平成20年5月号

5月号もくじsa
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・『綺麗ですね!ご苦労様!』
・各部署から
・名倉院長の健康豆知識
・文芸作品
・編集後記
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『きれいですね!ご苦労様!』

花の手入れをしている私の背後から声をかけてくださる見知らぬ方々がいます。たぶん利用者のご家族の方なのでしょう。とても嬉しい瞬間です。
私が環境美化委員長になって二年目になります。環境美化委員は十四名の委員で活動しております。
初めの年は何をしたら良いのか解らず四季おりおりの花を探すのにも四苦八苦、夏の水やりも大変でした。委員の部署も様々で、
全員参加の難しさはありましたが力を合わせ一年間は活動してきました。
梅雨時の草むしりは委員だけでは手が回らず職員全員の協力をいただきました。
種から育てたヒマワリとサルビアは天候に恵まれず真赤と黄色の花畑は頭の中の夢畑で終ってしまいました。
そんな無念と一年だけでの委員長ではやり残したこともあり施設美化の継続は必要と考え委員に残る事にしました。
二年目に入ると一からのスタートではなく前年度に作り上げたものをいかに実を成らせるか。花咲かせるかなのでとても楽しみになりました。
大変だった水やりも鵤木課長にお願いして送迎課の中沢さんに長いパイプに穴を開けてもらい、素晴らしい水やりパイプを作っていただきました。
そのおかげで水やりが楽になり花々も水が切れる事も無く生き生きとしています。
送迎課の協力もあり連携プレーも良く施設周りも綺麗になりました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
院長先生のご理解と皆様の協力を得て今年は素晴らしい花を咲かせる事ができました。
来年も美しい花の咲く施設になる事を楽しみにしています。

環境美化委員長 辻 あけみ

 

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各部署から

《通所リハビリ》
4月8日~15日の一週間、通所リハビリではお花見ドライブに出かけました。雨天の日もありましたが、関水や、
珊瑚寺、相馬ヶ原と満開の桜を追いかけてのドライブを、皆様楽しまれていました。雨の中の桜も風情があり、
また車に提灯を下げての演出にお花見気分を味わっていただきました。
5月のイベント
5日 端午の節句
9日 南橘婦人クラブ民謡発表会
10日 母の日のイベント
19日 さくら筝発表会
20~22・24日 お誕生会
29~31日 老健作品展

《デイサービスゆめさき》
今年の桜は例年よりやや早めでしたが、1日から1週間かけて敷島・県庁方面、佐久発電所方面、
大胡町ぐりーんふらわー牧場方面と桜の開花に合わせてドライブに出かけました。利用者の多くはドライブが大好きで、
自然と車内も笑顔が咲き誇っておりました。後半には、子持の白井宿の八重桜を観に出かけました。現地では伊香保・
明月のデイサービスの方々とあいさつを交わすなど楽しい時間を過ごすことができました。
5月のイベント
5~10日 赤城神社方面つつじドライブ
12~14日 映画上映会 15~17日 おやつ作り
26・28・30・31日 誕生日会

《グループホームゆめさき》
27日あいにくの雨模様の中、朝から調理当番が必死に作ってくれた手弁当を持参し、子持の白川宿へ行ってきました。
車中より八重桜を楽しみ、運動公園で記念写真を撮り、場所を変え手弁当を広げいつもと違う昼食を摂りました。「雨女(男?)は誰だぁ」
と残念でしたが「来て良かった!」の入居者様の声に思い切って出かけて来て良かったと思いました。
5月のイベント
未定 おやつ作り 、外出・外食     ハンドベル演奏会

《わきあいあい》
4月といえば、お花見ですね。わきあいあいでも、利根川河川敷や千本桜方面等、天気の良い日にはドライブへ出かけました。
桜の他にも、菜の花畑や吉岡の芝桜、レンギョ、車中からも沢山の花を見ることができました。

5月のイベント
3日 おやつ作り(ピザ)
9日 芝桜ドライブ
13日 藤ドライブ
24日 バラ園見学
30日 おやつ作り(プリン)

《涼風の家》
涼風の家では、暖かい陽気になってきたこともあり、外への散歩へ行く機会が増えました27日には、榛名町まで八重桜を見に行き、
利用者様の嬉しそうな笑顔を見ることが出来ました。また30日にはお弁当を開き、幕の内弁当を皆さんに召し上がって頂きました。

5月のイベント
5日 大正琴慰問
未定 買物ツアー
ドライブ
園芸&家庭菜園

《 あかしあの里Ⅰ》
あかしあの里Ⅰでは25日に白井宿まで外食に行ってきました。丁度八重桜が見ごろで皆さんとても楽しまれたようでした。

5月のイベント
5日 端午の節句
11日 母の日
下旬 外食ツアー(とらっぱ)

《あかしあの里Ⅱ》
21日に、おやつツアーに行ってきました。天気もよく絶好のドライブ日和だったので少し遠回りしながら景色を楽しみ目的地に向かいました。
目的地であんみつを堪能しました。皆さん「美味しいね美味しいね」と喜ばれました。
5月のイベント
11日 母の日
14日 おやつ作り
下旬  買物ツアー

《あかしあの里Ⅲ》
26日に入居後初めてとなる利用者様の誕生会を行いました。
他利用者様からのお祝いの言葉に涙ぐまれ、何回も感謝の気持ちを口にされて、とても温かい雰囲気に包まれた一日でした。
5月のイベント
6日 手作りおやつ
(お団子作り)
未定 紫陽花ドライブ&外食

《療養棟2階》
6日と13日にお花見ドライブへ行って来ました。6日は晴天の中満開の桜を見ることができ、風に舞う花びらに利用者様も喜ばれていました。
13日は小雨でしたが、車から降りて桜を観賞し、楽しんで頂くことが出来ました。
5月のイベント
7日 ドライブ
8日 買物ツアー
14日 母の日 おやつ作り
21日 ドライブ
28日 誕生日会

《療養棟3階》
13日にお花見に出かけました。当日はあいにくの空模様のため、
外に出ることは出来ず、車中からの桜見物になりましたが、参加された皆様は楽しめたようで、帰館後他の利用者の方にお話されていました。

参加された皆様の良い思い出となったようです。
5月のイベント
8日買い物ツアー
11日母の日
22日お楽しみ会
29日おやつ作り(いなり寿司)

《明月》
地域の催し物に参加し御近所の方々、地域の方々との交流を深め皆様方に貢献できるような施設作りを目指しているところです。
そこでデイ利用者様中心でゲートボールチームを作り伊香保の試合に参加出場しようかと張り切っています。
それに向け日々練習をしていますので結成の織りは皆様応援宜しくお願いします。

5月のイベント
DS      28日押し花教室
2,12,21日 誕生日会
GH      つつじ観察

 

名倉院長の健康豆知識

 

「線毛運動と呼吸疾患」

ある日の外来で、長引く咳症状を訴える青年に、タバコをすってると治りが悪いよと言った瞬間むっとした表情を促えました。
長引く咳とタバコの因果関係が理解できず、関係ないお説教をするなと言いたかったのではと想像しました。「真実は細部に宿る」
という言葉がありますが、物事の本質にせまるには具体的な細部を知る事が重要だと理解しています。
たとえば咳症状の治療を考える時、空気の通り道である鼻腔から肺へ至る内部構造を知る事はとても大切な事です。
気管や気管支の内腔を顕微鏡で拡大した図をイメージしてくださいといったら、どんな図が目に浮かびますか?実際のところ、
電子顕微鏡で拡大してみると、海底のイソギンチャクの様に、もしくはシンクロスイミングの女性達が両手を広げて立ち泳ぎしている様に、
細く長い突起を水(分泌液)にそよがせている美しい細胞があちこちにみえてきます。この髪の毛のように見える突起を線毛と呼び、
ふさふさに生えた線毛をもつ細胞を線毛細胞と呼んでいます。シンクロの女性達の手は合計してもせいぜい十数本ですが、
一個の線毛細胞には二百~二百五十本の線毛が伸びています。これらの線毛細胞は、
分泌液をつくる分泌細胞とともに気管や気管支の内腔面をおおい、海底にすきまなく生えたイソギンチャクの様に線毛がゆらめいているのです。
そしてこのゆらめきは
決して無秩序なものではなく肺(下)からのど(上)へ向かって絶え間なく波打っています。どうです、
私達の気道でこんな営みが生まれてから死ぬまで行われている事がイメージできていたでしょうか?これらの営みのお陰で、
のどを通り肺にまで吸い込まれた様々な異物は粘液につかまり、線毛の運動の力で排出されるのです。通常であればのどまで上がってきた痰
(分泌物)は、無自覚的に食堂で飲みこまれてしまうのですが、タバコの煙、粉塵、もしくは細菌やウィルスによって傷ついた気管は、
痰の量が多くなり、咳き込むことになるのです。風邪による気管支炎や肺炎、もしくは喘息や肺気腫などの病気は、
大部分がこの線毛細胞の脱落と働きの低下に起因するといっても過言ではありません。線毛を破壊するのは生活環境という観点からすれば、
これらの病気は生活習慣病といえるでしょう。高齢になると咳や痰に苦しむ事が多くなるのは、気道粘膜の老衰によるものです。
ちょうど髪の毛が脱け落ちていくように、気道のあちこちで線毛細胞が傷つき働かなくなります。因幡の白うさぎ程ではないにしても、
毛をひんむかれた部分が刺激となって咳や痰が誘発されます。この様に考えていくと、
線毛がいつまでも若々しく生き生きと働いてくれることがとても大切だと気づきます。鼻腔から咽頭にかけての部分は、
酸素の吸収という面からは全く無駄な空間である為、死腔と呼ばれますが、線毛や分泌細胞から見た場合、
自分達を傷つける異物を前もって排除し、送り込まれる空気の温度と湿度を調整する機構としてとても大切な部分です。
口からではなく鼻から呼吸する事が気道の保護の為には必要なのです。そのため、呼吸器疾患の場合、
耳鼻咽喉科との連携が大切だという事も分かります。ここ数年、当老健では肺炎で入院する人が少なくなりました。
介護の人達が口呼吸におちいった方々の口許に湿ったガーゼをあてがい、水分補給をすすめ、時には加湿器を側に置き、
こまめに痰の排出を援助し、気道粘膜の保護、再生に努力しています。こうした昼夜を分かたず行われる地道な作業が、
気管支炎や肺炎予防に役立っていると感謝しています。優れた介護技術というのは、病気予防の立派な医療行為と考えています。
喘息予防の為、北京オリンピックを辞退したマラソンランナーがいます。私達を取り巻く環境は悪化しつつあります。
咳や痰に悩む事があったら、今述べてきた織毛の働きを思い出すと共に、
鼻呼吸の大切さと環境としては湿度の重要性に気付いて欲しいと願っています。

文芸作品

紫の帯をかけたか藤の棚

幼子乗りし 乳母車一つ

涼風と流れる雲と鯉のぼり

川の流れと 人の流れと

高橋 三佐男

仏前を 灯す螢は まぼろしか

親つばめ 創春館へ 吾児の巣を

小林 利衛

四万の山 夏の化粧 霜おりる

朝かすみ 藤の花咲き 頭下げ

山岸 てる

 

編集後記

さんぽみち五月号はいかがでしたでしょうか?
早いもので桜の時期も終わり、新緑の季節になりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、私達平成十九年度広報委員会の活動も今回が最後となりました。 記事を通して皆様の日々のいろいろな活動を知り、
その中で沢山の笑顔と触れ合う事が出来、又、それを伝えることが出来た事を幸せに思っています。一年間御愛読ありがとうございました。
引き続きさんぽみちをよろしくお願い致します。
最後に私事ですが、今年こそ良き出会いを求めより一層美しさ(?)に磨きをかけていきたいと思っています。

広報委員  石神 幹俊