平成25年9月号

さんぽみち9月号もくじ

・ゆめさき納涼祭
・各事業所便り
・院長先生の健康豆知識
・行事予定
・文芸作品
・編集後記

 

夏だ!祭りだ!!ゆめさき納涼祭!

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 デイサービスゆめさきでは、八月二十四日に納涼祭を行い、三十二名の利用者様が来館されました。来館後より射的やヨーヨー釣り、輪投げ、カラオケなどで楽しまれていました。カラオケコーナーでは、カラオケ好きな利用者様と職員による懐メロや、渡世物の曲を笑顔いっぱいで歌われていました。お昼には院長先生に来て頂き、男性利用者様の乾杯の発声のもと、納涼祭の食事会が始まりました。焼きそば、フランクフルト、ところてんやかき氷の食材が並び、皆様楽しみながら召し上がり「美味しくて、味がいいね、かき氷、ところてんも美味しいよ」とそろってお話して下さいました。食事後は、男性利用者、男性職員によるお神輿の練り歩きが行われました。次に、男性職員で女装大会を行い、綺麗役二名、汚れ役二名で分かれる形になりました。その中で、二十六歳のゆめさき職員Dが看護婦さんの格好での優勝の栄冠を勝ち取りました。皆様から「綺麗だね、かわいくなったね」と喜ばれていました。最後に、ゆめさき職員全員による「ソーラン節」の踊りを披露しました。「かっこいいね、みんな決まっていたよ、良く頑張ったね」とお褒めの言葉を頂きました。締めで利用者様と一緒に炭坑節、東京音頭を踊りました。また、土曜日に利用されていない利用者様も来て頂き、交流出来たのではないかと感じました。来年も盛り上がるよう職員団結し、利用者の皆様が喜んで頂くよう頑張ります。

 

夏!今年もやってきました グループホームゆめさき納涼祭!!

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 八月二十五日、朝からあいにくの雨模様、皆で作った大きなてるてる坊主も効果が無かったのか?納涼祭を予定通り行うか決断を迫られていると、みるみる青空が広がってきました。普段の皆の行いが良かったのでしょうか。屋外では様々な模擬店が並ぶ中、一番の行列が出来ていたのはシュラスコというブラジル料理でした。暑い中、炭火でいっぱい汗をかきながら焼いてくれた角田さんに、感謝感激雨霰とても良い塩加減でした。室内では、歌謡ボランティアの方の美声が響き渡り楽しい時間を過ごしていると、あっという間に納涼祭も終盤に入り盆踊りとなりました。炭坑節、東京音頭、最後にメインのゆめさき小唄。ゆめさき小唄は、プロの作曲家の先生がゆめさきの活動に感銘を受け作って頂いた曲です。その曲にゆめさきの皆で振りを考えました。毎日練習した甲斐があり、入居者の方も上手に楽しく踊る事が出来ました。入居者の方・ご家族・地域の方々・職員皆で楽しい一時を過ごすことが出来た一日でした。日頃のゆめさきへのご理解・ご協力に対し、皆様に感謝の気持ちを伝える事が出来たのではないかと思います。これからもゆめさきを宜しくお願いします。最後になりましたが、当日ご協力頂いた沢山のボランティアの方々には大変感謝しております。この場を借りてお礼申し上げます。

  

今月の事業所便り

DSゆめさき
ゆめさきにフラダンスがやってきた!

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 三十五℃を超える猛暑日が続いた八月。二組のフラダンスクラブがゆめさきに「涼」を届けてくれました。「群馬大学フラダンスクラブ」は、合計八名で来て頂きました。群大フラダンスクラブは、まだ今年立ち上げたばかりで、ゆめさきの様な高齢者施設への慰問を活動の目的としているとの事でした。いざ、フラダンスの発表が始まると、綺麗な踊りの数々に利用者様もスタッフも見入ってしまいました。合計四曲のダンスを披露して頂いた後、ダンスの振り付けを教えていただき、スタッフ、利用者様も一緒に踊りハワイ気分を満喫しました。
八月十六日には、「群馬県立女子大フラダンスクラブ」の皆さんが来館されました。県立女子大フラダンスクラブは、数々の全国大会で優勝するなど、優秀な成績を収めている、県内随一の実力を持つフラダンスクラブです。フラダンスが始まると、その優雅さに皆あっという間に引き込まれてしまいました。最後はエメラルドグリーンの衣装に着替えた十人全員のフラダンスが披露され、圧巻の迫力でした。利用者様の中には涙を流されていた方もおり、とても有意義な時間となりました。今回来ていただいた二組のフラダンスクラブがゆめさきにまた「涼」を届けてくれる日を待っています。

 

療養棟三階
太陽の下でスイカ割り!

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 療養棟三階では、八月八日に二階と合同でスイカ割りを行いました。大きなスイカ四玉を会場である三階のベランダに運ぶと「大きーい!」「おいしそう!」と歓声が上がり大盛り上がり。照付ける太陽の下みんなで掛け声をかけながら重い木刀を握り締め、思い切り割っていました。甘いスイカをみんなで美味しく召し上がられ、夏を満喫できたイベントとなりました。

 

ケアセンター朱咲
真夏のオーレ!フラメンコ

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 ケアセンター朱咲では、八月前半には夏の風物詩“すいか割り”を利用者様・職員皆で行いました。八月二十日には前橋アコーディオンサークルの方々に三回目の慰問に来ていただき、「曲当てクイズ」をしながら懐かしの名曲をみんなで唄い楽しみました。途中、剣舞“白虎隊”の演舞ではみなさんかなり興味をひかれたようで、居合い抜きの真剣を見せていただき、その重さにビックリされていました。八月二十七日にはフラメンコの慰問があり踊り手の皆さんが力一杯華麗なダンスを披露して下さいました。フラメンコは「スペインの盆踊りです。」との挨拶から始まり、最初は皆様、その迫力にビックリなさっておりましたが、次第に「頑張れ!」「オーレ!」などの掛け声や手拍子で応援され楽しまれておりました。皆様ご満悦な様子でとても貴重な時間を過ごすことが出来たのではないかと思います。

 

あかしあの里Ⅰ
早く割れないかな~

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 あかしあの里Ⅰでは、八月四日にスイカ割りを行いました。一人ずつ大きなスイカを長い棒で力いっぱい叩き「なかなか割れないね」と照れ笑い。他の利用者様が叩く姿を見て「おお~っ!」と声を出し「すごいね!」と声を掛け合い、笑顔いっぱいのスイカ割りでした。大きなスイカはとても甘く「おかわりありますよ」と言うと「もう少し頂こうかな」「あと少しだけ‥」と言いながら何回もおかわりをされ「美味しい」「美味しい」と皆さん笑顔で召し上がっていました!利用者様の色々な笑顔や笑声が聞けて嬉しいです。次回のイベントも力を入れて頑張ります。

 

あかしあの里Ⅲ
夏はやっぱりかき氷

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 八月二十日に、手作りおやつでかき氷をしました。涼しい室内からウッドデッキに移動し、まずは暑さを実感していただきました。その後ガラスの器に盛ったかき氷に、いろいろなシロップやアズキ等から、好きな物を選んでかけました。冷たさと甘さに、みなさん大感激で「おいしい。」「さっぱりする。」「涼しくなるね。」とたくさんの感想が返ってきます。二杯お替りをされる方もいて、大盛況で終わりました。次回も季節感を味わえる手作りおやつを提供したいです。

 

春らんらん
笑顔があふれたお誕生日会

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 春らんらんでは、八月二十日に八月生まれの三名の方のお誕生日会を行いました。利用者様と職員でハッピーバースデイを合唱し、バースデーカードのプレゼント。お楽しみは、その後の手作りおやつです。少し甘めに作っておいた『パンナコッタ風ヨーグルトゼリー』に、イチゴジャムや桃、ミカンなどをそれぞれが思い思いにトッピングして召し上がって頂き、「めでたいねぇ。」「甘くて冷たくておいしいよぉ。」「毎日誕生日がいいや。」と、春らんらんが笑顔で包まれました。皆様お元気で長生きして下さい。

 

涼風の家
くらぶちの夏祭りにいってきました

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八月中旬、涼風の家がある倉渕町の夏祭りが開催され、涼風の家では「お祭り大好き!」というみなさんをお連れしました。今年は支所付近に道の駅を建てている関係で、規模が例年より小さくなったとのことでしたが、入居者の皆様は輪投げやヨーヨー釣りなどですっかり童心にかえられ、とても楽しまれた様子でした。また、その日の夜には花火が打ち上げられ、こちらもとても楽しまれたようです。

 

しらさぎ
皆で楽しく納涼祭

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グループホームしらさぎでは八月十日に納涼祭を行いました。当日は御家族にも出席していただき、まずはスイカ割りから。利用者様だけでなく、車椅子を押す御家族の方にも目隠しをして参加していただきました。「もっと右、右。」「行き過ぎた。ちょっと戻って。」など、まわりからたくさんの声がかかります。うまく当たっても、大きなスイカなのでなかなか割れませんでしたが、全員で協力して、なんとか割ることが出来ました。皆さん美味しそうに召し上がっていただきました。他にも駄菓子釣りや模擬店、御神輿を担いだり、全員で輪になって盆踊りを踊ったりと、みんな笑顔で楽しそうに過ごされました。そのあとは御家族そろってお食事です。皆さんお食事をされながら、他の御家族との会話も楽しまれた様子でした。たくさんの笑顔が見られ、スタッフも楽しく過ごすことが出来ました。また来年も同じ顔ぶれで楽しみたいと思います。

 

クリニック通所リハビリ
浴衣美人と納涼祭

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先日、創春館で行われた納涼祭にクリニック通所リハビリも参加させていただきました。女性職員も浴衣美人となって一生懸命色気を出しました。その甲斐あってみなさん「きれいだね~」とたくさん声をかけてくださいました。男性陣は、普段利用中に飲めないお酒に喜んで一杯、もう一杯と梅酒がすすんでいました。帰る頃には頬をちょっと赤くして心配でしたが喜んでいただけたようです。女性陣はゲームの景品としてお菓子や花火をもらい「帰ったら孫とやろうかな?」と楽しそうに話してくださいました。今回の納涼祭が皆さんの素敵な夏の思い出となったなら嬉しく思います。来年もまた皆さんと一緒に参加できますように。

 

通所リハビリ
納涼祭で♪ドドン♪ドン♪

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東京音頭と共に利用者様の叩く太鼓に合わせて踊る、女性スタッフの涼しげな浴衣姿に始まった通リハ恒例の納涼祭。今年もクリニックデイのみなさんと共に賑やかにお祭りは始まりました。模擬店はお好み焼き、ところてん、かき氷をご用意し、一番人気はお好み焼きでした。焼き上がる前に取りに来られる方や、七皿も召し上がる方もいました。ゲームは射的、こねこがニャ~、それに加えて今年初めて採点機能付きのカラオケに挑戦していただきました。射的、こねこがニャ~には予想以上に大勢の方が足を運んで下さいました。大当り続出で会場には「やったー!」の笑顔が弾けていました。カラオケは普段から美声をご披露いただいていることもあり皆様八十点以上。得点が出る度に歓声が上がり九十点以上ともなると「わぁっ」と大歓声と拍手の嵐で盛り上がっていました。ちなみに三日間の最高は九十四点でした。そして今年の目玉として、くじ引き大会を開催。今回は特別に院長先生から景品をご提供頂きました。一日七十名の利用者様の中からたったお一人、見事一等の景品を獲得された利用者様の表情を景品と共にカメラが捉える場面は印象的でした。納涼祭の〆はやはり百歳音頭。思わず歌い、思わず手を動かすひとときでした。

来年もご家族共々お喜びいただける様な納涼祭が開催できることを願っております。

 

わきあいあい
可愛いボランティア

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 八月九日、小学生の小さなボランティアがきました。実は、わきあいあい職員の娘さんで、夏休みを利用して親がどういう仕事をしているのかを知る為に、体験ボランティアにきました。小さなボランティアに利用者様も終始笑顔で接して下さいました。午後は、小さなボランティアを交えてのカラオケ大会で、大いに盛り上がりました。小さなボランティアさん、一日ありがとう!そして、お疲れ様!また、来てくれる日をみんなで待っています。

 

明月
夏の外食ツアー&花火大会!

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伊香保でも残暑が厳しい今年の夏、暑さを吹き飛ばすイベントが開催されました。「お寿司が食べたい」との利用者様の声を受けて、回転寿司に足を運びました。久しぶりの生寿司に「高いんだろぉ?(支払いは)大丈夫かい。」と皆さん心配されていましたが、いざ食べ始めると「もう少し食べたいなぁ」といつもより多めに召し上がられていました。夕方からは花火大会。手持ち花火が特に好評で「風流だねぇ」と夏を感じて頂きました。また、八月三十一日には感謝祭を予定しています。来月号ではその様子をお届けしたいと思います。

 

あかしあの里Ⅱ
夏恒例のスイカ割り

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 あかしあの里Ⅱでは夏恒例のスイカ割り大会をおこないました。目隠しをされ、体を回されてから、大きなスイカに向かい、右、左と声をかけられ立派なスイカは、なかなか割れません。車椅子の方は職員が目隠しをしてスイカに近づき、車椅子のまま力を入れますが、なかなか割れず、最後に男性入居者の方により無事に割れ、美味しいスイカを食べる事ができました。

 

星辰の家
暑さもカキ氷で乗り越える!

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星辰の家では、八月二十二日にカキ氷大会を行いました。連日暑い日が続いているので、利用者様に夏の季節感と涼しさを味わって頂きたいと思い計画をしました。カキ氷のシロップは四種類用意し、一人ずつ射的で味を決めてもらいました。射的も白熱し熱くなったところで冷たいカキ氷を食べ、涼を感じてもらいました。当日は日中とても暑かった為か、カキ氷をおかわりされる方も沢山おられました。「美味しいよー!」と笑顔で喜ばれ楽しい一日になりました。

 

療養棟二階
天田まち様 百賀 お祝い会

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 大正二年生まれ、今年のお誕生日で百歳を元気に迎えられた天田まち様の百賀のお祝いを八月二十八日に行いました。開始までは、緊張のあまり一般席に逃げ込み、照れくさそうな言葉もありました。開始すると、感無量な様子で、声掛けにも言葉にならないご様子でした。終了後は色々貰ったプレゼントや表彰状等に囲まれ、嬉しそうな表情を浮かべていました。利用者の皆様や職員に対して「ありがとね~、ありがとう~!」と感謝の言葉を繰り返されました。来年の百一歳のお祝い会が今から楽しみになってきました。これからも、元気に長生きしてくださいね。

  

院長先生の健康豆知識

「二千二十年のオリンピックを目指して」

 七年後の二千二十年、東京オリンピックが開催される事となりました。思い起せば四十九年前(一九六四年)の東京オリンピックの時、私は十四才でした。美しい少女に憧れていた頃です。前回の東京オリンピックの事をスタッフに話しかけて、圧倒的多数の人が生まれてないという事実に、長く生きてきたんだなあと思いました。長生きすると、そういう思いが強くなるのでしょうね。
 しかし、日頃通っているテニスクラブの人は、大多数が六十前後、いわゆる団塊の世代のため、オリンピックについても、話が盛り上がります。七年後には多分生きているだろうという話から、誰それはなんか早く亡くなりそうだ、とか、あの人は自分勝手だから、最後迄生き残るのはあの人だ、とか、遠慮容赦のない言葉が飛び交います。俺はどこも痛いところはないから、今は君達にやっつけられているが、十年後には君達も動けなくなっているだろうから、その時こそ打ち負かしてやると息まく人もいます。「君はタバコを喫っているから早く死ぬよ。」と、そこにいる数人から、合唱のように名指しされた人が、(そこのクラブでタバコを喫っているのは二人きりなんです。)「もうやめたよ。」と、すました顔で応えれば、「やめてもガンのリスクは残るよ」と、重々しく宣告され、一瞬青ざめましたが、「大丈夫、十年経てば喫ってなかった人とリスクは同じレベルに下がるよ」と、脳外科の先生になぐさめられ、ほっとした表情に戻るという一幕もありました。いずれにしても、我々はこうしてテニスできているんだから、七年後も生きていて、東京でオリンピックが見られるよ、という決論に至ったのでした。そんな決論を聞きながら、ここにいるメンバーはみんな七年後も生きているだろうなと思いました。
 現在、日本の死因の第一位はガン、二位は心臓疾患、三位は脳血管障害となっています。私が思うに、それらの疾患の重要な要因の一つが、血液の循環及び血管の問題なのです。ガンと血液の循環の関係と言われると意外な気がするかも知れません。そしてまた、今迄、一般には言われる事のなかった関係です。しかし、ちょっと考えればすぐ分かる事なんです。癌細胞の原因となる細胞復製のエラーというのは、日々起きている現象です。しかし、そうしたエラーが、癌細胞の増殖へと進行するのを防ぐメカニズムを人間は持っています。細胞の復製エラーとして生まれた細胞は、自分の身体にとって、異物であると全身を流れる免疫細胞に認識され、処理されているのです。癌ができるのは、そうした免疫細胞の攻撃を免がれる事のできた異物の細胞が、増殖する場所を得たからなのです。
 したがって、免疫細胞の活躍を妨げる血液循環の「停滞と淀み」こそが、ガン細胞増殖の最大の要因の一つと考えているのです。「血液サラサラ」自体に意味はありません。サラサラにしたって流れが淀んでいては仕方がないのです。コレステロールにしてもそうです。いくらコレステロールを下げても、血液の循環が悪ければ、血管は若さを維持する事はできません。また、循環が良ければ、コレステロールは少々高くても心配ないとする意見もありますが、充分考慮に値する意見です。何が血液の循環を良くするんだろう?想像してみて下さい。動脈から圧し出された血液が、全身の隅々の細胞へスムースに流れ、戻ってくる様子を。そうした流れを良くするのは運動です。それも全身運動です。汗を流す作業です。実際のところ、各種の疫学で、運動する人はしない人と比べてガン、心臓病および脳血管障害のリスクが少いと報告されています。こうした重要な問題というものが今迄どうして大々的に取りあげられなかったのか、不思議な気がします。循環器と言えば、心臓だけの問題として考えられてきたのです。いわば、心臓中心主義です。発生学的に考えても、心臓は一本の血管がねじれ、ねじれた部分で拍動する細胞が集まったものです。従って心臓の動きは、血液の循環すべてと同調しているのです。この同調がうまくゆかなくなった歪みが、心臓病の発症につながるのです。(勿論、心臓そのものの疾患が、循環に影響を与える事もありますが。)ドキドキする時は、同時に全身の動脈がドキドキし、血液が勢いよく全身をめぐるのです。元気のいい血のめぐりが、癌細胞をつかまえ、血管の内側の淀みを解消し、心臓病や脳血管障害を防ぐのです。既に心臓病や脳血管障害の既往がある方にも、適度の運動は、再発予防に有効であると確認されています。血流の「停滞や淀み」のない循環をイメージして下さい。これこそが本当の「サラサラの血液」なんです。テニスの仲間達が、七年後のオリンピックを共に迎えられるであろうと確信しているのも、彼等の躍動する血液循環がイメージできるからなのです。自らもオリンピックを目指す心境で汗を流しましょう。

 

今月の行事予定

☆あかしあの里Ⅰ☆
 4日 おやつ作り
11日 外食ドライブ
28日 お誕生日会 

☆通所リハビリ☆
 3~5日 鎌倉中職場体験
 7日 でんきくんコンサート
10~13日 お誕生日会
16日 敬老会
(アンサンブルそよ風コンサート)
21日 さくら筝
24日 晃峰会 

☆DSゆめさき☆
14、20、23日 お誕生日会
16日 敬老会
17、18日 映画上映会
21日 田口町寿会慰問
24日 富士見民謡連盟慰問
26~28日 おやつ作り

☆涼風の家☆
15日 お茶会
16日 敬老の日
日時未定 おやつ作り

☆わきあいあい☆
 2日 パンバイキング
11日 甘味会
19、20、26日 お誕生日会

☆星辰の家☆
中旬 敬老会(おやつ作り)
下旬 外食ツアー

☆療養棟二階☆
11日 おやつ作り&敬老会
12日 買い物ツアー
25日 お誕生日会

☆明月☆
敬老の日イベント
収穫祭(秋刀魚炭火焼)
お誕生日会、ドライブ

☆GHゆめさき☆
16日 敬老の日
19日 十五夜
未定 回転寿司
未定 お誕生日会

☆GHしらさぎ☆
 6日 外食ドライブ
下旬 おやつ作り

☆あかしあの里Ⅲ☆
11、20日 お誕生日会
16日 敬老会
23日 手作りおやつ(おはぎ)
日程未定 外食

☆療養棟三階☆
12日 買い物ツアー
19日 お誕生日会
26日 おやつ作り(敬老会)

☆あかしあの里Ⅱ☆
 7日 お誕生日会
中旬 うどん打ち
下旬 榛名山ドライブ

☆朱咲の家☆
 2日 花火
 8日 朱咲祭
16日 敬老会
20日 うどん打ち

☆春らんらん☆
11日 ハワイアン慰問
16日 敬老会
19日 十五夜、月見団子作り
29日 お誕生日会 

 

文芸作品 

あの山のむこうに咲いてる ねむの花

赤トンボ 空中転回 秋の空

家中で 笑顔で迎える 百歳翁

さし延べし両手にためらう老いての恋

色あせる までも咲いてる 百日紅

奈良 久良子様

 

病みつづく妻に代はりて スーパーに
       肉ジャガつくる ひき肉をを買ふ

米食の 減り行く日本の 食卓に
       カタカナ文字の 料理はびこる

秋空は くまなく青し 遠き日に

影山 えいじ様

  

編集後記

 いつもご愛読ありがとうございます。朝晩、虫の声が聞かれる頃となり、吹く風もいくぶん秋を感じられるようになりました。今月のさんぽみちは如何だったでしょうか。各事業所では、毎月楽しいイベントを企画しています。紙面の中ですが、皆様の笑顔をたくさん紹介していきたいと思います。
 季節の変わり目ですが、お身体には十分お気をつけて下さい。これからもさんぽみちを宜しくお願いいたします。

広報委員 樺澤 美香