平成18年1月号

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 1月号 もくじ

********** 今月のトピックス **********
謹賀新年
各部署より新年挨拶
美味しいお餅がつき上がりました
楽しかったクリスマス会
通所リハビリで沢山の催しが行われました
あかしあの里・わきあいあい便り
ゆめさき便り
富士たちばなクリニック大忘年会が行われました
投稿作品
********* 名倉院長の健康豆知識 *********
肝臓を鍛える
*********** 1月の行事予定 ***********
********* 編集後記【あしあと】 *********

謹賀新年 ~今年も宜しくお願いします~ 

 二〇〇六年・戌年の新春を迎えるにあたり、皆様方に心から新年のお祝いを申し上げます。
 医療法人富士たちばなクリニックは平成八年四月三日に開設し、今年区切りの十年目の春を迎える事となりました。
この間職員の数は百人をはるかに越え、忘年会の大広間に居並ぶ職員を見渡しますと、流れた歳月の変化に我ながら驚いてしまいます。

 この十年の間、正月に前橋を離れることはかなわずにいましたが、
昨年末には本当に久しぶりに母親と正月を過ごそうと兵庫の実家に帰ってきました。帰省の道すがら初めて聴く男性デュオ・コブクロの歌に感激し、「ああ、いい歌だなあ、こんな歌に送られるように新年を迎える事ができるなんて幸福だなあ」
ととても嬉しくなりました。

    名もない花には名前をつけましょう  この世に一つしかない
  冬の寒さに打ちひしがれないように  誰かの声でまた起き上がれるように

 私達はクリニック開設以来、誰かの声でありたいと願い仕事を続けてきた筈でした。
これからもこの世に一つしかない大切な花々と繋がり助け合うそのような共同体を目指して頑張りたいと願っています。
今後共皆様方のご支援宜しくお願い致します。
                         医療法人富士たちばなクリニック
                              理事長 名倉 隆夫
 

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各部署より新年挨拶  ~療養棟三階・おやつ作りより~ 

外松医師
新年 おめでとうございます。
 今年もまた、皆様とともに、楽しくすごしたいと願っています。
 よろしく お願いいたします。

 
医事課
 新年明けましておめでとうございます。
 昨年十月の介護保険の改定に伴い、今までよりもご負担が増え、疑問に感じる方もおられるのではないでしょうか?
 医療保険も含め、今後も見直しされていきます。事務処理に間違いがないよう、私たちも日々勉強していきたいと思います。
今年も宜しくお願い致します。

 

居宅介護支援事業所
 あけましておめでとうございます。
 今年平成十八年は、介護保険制度改正の年です。四月の改正にむけて、研修会に参加したり、資料を読んだりと、
少しでも皆様にわかりやすくご説明できるよう猛勉強(?)中です。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

リハビリ部門
 新年 明けましておめでとうございます。
 皆様が良き年を迎えられたこととお喜び申し上げます。
「明るく・楽しく・元気に!」リハビリが行えるよう スタッフ一同頑張りたいと思います。今年も、よろしくお願いいたします。

 

通所リハビリ
 明けましておめでとうございます。
 皆様とともに新しい年の歩みを始めることのできる幸いを心から感謝致します。
 介護保険制度が導入されてから五年が経過し、この春には又大きな変革の時を迎えます。まだまだ先行き不透明な部分が多く不安もありますが、
皆様お一人お一人にとっての最善がなされるように願って止みません。
 皆様の笑顔を何よりの励みとしてスタッフ一同今年もはりきってまいります。この一年もどうぞよろしくお願い致します。

 

療養棟
 あけまして おめでとうございます。
 皆様におかれましては、希望にあふれる新年をお迎えのことと思います。今朝は福寿草が、初春の光を浴びて、小さな花を咲かせていました。

 療養棟では、今年も皆様のご指導をいただきながら、笑顔と元気を増量して、たくさんの楽しい企画を予定しています。本年も、
どうぞよろしくお願い致します。
        療養棟師長 下田 和子

療養棟二階
 新年明けましておめでとうございます。
 今年も、利用者様・ご家族様が日々健康で、そして笑顔で充実した日々をお送りできるよう、職員一同、心・技・体、全力投球でまいります。
どうぞよろしくお願いします。

療養棟三階
 新年明けましておめでとうございます。昨年中は大変お世話になりました。
 まだまだ寒い日が続き体調を崩しやすい時期かと思いますが、利用者様・スタッフ共に健康第一をモットーとして、元気一杯頑張って参ります。
今年もよろしくお願い致します。

 

グループホームあかしあの里
 明けましておめでとうございます。
 今年もグループホームあかしあの里の皆様方が元気に新年を迎える事が出来ました。今年も皆様お一人お一人にとって良い一年となりますよう、
スタッフ一同、力を合わせ努めていきたいと思っています。本年も宜しくお願い申し上げます。

 

デイサービスわきあいあい
 新年明けましておめでとうございます。
 今年も皆様とわきあいあいと過ごせるよう、スタッフ一同サービスさせていただきます。本年も宜しくお願い致します。

 

訪問看護ステーションあかしあ
 明けましておめでとうございます。訪問看護ステーションあかしあです。
 私たちは今、看護師五名で対応し、利用者様のご自宅に伺い、健康管理、リハビリ、内服指導、看護処置等を行っています。
今年はより多くの方と接することができればと思っています。
 事務所は、ベイシア前橋富士見モール店の近くにありますが、創春館にも時々お邪魔しますので、もし見かけたら声をかけていただけると、
とても嬉しく思います。
 風が冷たく、身体もちぢむような寒い日が続きますが、皆さん頑張ってこの冬を乗り切りましょう。

 

ヘルパーステーション創春
 明けましておめでとうございます。昨年中、皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。
 今年も、スタッフ一同、皆様のお役に立てるよう頑張りますので、宜しくお願い申し上げます。

 

ケアプランセンターゆめさき
 明けましておめでとうございます。
 今年も利用者の方の話に耳を傾け、自立した生活が自宅で送れるように援助していきたいと思います。今年も宜しくお願いします。

 

グループホームゆめさき
 新年明けましておめでとうございます。
 グループホームゆめさきも原之郷に新築移転となり早いもので三年目に入りました。
 こちらに越して来た時は大きな窓に榛名山がひらけ、その左には煙り立つ浅間山が見え、景色の良いのにビックリし、入居者の方々も
「すばらしいねー」と感動しておりました。
 新年を迎え、ゆめさきも家族会のお力をお借りし、より一層充実した明るいホーム作りが出来る様、
スタッフ一丸となって頑張って行きたいと思っております。本年も宜しくお願い申し上げます。

 

デイサービスセンターゆめさき
 新年明けましておめでとうございます。
 今年の一月で、デイサービスセンターゆめさきが開設して丸二年が経ちました。まだまだ至らない点が多くありますが、スタッフ一同、より一層の研鑽を積み、利用者の皆様に安心してご利用いただけるよう努力してまいりたいと思います。
 利用者の皆様、今年もデイサービスセンターゆめさきで、皆様の夢が咲き誇るよう楽しく有意義な時間を過ごしましょう。
本年も宜しくお願いします。

 

 

美味しいお餅がつき上がりました ~療養棟二階~  

 療養棟二階では、十二月二八日に『餅つき&忘年会』を行いました。
 午前中は、三階の利用者様と合同で餅つきを行いました。威勢の良い声が飛び交い、皆様とても喜ばれていらっしゃいました。
つきたてのお餅はきな粉をつけて味見して頂き、その他は午後の忘年会に備えました。入所者の方にに鏡餅も作って頂いたのですが、
とても立派なものが出来て驚かれていました。
 午後は、忘年会を行い数日前から職員が練習を重ねてきた南中ソーランの踊りを披露しました。利用者様には、
掛け声とマラカスなどの楽器で参加して頂きました。皆様とても感動して下さり、アンコールの声も飛び出し大変盛り上りました。その後は、創春館で漬けた梅酒と午前中についたお餅の入ったお汁粉とお雑煮を召しあがって頂きました。
参加者から美味しいとあちらこちらから喜ぶ声が聞こえ、皆様とても良い笑顔で、楽しく充実した時間を過ごす事ができました。

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楽しかったクリスマス会 ~療養棟三階~

 療養棟三階では十二月二十二日に誕生日会とクリスマス会を行いました。
 十二月の誕生日者の方に得意なカラオケにて素晴らしい歌声を聴かせて頂いたり、他の利用者様やスタッフからのお祝いの言葉を頂き
「こんなに祝ってもらいうれしい」と喜ばれていらっしゃいました。
その後はクリスマス会にてスタッフのクラリネット演奏とオルガンに合わせクリスマスの歌を唄い、
クリスマスカードを利用者様にお配りしうれしそうに受けとって頂き楽しく過ごしました。

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通所リハビリで沢山の催しが行われました 

 今月の通所リハビリテーションは沢山のイベントで楽しんで頂きました。
 五日の関先生の音楽教室から始まり、十二日は睦会舞踊発表会、十三日は民謡踊り教室、
二十日はコールポプリの方々がクリスマスソングを中心に十曲ほど美しい歌声を聞かせて下さいました。「母さんの歌」を聞きながら涙を流す利用者様の姿も見えました。
 二十四日はビクトリー川田とブルーサウンズのクリスマスコンサートがありました。クリスマスソングやハワイアンソング、
歌謡曲など十七曲を演奏し又、美しい衣装でハワイアンダンスも披露してくださり会場は大いに盛り上がりました。コンサート後、厨房で用意してくれた大きなクリスマスケーキをみんなでいただき、クリスマスムード満点の一日でした。
 二十八、二十九,三十日はお誕生会と忘年会が行なわれました。
利用者の方々がレクレーションの時間に一生懸命練習してこられた詩吟や大正琴の発表や、坂本正之助様の「瞼の母」石井フサ様が「りんご節」
を披露して下さいました。又「一億円争奪○×ゲーム」が行われ正解多数の利用者様には、
一億円が当るかもしれない年末ジャンボ宝くじが賞品としてプレゼントされました。三十日には、名倉院長率いる男性職員を中心とする
「名倉一座」による演劇が公演され、会場は笑いの渦に包まれていました。
通所リハビリテーションの一年は利用者様の笑顔で締めくくられました。来年も宜しくお願い致します。

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あかしあの里・わきあいあい便り

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グループホームあかしあの里I
 あかしあの里Iでは、十二月四日に恒例の家族会を行いました。
 当日は、入居者、ご家族の方々、スタッフに加え吉田次長、諸田師長も参加していただき総勢三十一名にて賑やかに行いました。
午前中はデイサービスにて話し合いを行い、その後にケアプランの説明をさせていただきました。昼食は十二月の家族会時、
これも恒例の鶏団子鍋でした。鍋の香り良い匂いがフロアー内を漂い、熱気に包まれていました。
その日は入居者やご家族の方々を見ているだけで微笑ましく、幸せな気持ちになりました。
 家族会会長様のご協力の下、お忙しい中参加して下さったご家族様方に深く感謝申し上げます。

グループホームあかしあの里II
 あかしあの里IIでは、十二月二十四日昼食を兼ねてクリスマスパーティーを行いました。
 当日は、ビンゴゲームで楽しんだ後に入居者一人一人、サンタクロースに変身し記念写真を撮りました。
昼食は美味しそうな豪華なパンを沢山用意してパンバイキングを企画し、各自、思い思いに好きなパンを取っていただき「メリークリスマス!」
の合図でクラッカーを一斉に鳴らしてシャンメリーで乾杯をしました。皆、パンが大好きで「美味しいねー。」と沢山召し上がっていました。
ささやかなクリスマスプレゼントにも大変喜んでいただき、そんな笑顔にスタッフも大満足です。
 来年も楽しいイベントを企画し入居者の方に喜んでいただき、そして素敵な思い出となる事をスタッフ一同願っています。

グループホームあかしあの里III
 あかしあの里IIIでは、十二月二十一日に忘年会を行いました。
 最初に、今年一年間であった良い事を入居者の皆さんにお聞きしました。
「全員が健康でこの時を迎えられた事が一番。」
とおっしゃった方の時には思わず全員の方から拍手が起こりました。その後に皆でお寿司をいただきました。
皆さんの大好物なのであっという間にたいらげ、「美味しかった!」と大満足されていました。
 今年も残り少なくなりましたが皆さんには何よりも健康で気持ち良く過ごしていっていただきたいと思っています。
特に今年の冬は一段と寒くなり風邪をひきやすくなりますが入居者の方の体調を見守り管理していきたいと思っています。

デイサービスわきあいあい
 デイサービスわきあいあいでは、十二月二十七日にグループホーム・デイサービスと合同で餅つきを行いました。
 皆、目を輝かせ「昔はよくやったよ」と会話も弾みました。昼食時にきなこ餅にするとあっという間に召し上がり微笑まれていました。
三時のおやつの際には皆でおしるこを作りいただきました。
 これからも季節を感じられるイベントを企画していきたい思います。

ゆめさき便り

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デイサービスセンターゆめさき
 十二月もデイサービスセンターゆめさきでは、たくさんの催しが行われました。
十日は、日野原ご夫妻によるそば打ちが行われました。利用者の方の目の前でそば打ちが披露され、打ちあがったそばは早速、茹で上げられ皆様のお腹の中へ。久しぶりの手打ちそばに喜ばれる方々が沢山いました。
 十五・十六日は、おやつ作りとして焼きおにぎりを作りました。利用者の皆さんに小さなおにぎりを沢山握っていただき、
味噌味としょうゆ味のおにぎりをホットプレートで焼き、おやつの時間に頂きました。
 十九・二十日は、プロジェクターを使いテレビドラマ「男はつらい」「ああ無名戦士」と「男はつらいよ望郷編」を上映しました。
寅さん映画は馴染みがあるようで、皆さん、毎回とても楽しみにしているようです。
 二十一日は、先月から毎月お越しいただいている加藤様ご夫妻による歌とお話の会が行われました。
今回はクリスマスにちなんだお話と歌を披露していただきました。会の最後には、利用者の方と加藤さんによるダンスも披露され、
楽しい一時を過ごしました。
 二十三日は、グループホームと合同でクリスマス会を行いました。初めに、クリスマスの由来やサンタクロースの話をしました。その後、職員がサンタクロースとトナカイに変装し、参加された方々にプレゼントを贈りました。最後に、
全員で歌を歌いながらプレゼント交換を行いました。プレゼントの中には手袋やマフラーが入っており、皆さんとても喜ばれたようでした。

 二十六日は、餅つきを行いました。当日は、創春館から石臼と杵を借りてきて、利用者の皆さんの発声に合わせ、男性職員が餅をつきました。
つきあがったお餅は、早速、小さく取り分けられ、からみもち、きな粉もち、おしるこに料理され、皆さんに振舞われました。
 二十七日・二十八日は、誕生日会が行われ三名の方をお祝いすることができました。
 そして、二十九・三十日は、今年最後の催しとして、忘年会が行われました。始めに、一年の労をねぎらい、利用者の方、
職員全員でジュースによる乾杯を行いました。その後、一年の出来事を振り返り、ゲームの後、
今年最後の歌い収めとしてカラオケ大会を行いました。
 一年間、大きな事故もなく過ごせたのは、はやり利用者皆様のご協力があってこそだと思います。ご利用者の皆様、本当にお疲れ様でした。

グループホームゆめさき
 グループホームゆめさきでは、十二月二十五日(日)に家族会が行われました。
 当日は、各入居者の家族が集まり各々の部屋の掃除を行い、その後、職員を中心に餅つきを行いました。つきあがったお餅は、早速、
家族の方たちによりきな粉餅、あんころ餅へと変わり、昼食のテーブルに並びました。つきたてのお餅に「美味しい、おいしい」
と笑顔で喜ばれておりました。
 入居者の方も家族の方が一緒にいると、普段では見ることのできないほどの笑顔をたくさん見せてくれます。
これからも家族の方々と一緒に行える行事を増やして行きたいと思います。

富士たちばなクリニック大忘年会が行われました

十二月十七日(土)・十八日(日)と法人全体の忘年会が行われました。
当日は、親睦委員会が中心となり、伊香保温泉『塚越屋七兵衛』にて行われました。
普段なかなか話の出来ない職員間でも美味しい食事を食べながらゆっくりと話ができ、また、心のこもった接客の仕方を旅館の女将さんをはじめとする従業員から学んだりと充実した時間を過ごすことができました。
そして温泉に浸かり日頃の疲れを癒すことで、心身ともにリフレッシュ出来ました。 来年度は法人創立十周年の節目となり、
職員数も当時に比べとても多くなりました。利用者の皆さん一人一人にこれまでの感謝を少しでもお返し出来るよう、
改めて一致団結する良い機会ともなり、益々良いサービスを提供出来るよう飛躍していきたいと思います。

投稿作品

創春館の皆様 賀正
  あけましておめでとうございます。

リハビリのお休みの日、古本から見つけました。
     昔の一ヶ年の呼び名です。
         穏やかな歳である様に
                作 酒井信江 八十八歳

一月  小寒(しょうかん)
     この日から寒の内です。体の調子は万全でしょうか。
    大寒(だいかん)
     寒さが最も厳しい頃です。冷え性もつらい時期です。
二月  立春(りっしゅん)
     暦の上では春ですが、まだまだこれからが冬本番。
    雨水(うすい)
     雪が雨になり水もぬるむ頃。体調管理の難しい時期です。
三月  啓蟄(けいちつ)
     冬ごもりの虫も目覚める頃。体力つけて春仕度。
    春分(しゅんぶん)
     昼夜の長さが等しい春分。疲れと陽気で朝がつらい頃。
四月  清明(せいめい)
     清々しい空気で満ち始める頃。体調もすっきりさせましょう。
    穀雨(こくう)
     穀物を育てる雨が降る頃。
五月  立夏(りっか)
     暦の上では夏になりました。
    小満(しょうまん)
     草木が茂り始める頃。明るい顔色で臨みましょう。
六月  芒種(ぼうしゅ)
     芒(のぎ)を持つ穀物の種を蒔く時期。
    夏至(げし)
     一年で昼が最も長い日です。梅雨寒の冷えも気になる時期。
七月  小暑(しょうしょ)
     この頃、暑気が強くなります。体の疲れが心配ですね…。
    大暑(たいしょ)
     一年で最も暑いとされる時期。
八月  立秋(りっしゅう)
     暦の上では早くも秋です。暑さで胃腸が弱ってませんか。
    処暑(しょしょ)
     暑さが落ち着く頃です。食欲を回復させましょう。
九月  白露(はくろ)
     秋の訪れを感じる頃です。体の調子を立て直しましょう。
    秋分(しゅうぶん)
     昼夜の長さが等しくなる秋分。
十月  寒露(かんろ)
     北部で初氷が見始められる頃。胃腸の調子はいかがですか。
    霜降(そうこう)
     霜がおり始める時期です。
十一月 立冬(りっとう)
     暦の上での冬の到来です。
    小雪(しょうせつ)
     冬の寒さが深まる頃です。突然の寒さに体調も崩しがち。
十二月 大雪(たいせつ)
     雪が激しくもなるこの時期。忙しさで疲れやすい頃です。
    冬至(とうじ)
     昼が最も短くなる冬至。体力をつけ元気に年越しを。
   酒のしぼり粕の甘酒で元気で新年を迎えます。

 穏やかに去来する十二ヵ月様に願いを込めて日頃の丈夫が一番!
 疲れたら休み元気になったら又働く 武者小路実篤の言葉

  裏のお婆ちゃん
うちの窓から見ていたら
お庭つづきのお隣の
八十二歳のお婆ちゃん
今朝も出てきて庭石に
握ったお米をおいていた

屋根に並んだ雀たち
チュンチュン、チュンと鳴きながら
よだれ垂らして見ていたが
婆ちゃんおうちへ入ったら
待ってましたと飛び降りて

前や後ろや右ひだり
眼の色変えてつつきだす
中にまじって小雀が
親から餌を貰うたび
子羽ふるわしうれしそう

舌切り雀のばあさんは
鍬を持ったこわい人
けれどもこうして雀らを
喜ばしている婆ちゃんは
キット長生きなさるじゃろ
     影山 えいじ

人間模様

人生それぞれ 中高年の夢はある
暇もあるけど 気力がない

あなたも私も 中高年
老け込むには 早すぎる
でも連れ込むには 遅すぎる

長生きしたくないと言いながら
酒もたばこもやめて 栄養剤を飲み
医者通い

家に帰れば 賞味期限の女房がいる
これがほんとの 腐れ縁
坂本 正之助

冬の風 友をつれて どこへ行く
星野 勇  

*大島富次雄様の死を悼み詠まれた句です。

名倉院長の健康豆知識

肝臓を鍛える 
 昨年末の十二月二十九日、私の中学高校時代の同級生が亡くなりました。享年五十五歳、当然の事ながら私と同い年、 生まれた日も二日違いの彼でした。関西の大学を卒業後ずっと関西に居続けた彼と、遠く前橋に住む事になった私とはその後接点がなく、 高校卒業以来一度も会う事はなかったのですが、十二月三十一日の葬儀には参列する事ができました。 彼が亡くなる原因となった病気は原発性胆汁性肝硬変という極めてまれな難病でした。 有効な治療方法としては肝臓移植しかない病気でもあります。原因は不明です。選りに選ってどうしてそういう病気に罹ってしまったのかと、 医者であった彼も何回も自問自答したに違いないと想像できます。人生はいつも不条理というしかないのかもしれません。 姫路の開業医の長男として生まれ、家庭的にも経済的にも何不自由なく育った事が、 入学時のいかにも坊ちゃん然としたぴったり決まった制服の背広と赤いネクタイ姿からうかがい知れました。 私達が入学したのは中高一貫教育の私学であった為、入学後六年間様々な形で彼とは交遊があったのですが、 三十八年間の空白を埋めるように素晴らしい弔辞が続きました。人なつっこく、優しい彼が、医学部を卒業後しばらくして実家の医院を引き継ぎ、 医師会活動や各種のボランティア活動(阪神淡路大震災では先頭に立って医療活動に従事)で活躍した事を知り、 中学高校時代の優しい人柄のまま家族の愛情にも恵まれ、充実した開業医生活を送ってきた事が分りました。 肝臓の病で亡くなるという事は大抵の医者の場合、自分の死因としては想定外の事だろうなと考えつつ、 肝臓を鍛えるとはどういう事なのか考えてみました。
 肝臓で専ら話題になるのは、大抵の場合、GOT、GPTなどの肝機能検査やウィルス肝炎、肝硬変および脂肪肝などであり、 肝臓を鍛えるなどという話は聞いた事がないでしょう。しかし、 誰しも快活でエネルギッシュな日常生活を送りたいと願っているに違いありません。肝臓を鍛える事を考える事は、 そうした日常生活を目指す事でもあります。
 肝臓は胃腸で吸収された食物からタンパク質、脂肪、糖質の三大栄養素の合成と血糖の生産調整を行い、 私達のエネルギーを産生している臓器です。従って肝臓の為に考えるべきまず第一の点は、 胃腸から三大栄養素のもとになるものが充分吸収される事が大切であるという事が分ります。その為に私達ができる事は充分な咀嚼(良く噛む事。 噛む時間を長くして充分消化吸収されやすい状態にして胃に運ぶ事)がすぐに実行できる最初の肝臓の為に最も良い方法という事になります。 若い頃と違って年齢を経るに従って消化酵素の分泌をはじめ、食物の消化吸収機能は低下してきます。 その為加齢に比例して充分咀嚼する事がますます必要になってくると考えられます。
 まず第一に、肝臓を鍛える事=良く噛んで、食事時間を長く楽しみながら食べる事という図式を頭にきざんで欲しいと思います。 次に考えるべきは食事内容の問題です。三大栄養素はそれぞれの消化液、酵素により吸収されやすい成分に分解される必要があります。 その為に最も大切な事は分解される能力に見合う食事量という事になります。食事の場合、年を経るに従って「過ぎたるは及ばざるがごとし」 ということわざが大切になってきます。
 身体のだるさや寒気などを克服する為には、身体のエネルギーの工場である肝臓を鍛える事が大切であり、 その方法は意外にシンプルな事なのです。
 

1月の行事予定

 

通所リハビリ
3・4日
新年会
5日
餅つき大会
14日
民謡踊り教室
19日
ハーモニカ教室
21日
晃峰会民謡発表会
24~27日
誕生日会

療養棟2階
5日
新年会~和太鼓慰問~
11日
関先生の音楽教室
12日
買い物ツアー
18日
おやつ作り(卵で太巻き)
22日
外食ツアー~かっぱ寿司~
25日
誕生日会
29日
ドライブツアー~嶺公園周辺~

療養棟3階
5日
新年会
11日
斉藤先生の音楽教室
12日
買い物ツアー
19日
おやつ作り(太巻き)
26日
誕生日会

あかしあの里1
1日
新年会
7日
七草粥の日
10日
初詣
20日
お誕生日会

あかしあの里2
1日
新年会
7日
七草粥の日
10日
鏡開き
13日
初詣
日程未定
書き初め大会
日程未定
外食会

あかしあの里3
1日
お誕生日会
7日
七草粥の日
11日
鏡開き
22日
外食会

DSわきあいあい
4日
初詣
5日
お誕生日会&新年会
26日
おやつ作り

GHゆめさき
6日
初詣
18日
散髪
22日
誕生日会
日程未定
カラオケ・紙芝居・生花教室

DSゆめさき
3・4・5日
初詣
6・7日
新年会
12・13日
書道教室
16・17日
おやつ作り
18日
加藤ご夫妻による
歌とお話の会
19・20日
ゆめさき二周年
記念イベント
24・30日
誕生日会
26・27・28日
映画上映会

 

 

編集後記 

新年明けましておめでとうございます。
 暦の上では春と申しますが寒さが一段と厳しくなり、寒風の候いかがお過ごしでしょうか。
 当院長をはじめ、私達全職員のチームワークの他、御家族の方々や地域の方々のご協力があり、無事に新しい年を迎える事が出来た事をとても感謝し、とても嬉しく思います。
さて、昨年(平成十七年)においては、大正九年の調査開始以来、初めての人口の減少の時となりました。
少子高齢化社会の独居老人は増えることはあっても減ることはないという時代の中、独居老人でもいきいき暮らしてゆける社会環境づくりに、利用者様と共にスタッフ一同、笑顔いっぱいで、明るい年にしてゆきたいと思います。
 本年も宜しくお願い致します。

《広報委員 中澤 祥子》