2025年5月号  【あかしあの里Ⅱ】お花見会&おやつ作り!

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【あかしあの里Ⅱ】お花見会&おやつ作り!

あかしあの里Ⅱ

あかしあの里Ⅱでは、四月十三日に施設でお花見を行いました。
予定していた十三日はあいにくの雨模様で残念ながらドライブでのお花見は中止になってしまいました。
代わりに施設の食堂の壁飾りの桜を眺め、お花見とさせて頂きました。
行く予定にしていた日輪寺では立派な桜の大木が満開でしたので今年は残念でなりません。
自然が相手の事ですのでなかなか難しいですね。
ご入居者の中には昔働いていた時、お弁当を買って職場の人達とお花見をしたという楽しい思い出話をしてくれた方もいました。
来年は満開の桜を見られるのを楽しみにしていたいと思います。
また二十日には施設の外のプランターに咲いている奇麗な花を見に行きました。
色とりどりに咲いている花を見て皆さん「奇麗だねー!」と喜んでおられました。
ここのところ暑い日もありますが、気候が穏やかな日にはウッドデッキなど外に出て外気浴を楽しんで頂いています。

二十三日には手作りおやつでフルーチェを作りました。
材料を皆さんに混ぜて頂いた後、自分の分をいちごと生クリームでトッピングしてもらいました。
人によって生クリームの量や形が様々で楽しそうに作っていました。
生クリームの絞り方が難しかった人もいたようです。
そしておやつの時間に提供すると「おいしい!おいしい!」と皆さん召し上がっていました。
毎月ご入居者の皆様に喜んで頂けるよう楽しいイベントを行っていきますね。

 

今月の事業所便り

グループホームゆめさき お花見会!

四月上旬、暖かい春の陽気に包まれた日、ゆめさきの皆さんと一緒に敷島公園へお花見に行ってきました。
当日は好天にも恵まれ、公園内の桜も満開!
皆さんそれぞれに桜の美しさに感動されながら、ゆったりとした時間を過ごされました。
満開の桜の中を散歩すると自然と笑顔があふれてきます。
お花見の後はなんとスナックへ!
みなさんでお弁当を貸し切り状態で頂きました。
カラオケやお話を楽しみながら、皆さん思い思いに過ごされました。
これからも、季節を感じられる行事を通して、皆さんに楽しく豊かな時間を過ごしていただけるように努めてまいります。

GHゆめさき お花見会!

GHゆめさき お花見会!

 

クリニック通所リハビリ インスタ始めました‼

このたび、富士たちばなクリニック通所リハビリテーションではInstagram(インスタグラム)公式アカウントを開設いたしました。
日々のリハビリの様子、施設からのお知らせなどを、写真や動画でお届けして参ります。
利用者様やご家族、地域の皆様に、より親しみを感じていただけるよう、スタッフ一同、工夫を凝らして発信していきます。
また、今後はリハビリに役立つ豆知識や季節の話題なども随時投稿予定です。
ぜひフォローしていただき、身近に感じていただければ幸いです。
アカウント名やQRコードは左記に掲載しておりますのでご覧ください。
これからも、皆様に寄り添った情報発信を心がけて参りますので、どうぞよろしくお願い致します。
アカウント名:富士たちばなクリニック 
ユーザーネーム:fujic.l
※Instagramアプリから検索してください。
※QRコードからも検索できますが、読み取れない場合はお手数ですが右記アカウント名から検索をお願い致します。

CL通所リハビリ インスタ始めました‼

CL通所リハビリ インスタ始めました‼

 

創春館療養棟三階 お焼き作りに挑戦‼

 療養棟三階では、利用者様に春を感じて頂こうと「ふきのとう」のお焼き作りをしました。
利用者様と調理の間、「ふきのとう昔は良く取りに行ったよね」「懐かしいね」など口々に話しながらも、昔取った杵柄で手際よく調理を進める利用者様に感心してしまいました。
あっという間に香ばしい匂いが漂い、お焼きが完成しました。
ちょっとほろ苦い春の訪れを感じるふきのとうに利用者様は大喜びでした。
次回も利用者様と一緒に楽しめるイベントを企画したいと思います。

創春館療養棟三階 お焼き作りに挑戦‼

創春館療養棟三階 お焼き作りに挑戦‼

創春館療養棟三階 お焼き作りに挑戦‼

 

デイサービス明月 満開の桜に笑顔!

今年も気づけば四月となり、桜が咲く時期になりました。
デイサービス明月は、四月九日から十五日にかけてお花見へ行きました。
行先はその日によって異なりますが、榛東や渋川市役所通り等で桜を見ました。
桜が咲く時期でも外出の機会がない方が多く、「しばらく行けなかったから今回凄く楽しみ」という声があがりました。
いよいよ待ちに待ったお花見イベントの始まり。
当日は午後に出発。車中では利用者様のドキドキ、ワクワク感が伝わり、待ち切れずに窓からのぞき込む方もおられました。
途中車から降り、周り一面に咲く桜を見ながら、お茶とお菓子を食べ、春らしい気分を味わう事ができました。
「今日はキレイな桜を見られて良かった」と皆様笑顔で話されていました。
明月では今年も良い春を過ごすことができました。

デイサービス明月 満開の桜に笑顔!

デイサービス明月 満開の桜に笑顔!

 

星辰の家 桃ノ木川お花見ドライブ

春の暖かさを感じる季節となり星辰の家でも、敷島公園の河川敷や桃ノ木川の桜並木にお花見ドライブへ出掛けてきました。
今年は4日間の日程で、たくさんの利用者様に参加していただくことができました。
当日天候にも恵まれ車中からも「気持ちがいいね~。」「今年はどこに行くんだい?楽しみだよ!」と、弾んだ会話も聞かれました。
少しですが桜並木を歩く事ができました。
満開の桜が歩道に覆いかぶさるように咲いており、手が届きそうなほどでした。
利用者様も満開の桜を近くで見ることができ「今年もきれいに咲いたわね。」と、自然と笑顔になっていました。
お茶菓子も桜を見ながらおいしくいただきました。
春の訪れを利用者様と楽しませていただき、また来年も皆様と満開の桜を見られたらと思います。

星辰の家 桃ノ木川お花見ドライブ

星辰の家 桃ノ木川お花見ドライブ

星辰の家 桃ノ木川お花見ドライブ

 

名倉理事長の健康豆知識

「インドネシアの人達との交流史」

 
現在当法人には四十人以上のインドネシアの人達がいます。
私とインドネシア人達との交流は、大学院時代にイダさんという一歳年上の女性と知り合った事が契機となっています。
初めて出会った時、彼女は三十六歳位だったでしょうか。
男女二人の子供達を故国に残しての単身留学でした。
大学院にて博士号取得後、帰国されたのですが、インドネシアでは日本の博士号というのは、とても価値あるものと認められるようで、インドネシアの一流大学でぐんぐん出世を遂げ、最後には医学部長にまでなられました。
研究の為日本に来られる事も多く、その度に焼肉、シャブシャブ、天ぷら等々日本食を一緒に楽しみました。
彼女は舌が肥えていて、日本食の良さが分かるらしく、沢庵やそばなども好物の一つでした。
インドネシアの料理というのは、南国特有というのでしょうか、辛くて油っこい料理が主流です。
私などはインドネシア(ジャワ島)に行くと一日で日本食が恋しくなりますが、中にはインドネシア料理が大好きだという人もいて、好みの問題だとも考えています。
しかし、油っこくて炭水化物たっぷりの料理では、肥満が避けがたく、二十代迄はスリムだった女性も、子供を産んでからはぐんぐん太っていくというのが一般的です。
肥満からメタボリック症候群を発症し、若くして心臓病で亡くなる方も多いらしく、イダさんも心臓病と、腎臓病を発症し、三年前、七十三歳で亡くなられました。
御主人も先立つ事数年で、同じく心臓病で亡くなられたのでした。
イダさんとは大学院時代からのお付き合いですから、およそ四十年に亘る交流となります。
そんな交流の中で、インドネシアのバンドンという都市に行った時、イダさんからイダさんの親戚に連がるという大金持ちを紹介されました。
マンゴーなどがたわわに実った植物園のような庭とプールがあり、使用人も二十人を越えるという大豪邸でした。
御主人は耳鼻科、奥さんは眼科を開業している医者夫婦の家族でした。
真面目でやさしくて仕事熱心なご夫婦で、そのお人柄が好きになり、そのご夫婦、ご家族とも交流が今迄続くことになりました。
先月末、その娘さんから、両親の結婚五十周年のパーティーを開くから参加してくれないかと打診されました。
自分の歳を考えると、これからインドネシアへ行く機会はそれ程ないのではないかと思い、イダさんの墓参もやりたかったので、インドネシアに旅立ちました。
イダさんの墓はバンドンから車で一時間半程ののどかな田園地帯の広大な(南橘町を全部併せても足りない位)イスラム式の墓地の一画にありました。
その一画の名前がSAAKUURA(サクラ)というのですから、いかにも日本大好きだったイダさんにふさわしい墓所だと、ほほえましくも感じられました。
私と、イダさんの息子夫婦、そして私の娘と孫の総勢五人の墓参りだったのですが、私の家族を自分の家族のように気づかってくれたイダさんであれば、さぞや喜んでくれたであろうと思ったのでした。
インドネシアでは、七十歳を過ぎる迄生きるのは難しく、ましてや夫婦揃って七十歳を過ぎ、金婚式を迎える事は珍しい出来事です。
その為五十周年のパーティーには五百人を越える参加者の方がいました。
バンドンに行くと、予約していたホテルを勝手にキャンセルし、うちに泊まりなさいと強制し、ふんだんにインドネシア料理をふるまってくれる奥さんのアミさんも、心臓バイパス術をやった後だったそうです。
肥満対策をしっかりやれば心臓病は防げる病気であるのに、と、インドネシアの人達の肥満がうらめしくも感じられました。
イダさんが亡くなった後では、貴重な兄とも姉とも感じられるご夫婦が、”末長く元気でいて欲しい”と、願いつつインドネシアを後にしたのでした。

 

リハビリコラム

【認知症を予防するために】

認知症は根本治療が確立されていないため、発症リスクを下げるための予防が重要となります。
中でも日々の生活習慣の改善がポイントとなってくるため、事前に予防策を把握しておき、日常生活の中に取り入れていくことが大切です。

認知症予防が期待できるポイント6つ 
(1)食習慣の改善 
(2)運動習慣 
(3)対人接触を増やす 
(4)知的行動・趣味を始める 
(5)睡眠習慣の改善 
(6)目や耳の機能維持  
 
この中から今回は運動習慣についてお話します。

認知症予防には散歩など、息が上がらない程度の有酸素運動を取り入れることが効果的です。
散歩をしながら季節を感じること、他者と関わることは、認知症予防には欠かせません。
外に出ることが億劫な方は、ラジオ体操やテレビ体操などを日課として取り入れていきましょう。
更に、運動と頭の体操を組み合わせた”コグニサイズ”を行うことで、脳と身体の両方を刺激し、認知症の発症を遅らせる効果が期待できます。

例えば・・・声に出してしりとりや、計算をしながら足踏みをする、歌を歌いながら家事をするなど、日常生活に簡単にコグニサイズを取り入れる事ができます。
運動を習慣化する事はもちろん、認知症予防が期待できるポイントの中から少しずつ意識し取り入れながら、認知症を予防し健康寿命をのばしていきましょう。
        

 

作業療法士 境野 友加里

 

文芸作品


涼風の家 樋口京子様

涼風の家 樋口京子様

涼風の家 追川 清乃様

涼風の家 追川 清乃様

 

頑張り屋職員紹介

リスマン ヌグラハ

所属 春館療養棟三階
エピソード 就職して三年が経とうとしています。
日本語の勉強を頑張ったり、新しく入職した二名のインドネシアの方達に優しく、丁寧に教えてくれて頼りになる存在です。
リスマンさんのおかげで二人とも緊張が和らぎ笑顔も増えてきています。
利用者様に対しても目線を合わせ、ゆっくり、丁寧な言葉でコミュニケーションを取っており、利用者様も安心して生活を送れていると思います。
仕事面でも全体を把握しており、積極的に動いてくれ、療養棟三階には大きな存在です。
今年は実務者研修や介護福祉士の試験で忙しい年になると思いますが、これからも頑張って欲しいと思います。
創春館三階の職員一同、リスマンさんの事を応援しています。

 

編集後記

今月のさんぽみちはいかがでしたでしょうか。
最近は気候が夏日になってニュースをにぎわす日もある今日この頃です。
外で作業をされる方もおられると思います。
季節はまだ春ですが、屋内や屋外問わず熱中症に気を付けて過ごしていただけたらと思います。
来月のさんぽみちも楽しみにしていてくださいね。

あかしあの里Ⅱ 降籏 邦明