2019年6月号 星辰の家特集

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星辰の家特集

母の日祝い 懐かしの映画上映会

星辰の家の五月のイベントは、二一日に母の日お祝いで映画上映会を行いました。
当日は、準備をして「銀座の恋の物語」を上映しました。昔好きだった俳優さんの名前を教えて頂き、当日はゆっくりと映画を見て過ごされ、とても喜んでいただけました。

他にも、バラ園へ行ってバラを見たり、赤城神社までドライブへ出かけたりと暖かい季節で外に出掛ける事ができ、また綺麗なお花を見られて利用者様も大変喜ばれていました。
「今までで一番綺麗だったよ」「私の家はここの通りだよ」とドライブ中も楽しそうに過ごされていました。
施設内では、あまり歩かれない方も、仲の良い利用者様と綺麗なバラの効果なのか一回りクルっと歩けました。「疲れた」でなく、「綺麗だったよ」「よかったよ」という利用者様の声が聞けて、職員も嬉しかったです。

これからも利用者様が喜んでくれる事、「利用様の声」を聴いて、色々な所へ行ければなぁと思いました。

星辰の家 母の日祝い

 

お誕生日会

五月生まれの利用者様のお誕生日会を十五日と二四日に星辰の家で行いました。
五月のお誕生日の方は二名いらっしゃり、事前に好きな食べ物や欲しい物等のお話しを伺って十五日は手作りのホットケーキ、二四日は手作りのみたらし団子を作って他の利用者様と一緒にお祝いをしました。

利用者様皆様でお誕生日の方の為に手作りのおやつを作り、ハッピーバースデーの歌を歌ってとても暖かい雰囲気の中でお祝いする事が出来ました。
お誕生日を迎えた利用者様から「歳をとるのは寂しいけれど、こうやってみんなからお祝いして貰うのは嬉しい」と、とても喜んで頂きました。
「こうやって、みんなでお祝いするのは楽しいね」「次は誰の誕生日かな?楽しみだね」と周りの利用者様が職員と一緒に明るい雰囲気でお誕生日会を盛り上げて下さり、普段一緒に星辰の家で過されている顔なじみの利用者様と職員からの祝福の言葉に、お誕生日を迎えた利用者様の笑顔も弾け、とても楽しいお誕生日会となりました。

星辰の家 お誕生日会

 

今月の事業所便り

療養棟三階 毎月恒例買い物ツアー

療養棟三階では、令和初日にベイシア富士見モールで南橘ボランティアの方に協力して頂き、買い物ツアーを行いました。
お店に入るとジュースやおせんべいなど、たくさんの美味しそうなものに目移りしてしまいそうで何を購入するか真剣に見られていました。「たくさんあるね、でもこれにしたよ。」「楽しかった!」など満足の表情や声が聞かれていました。

これからも、利用者様に楽しく参加できるイベントを企画していきたいと思います。

療養棟三階 毎月恒例買い物ツアー

 

クリニック通所リハビリ 日々精進!!目標をもってリハビリ頑張っています

右大腿骨骨折にて手術・入院され、三年前からクリニック通所リハビリに通われ、現在も日々頑張っているAさん、開始当初は、杖歩行もやや不安定で「杖なしで歩けるようになりたい」という目標に向かってリハビリをしていました。

その後、杖なしでも安定して歩けるようになり、家族と買い物や美術館や映画を観に出かけたり、親戚達と泊まりの旅行に出かけたりと次々と新しい目標を達成してきました。最近では、「独りでも自分の行きたい所に行けるようになりたい」と目標を掲げ、前橋市のマイタク制度を利用して自分の用事を済ませてくることができるようになりました。

家族への配慮・迷惑をかけないように、自分のやるべきことを次々と成し遂げていくAさん(八九歳)が、これからも新たな目標を達成できるように今後もサポートしていきたいと思います。

クリニック通所リハビリ 目標をもってリハビリ

 

春らんらん 母に感謝

母の日イベントで五月十三日にどら焼き作りを行いました。
ホットプレートにどら焼きの生地を乗せると、ふんわりと甘い、いい匂いが漂よってきます。プツプツと気泡が出てきたらサッと裏返したところで「成功!」「きれいな焼き色になったねぇ。」と皆様がワクワクしている様子が見られました。
香ばしく焼いた皮に、小豆あんをたっぷりと挟んで出来上がり。いつもと違うのは、母の日なので特別に、その横にアイスクリームを添えて召し上がって頂きました。

「生地がやわらかくて美味しい!」「豪華なおやつねぇ。」と皆様のお顔もほころんでいました。
そして女性利用者様は皆、春らんらんのお母さんですから、日頃の感謝を込めて、職員が心を込めてフエルトで作ったカーネーションのチャームをプレゼントさせて頂きました。
利用者様には「素敵!」と喜んで頂けたようで職員にも笑顔が溢れたイベントになりました。

春らんらん 母に感謝

 

あかしあの里Ⅰ 楽しいおやつ作り

あかしあの里Ⅰでは二七日におやつ作りを行いました。ホットケーキ作りでしたが、男性の利用者様も慣れた手つきで一緒に参加して頂き楽しく作る事ができました。
なかなか丸く作れず、、、という事もありましたが美味しそうに出来上がり、「これ食べれるの?今食べれる?」等の声も聞かれ、あんことホイップクリームで仕上げをしておやつとして食べて頂きました。
協力して皆様で作ったので、おいしいと食べて下さり「おかわり!」の声も・・・聞かれておりましたが仲良く皆様一つずつ食べて頂きました。

あかしあの里Ⅰ 楽しいおやつ作り

 

ケアセンター朱咲 誕生日とドライブ

ケアセンター朱咲では十五日に誕生会、中旬からの晴れの日には敷島のバラ園に行って参りました。
誕生日会では手作りしたチョコケーキを会の前にデコレーションしてもらいお祝い後に皆でご馳走になって、プレゼント・ケーキ共に喜んでいただけました。

そして、中旬からの晴れた日には近くにある敷島バラ園にドライブに行きました。
多種多様なバラ、色と香りに癒されつつ目の保養になり行った方々は皆様リラックスされていました。

これからも気分転換になる様なイベントを考えて利用者様に喜んでもらえたらと思います。

ケアセンター朱咲 誕生日とドライブ

 

通所リハビリ 令和元年の新たな取り組み

五月一日から元号が令和となりました。これを機にデイケアでは、新しいレクリエーションプログラムに取り組むことになり、その第一弾として料理教室「小料理屋 味輪(みわ)」が始まりました。

料理教室と言っても先生役はご利用者の皆様です。材量や道具は職員が用意しますが、メニューや調理方法、味付けはその場でご利用者の皆様と相談しながら決めています。
今は料理をしていらっしゃらない方も、いざ包丁を持つと鮮やかな手つきで材料を切ってくださいます。
調理風景や出来上がった料理、ご利用者の皆様の生き生きとした表情の写真がデイケアの壁一面に飾ってありますので、是非ご来館ください。

通所リハビリ 令和元年の新たな取り組み

 

あかしあの里Ⅲ 母の日に思いを込めて

あかしあの里Ⅲでは五月十二日に、職員より女性の利用者様に日頃の感謝を込めてメッセージカードをお送りしました。
カードをお渡しすると「ありがとう」と受け取って下さいました。中には渡した瞬間泣き出してしまう方もいたり、息子さんや娘さんからのプレゼントが届いた利用者様は「子供たちがくれたの?嬉しいね」と喜んでいらっしゃいました。
実際に息子さんが会いに来て下さった利用者様は「今日は母の日だよね」と嬉しそうにお話しされていました。
記念撮影もして、それぞれの母の日を楽しんで頂けたと思います。

あかしあの里Ⅲ 母の日に思いを込めて

 

GHゆめさき 恒例行事!!

家族会小旅行に今年は「ららん藤岡」へ出かけて来ました。
当日は、五月とは思えない暑さでした。昼食を兼ねての外出であり、沢山のお店の中からそれぞれのご家族で好きな物を食べて頂きました。

「お寿司を食べて来ました」「私は、カツ。美味しかった」と皆様ご家族での楽しいひとときを過ごして頂けたようでした。
その後は、買い物をしたり、デザートを食べたり過ごされ、あっという間に時間となってしまいました。

毎年の恒例行事であり、ご家族の皆様と過ごしてもらえる大切な機会でもあります。又、皆様のご理解ご協力の上で行えるものでもあります。
今後も、楽しんで頂ける小旅行となるよう職員一同頑張って行きたいと思います。

GHゆめさき 恒例行事!!

 

わきあいあい 母の日とぼたん寺

デイサービスわきあいあいでは、五月十三日から十七日に母の日のお祝いをしました。
日頃の感謝を込めてスタッフ手作りのストラップをプレゼントしました。
皆様、笑顔で受け取ってくださり、すぐにバックに着けてくれる方や家族に見せるからと大事に持って帰る方もいて、とても喜ばれていました。

十六日と二十四日には、前橋の龍願寺や大胡ぐりーんふらわー牧場へ出掛けて来ました。
龍願寺では「ぼたんまつり」が開催されていて、色とりどりのぼたんを見たり、大胡ぐりーんふらわー牧場では、芍薬の大輪を見る事ができて利用者様も「綺麗だね」「ぼたんの花が大きいね」と楽しんで頂けました。

これからも楽しく思い出に残るイベントを考えていきたいと思います。

わきあいあい 母の日とぼたん寺

 

あかしあの里Ⅱ さつまいもの巾着をペロリ

あかしあの里Ⅱでは、五月二十三日におやつ作りで、さつまいもの巾着を作りました。
始めに茹でたいもを潰してもらいましたが、中には「私にさせて。」と、積極的に取り組む方もいました。
そして潰したいもをラップに包み、絞ってもらう際には器用に指先を使ったり、とても上手な方もいて皆さん楽しまれた様子でした。
おやつの時間には、皆さんペロッと食べてしまうほど喜ばれていたので、次回も楽しくおやつを作りたいです。

あかしあの里Ⅱ さつまいもの巾着をペロリ

 

菜摘荘 母の日イベント

菜摘荘では十二日日曜日に母の日イベントを行いました。
女性の利用者様方々と点数を競うゲームを行い「なかなか当たらなくて難しいよ」「面白かったよ」等、声が聞かれとても楽しまれていました。
最後に職員手作りの折り紙で作ったお花とメッセージカードをプレゼントさせて頂いた後に、おやつでフルーチェを召し上がって頂きとても喜ばれていました。
これからも利用者様に喜んで楽しんで貰えるようなイベントを企画していきたいと思います。

菜摘荘 母の日イベント

 

明月 ドライブ・音楽慰問

グループホームでは五月二十四日、天候にも恵まれ絶好のドライブ日和にて大胡グリーンフラワー牧場へ行って来ました。
オランダ風車を見て「風車?大きいね~。」と声が飛び交う中、全員で記念撮影を行いました。

また、五月三十日グループホーム・デイサービス合同で音楽の慰問が行われました。
利用者様参加型の歌やリズム遊びと、大変楽しい時間となりました。利用者様も「楽しかったね。あっと言う間の時間だった。」と楽しんでいただけた様子でした。

来月も、利用者様に喜んでいただける様なイベントを企画したいと思っております。

明月 ドライブ・音楽慰問

 

涼風の家 大賑わいの母の日イベント

十二日は涼風の家で、母の日のイベントを行いました。
当日はイベント食で、まずはお昼に職員特製海鮮丼を召し上がっていただきました。
ひさしぶり?の豪華なご馳走に皆さん喜ばれていました。

食事が終わると、そこから職員は大忙しです。手分けをしながら午後のイベントのためのおやつ作りと、会場準備に追われました。
今日のイベントは職員の余興で、母の日ミニミニコンサート!まずは一曲女性職員三人娘?の『春一番』で、つかみはOK!続けて、吉幾三の迷曲やデュエットソングの定番など、母の日には全く関係ない曲で皆さんの爆笑と失笑をいただきました。
そのあとこれもデュエットの定番?の『麦畑』では、面会に来ていたご家族の方も呆然とするほどの、大盛り上がりでした。

コンサートラストは『長生き音頭』を皆さんと一緒に踊りながらフィナーレを迎えました。
イベント最後には女性入居者様にプレゼント贈呈して(男性は父の日までおあずけ…)、大賑わいの母の日イベントとなりました。
皆さんこれからもお元気でお過ごしください。

涼風の家 大賑わいの母の日イベント1

涼風の家 大賑わいの母の日イベント2

 

DSゆめさき 満開!つつじドライブ!!

デイサービスセンターゆめさきでは五月七日~五月九日までの三日間、前橋市宮城町三夜沢までつつじを見にドライブに出掛けました。
今年はドライブの日程と開花状況が合い、満開のつつじを見る事ができました。
鮮やかな朱色のつつじの花を眺め「綺麗だねー」「来て良かった!!」等、利用者様の皆様から喜びの声が聞かれました。

おやつを食べながら利用者様同士の会話にも花が咲き、皆様に癒しの時間を過ごして頂きました。
三日間ともに晴天に恵まれ、春の暖かな日差しの下、満開のつつじの花を見る事が出来、利用者様皆様に大変喜んで頂く事が出来ました。

DSゆめさき 満開!つつじドライブ!!


しらさぎ 菖蒲で厄払い

しらさぎでは、五月五日に端午の節句にちなみ「厄払い御膳」で食事を頂きました。

端午の節句は鯉のぼりを上げて男性の無病息災を祈願するんじゃなかった?

そうなんです。奈良時代にさかのぼると、「菖蒲の節句」と言われ菖蒲を飾る習慣がありました。
月日が流れ「しょうぶ」が「尚武」に通じる事から、男性は強く逞しく育つ様にと。。。現代では鯉の滝登りと言われ、鯉のぼりに変化した様です。
時代は変われど、元気に我が子が育つ様に願うのは親心ですね。

そうそう、しらさぎの得意とする御膳を入居者様に喜んで頂ければと想いを込め作らせて頂きました。
大変美味しく頂き笑顔をたくさん頂きました。楽しいひと時を過ごす事が出来ました。
ごちそう様でした。

しらさぎ 菖蒲で厄払い


療養棟二階 老健作品展見学

療養棟二階では五月二十二日に県庁で行われた老健大会作品展へ見学ツアーを行いました。
療養棟が出展した作品は、四月にレクレーションで桜の花びらを張り付けて作った「満開の桜の木」でした。
会場に着き、その作品や他施設の作品を観覧しながら参加された利用者は「すごいねえ」「きれいだねえ」と大喜び。また突然現れたぐんまちゃんと写真をとりさらに大喜び。

時間が余ったので展望階へ行き、三六〇度のパノラマを見てさらに大興奮の大喜び。
トリプルの大喜びが見れた楽しい外出ツアーとなりました。

画像


 

今月の行事予定

☆療養棟二階☆

5日 ドライブツアー(バラ園)
19日 運動会
おやつ作り(フライドポテト)

 

☆療養棟三階☆

5日 ドライブツアー(バラ園)
19日 運動会
おやつ作り

 

☆通所リハビリ☆

18日 Rinnさんコンサート
19日 マルラニフラダンス
18、19、20日 お誕生会
22日 ひまわり楽団

 

☆あかしあの里Ⅰ☆

未定 紫陽花ドライブ、おやつ作り
16日 父の日イベント

 

☆あかしあの里Ⅱ☆

上旬 おやつ作り
16日 父の日
下旬 あじさい見学、ドライブ

 

☆あかしあの里Ⅲ☆

5日 パンバイキング
27日 手作りおやつ
未定 紫陽花ドライブ

 

☆わきあいあい☆

10~14日 おやつ作り

 

☆GHゆめさき☆

6日 誕生日会
未定 紫陽花見学
未定 バラ見学

 

☆DSゆめさき☆

5日 原東カラオケ愛好会慰問
10〜12日 おやつ作り
15日 父の日
18日 富士見フォークダンスクラブ慰問
19日 お誕生日会
22日 久保さんカラオケショー
24~25日 紫陽花ドライブ
27日 富士見民謡連盟慰問

 

☆明月☆

GH
未定 父の日
DS
未定 父の日
合同
11日 読み聞かせ
14・17・29日 音楽療法

 

☆涼風の家☆

3日 お誕生日会
16日 父の日イベント日
26日 オレンジカフェ
未定 買い物ツアー

 

☆GHしらさぎ☆

14日 おやつ作り
下旬 あじさい見学

 

☆星辰の家☆

3日 誕生日会
中旬 紫陽花見学

 

☆春らんらん☆

13日 父の日イベント餃子作り
20日 荒牧町ともしびコーラス(慰問)
お誕生日会
17~24日 あじさいドライブ

 

☆菜摘荘☆

16日 父の日イベント
中旬 あじさいドライブ
下旬 誕生日会

 

☆朱咲の家☆

ケアセンター朱咲
18日 父の日イベント
20~26日 あじさいツアー

 

新入職員紹介

三田 愛

住所 前橋市
所属 有料老人ホーム朱咲
趣味 旅行
施設について感じた事 アットホームで利用者様一人一人に寄り添って関われる施設だと感じています。職員の皆さんも優しく、過ごしやすい環境です。
利用者の皆さんに一言 毎日楽しく過ごしていけるように笑顔で頑張ります。よろしくお願いします。

 

石渡 恵里加

住所 前橋市
所属 創春館 看護師
趣味 旅行、読書
施設について感じた事 他職種の協働がとても印象的でした。
利用者の皆さんに一言 看護師としてはまだまだ新人ですので皆様にはご迷惑をおかけする事がありますが、早く仕事を覚えて安心したケアが出来る様にしていきたいと思います

 

院長先生の健康豆知識

脂肪組織の個性

イスラム教徒には、毎年ラマダンという一カ月の断食儀式があります。今年は世界中で五月から六月にかけて行われました。
太陽が昇っている間は飲み食いが出来ない行です。貧しい人の気持を理解する為に行なうものだという説があります。
つらい日々を一カ月我慢するのですから、行を達成した時の喜びは想像できますね。断食明けの三日間は日本のお正月のようだそうです。

そんな断食明けに、三〇年以上親交のあるインドネシアの婦人が、息子五人家族と共に群馬に来られました。
宿泊のホテルで待っていると、以前であれば、こちらが恥ずかしくなるくらい大きな声で「ナクラセンセー」と抱きついて来たのですが、今回は弱々しい声で膝も悪いのか、おっかなびっくりの様子で手を握りました。
以前から心臓を悪くしたのは知っていたのですが、顔は浮腫っぽく息切れも見てとれました。

「友あり遠方よりきたる。でもねえ、とても心配だなあ」というのが正直な気持ちでした。
旅の疲れも重なったのでしょう。群馬について翌日には、更に息切れ症状もひどくなったので、診察する事になりました。

診察の結果は典型的なメタボ症候群でした。
高血圧・糖尿病・慢性心不全・慢性腎不全・脂質異常症、全てが揃っていました。
息切れは心不全によるもので、旅行できる身体ではありませんでした。
若い頃からの親交を振り返り、お互い老人になって、よくお互いここまで元気に来られてよかったのねぇ、と、言えないのはさびしくて辛いものです。
若い頃からの太った身体を思い出し、何とかならなかったのかなぁと思うのですが、多分何ともならなかったに違いないのです。
それ程肥満症という病気は克服するに困難な病です。太っていてもメタボ症候群にならない人が沢山います。そんな人は肥満症という病にかかっていないのです。

今では脂肪組織は肝臓や腎臓などと同じように一つの臓器であると認識されています。
単に脂肪を貯め込むだけの臓器ではないのです。脂肪組織そのものが様々な伝達物質を分泌し、私達の食欲や活動性に影響を与えているのです。
以前からメタボの人は似たような性格だなあと考えていましたが、脂肪組織という臓器は、肝臓・腎臓などの臓器と違ってその人の個性があらわれる臓器のようです。
事実、脂肪によって太ったり、痩せたりなどの外観が作られます。外観にあらわれているのは、その人がそれぞれ持つ脂肪組織の働きに違いないのです。したがって、単純に運動不足や食べ過ぎなどと言って、太っている人を非難できないのです。その人は脂肪組織によってそうさせられている可能性があるからなのです。

「肥満症」の人と「肥満」の人の脂肪組織の働きは違っています。
前者のそれはメタボ症候群を引き起こし、後者のそれは痩せている人の脂肪組織と働きが同じ可能性が高いのです。
従って同じ太っていてもその対処法は全く違ってきます。元々肥満気味のインドネシア夫人は美食家でもありましたが、健康的(に見える?)な方でした。

彼女の歴史を振り返りますと、ある時点で脂肪組織が変質し、メタボリックドミノと呼ばれる、後戻りする事が困難なメタボう症候群へと進んでいった気がします。
メタボ治療の為には適切な食事指導が一番最初に取り組むべき問題です。炭水化物(特にご飯)を減らして、野菜など繊維質を多く摂り、ジュースや炭酸飲料をやめる事。甘いものは厳禁です。それがまず実践すべき第一の事です。

遠く離れた故郷に私のベストフレンドとも言える友人がいます。
糖尿病でインスリンを打っていると聞き、食べている食事をスマホの写真で送って貰いました。野菜が少なかったのでそのように言いました。便利な時代です。そんなやり取りをしている間に彼の血糖は大分よくなりました。

自分の歴史を振り返り、自分の個性を考えるという事は自分の脂肪細胞の正体を確かめるという事でもありそうです。
脂肪組織は産まれた時にはその原型が決まっているとも言えます。母親の胎内にいる時に肥満になるかどうか決まってしまうというものでもあるようです。
そうした遺伝子背景を眺めつつ、それに打ち勝つ対策が必要です。

肥満症というのは、医者と真摯に向き合い治療しなければいけない病です。
簡単な食事指導や運動療法で立ち向かうには、とても困難な病なのです。
それは立ち向かう脂肪細胞というのが、私達が生き延びている為のパートナーとして、人類が共に歩んできた相手だからなのです。
インドネシア夫人が脂肪組織を手なづけ、減量に成功し、以前の活動的な姿が見られるよう祈っています。
 

文芸作品

初孫の 成長託す 鯉のぼり

伊能美代子様

崖の上 川辺をまたぐ 鯉のぼり

鹿子島八重子様

蟋蟀の 鳴く音涼しい 熱帯夜

櫻井幸三様

 

※月刊デイ、俳句・川柳応募作品

 

八重桜 緑の中に 際だちて
  花びら静かに 下に置くなり

濃き緑 浅き緑に 囲まれて
  今日この頃は なぜか安堵す

山々の 緑色濃く そよ風に
  田の水揺れて さざ波光る

涼風の家デイサービス
阿久津昌子様

 

リハビリコラム

片手でも包丁使えます!

普段私たちが行なっている動作には、両手で行っているものが沢山あります。
これが病気やケガで片手しか使えなくなってしまった場合、全くできなくなるかと言えば・・・答えはノーです。
今回は片手での包丁の使用についてご紹介します。

片手で包丁を使う場合、食材を押さえられない事が問題になります。
そこで活躍するのがピン付きまな板です。これは食材をピンに刺して固定する事ができるもので、切るだけでなくピーラーを使って皮むきをする時にも使えます。
画像のものは手製ですが、既製品も販売されており、端に食材を押し付けて固定できる縁が付いたものもあります。

使いこなすには練習が必要ですが、価値のある活動が再開できる頼もしい道具です。

作業療法士 橋爪 国隆

 

編集後記

今月号はいかがでしたでしょうか?梅雨入りももうすぐですね。
雨の日には、雨の日の楽しみ方を見つけて過ごしたいものです。
気温が非常に高い日もありますが、皆様、体調の管理に気を付けてくださいね。
次号もお楽しみに。

あかしあの里Ⅱ 降籏邦明