中の同僚のスタッフの反応をさりげなく報告したものですから、少し拍子抜けしました。女性にとっては疎遠なものでも、男にとってホーデンは玉と呼ばれるがごとくいとおしく身近なものであるせいか、何かと笑いのネタになるようで、数年前某大病院の先輩医師は四十代にしておたふく風邪に罹り、それこそテニスボール大に腫らしてしまい入院した経緯を、面白おかしく年賀状に書いていましたが、腫れて大きくなったものを看護婦さん達に冷やしてくれとかマッサージしてくれとか色々要求してたのかしらんとか、揺れるたびに男だけが味わう脳天にズンと突き抜ける程の痛みが走るため、移動するときも大変な騒ぎだったろうなとか想像するのですが、それにしても当人は大変な思いでも傍から話を聞くと思わずニンマリしてしまうのは、男のみが理解できる奇妙かつ衝撃的な股間の痛みのせいでしょうか。男の集まりで、野球部時代ボールが当たり大きく腫れ血尿が出たなどと口火を切ろうものなら、話したくてうずうずしていたと言わんばかりに我も我もと武勇伝の如く痛みの過去を話し出すのです。西郷隆盛は晩年フィラリア症によりかぼちゃ大に腫らした玉を抱えながら生活したと伝わってますし、勝海舟は幼年時代、犬に噛まれたとかで玉が一つであると自伝で読んだ記憶がありますが、江戸城無血開城は同病相哀れむの情がなさしめたものでしょうか。どこかで玉が大きいと出世するという話を聞きしきりに検分した時期もありますが、他人と比較するわけにもいかず(ウズラの卵からニワトリの中サイズの卵位の大きさの間にあれば大丈夫と教科書に書いてあります)、思春期に精巣で作られるテストステロンというホルモンが男らしさを演出すると考えれば、大きさと権力というのは比例するかもしれません。また犬の足上げ排尿はテストステロンと関係あるようで、若くして去勢された犬は足をあげないとか、実験的に早くホルモンを投与すると足上げ排尿が早く始まるそうですが、どうして犬だけなんだと不思議な気がします。
医者になって三年目、二年間の内科研修が終わり一般病院の外来を一人で恐る恐る始めた頃の事です。二十代前半の優しげで氣の弱そうな男性がおずおずと玉が痛いんですと来たものですから、はてまた内科にどうして玉が来るんだと途惑い、隣にいたベテラン看護婦氏に助けを求める視線を送ったのですが、ごく当たり前のように嬉しげな笑顔を浮かべており、診るしかないんだと覚悟を決め、横になってくださいとズボンをずり下げたものの、玉の診察方法は教わったこともなく、とりあえず片方ずつ優しく握りながら顔色を窺いつつ痛いですかと聞くのですが、不謹慎にも何せ新米なものですから握られてる相手の不安そうな表情と自分の所業の場面のおかしさが突然こみ上げ、吹き出しそうになるのを顔を歪めながら必死にこらえたのですが、笑いの衝動を抑える時の腹の皮のつらさ、さりげなく手を離し、控え室に駆け込み思い切り笑いを解放したのです。今なら吹きだすこともなく、精巣にまつわる炎症や腫瘍の名前などを思い浮かべつつ充分な問診と陰嚢を拡げながらの詳細な診察ができるのにと反省しているのですが、それ以降ついぞそういう機会がなく、何故あの時期にあの外来でと、おかしくもあり不思議な経験として記憶に残っています。
先日もデイサービスわきあいあいに立ち寄ったときのことです。長いお付き合いの中ですっかりたくましいおかあさんになった我がスタッフ紀ちゃんや邦ちゃんと、わいわいがやがや騒いでいるうちに、嫌いな食べ物の話になり、先生はなんですかと聞かれたものですから、白子はだめかもしれないね、白子は魚の精巣でしょう。以前は美味しく頂いていたのですが、ある時突然目の前の白子を見ながら、精巣ということは、男のあれだと気がついたとたん、解剖実習の時丁寧に皮膜を剥いだ時の、うごめくようにぎっしり詰まった精細管(伸ばせば何百メートルもあるようです)とねばねばした液が思い出されてねえと、ヒエーッとかマーとか言う漫才の相方のような二人の絶妙な嬌声と合いの手に盛り上げられて薀蓄を傾けていましたら、目の前にちんまりとうずくまるように車椅子の中で眠っていた、九十もとっくに過ぎたY女史がつぶらな瞳をぱっちりと見開き身を乗り出すように辺りをうかがっていたのです。私たちの卑猥な会話がYさんの脳を刺激したのか知らんと調子に乗って、黙って泰然と話を聞いていた、今では三十年前が現実の、恰幅のいいTさんに紀ちゃんや邦ちゃんは処女でしょうかとお聞きしたら、表情をぐいと引き締めおごそかに、うら若い女性にそういう答えにくい問題を聞くもんじゃありませんと叱られたものですからただでさえ騒々しい二人の大歓声が響き渡り、ああ男女にまつわる話はいくつになっても脳から離れることはないんだと、お二人の突然の覚醒をそんな風に勝手に解釈したのです。もう今では少々下品卑猥な話でも許していただける沢山の利用者の方々の優しい笑顔を思い浮かべつつ、こんな内緒の話を喫茶店でお茶でも飲みながら語り合えたら楽しいだろうなと空想しつつ書いてしまいました。

 

小規模多機能居宅介護& グループホーム地鎮祭

2月26日 富士見村時沢にて、小規模多機能居宅介護&グループホーム新築工事の地鎮祭が行なわれました。
理事長をはじめ工事関係者の出席のもと、前橋東照宮の神主様により、土地をお祓いし、工事の安全を祈願することができました。これからいよいよ本格的に工事が始まり、完成は7月の予定となっております。

 

 

文芸作品

 

春一番 砂の嵐の 吹きすさび
梅のつぼみの 寒々として
瓜二つ 姉と母との 面影や
遠きにありて ありし日忍ばん
高橋 三佐男

妹まねき 何はともあれ 衣かつぎ
曾孫等の ぽっくりぼちぼち さがさねば
小林 利衛

ゆめさきの スタッフ友達 みな優し
もうお別れよ 四時五分前
誕生の 祝いの言葉 ありがたく
かみしめ乍がら マイクを握る
お祝いの 一人一人の メッセージ
渡しにすぎし 言葉嬉しく
はりつめた 気持ちも今は ほっとして
おいしく三時の お茶を戴く
(誕生会に寄せて) 荒井 まつ

 

 

編集後記

さんぽみち三月号、いかがだったでしょうか?
群馬県住人となり早くも三年目を迎え、今年初めて雪に埋もれる前橋を見る事が出来ました。新潟出身の私にとって雪のない風景は冬の訪れを感じられず、何とも言えない違和感を毎年感じていました。赤城から吹いてくる冷たい風に、冬の訪れを察知していたのです。
三月に入り、暖かい日もちらほら見られ、春の訪れももうすぐのようですね。春と言えば、卒業式など別れの季節です。別れがあれば、入学式など出会いの季節でもあります。毎日が当たり前のように過ぎ、感謝の気持ちや謙虚な気持ちを忘れてしまう事があります。ここで皆様と出会えたのも何かのご縁だと思います。皆様にとって、ここでの出会いがいいものであったと感じて頂ける様、頑張っていきたいと思います。
広報委員

中島 いずみ